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高知のお遍路歩き2日目、この日は第27番 神峯寺(こうのみねじ)への参拝から。前日と同様、土佐くろしお鉄道に乗り、終点奈半利駅の少し手前、唐浜駅で下車。<br /><br />神峯寺は標高450mの山中にあり、お寺を目指して山を登る。

2024/4 高知お遍路2日目その1 第27番神峯寺

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2024/04/12 - 2024/04/14

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旅行記グループ 2024年 四国 区切り遍路

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れむ

れむさん

高知のお遍路歩き2日目、この日は第27番 神峯寺(こうのみねじ)への参拝から。前日と同様、土佐くろしお鉄道に乗り、終点奈半利駅の少し手前、唐浜駅で下車。

神峯寺は標高450mの山中にあり、お寺を目指して山を登る。

  • 前日と同じ、高知駅を朝6時3分に出発する列車に乗るべく、5時40分頃にホテルをチェックアウト。荷物はホテルに預けて高知駅へ。

    前日と同じ、高知駅を朝6時3分に出発する列車に乗るべく、5時40分頃にホテルをチェックアウト。荷物はホテルに預けて高知駅へ。

  • 前日知った、土佐くろしお鉄道の一日乗車券。この日は終点の奈半利まで往復するわけではないが、それでも一日乗車券を買った方が安いので、アプリで購入。<br /><br />後免駅で乗り換えて約1時間、7時20分に唐浜駅に到着。降りたのは自分のみ。無人駅で、運転手にアプリを見せて下車する。

    前日知った、土佐くろしお鉄道の一日乗車券。この日は終点の奈半利まで往復するわけではないが、それでも一日乗車券を買った方が安いので、アプリで購入。

    後免駅で乗り換えて約1時間、7時20分に唐浜駅に到着。降りたのは自分のみ。無人駅で、運転手にアプリを見せて下車する。

  • 駅前はロータリーになっているが、トイレと自動販売機があるくらい。<br /><br />土佐くろしお鉄道では、駅名が名字のキャラクターが各駅にいて、車内放送でも駅名と共にキャラクター名が案内される。この駅は、とうのはま へんろ君。そのままである。これらのキャラクターはアンパンマンの生みの親であるやなせたかし先生が描いているそうだ。

    駅前はロータリーになっているが、トイレと自動販売機があるくらい。

    土佐くろしお鉄道では、駅名が名字のキャラクターが各駅にいて、車内放送でも駅名と共にキャラクター名が案内される。この駅は、とうのはま へんろ君。そのままである。これらのキャラクターはアンパンマンの生みの親であるやなせたかし先生が描いているそうだ。

  • ということで7時半、唐浜駅前をスタートし遍路歩き開始。駅前のコンクリートの壁に遍路の絵が描かれていると共に、神峯は右手と表示されている。<br /><br />地図では歩き遍路は左右2ルートあり、左ルートの方が道のりとしては短いのだが、右と表示されているので右ルートから行くことにした。

    ということで7時半、唐浜駅前をスタートし遍路歩き開始。駅前のコンクリートの壁に遍路の絵が描かれていると共に、神峯は右手と表示されている。

    地図では歩き遍路は左右2ルートあり、左ルートの方が道のりとしては短いのだが、右と表示されているので右ルートから行くことにした。

  • 土佐くろしお鉄道の高架を潜るあたりのところに、よさこい秘話という大きな説明版が。<br /><br />「土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た」と歌われる坊さんと駆け落ちしたお馬さんという女性が、その後ここにあった旅籠で働いたらしい。

    土佐くろしお鉄道の高架を潜るあたりのところに、よさこい秘話という大きな説明版が。

    「土佐の高知のはりまや橋で 坊さんかんざし買うを見た」と歌われる坊さんと駆け落ちしたお馬さんという女性が、その後ここにあった旅籠で働いたらしい。

  • 高架を潜ると広い空き地に神社の鳥居がぽつんと建つ。<br /><br />現在廃寺となったが養心庵という、神峯寺の前札所が江戸時代末期までここにあり、その周囲に参拝客用の旅籠が立ち並んでこの辺りは相当活気があったようだ。お馬さんもそうした旅籠のひとつで働いていたようである。

