2023/10/26 - 2023/10/27
108位(同エリア580件中)
kiyoさん
この旅行記のスケジュール
2023/10/26
-
車での移動
親せき宅を出発
-
空飛ぶ泥船
-
低過庵
-
ときわや食堂
-
親せき宅に宿泊
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
茅野市出身の建築家 藤森照信氏が手掛けた「空飛ぶ泥船」。
テレビ番組で知った、ほんの少しの情報を頼りに見に行ったら、たくさんの驚きと発見がありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
「1)茅野市神長官守矢史料館
https://4travel.jp/travelogue/11898808」からの続きです。
----------------------
鬱蒼とした木々に隠れるように建つ「高過庵」。
これでは見逃してしまうのも当然かも。 -
シルエットは、昔懐かしいアニメの二足歩行ロボットのようだけれど、
-
なんとまあ細い木の上に載っているのか。
「高過庵」という名が示す通り、ものすごい高さです。 -
中に入るためには、あの梯子を上るのか!?
怖すぎる~(○□○;) -
あそこが、にじり口でしょうか。
中に入ったら傾いて、庵が落下したりして!?
そんな不安が、思わず口をついて出る「高過庵」。高過庵 名所・史跡
-
そして、それとは対照的なのが、この「低過庵」。
-
後方に見えるのが、高過庵。
手前の三角屋根が、低過庵。
どちらも建築家 藤森照信氏の手によるものです。 -
低過庵の外壁は、
-
木片を焼いたような独特の風合い。
これは「焼板」と呼ばれる伝統工法。
板を炭化させると、耐久性が上がるそうです。
先日、NHKのEテレ「フルカフェ系 ハルさんの休日」を見ていたら、倉敷の古民家で同じ工法が使われているのを目にしました。 -
室内はどうなっているのか。
ドアは施錠され、中へ入ることはできません。
金網の隙間から覗いてみても、 -
内部の様子はわかりません (´Д` ;)
-
あれは何だろう?
-
屋根に取り付けられているようだけれど、滑車かな。
いくつか設置されています。 -
もしかして!(@o@)
あそこを持って引っ張ると、 -
屋根がレールの上を滑って、
-
天井が開くのかも。
すごい、すごい (☆゚∀゚)
なんて斬新なアイデアだ。
後日、神永官守矢史料館に掲示されていた資料を見返していたら、 -
屋根の動く様子が載っていましたヽ(°▽、°)ノ
建築家 藤森照信氏、なんというアイデア マン!高過庵 名所・史跡
-
ひとしきり感動し、見学はこれにて終了。
車へ戻ります。
その途中、通りかかったのは「大祝(おおほうり)の墓所」。諏訪上社の最高位の神官を務め、現人神として崇敬された大祝。
いつの時代のものかと思われる古い岩盤のようなお墓から、最近の日付の入った墓石まで、その歴史の長さを感じました。茅野市神長宮守矢史料館 美術館・博物館
-
13時過ぎ、ようやくお昼ご飯です。
神永官守矢史料館の近くにある「ときわや食堂」は、Googleマップで偶然、見つけたお店です。 -
和風のしゃれたアート作品が飾られ、落ち着いた店内。
テーブル席と -
座敷があります。
-
ハンバーグ デミグラス 1700円。
ハンバーグ レモンバター醤油 1650円。
チキンソテー てりやきソース 1400円など。
サラダ、スープ、ライス、小鉢が付いてきます。 -
ハヤシライス 1700円。
このお店のスペシャリテは、デミグラスソースだそうですが、コクがあって美味しいです。 -
オムライス デミグラス(M) 1500円。
卵がとろっとろのふわっふわ (=´∀`)人(´∀`=) -
メンチカツ 1650円。
中華スープに野菜とつぶ胡麻を入れただけというスープは、深みのある味で、おかわりしたいくらい。 -
サラダに入っていた海草は、
-
鳥取砂丘「みはらしの丘」でも食べました。シャキシャキした歯ごたえが癖になる海藻です(上の画像は2023年5月に鳥取で撮影)。
鳥取から遠く離れた長野でも食べれるとは。店員さんに尋ねたら、業務用を使っているとのことでした。小売りで売っている店があれば買って帰りたかったです。 -
そして、メンチカツ。
小ぶりに見えて、食べてみるとボリュームがありました。
衣がザクザク。肉汁ジュワ~。
良質なお肉にスパイスが効いている。大満足の味でした。 -
店内を見渡すと、サインが飾ってありました。
三時のヒロインと、もう一枚は誰でしょう?
