2023/10/03 - 2023/10/09
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ナツメロ大王さん
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2023年秋にウィーンを拠点に周辺国を旅しました。華やかなハプスブルグ帝国の残り香が漂う落ち着いた街を堪能することが出来ました。この日は王宮広場からコールマルクト界隈を中心に歩きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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【リングシュトラーセ】に沿って国会や市庁舎、博物館などが配置されていました。赤と白の色合いの路面電車が頻繁に走っていますし、それを移動方法として組み合わせれば、少しお歳を召された方でも観光しやすいと思いました。
リングシュトラーセ 散歩・街歩き
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ヘンデルプラッツ】から【ミヒャエル門】方面へと向かう途中で、こちらの4面を王宮の歴史建築に囲まれた【王宮広場】にも立ち寄りました。
王宮広場 広場・公園
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王宮広場】に入ると、その中央にマリア・テレジアの孫にあたるフランツ2世のひときわ大きな銅像が置かれていました。円筒形の台座の上に立つ像はローマ皇帝を思わせる衣装に身を包み、月桂冠を思わせる王冠を戴いた姿をしていました。四隅には女神なのか4体の像が置かれていて、「神に与えられた神聖な権力」を有するとされた当時の強大な皇帝の権力が感じられました。
フランツ2世像 モニュメント・記念碑
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入ってすぐ右手には赤茶色の【スイス門】があり、正面には【ミヒャエル門】が見えて居ました。また、時折行きかうフィアカー(馬車)がこの広場の雰囲気を盛り上げていました。
王宮広場 広場・公園
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ホフブルグ王宮の中でも比較的古い建物であるスイス宮に続く門がこちらで、赤茶色の門は規模はそれほど大きくはないのですが、その色合いと装飾の美しさからひときわ目を引いていました。
スイス門 建造物
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通り抜ける際に天井を見ますと、色あせた古風なフレスコ画が残されており、その中にオーストリアの国旗を思わせる赤と白の2色使いの国章と思しきモチーフもあって見ごたえがありました。
スイス門 建造物
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ホーフブルグ王宮の中にある博物館の一つで、スイス門をくぐって中庭のようになった場所に入口がありました。
王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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館内には大きな宝石のついた王冠など、ヨーロッパーを代表する王室の一つであったハプスブルグ家の財力を目の当たりにすることが出来ました。
王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入口が分かりにくいからか、訪問する人は比較的少なくて落ち着いて見学できました。
王宮宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
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この一角はスイス宮と呼ばれ王宮でも古い一角にあり、漆喰塗りの平面的な壁面など、比較的シンプルな建物でした。建物正面に向かって左右から高さ2mほど階段を上がった先が入り口になっているのですが、私が訪れた時には生憎と時間外であったため、内部を見学することはできませんでした。いわゆる「ウィーン少年合唱団」で有名な教会なのですが、見学時間が限られるようです。この時ばかりは事前の下調べは必須だと痛感しました。
王宮礼拝堂 城・宮殿
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ミヒャエル門 建造物
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王宮から【ミヒャエル門】を出て【聖ミヒャエル教会】から南に数分歩くと、左手にこちらの【ヨーゼフ広場】が見てきました。広場の中央には青銅の立派な【ヨーゼフ2世像】が置かれ、南側にはアウグスティーナ教会の入口がありました。広場は比較的観光客は少なく落ち着いた雰囲気でした。
ヨーゼフ広場 広場・公園
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【ヨーゼフ広場】の中央に置かれていたのがこちらの像です。【ヨーゼフ2世像】とのことで、【ヘンデルプラッツ】のプリンツオイゲン公などの躍動感あふれる武人の像と比べると、やはり少し大人しい雰囲気の騎馬像でした。
皇帝ヨーゼフ2世像 モニュメント・記念碑
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ミヒャエル門から北東に向かって伸びる【コールマルクト通り】をぶらぶらと散策しました。【ロースハウス】など比較的新しい建物もあれば、カフェデーメルといった老舗のカフェもあって、大勢の観光客で賑わっていました。グラーベン通り同様に高級ブランドシップも立ち並んでいて、華やかな雰囲気も漂っていました。
コールマルクト通り 散歩・街歩き
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グラーベン通り同様に高級ブランドシップも立ち並んでいて、華やかな雰囲気も漂っていました。
コールマルクト通り 散歩・街歩き
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【ミヒャエル広場】から【コールマルクト】に向かうと目に飛び込んでくるすっきりしたデザインの近代的な建築がこちらの【アドルフ・ロース】の手による20世紀初めの建築【ロースハウス】です。周りの建築が19世紀のハプスブルク帝国時代後期の、市民階級が成長した頃の意匠へのこだわりを色濃く残すだけに、この建物が出来た頃は賛否両論あったのではないかと思われました。一階ファサードには緑色の石(ないしは人造大理石)を利用しており、二階以上のシンプルな外壁と変化をつけていました。
ロースハウス 現代・近代建築
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コールマルクト通り。イタリアの紳士服スーツブランド(羊毛を使った生地で有名)であるロロピアーナの店舗など。高級店が立ち並びます。
コールマルクト通り 散歩・街歩き
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ミヒャエル広場から目抜き通りの一つである【コールマルクト】に進み、カフェ【デメル】の手前左手に、有名な【マンツ書店】がありました。エントランスは平面的な黒の石材と金文字をあしらったデザインで、2層より上はクラシカルなオーダーを利用した白漆喰をベースにしたデザインとなっていました。ただ、私が訪問した時には工事の仮囲いが設けられていて、建物の中を見学する事は出来ず、外観見学のみで些か物足りなく感じました。
マンツ書店 史跡・遺跡
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目抜き通りの一つである【コールマルクト】にあるこちらの有名なカフェ【デメル】にて一休みしました。有名な「ザッハトルテ」にトライしたのですが、甘すぎて通常の半分程度でも私には十分すぎる量でした。カフェとしての利用以外にも、テイクアウトが出来るお菓子なども入口近くで販売されていたので、こちらで購入してホテルで食べる方が自分にはあっていたように思います。
デメル カフェ
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【グラーベン】に有る高級食材店の【ユリウスマインル】にお土産物探しのために立ち寄りました。チョコレートなどお菓子はもちろんですが、他にもヨーロッパらしいワインや果物を使ったかわいらしいデザインのジャム、更には紅茶なども豊富でした。パッケージのデザインも良く、且つあまり重くならない紅茶はお土産物としてお勧めですね。
ユリウス マインル スーパー・コンビニ
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