2024 春のオランダ&ベルギー 一人旅　②アムステルダム第１日目

2024/04/13 - 2024/04/22

　4/13(土） 出発～アムステルダム到着

★4/14(日）アムステルダム
　晴　　　　　ザーンセ・スカンス
　　　　　　　運河クルーズ
　　　　　　　昼食
　　　　　　　アムステルダム国立美術館
　　　　　　　ゴッホ美術館
　　　　　　　ライツェ広場
　　　　　　　シンゲルの花市
　　　　　　　ムントタワー
　　　　　　　レンブラント広場
　　　　　　　マヘレの跳ね橋
　　　　　　　ダム広場
　　　　　　　夕食
　　　　　　　飾り窓地区
　　　　　　
　4/15(月）アムステルダム
　4/16(火）デルフト　デン・ハーグ
　4/17(水）アントワープ　ブルージュ
　4/18(木）ブルージュ
　4/19(金）ゲント　ブリュッセル
　4/20(土）ブリュッセル　ケルン
　4/21(日)-22(月)　ケルン～帰国

エリア アムステルダム(オランダ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

６:４０起床
窓からの眺めです。ダムラックとは反対側。今は曇っているけど、天気予報では晴 ＼(^o^)／

朝食は日本から持ってきたパンとホテルで無料で提供されているコーヒーで簡単に済ませました。時間とお金の節約です。

７:４０ホテルを出発。朝見るとこんな感じなのね。
まずは、ザーンセ・スカンスを目指します。

朝のアムステルダム中央駅

アムステルダム中央駅 駅

バスで行こうかなと思って乗り場まで来たけど、今一つ分からない。というか、この時間まだザーンセ・スカンスに行くバスは走っていないような。９時以降みたい。

電車で行くことにしました。この時間帯はザーンセ・スカンスに行く電車は３０分に１本。
昨日発券しておいたAmsterdam & Region Travel Ticket(２日券）をタッチして入場。今日から２日間有効です。

やたらと長い電車が到着。これでよいと確信していたものの、念のため駅員さんに尋ねる。(この旅行中、確信しつつも尋ねるっていうのを何度もやりました(^^;）

８時半過ぎにザーンセ・スカンスの駅に到着しました。

駅はこじんまりとしています。

歩くこと１０分くらいで最初の風車が見えました。

ザーンセ スカンス風車村 建造物

この角を曲がって橋を渡るとザーンセ・スカンスの風車村です。橋の上からの景色がすてきでした。予報通り晴れてきたし。
この写真は橋を渡ってからのもの。

まだ９時前だったのでお店や施設も開いてないし、人もまばらです。いい気持で散策できました。

ただ、そのうち次々と観光バスがやってきてお店も開き始めたのはいいけれど、某国人の集団の騒がしいことといったら(-_-#　　屋外なのにあそこまでけたたましいって…。一気に興ざめです。
予定よりも１時間早くアムステルダムに戻ることにしました。

帰りも電車です。来た道を戻ります。

早く切り上げることにしたのは、今一つだったこともあるけれど明日の天気予報が曇りのち雨だからというのが一番の理由。明日、キューヘンホフ公園からもどって運河クルーズの予定だけど、どうせなら晴れている今日のうちに運河クルーズしちゃった方がいいもんね。

中央駅に戻ってきました。

運河クルーズを催行している会社はいくつもあります。
私は駅前のこの建物で切符を販売していたストローマ社の10:30のクルーズに申し込みました。13.5ユーロ

乗船まで１０分ほどあります。お手洗いはないか尋ねると、駅のトイレが徒歩５分くらいのところにあるけど、ボートの中にもあるとのこと。そちらを使うことにしました。

乗り場に行ったところ、10:30のクルーズはフランス語で全体に解説を行うとのこと。それ以外の言語はスマホで聞くことになるがよいかとの確認あり。確かにフランス人のツアー客で大半の席が埋まっていたわ。
この時間のクルーズに乗りたかったのでもちろん同意しました。お姉さんがちゃんとスマホの設定してくれたので却ってよかった。だって、自力でやれたか怪しいもん。ここで午後の美術館用に持っていたイヤホンが役に立ちました。

ボートのお手洗いはとっても狭かったです。私でもかなり窮屈なのに大きな欧米に人たち大丈夫なの？って感じです。私はたぶん一番にお手洗いを使ったからきれいでした。でも、乗船中何人も使っていたから後の方だとどうなんだろ？狭いだけにね…。

