2024/03/12 - 2024/03/20
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広島れもんさん
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フィレンツェは2016年に美術館を巡るツアーで訪れて以来で、何度も来たかったのですがアクセスがいいローマやヴェネチアへ行ってしまい、コロナ中は入場者の制限などもありなかなか遠くに感じていました。
昨年の11月にようやく準備ができ関空へ行ったところ、なんとパスポートの期限が80日しかなく出国できないと言われました。頭の中は真っ白です(笑)JALのグランドスタッフの方のおかげで出発2時間前にオンラインでキャンセルができ(キャンセル手数料は片道3万円)、その日は新大阪に泊り翌朝急いで広島に帰りホテルもキャンセルすることができました。直前に払っていた55ユーロも事情をメールすると返金しますとのお返事で、申し訳なくて3月に予定していたローマ発着のナポリ旅行をフィレンツェに変更することにしました。
ところがナポリへは9日間の予定でフィレンツェや近辺の街へは10日を予定していたので、シエナには泊まらないでサン・ジミニャーノへ行くことをあきらめなんとか9日間の旅におさめましたが、予約していた航空券の期日で同じホテルをとろうとするとシングルが売り切れものすごい価格になっていたのです。それでも1週間前ならシングルが空いていたので、航空券を変更することにしました(変更手数料もかかりました)。3月のはじめはお天気が安定しないことは知っていたのですが仕方ありません。
また予約していたローマ~フィレンツェ間のフィレッチャロッサはスーパーエコノミーのためキャンセル不可、他にもコルトーナやアレッツォへ行く普通電車も料金が20ユーロ以下のためキャンセル不可でした。ただ幸いだったのは最初からフィレンツェ・カードを買う予定だったため美術館を予約していなかったことです。このようにいろいろありましたが、今思えばもう一度スケジュールを作り直したことであらためて勉強もできたし、深くまではいきませんが一歩進めたのではと思っています。
3月12日 関空から深夜ドバイ経由でローマへ
3月13日 昼過ぎにローマ到着後、フィレンツェへ移動
3月14日 ウフィツイ美術館 パラティーナ美術館
3月15日 メディチ家礼拝堂 サンタ・クローチェ教会
3月16日 サン・マルコ美術館 ノヴェッラ教会 コルトーナ
3月17日 日曜日のシエナへ プッブリコ宮殿 ドゥオーモ
3月18日 アレッツォへ
3月19日 ローマへ移動 ミネルヴァ教会 パンテオン 午後発ドバイへ
3月20日 夕刻関空着
*横長の写真はクリックすると大きく鮮明に見えます。
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23:30発でしたが関空へは20時には着いていました。何があるかわからないからです。オンラインチェックインをしていたのでスムーズにチェックインカウンターへ進むと、11月にご迷惑をおかけした男性の方がおられ、覚えておられるかわからなかったのですがお礼を伝えることができました。
搭乗ゲートへ進むと多くは日本へ来られた観光客の方で、観光シーズンにはまだ早いからか日本人のツアーは1組くらいに個人の方がぱらぱらくらい。そんな中私の前にイタリアからの観光客の方が座られ、小銭を数え始めたのです。私もイタリアからの帰りには財布の中は小銭だらけになるので気持ちはよくわかり、両替しましょうか?と聞いてみました。数えてみると500円以上あり、その日の大体のレートでスマホで計算すると3.44ユーロになりました。私の財布にはもうユーロ札が入っていたので5ユーロ札を出したところ、その方が1ユーロと50セントの硬貨を出されて無事に両替は成立。
ミラノからツアーで来られたと言われたのでそのスケジュール表を見せていただきましたが、東京・鎌倉から名古屋経由で高山・白川郷に行き、金沢・京都・大阪という素晴らしい旅程でした。12日くらいの旅でしたが日本にずっと来たかったと満足そうでした。
