1粒で3度美味しい、マイル特典旅 シンガポール、イタリア縦断、台湾　③　ローマ編-２

2024/04/27 - 2024/04/28

マイルで取ったイタリア。
日程が4/27～5/8でしか取れなかったので、せっかくだったらと
イタリアを縦断してきました。

通常は北のミラノから南のローマに行く方が多いようですが、
旅の終わりにできたら治安がいいところの方が安心かも？と思い
福岡→シンガポール→ローマ→ナポリ→カプリ島→ナポリ→
フレンチェ→ベネチア
→ミラノ→台湾→福岡という旅程です。

美術や歴史に詳しくないので、それは他の方にお任せして、
もっぱらトイレ情報や日常的な
ことを書いた備忘録的な旅行記です。

でもどなたかのお役にたてば幸いです。

今回はローマ2日目です。

エリア ローマ(イタリア)

時差ボケもせず、スッキリ目覚めました。
まずはトレビの泉へ。

グーグル先生に聞くとホテルのすぐそばのバス停から行けるらしい。
それもVISAタッチでいいんだって。
便利～。

ところがついたのは、こんな駅。
バスの運転手さんに「トレビの泉はここですか？」って聞いたら
YES、といった気がする。

でもオットがグーグルマップで見て、「全然違うとこみたい。」

イタリアの人は親切だったけど、私の英語がいけなかったのか、
時々テキトーに答えられていた気がします。

そんなこんなで30分くらいロスして、やっと
トレビの泉へ。

そしたらなんだか警備員さんいっぱい。
どうやら映画かテレビの撮影をしているらしい。

衣装の上に毛布みたいなのをかけている俳優さん達がたくさん。
「誰？誰？」と端から覗いていると、
「マダム、ダメダメ」と注意されました。

ここはまた後でこよう。

テクテク歩いているとこんな路地。

こんな感じも好きです。

お花を飾っているところなんて、ロンドンみたい。

スペイン広場に向かっているとこんな塔がでてきました。

スペイン広場に着きました。
お花も飾ってあって、素敵です。
でも、ここでアイス食べるのも腰掛けるのもダメらしいです。

この上まで登るといい景色らしいですが、ヘタレ夫婦は体力温存。

広場の前の噴水。
舟の噴水、というらしいです。

10時にバチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の予約を
しているので、地下鉄で向かいます。
こちらもVISAタッチ。

ちなみにこちらの駅のトイレは0.5ユーロ。

有料のトイレはそこそこどこもキレイでした。

バチカンに着くとぐるりぐるっとすごい行列です。

大袈裟でなく、本当にみなさんの旅行記通り。

ここは絶対予約をオススメします。

といっても、私も1ヶ月くらい前に慌てて予約したので、
もう英語ツアーしかなく、入れればいいのでそれでもいいかと。

でも集合場所に行くといっぱい色んなツアーの人がいて
一体どのツアーなのかちんぷんかん。

困っていると、この写真中央に写っているガタイのいいこの
白Tシャツのおじさんが「どうしたのか。」と。
「予約書を見せてみろ。」と言ってきました。

これはもう、何か新しいチケットを高く売りつける危ない人に違いない！
と警戒していましたが、
どうやら違うらしい。

ここには世界中から色々来るので、そういった人たちをサポート
してくれる優しい人でした。

「ツアーを催行する業者は誰だ？」と予約書を見てくれ、
「Roma Touresだ、まだ来てないのでしばらく待っておくように。」と
教えてくれました。

さっきの予約書の右下の方にアクテビティ事業者、と書いてありました。
でもわかりにくいよね～。

で、このRoma Toures,の人、なかなか来ずに焦りました。
10時ツアー開始なのに、9：50くらいに来て、しかも
Roma Touresはわかりにくい字で書いてあり、
思わず見落とす所でした。

係の人が名簿をチエックしたら、ちゃんとしたチケットを
もらってツアー開始です。

こういうツアーの人はいっぱい並んでいる人を大幅にスキップできます。

ここでも手荷物チェック。
ところがこのガイドさん、自分のツアーの人を全然見ずにずんずん進みます。

人は多いし、ガイドさんはどんどん進むし、あたふたしていたら
オットが見当たりません。

えー、どこ？
もう、いったいどこにいったん？とキョロキョロしていると
カナダから来た女の子2人組がガイドさんに
「あの人のご主人がきていません。」と言ってくれました。