運河クルーズ アクティビティ・乗り物体験

1時間のクルーズ開始。
解説は日本語で聞くことができました。

これぞアムステルダムっていう家並にうっとり。
途中、明日来る予定のアンネ・フランクの家の前も通過しました。

運河には柵はありません。昔は車が運河に落ちることが多かったそう。今は車止めが設置されて激減したとのこと。
ただ、自転車は年に2万台だか2000台だかが(忘れた）落ちてるですって(ﾟoﾟ)
2万と2000じゃ大違いだけど、ま、とにかく多いってことで。

ムントタワー。青空にくっきり。

この後、広い運河に出て元の場所に戻って1時間のクルーズ終了。
そういえば、クルーズの終盤にＢooking.comの本社と思しきビルも見えました。今回もお世話になったわ～。

お昼ご飯は友人お勧めの中央駅のGrand Café Restaurant 1e klasでと思って探したものの、なぜか見つけられず。グーグルマップでも出てこなかった。何で～～？事前に調べたときには見つかったのに。
美術館の予約の時間という制約もあるので、ほかのお店に入りました。

サンドイッチとホットチョコレートで10.1ユーロ。おいしかったし、ボリュームもありました。
運河沿いの道を行く自転車を眺めながらいただきました。ホント、自転車の数すごいよ。ただ本人が移動しているだけでなく結構大きな物も運んでる。しかも、スピード出てるし(ﾟ.ﾟ )

アムステルダム国立美術館にはトラムで向かいます。ここでももちろんAmsterdam & Region Travel Ticketを使います。

着きました。

私はミュージアムカード(オランダ在住者でないので30日以内、５館まで）を使うことにしていました。
まずはこのカードを買わなければなりません。ミュージアムショップがあってそこでチケットを売っていたのでその列に加わりました。待つこと１５分。やっと順番が来たと思ったら、「あー、そのカードはここでは扱ってないんですよ。美術館の中で買ってくださいね」って。あれ？カードなしでも予約さえあれば中に入れるのね。

ミュージアム広場 広場・公園

というわけで、美術館入口で予約のバーコードを見せて入場し、改めてチケット売り場でミュージアムカードを購入しました。７５ユーロ

荷物をロッカーに預けてさっそく鑑賞開始。
予め入れておいたアプリで解説が聴けます。便利な世の中になったものよの～。

アムステルダム国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

まずはレンブラントの「夜警」
この絵は「名誉の間」にあります。こちらは修復中でガラス越し。
思っていた以上に大きくて迫力がありました。アプリでの解説があるので絵についての理解も深まります。

絵のそばにはこんな解説書もありました。
他にもいくつかの主だった絵のそばにはこのような解説書がありました。

レンブラント「ユダヤの花嫁」

こちらはフェルメールの「牛乳を注ぐ女」
間近で見られるなんて感激です。

「牛乳を注ぐ女」の右隣には「青衣の女」

左隣には「恋文」

これら３点は５０センチ足らずの小さな作品です。でもしっかり存在感はありました。尤も、有名だからそういう目で見るからかもしれませんが。

ヤン・アセリン「威嚇する白鳥」

ゴッホの自画像

私は美術に造詣が深いわけでも何でもないけど、それでも見たことあるなという作品がたくさん展示されており、それを近くで見られて満足でした。

ゴッホの作品と同じフロアにある「カイパース ライブラリー」
こちらは実際に使われています。

絵画だけでなく、彫刻や焼き物、そして珍しいところではこのようなドールハウスもありました。

ミュージアムカフェにも入りたいと思っていたけど、案の定時間が無くなり国立美術館を出ました。
次は１６時予約のゴッホ美術館です。

ゴッホ美術館に歩く途中のミュージアムショップ(さっきミュージアムカードを買おうとしたところ）で予め買おうと決めていたゴッホの「花咲くアーモンドの木の枝」柄の眼鏡ケースを購入。11.55ユーロ+ショップ袋0.5ユーロ