    高架を潜ると広い空き地に神社の鳥居がぽつんと建つ。

    現在廃寺となったが養心庵という、神峯寺の前札所が江戸時代末期までここにあり、その周囲に参拝客用の旅籠が立ち並んでこの辺りは相当活気があったようだ。お馬さんもそうした旅籠のひとつで働いていたようである。

  • 江戸時代末期なのでわずかに150年ほど前なのだが、今はそうした賑わいを全く感じさせない、ひなびた集落という感じである。<br /><br />明治政府の神仏分離令によって一時期、神峯は寺が廃止になってしまったため、こうした急速な衰退があったようだ。

    江戸時代末期なのでわずかに150年ほど前なのだが、今はそうした賑わいを全く感じさせない、ひなびた集落という感じである。

    明治政府の神仏分離令によって一時期、神峯は寺が廃止になってしまったため、こうした急速な衰退があったようだ。

  • 旅籠や養心庵跡があった神峯入口付近から道は徐々に登り坂となる。向こうの山をバックに美しい棚田が広がり、早朝ののどかな山里の風景に思わず足が止まった。

    旅籠や養心庵跡があった神峯入口付近から道は徐々に登り坂となる。向こうの山をバックに美しい棚田が広がり、早朝ののどかな山里の風景に思わず足が止まった。

  • 唐浜駅から30分歩き、時刻は午前8時。駅前から左手のルートを使った道とはここで合流する。どうやら行きが右ルート、帰りが左ルートを通る流れであるようだ。<br /><br />神峯寺までは残り2キロ、35分とある。

    唐浜駅から30分歩き、時刻は午前8時。駅前から左手のルートを使った道とはここで合流する。どうやら行きが右ルート、帰りが左ルートを通る流れであるようだ。

    神峯寺までは残り2キロ、35分とある。

  • 更に5分ほど歩くと、徒歩の遍路道が始まる。このあたりから車道はヘアピンカーブが多くなるため、それをショートカットする形で直線的に登るような形となる。

    更に5分ほど歩くと、徒歩の遍路道が始まる。このあたりから車道はヘアピンカーブが多くなるため、それをショートカットする形で直線的に登るような形となる。

  • 道路をショートカットする形なので、何度か車道に出たり登山道を歩いたりを繰り返す。<br /><br />登山道の入口に、マムシに注意、の看板が。そろそろ4月あたりからマムシも活動が始まるようだ。30センチ以内に入らなければ襲ってはこないが、木の枝とかと間違えて踏んでしまうのが危険で、足もとに注意して登りなさいということのようである。

    道路をショートカットする形なので、何度か車道に出たり登山道を歩いたりを繰り返す。

    登山道の入口に、マムシに注意、の看板が。そろそろ4月あたりからマムシも活動が始まるようだ。30センチ以内に入らなければ襲ってはこないが、木の枝とかと間違えて踏んでしまうのが危険で、足もとに注意して登りなさいということのようである。

  • 神峯寺の標高は450m。お遍路さんが転がるほどの山岳の難所を遍路ころがしと言い、全部で7つあるそうだがここはそのひとつである。<br /><br />残り900m。平常時の脚なら普通に登れる道のりだが、前日の遍路歩きで山上フィニッシュ3連発で結構脚に来たので、このあたりから前日の疲労が効き出してくる。

    神峯寺の標高は450m。お遍路さんが転がるほどの山岳の難所を遍路ころがしと言い、全部で7つあるそうだがここはそのひとつである。

    残り900m。平常時の脚なら普通に登れる道のりだが、前日の遍路歩きで山上フィニッシュ3連発で結構脚に来たので、このあたりから前日の疲労が効き出してくる。

  • 8時20分過ぎ、ようやく建物などが見えてきて、やっと着いたか!と期待したら、ここは車の駐車場。まだここからもう少し登らなければならない。<br /><br />車で来た人はここが始まりだからよいが、歩いてきた人には、ええっまだあるの?という気にさせる。

    8時20分過ぎ、ようやく建物などが見えてきて、やっと着いたか!と期待したら、ここは車の駐車場。まだここからもう少し登らなければならない。

    車で来た人はここが始まりだからよいが、歩いてきた人には、ええっまだあるの?という気にさせる。

  • 午前8時25分、唐浜駅から歩き始めて55分でようやく仁王門に到着した。頑張って登ってきた甲斐があるというか、やっと着いたと感じさせてくれる、立派な仁王門である。