ガイドさんもマイクで呼びかけます。
みんなイヤホンをつけてます。

そうこうしているとオットからLINEが。

みんながいないと慌てて先に行っていたらしいです。

よかった～、迷子事件解決です。
みなさま、ご迷惑をおかけしました。

このガイドさん、ツアーの人の事も反応も見ていなく、
でも自分の知識は大好きな様子で1人で酔いしれているようで、
(そんな風に見えた。)
この球体あたりで、「時間がないので。」と4人ほど離脱。

まあ、ツアーに入れば大幅スキップして入場できるので
それもいいかも。

英語ツアーなので、なんと説明されているのか全くわからず。

こんな大きな松ぼっくりもなんだろう？

でもガイドさんの「ぶらまんて！」という単語が何度も出てくるのは
わかりました。

「ぶらまんて、ってなんやろ？」と言ってると
すっかりしょげまくっているオットがグーグル先生で調べてくれました。


この建物を建築した人らしいです。

おびただしい彫刻の数々。

昔は写真がなかったので、彫刻を作って後々に残したらしいです、と
この説明はなぜかわかりました。

おかげでこういうお顔の人がいたのね、とわかります。

ローマ市内が見渡せる所もあります。

重厚な建物の中にいるとこういう外の空気を吸う所にでると
ホッとしました。

まさか何百年も自分のカラダを見られるとは思ってなかったよね、と
全く芸術とは無関係な事を思いながら見てました。

コレはレオナルド、ダヴィンチと書いてあるのでは。

このおどろおどろしい彫刻は有名なものでは？

植木の所にりんごがポテってと落ちてました。
なんか嬉しくって思わず写真を撮りました。

横にいるのは天使かな？

コレはきっとラオコーン像に違いない。
何にも調べてきていませんでしたが、人だかりがしている
所に行けば大体見逃さずにいられます。

コレは一体誰だかわからない。
ミケランジェロに修復を断られたらしいです。

でもすっごい筋肉です。

ここの部屋にぐるりぐるっとあった金の彫刻のひとつ。

穏やかな日が差す丸い天井。

コレは足元。
ガイドさんが何か説明していました。

赤い大理石。
一体何を入れていたんでしょう？

たくさんの乳房をつけているように見えた彫刻。
でも女性なのか？
男性に見えなくもない。

すっごく大きなタペストリーが何枚も展示してあるタペストリーの間。

ここでゴージャスな雰囲気を醸し出していた欧米人4人ファミリーの
マダムがガイドさんに
「I have a question.」と。

いったい何を聞くのかと思ったら「トイレはいつ行けますか」でした。

そうよね、広いもんね、だいぶ時間もたったしね。
この時すでに離脱者が12人もでて、20人いたツアーは8人に
なってました。

このタペストリーの蜂も何か意味があるらしいです。

これがタペストリーだなんて信じられない精巧さです。

美しい天井。

どこもホントに見事です。

一体誰がこんなに細かく描いたんでしょうか。

これは教義を公認する場面だそうです。

戦闘の場面でしょうか？
なんか昔の絵なのに、妙に生々しいです。

ラファエロが描いたとされる
「聖体の論議」

これもラファエロ。
パルナッソスの丘に上でアポロンがムーサに囲まれて
リラを奏でている様子だそうです。

暗い宗教画が多いので、こういうのをみると
ホッとします。

あっ、これは知ってます。
えーっと、「アテネの学堂」だそうです。

この絵の中にはミケランジェロ、ラファエロ、アリストテレスなどが
描かれたフレスコ画です。

でも最近修復されたのか色が鮮やかですっごくキレイでした。

こちらは火災に逃げまどう人々を描いた
「ボルゴの火災」

こんな所を絵に描くなんて。
でもおかげさまでこうやって当時の様子を知ることができます。

ずいぶんさっぱりとした絵がでてきました。

マチスらしいです。

ガイドさんが口に手を当てて「しっ。」と。
システィーナ礼拝堂にやってきました。

ガイドさんが興奮して説明していた「最後の審判」

これ、13.7m×12m。