手前のオブジェは、本物のカボチャで作ったもの。
コニャニャと一緒に撮影したら、睨まれた!?
すごすごと撤収するしかないコニャニャ(^_^;
この後は買い物をして親せき宅に戻り、2日目終了。 -
翌日、2023年10月27日。
午前中は雑事に追われ、あっという間にお昼過ぎ。午後0時50分、諏訪湖近くにある「立石公園」にやって来ました。 -
案内図を見ると、
-
シェルターなんてものがある。
これは一体、何に備えてのものなのか?(@@ -
諏訪湖を一望できる立石公園。
「長野県サンセットポイント百選」であり、園内には「国蝶オオムラサキの里」もあるそうですが、以前は、訪れる人も多くはなかったそうです。
ここを有名にしたのは、新海誠 監督のアニメ映画「君の名は。」。映画で描かれていた場所がここではないかと、訪れる人が増えたそうです。確かに、映画の場面と重なるかも。 -
景色を眺めていたら、近くに住む50代の男性に話しかけられました。最近は凍結しなくなった諏訪湖だけれど、昔は冬になると、一面、結氷。体育の時間は、湖上でスケートをしたそうです。
そんな場面を、私はアニメやドラマでしか見たことがありません。
実際に体験したなんて凄いな (@@) -
男性は、ここで撮った美しい写真を見せてくれたり、地元の人ならではの話をしてくれました。そうして、おしゃべりしながら、4年ぶりに思い出しました。
そうそう (o^-^)
旅には、こういう偶然の出会いがつきものだったよね、と。
コロナ禍で引きこもっていた間に忘れていましたが、旅の楽しさを再認識させてくれた出会いでした。 -
これからツーリングに出かけると言う男性を見送り、13時、昼食を食べに行こうと駐車場に戻ると、
-
あんな所に展望台 (@@!
車を降りた時は、背後にあったので気づきませんでした。どんな景色が見えるのか。気になるけれど、疲れて登る気力なし…。立石公園 公園・植物園
-
ここは景色より、食い気優先で。
展望台には登らず、立石公園の近くにある「諏訪そば処 登美」へ。ここもGoogleマップで偶然、見つけたお店です。
駐車場がいっぱいで停められない!?
一瞬、ヒヤッとしたけれど、一ヶ所だけ空いていました(☆゚∀゚) -
小さな一軒家のように見えますが、
-
洒落た和風の入口を入ると、
-
大きなガラス窓からは、諏訪湖を一望 (・∀・)
解放感溢れる店内です。
ただ、この時間は燦々と日があたり、窓際は眩しそう…。 -
眩しくない席もありましたが、諏訪湖が見えません…。
-
え~い、ここは窓側で。
-
ブラインドを下ろし、すき間から景色を楽しもう。
-
メニューは、天せいろ 2200円、天おろしそば 1970円など。高めの値段設定ですが、この眺めを加味すると妥当な値段なのかな。
-
穂高からおとりよせ「本生わさび」1本310円なんてのもありました。
-
「天せいろ」は、えび天2本と野菜天4品がついて、2200円。
-
「野菜天せいろ」は1700円。
カボチャ、蓮根、ナス、ししとうに、椎茸かと見まがうほど大きな、しめじの天ぷら。衣はサクサク。蕎麦もコシがあって美味しいです。登美 本店 グルメ・レストラン
-
14時、食事を終えて外に出ると”狐の嫁入り”。
局地的な大雨です(@o@)
何かが天へ登っていく…。
そんな神がかった気配を感じたのは、私の気のせいだったのか。 -
名残惜しいけれど、旅はここまで。
そろそろ家へ帰ります。
坂を下る途中、立石公園を目指して急坂を歩いて登ってくる人を見かけました。すごく、しんどそう…。立石公園へは徒歩ではなく、車のほうがおすすめかも。 -
高速に乗って、しばらくすると、
-
富士山が見えました。
雲の上に浮かぶ、その姿。
ギリシャ神話の神々が住まうオリンポス山みたい (^o^-)
この後、また雨が降りはじめましたが、 -
立ち寄ったサービスエリアでは(上の画像は、SAにあったハロウィーンの飾り)、
談合坂SA(上り) 道の駅
-
虹が見えました(*^3^)/
この後、買い物をして -
サービスエリアの外に出ると、雨が上がり、見事な夕陽。
これは良い予兆かも o(*゚▽゚*)o
…と期待したのですが、高速道路は事故による渋滞が発生 (T-T)
長~いノロノロ運転の後、ようやく事故現場を過ぎる時、4台の乗用車が玉突き事故で停まっていました。
乗っていた人は大丈夫だったのか。
気になるけれど、これでやっとスムーズに流れ始めるだろう。
と、喜んだのも束の間。
一般道から高速に入ってきた乗用車が、私たちの左隣りの車線に入ってこようとしていました。
その車の後ろから突然、もう一台の車が飛び出してきたのです!
