富山訪問2023④(魚市場まで朝食を食べに氷見を訪問：氷見市・氷見魚市場食堂、光禅寺、日宮神社、まんがロード他）

2023/03/10 - 2023/03/11

高岡で一泊し、翌日の朝食は氷見魚市場で魚介丼を頂くため、早朝から氷見線に乗って氷見に移動します。
氷見線は本数も限られるので、電車の時間に合わせての行動となります。魚介丼が想定よりボリューミーだったため完食に時間が掛かり、駆け足ではありますが、藤子不二雄A先生ゆかりの街を散策しました。

氷見は能登半島から近いため、能登半島地震では被害の大きかった地域です。被害に遭われた方々が、少しでも早く元の生活を取り戻すことが出来るように願っています。

エリア 氷見(富山)

• 旅行の満足度: 3.5

氷見の魚市場で朝食を摂るため、早朝高岡駅から氷見に向かいます。
朝も早いので、まだ人がほとんどいないですね。

高岡駅 駅

氷見線の列車。こちらの列車に30分乗って、氷見に向かいます。

氷見駅に到着しました。
氷見駅は、氷見線の終着駅です。

氷見駅の駅舎。平屋建ての駅舎です。

氷見駅 駅

氷見駅の前に建てられている越中式定置網でぶり漁をしているレリーフ。

氷見市のイメージキャラクター「キット」ちゃんが、氷見ぶりを掲げているマンホール蓋。

氷見の魚市場に向かう途中、神社を見かけたので寄り道してみます。

鳥居に愛宕社の扁額が掛かっている地蔵愛宕社です。

地蔵愛宕社 寺・神社・教会

御祭神は、火の神様・迦具土神。
浜辺の強風により起こる火災や海の時化による船の遭難などに悩まされたことから、愛宕社を創建したそうです。

愛宕社の境内社が並んでいます。
・舟魂諏訪社：海上安全と漁労を祈願する社。
・子安稲荷社：子供の安全と安産の神様。
・八房銀狐乃塚：稲荷社の神の使いとして、子供の安全と町内の防火に活躍しているが、粗略に扱うと乱暴を始めてしまう霊狐だそうです。

漁火ロードと名付けられた氷見の海岸線。
早朝なのでもやっていますが、もやが晴れると美しい富山湾の風景が見れそうです。
今回の旅行も天気が良くない事前予報でしたが、初日の午前中に雨がぱらついただけで、天気もすっかり回復して助かりました。

氷見海岸 自然・景勝地

氷見港の魚市場食堂の幟が並んでいます。目的地まであと少しです。

氷見魚市場に到着しました。暖簾のぶら下がっている入口から魚市場に入場します。
ここまで駅から歩いて約20分。

魚市場食堂には、ほぼ待つことなく入店出来ましたが、店内は8割ほど埋まっている状態でした。

氷見魚市場食堂 グルメ・レストラン

注文したのは、氷見海鮮漬け丼1,880円。(2023年3月当時)
丼に付いてくる漁師汁が、具は少ないけど汁が一人鍋並みのボリュームで、時間を掛けて完食したけど、朝からすでにお腹がパンパン。

魚市場食堂から出ると、魚市場はすでに片付けが始まっていて、きれいになりつつありました。

小さな漁港近くで子供時代を過ごしたので、このような風景は懐かしさを覚える風景。水揚げの際に落としたものか、魚とか発泡スチロールが沢山浮いていてちょっと幻滅。

魚市場から市街地にやってきました。
まずは光禅寺にお邪魔します。

光禅寺 寺・神社・教会

平成20年に再建された山門が、寺院の入口です。

光禅寺は約700年の歴史を持つ古刹ですが、昭和13年の氷見の大火で寺院が全焼してしまい、その後、本堂などが再建されています。

光禅寺は藤子不二雄A先生のご生家です。
山門をくぐると、藤子不二雄A先生の代表作のキャラクター石像がお迎えしてくれます。右から、喪黒福造、プロゴルファー猿、怪物くん、忍者ハットリくん。

第49代住職が藤子不二雄A先生のお父様で、藤子不二雄A先生も小学校5年まで、このお寺に住まわれていたそうです。

光禅寺横の日宮神社にも参拝します。

日宮神社 寺・神社・教会

鳥居の正面に拝殿が見えていましたが、小さな境内の神社です。
鮮やかな朱色の柱とあまり見かけない模様に装飾された扉が、印象的な拝殿ですね。

定置網の中に置かれた氷見ぶりが現わされているマンホール蓋。
どの方向からもぶりを見る事が出来るようになっているそうです。

氷見のまんがロードと呼ばれる商店街を通って駅に向かいます。
早朝という事もあって、観光客どころか地元の人も見かけません。

まんがロードには、藤子不二雄?先生のアニメキャラクターだけではなく、富山湾に生息する魚を擬人化したキャラクターも展示されています。
シマダイを擬人化した「シマシマ博士」。

躍動感のある忍者ハットリくん像。

忍者ハットリくんロード (氷見市比美町商店街) 名所・史跡

ハットリくんの弟シンゾウくんは、柱に縛られてギャン泣き。

いつになく深刻な顔をして考え込むハットリくん。

エイをダンディな紳士に擬人化した「エイチョウ」。

忍者ハットリくんとシンゾウくんのポスト。
先程ギャン泣きしていたしていたシンゾウくんも、お兄ちゃんの背中で笑顔を見せています。

橋の欄干の装飾は、能面を付けた神楽舞の演者のようですね。
説明書きをきちんと確認しなかったので詳細は不明ですが。。

商店街の狭間のスペースに置かれたベンチに座る喪黒福造。
隣に座ると、ドーン！されそうですね。
2020年12月に設置された「喪黒福造のスマイルベンチ」という名の撮影スポットです。

知らないキャラクターですが、耳を使って空を飛び、人間の言葉を話すことが出来る「ビリ犬」というキャラクターだそうです。

こちらも知らないキャラクター。
超能力を使うことの出来るスーパーベイビー、「ウルトラB」。

フンガー、フンガー、フランケン。

駅に戻る前に伊勢玉神社にも寄ってみました。
天平19年(749)越中国主の大伴家持が、氷見地方の総鎮守として社殿を造営したのが始まりの古い神社で、その後伊勢神宮から天照大御神を勧請して、伊勢玉神社となりました。

平安時代から幾度もの兵火を経て、境内の建物が焼失してしまいましたが、現在見る事が出来る拝殿と本殿は、江戸時代後期に再建されたものです。

氷見駅のリアルな車両顔出し？パネル。
顔は出せないけど、電車を運転しているように記念撮影出来るパネルです。

高岡方面に戻る列車のこの車両には、まだ誰も乗っていませんでした。