    午前8時25分、唐浜駅から歩き始めて55分でようやく仁王門に到着した。頑張って登ってきた甲斐があるというか、やっと着いたと感じさせてくれる、立派な仁王門である。

    四国霊場第27番札所神峯寺 寺・神社・教会

  • 仁王門の脇には鳥居が建ち、その向こうは写真では見えにくいが、更に石段が真っ直ぐに続いている。<br /><br />えっ、まだこんなに石段登るの?と思ってしまったが、こちらは神峯神社に至る参道。ここは元々、天照大神を祀る神峯神社が古くからあり、その後奈良時代に聖武天皇の勅令を受けて行基が十一面観音像を彫像して神仏合祀となったとのこと。

    仁王門の脇には鳥居が建ち、その向こうは写真では見えにくいが、更に石段が真っ直ぐに続いている。

    えっ、まだこんなに石段登るの?と思ってしまったが、こちらは神峯神社に至る参道。ここは元々、天照大神を祀る神峯神社が古くからあり、その後奈良時代に聖武天皇の勅令を受けて行基が十一面観音像を彫像して神仏合祀となったとのこと。

  • 神峯寺のほうは、仁王門からほぼ平坦な道を歩くと、納経所や寺の詰所が並ぶところに至った。<br /><br />ここまでの登りでかなり息も切れて汗も出たので、しばしここのお休みどころで腰をかけて息などを整える。

    神峯寺のほうは、仁王門からほぼ平坦な道を歩くと、納経所や寺の詰所が並ぶところに至った。

    ここまでの登りでかなり息も切れて汗も出たので、しばしここのお休みどころで腰をかけて息などを整える。

  • 鐘楼があったので、まずはここで鐘を撞かせていただく。<br /><br />本堂、大師堂は上の方にあり、左の石段を登っていかなければならないようだ。

    鐘楼があったので、まずはここで鐘を撞かせていただく。

    本堂、大師堂は上の方にあり、左の石段を登っていかなければならないようだ。

  • 石段の脇に手水舎があるが、これは天然の石清水になっていて、病気平癒に霊験があるとのこと。またその上手は日本庭園として整えられていて、箱庭のようである。

    石段の脇に手水舎があるが、これは天然の石清水になっていて、病気平癒に霊験があるとのこと。またその上手は日本庭園として整えられていて、箱庭のようである。

  • 本堂に向かって石段を登る。今いた鐘楼や社務所の向こうには太平洋を見下ろせる。

    本堂に向かって石段を登る。今いた鐘楼や社務所の向こうには太平洋を見下ろせる。

  • 石段を登ると、本堂。行基が彫った十一面観世音が御本尊。<br /><br />ようやく、ここまでたどり着いたという感じである。ロウソク、線香、納札を行う。

    石段を登ると、本堂。行基が彫った十一面観世音が御本尊。

    ようやく、ここまでたどり着いたという感じである。ロウソク、線香、納札を行う。

  • 山中にあるためか、大師堂も本堂からは少し離れたところに位置しており、坂道を上り下りして大師堂へ。それほどのアップダウンではなく、太平洋が見下ろす境内からの眺望に癒されながら散策する。

    山中にあるためか、大師堂も本堂からは少し離れたところに位置しており、坂道を上り下りして大師堂へ。それほどのアップダウンではなく、太平洋が見下ろす境内からの眺望に癒されながら散策する。

  • 大師堂は少し開けたところにあり、朝の光を浴びて明るい雰囲気。<br /><br />まだ朝が早いため参拝客はそこまで多くはないが、境内に滞在している間に少しずつ人も増えてきた。

    大師堂は少し開けたところにあり、朝の光を浴びて明るい雰囲気。

    まだ朝が早いため参拝客はそこまで多くはないが、境内に滞在している間に少しずつ人も増えてきた。

  • いちおうこれで神峯寺はひととおり終了、あとは御朱印をいただければ終わりなのだが、大師堂の先にまだ道が続き、神峯神社まではあと350mとある。<br /><br />空と海の展望公園550mはちょっとパスだが、神社は天照大神を祀る、この地の発祥の地であり、ここまで来たら行くしかないだろうということで、更に足を延ばす。