400人以上の登場人物が描かれた世界最大級の祭壇画らしいです。

「ミケランジェロ、ミケランジェロ。」とガイドさんが何度も言うので
ミケランジェロが描かれているらしい事はわかりました。

こちらは細く仕切られた絵がたくさん描かれている天上画。
こちらもミケランジェロです。

天井に描くなんて、首が痛くならなかったんだろうか？と
またそんな事を思いました。

ここでまだずっと美術館に居たい人はいていいですよ、と言われました。
でも残り8名、みんな次へと向かいます。

やっと外にでてきた～。

この女の子達が迷子事件から私たちを救ってくれた救世主
ジャニスちゃんとジャンちゃんです。

とっても助かりました。
ありがとう。

アドレス交換してわかれました。

聖堂内にあったこちらもミケランジェロ作、ピエタ像。

聖マリアの膝の上に抱かれた死せるキリスト。

聖堂に入ってすぐありました。

ここも天井が美しいです。

と、思って見ていたら突然歌声が。

こういう方々が美しい歌声とともに入ってこられました。

一体何が始まるんでしょうか？

1番奥に見える祭壇。
でも何か工事しているようで幕が張ってありました。

先ほどの方々はここの前でひざまずき、何かお祈りが始まりました。

お葬式か何かだったのでしょうか？

天使を見つけたので、撮りました。

外に出ると聖人がたくさん上にいらっしゃるのが見えました。

ちなみにトイレはこのあたりにあります。
無料でした。

サンタンジェロ城を見ながら橋を渡って、バス停に向かいます。

どこにもこういう建物がひょい、と現れるのがローマでした。

そうだ！
まだトレビの泉に行かないかんやった、とやってきました。

友達と来た高校生くらいの男の子達が、さっき買ったらしい
スライムがお店の壁にくっついて取れないので、
みんなでワイワイ騒ぎながら取ろうとしてました。

どこの国でもこのくらいの男の子がやる事は同じやね、と
微笑ましかったです。

お昼を食べていなかったので、さしも調べていなかった
通りすがりのお店に入りました。

ど定番のマルガリータとカルボナーラ。

普通の観光地にあるありきたりのお店だったと思うのですが、
さすが本場。
麺の茹で具合がホントに髪の毛1本ほどの硬さが残るアルデンテで、
パンチエッタの塩加減がちょうど良くとっても美味しかったです。

ここはキャッシュのみでした。

トレビの泉にやってきました♪

思った以上におっきい！
そしてキレイ！

うーん、いいねぇ。
人は多いですが、みんなコイン投げて写真撮るとすぐに去るので
1番前に行けます。

最近修復したのでしょうか？
とってもキレイです。
美しい。

見事です。
こんなにすごいと思ってませんでした。
来てよかったなぁ。

暑いし、せっかくだったらジェラートでも食べようか？

あのコーンにチョコとナッツがついてるのがいいなぁ、と思ったのが大間違い。

このコーンにすると3スクープ分らしくとてつもない量に。

おまけにこの時に限ってオットも同じコーンにしたのでシェアするわけにもいかず。

しかも1個16ユーロ！
多すぎる！
それに高すぎる。

あまりに多く、残したものをお店のゴミ箱に捨てようとしたら
ズッデーンと転んでしまいました。

イタリア紳士とオットが助けに来てくれました。
骨折とかせずによかった～。

ちなみに1番小さなカップは3ユーロでした。
それでよかったなぁ。

トレビの泉の右側横にあるお店でした。

この建物が美しかった。
何度もバスの中から見ました。

ガイドブックにも載っていなくて、調べたら
ヴィットーリオ・エヌマーレ2世記念堂というらしいです。
無名戦士のお墓としての役割があるらしいです。

できたらはいりたかったなぁ。

今日もお気楽部屋食です。
テルミニ駅地下のスーパーで買って帰ります。

ちなみに地下にはトイレもあります。

1ユーロ。
とってもキレイなトイレでした。

明日はナポリに移動します。
スーツケース壊れたままだけど、
果たして荷物はどうなるのでしょうか？