ミュージアム広場では大きなチェスを楽しむ人たちも。

こちらがゴッホ美術館
ゴッホのイメージと違ってスタイリッシュな外観です。

ゴッホ美術館は予約必須です。その予約も結構早く埋まってしまうので、この日のこの時間という希望があれば尚のこと、早めの予約がおすすめです。

ゴッホ美術館 博物館・美術館・ギャラリー

予約の際に一緒に申しこんでおいたオーディオガイド(日本語あり）を借りて鑑賞開始。

ゴッホの自画像は本当にたくさんありますね。

それぞれの時期の精神状態によって、容貌だけでなく作風も違うのが解説を聞きながら鑑賞してわかりました。

ゴッホには「ひまわり」もたくさんあります。
間近で見るとその筆致もよくわかっていい。

この作品は有名ではないようだけど、私が気に入ったもの。

最後に「花咲くアーモンドの木の枝」をじっくり鑑賞して出ました。残念たっだのは、写真を撮ったつもりだったのに、ちゃんと撮れてなかったこと。目に焼き付けてきたけど、やっぱり写真でも残したかったわ(ﾉ∇･､)

ゴッホ美術館は１８時まで。ミュージアムショップも閉まりそうになるところでしおり２枚を買って退館しました。

この時期、日の入が２０時半頃なのでまだまだ明るいのが嬉しい。ミュージアム広場にも寛ぐ人がたくさんいました。時間に余裕があったらあんな風にゆっくりしたいなぁ。

さて、美術館を出た後はトラムでライツェ広場へ。そこからライツェ通りを歩いてシンゲルの花市まで行きます。
途中、the Amsterdamという感じの景色も見られました。

シンゲルの花市
生花はもちろんのこと、チューリップをはじめとした様々な種類の球根が売られていました。

花市場 市場

花市が途切れたところで運河クルーズで見たムントタワーの前に出ました。時計は後から付けたそう。

陽が傾いてきました。

歩いてレンブラント広場に到着。
でも、私が見たかった「夜警」の等身大の像は見当たらず。近くにいた人に聞いたけど、「わからない。どっかに移転されたんじゃないかな」とのこと。残念(T.T)　どこに行ったんだろう。

レンブラント広場 広場・公園

気を取り直して「マヘレの跳ね橋」へ向かう途中、ちょっと変わったお庭がありました。上から見ると何かの模様になっているとか？

あれが「マヘレの跳ね橋」ね～。

ちなみに「マヘレの跳ね橋」以外にも跳ね橋はありました。

マヘレ橋 建造物

渡りまーす

橋の上から。

トラム乗り場を目指して住宅街の道を通ります。

各家の２階くらいの高さのところにこういうプレートが。何だろう。かつてのその家の商売を示しているものかしら。

トラム乗り場には到着までの時間が表示されていて便利。

トラムを待つ間、またまたthe Amsterdamの風景の写真を。運河の両側には家も浮いています。しっかり固定されて揺れないようになってるのかなぁ。

ダム広場まで戻ってきました。

ダム広場 広場・公園

一等地にユニクロもある。

夕食はこのデパート（バイエンコルフ）の上のフードコートで食べよう！と思って行ったところ、２０時で営業終了でした。そっかぁ、日曜日は閉店が一時間早いのね。

う～ん、夕飯どうしようか…。着いてからちゃんとした食事してないから今晩はしっかり食べたいよとグーグルマップで検索し、評価が高くてお値段はまずまずのステーキ屋さんに行くことに。

歩くこと１０分くらい。アルゼンチンステーキのお店に到着。
流行っているようで、１階は満席で２階なら空いてるとのこと。もちろん２階で構いません。

で、ウエイトレスのお姉さんの「これが超おすすめ！本当においしいのよ」っていうヒレステーキを注文。
アルゼンチンのステーキって人生初だ。高まる期待。来た~！･･･でも、残念ながらそこまでおいしくなかった(ノω=;)　改めて日本の食事のレベルの高さを認識しました。　ま、しっかり栄養摂れたからＯＫ。
ステーキ+パン+サラダ、付け合わせ(ポテト）、ドリンク　３７ユーロ

レストランを出るとすっかり暗くなっていました。

ホテルまで「飾り窓地区」を通って戻りました。観光客もたくさん歩いていて怖い雰囲気は全然なかったけど、目のやり場に困るような格好をした若い女性が「飾り窓」の中で客待ちしていて衝撃でした。オランダでは合法だし、彼女たちも事情があってのことだとは思うけど、実際に見るとやっぱりちょっと･･･。

さて、明日はこの旅行のメインイベント、キューヘンホフ公園に行きます。
２３時過ぎ就寝。