    いちおうこれで神峯寺はひととおり終了、あとは御朱印をいただければ終わりなのだが、大師堂の先にまだ道が続き、神峯神社まではあと350mとある。

    空と海の展望公園550mはちょっとパスだが、神社は天照大神を祀る、この地の発祥の地であり、ここまで来たら行くしかないだろうということで、更に足を延ばす。

  • 仁王門のそばから石段の参道が延びていたが、ちょうどその上部に出た形である。<br /><br />自分は神峯寺のほうから岩清水の脇の石段を登ってきたので回り込んできた形だが、仁王門そばの鳥居からまっすぐ登ればこちらに至るようだ。

    仁王門のそばから石段の参道が延びていたが、ちょうどその上部に出た形である。

    自分は神峯寺のほうから岩清水の脇の石段を登ってきたので回り込んできた形だが、仁王門そばの鳥居からまっすぐ登ればこちらに至るようだ。

  • 大師堂を下に見ながら坂道を登る。道路脇は八重桜の並木となっていて、ちょうど見頃の時期であり大師堂とその先の山々をバックに美しい景色になっていた。

    大師堂を下に見ながら坂道を登る。道路脇は八重桜の並木となっていて、ちょうど見頃の時期であり大師堂とその先の山々をバックに美しい景色になっていた。

  • そんな風にお気楽に歩いていたら、またまた石段である。さっきので終わったと思ったのに、また登るのか。しかも結構な長さであり、古の神社らしくひとつひとつの石段も段差がある。<br /><br />ここまで来て引き下がるわけにもいかないので、もうひと頑張り、石段を登る。

    そんな風にお気楽に歩いていたら、またまた石段である。さっきので終わったと思ったのに、また登るのか。しかも結構な長さであり、古の神社らしくひとつひとつの石段も段差がある。

    ここまで来て引き下がるわけにもいかないので、もうひと頑張り、石段を登る。

  • 最後の石段。その先に社が見える。神社は標高500m付近に位置し、大師堂からは7-8分の道のり。結構脚に来たが、なんとか神社まで到着。時刻は午前9時。

    最後の石段。その先に社が見える。神社は標高500m付近に位置し、大師堂からは7-8分の道のり。結構脚に来たが、なんとか神社まで到着。時刻は午前9時。

  • 境内は狭く、全景を写真で写せず。かなり古の神社という雰囲気である。神峯寺まで来る参拝客もここまでは来ないらしく、行き帰りも含めて自分以外には誰もいなかった。神峯発祥の地であるのに、忘れ去られたような地で、もの寂しさを感じる。<br /><br />お賽銭をあげて二拍手し、来た道を戻った。

    境内は狭く、全景を写真で写せず。かなり古の神社という雰囲気である。神峯寺まで来る参拝客もここまでは来ないらしく、行き帰りも含めて自分以外には誰もいなかった。神峯発祥の地であるのに、忘れ去られたような地で、もの寂しさを感じる。

    お賽銭をあげて二拍手し、来た道を戻った。

  • 最後に納経所で御朱印をいただきに、再び神峯寺に戻る。上から見ると庭園の木々が綺麗に刈り込まれており美しい。<br /><br />納経所は石段を降りて鐘楼の向かいである。

    最後に納経所で御朱印をいただきに、再び神峯寺に戻る。上から見ると庭園の木々が綺麗に刈り込まれており美しい。

    納経所は石段を降りて鐘楼の向かいである。

  • 御朱印をいただく。これは何と書いてあるのか判読困難だが、奉納 梵字キャ(十一面観音を表す) 十一面尊 神峯寺、と書いてある模様である。これで十四個目の御朱印をいただいた。<br /><br />この後は再び山を下って唐浜駅に戻り、土佐くろしお鉄道で次の第28番 大日寺を目指す。

    御朱印をいただく。これは何と書いてあるのか判読困難だが、奉納 梵字キャ(十一面観音を表す) 十一面尊 神峯寺、と書いてある模様である。これで十四個目の御朱印をいただいた。

    この後は再び山を下って唐浜駅に戻り、土佐くろしお鉄道で次の第28番 大日寺を目指す。

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