うわ~、猛スピードで接近してくる!!!
私たちの車がいるのは、真ん中の車線。
右の車線にも車がいます。
左から現れた、その車をよけるスペースはありません。
うわ~、追突する(><)
助手席に座っていた私の間近に迫ってくる、相手の車。
車内に響き渡る甲高いピーーーーーという警告音。
間一髪のところでかわすことができたのは、ただただ幸運だったとしか言えません。今、思い出しても、体が震えます。
どんなやつが運転していたんだよ\(≧血≦;)
ぶつかりそうになった車は、すぐ隣りの車線を走っています。窓越しに覗き込むと、30代くらいの男性が左手でハンドルを握りながら、顔を隠すように右手をおでこにあてていました。そのため顔がよく見えません。
おそらく渋滞で、なかなか高速に乗れず、その男性はイライラしていたのではないか。しかも、そのすぐ前を走っていた車がのろのろ運転だったので、よけいにイラつき、合流できたところで追い越そうとした。
その時、私達の車は死角に入っていて見えなかったため、追突しそうになったのではないかと思われます。
まったく”この馬鹿野郎!”です。
無性に腹が立ちました。
保険会社に勤める義兄いわく「ぶつかっていたら、私達に過失はないのに、過失責任は100対0にはならなかっただろう」とのこと。
過失責任。
嫌な言葉です(~~;
忘れもしない2011年。
青信号になった横断歩道を、私が自転車に乗って渡っていたら、車が突っ込んできました。私は自転車ごと転倒し、左半身を打撲しましたが、その時も、過失責任は100対0にはなりませんでした。青信号で渡っただけなのに…。
その時のケガは完治するまで数年を要し、治療費を請求した保険会社の対応もサイアクで…(>_<)。今、思い出しても腹が立つ。 -
すみません…。
関係ない話を長々と書いてしまいました σ(^^;)
とにかく、今回、無事に帰宅できてホッとしました。
上の画像は、姉が茅野市のスーパーで買った筆柿です。上部のでこぼこが、とろりとかかったソースみたいだったので記念撮影しました。
以上、旅行記は、これにて完結。
ご覧いただきありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ohanaさん 2024/05/12 14:10:01
- 間が大切ですね
- kiyo様
こんにちは
kiyo様の旅行記は視点が素晴らしいですね。
私は無難が一番を考えて探求心が最近では薄れてしまいます。
空飛ぶ泥船は奥深さを感じます。
シェルターは何のため?
最近はシェルター論が論じ始めましたが同じ方向性で先進の考えがあった?
お食事はメニュー名は平凡でもオムライス デミグラス、ハヤシライスはとても奥深い味があるのかなとお写真から感じ取れます。
お値段もなかなか・・・・・・
天せいろもサクッとしていて美味しそうです。
今は2泊以上は無理なのでその中で色々行先考えていますが~
何食べようかと考えれば考えるほど的がずれていくような感じでなかなか選択できません。昔は修学旅行で行った観光地、いざ行くとなると難しい。
時間の制約など行く場所も限られています。
そのような中、一人旅の日帰りは近々、法然極楽浄土展。
いずれは行きたいと願望抱きながら行ってきたいと思っています。
景色もは間が大切ですね~
太陽の高さや晴雨など自然は色々と変化をくれますね。
最後の危く事故!!!
間が大切ですね~
私も経験あります、先日も成田の帰り豪雨の中でした。
東関道から首都高に入り銀座方面へ車線変更するためウインカーをつけました。
かなりの余裕をもって車線変更しようとしたとき、猛スピードで近づいて来ました、一歩間違えばの瞬間です。
結果は面白かったです、先を急いだ車、結果的には適切な車線選択した私が銀座方面向かう途中抜かしました。(合流地点どっちの車線を選択するか)。
私は抜くときしっかりお顔を拝見しましたよ~
ヨーロッパ車でしたが(笑)私は右ハンドル、そちらさんは左ハンドル、しっかり見えました~(笑)×2、恥ずかしい思いはしたくない、譲る気持ちの大切を再認識しました。
余裕が一番でですね。
ohana
- kiyoさん からの返信 2024/05/13 07:28:38
- RE: 間が大切ですね
- ohanaさま、こんにちは。
いつもありがとうございます。
私もいろいろな場面で「無難なこと」を選びがちです。
以前は”考えるより、まず行動”していたはずなのに…。
冒険心を失わないことが老化防止になると言いますが、エネルギーがいりますね(^^;
「ファミレスでもメニューの高級化が進んでいる」
先日、テレビのニュースで報道されていました。
最近のレストランは、昔、1000円くらいだったものが2000円近くする。
そんな印象を受けました。お金がかかって仕方ないですね…。
猛スピードで近づいてくる車。
車に限ったことではありませんが、予期せぬ動きをされると本当に怖いですね。
天命といったら、それまでですが…。
私はすぐ焦ってしまいがちなのですが、気持ちに余裕を持って行動したいです。
介護。
私も、父の介護をしている時は、ちょっとした外出もままならない事が多く、ストレスを感じました。
かと言って、父を放って、自分だけ遊びに出かけるのも罪悪感を感じてしまう。
それが介護サービスを利用するようになってからは、外出する時間が持てるようになりました。
イライラも減って、父へも優しく接することができたので、結果的に良かったかなと思います。
ohanaさまも奥様も、どうぞ無理せず、ため込まず。
お出かけするのも、介護を円滑に続けるためと考え、息抜きを楽しんでくださいませ。
kiyo
-
- aoitomoさん 2024/05/12 00:13:58
- 奇抜な神事?『御頭祭』気になります~( ´艸`)
- kiyoさん こんばんは~
お姉さまや義兄さまが普段からアクティブなkiyoさんを旅のお誘いをするなんて、
お姉さま方も旅好きなんでしょうね~
最もコロナのせいで外出も減っていたので、
誘ってくれたのか、とにかくも楽しめてラッキーです。
『空飛ぶ泥船』
見たかった『空飛ぶ泥船』が見れて良かったですね~
これ自体が何なのか気になったのですが、
建築家、藤森照信氏が設計した『空に浮かぶ茶室』
だったのですね~
奇想天外な発想が凄い。
『茅野市神長官守矢史料館』
私も全然知らない資料館だったのですが、
『御頭祭』の再現展示びっくりです。
鹿の首の剥製はよく見ますが、兎の串刺しは初めてです。(;´∀`)
実際の御頭祭見てみたくなりました。( ´艸`)
ツッコミどころも少なくない『館内の見所』
これも単純に面白いです。
見所説明が無かったら絶対見逃しますね。( ´艸`)
『高過庵』もしかり。
ゲゲゲの鬼太郎の家かと思いました。( ´艸`)
『低過庵』も天井が開くというアイディアも凄いですね~
『諏訪湖を一望できる立石公園』
確かにアニメ映画『君の名は。』あった場所にそっくりです。
そんな諏訪湖を眺めながらのお食事も楽しめましたね~
狐の嫁入りフォトナイスです。
高速で迷惑な車に遭遇するも無事に帰宅できて何よりです。
aoitomo
- kiyoさん からの返信 2024/05/12 07:25:21
- RE: 奇抜な神事?『御頭祭』気になります?( ´艸`)
- aoitomoさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。
「空飛ぶ泥船」
そうでした(@@!
茶室だという事を書き忘れていました。
こんな所に茶室を作るなんて、すごい発想ですね。
身分の上下なく狭い空間で茶に集中する。
それが茶室だと思うのですが、
あんなに高いと、お茶どころではない気もします(^^;
「神長宮守矢史料館」
先日、NHKテレビ「歴史探偵」で、ちらりと取り上げられていました。
諏訪はかつて一大勢力を誇り、武芸の神をまつり、武士にとって重要な地だったと初めて知りました。
私は日本史を知らないなと、あらためて感じました。
「高過庵」
aoitomoさんのおっしゃる通り、ゲゲゲの鬼太郎の家ですね(^。^)
でも、アニメならまだしも、実際に造ってしまうとは…。
台風にだって襲われるだろうに。
華奢な造りに見えて、その頑丈さに驚かされます。
「立石公園」
天気の良い日だったので、遠くまで見通せて気持ち良かったです。
諏訪湖と言えば、湖上花火大会が有名なのですが、諏訪湖周辺はものすごい渋滞になると聞き、見に行ったことがありません。
空にパーッと打ち上げられる花火と、それが諏訪湖に映りこんだ景色。
それを新海誠監督が描いたら、どんな場面になるのか。
立石公園から諏訪湖を見下ろしながら、そんな事を想像してしまいました。
kiyo
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
この旅行で行ったグルメ・レストラン
茅野(長野) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 茅野2023
4
56