機内へ入ってからも素敵な出会いがありました。私は今回初めて窓側の席を予約したのですが、真ん中ひとつあいて通路側におられたのが京都の大学院でドイツの美術史家を研究した方で、今回ローマで開かれる学会に教授のお誘いで参加されるとのこと。ローマは初めてだそうですが、ルネサンス期の美術もものすごく詳しくて最初の機内食が配られるまで夢中になって話してしまいました。
これが最初の機内食、お魚を選びましたが私は中東風の味があまり得意ではなく揺れて酔ったことがあるのでパンくらいしか食べませんでしたが、ロールパンはとても美味しくていつもバターをたっぷり塗っていただいています。 -
窓側の席だとトイレに行くのに苦労するといいますが、機内は湿度が20%くらいしかなく合間にかなりお水を飲んでもトイレに立つ回数は少ないので初めて窓側の席をとりましたが、そばをCAさんが通ることもなくゆっくり寝ることができたような気がします。
これはドバイに着く前にでた機内食で、朝のなのでおかゆを選びました。エビが入っていて中華風のおかゆでしたが美味しくて完食!フルーツもうれしかったです。 -
ドバイの沿岸部が見えてきました。道路の街灯がとてもきれいです。
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目を凝らすと住宅も見えました。
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無事にドバイへ到着、3時間のトランジットを経てローマへ向けて出発です。お隣の方とは席が違うのですが、フィウミチーノ空港からテルミニ駅までレオナルド・エクスプレスで移動するので一緒に行かせてほしいと言われ、降りたところで会うことを約束して別れました。
今回は学会とナポリ行きが多くを占めていて自由になる時間が着いた日と帰る日の半日づつしかないけどおすすめはありますかと聞かれていたので、行きたいところを尋ねローマまでの機内で半日ずつのスケジュールを立ててあげました。 -
ドバイからはもう寝る必要がないので通路側の席です。最初の機内食は定番のイタリアン、チキンクリームのペンネ。味は悪くないですが量が多すぎるので半分くらい食べました。サラダもマカロニ(笑)生野菜が食べたい。
ローマに着く前の軽食はパンでエッグサンドかアップルデニッシュでしたが、後ろの方だったのでエッグサンドは品切れでした・・・。 -
飛行機の出口で落ち合って荷物を受け取り税関を抜けて出口から出て、今回初めてそこからまず3階に上がり駅まで行ってみました。前はエスカレーターで上がったり下りたりすごくややこしかったのですが、今回はものすごくスムーズに駅へ着きました。(一人ではなかったからかも)
駅の手前の切符売り場は最初に自販機、次が窓口、そしてキオスクがありましたが、自販機に数人おられたので空いていた窓口に。1年ぶりのイタリア語、なんとか通じほっ。刻印機に通してテルミニ駅で降りやすいようになるべく前の方の車両で席に着きました。
ところがここで問題発生。ちょうど教授からメールが入り、美術関連の図書館へ行くので3時にホテル集合とのこと。その日は夕食の7時までフリーの予定だったのですが、ポポロ教会からパンテオン、カンピドーリオ広場への観光は中止になりました。
テルミニ駅で別れ、フィレンツェ行きの電車まで20分くらい待ち時間があったので、構内のPOMPIを探し定番のティラミスを買い、入口に面したカフェでカフェ・マキアートを注文したつもりが普通のカフェでした(笑)1.4ユーロだったのでカフェの値段でしょう。
フィレッチェロッサは40日くらい前までに予約するとスーパーエコノミーと言うものすごく安い切符が買え、テーブルにバウチャーが見えますが12.93ユーロでした。トレニタニアのサイト(http://www.trenitalia.com/)にアクセスして、始発駅と到着駅、期日と時間を選択すると料金が分かるので、旅行が決まったら事前にオンラインで購入するのがおすすめです。また途中で座席指定の選択がありますが、指定すると2ユーロかかるので私はしませんでした。
ただひとつ、トレニタニアの列車は出発10分くらい前にならないとホーム番号がわからないので、QRコードをかざすか見せるかしてホームに入ってから少し待ちました。バウチャーにある列車番号で確認するとなんとフィレンツェが終点ではなくヴェネチア行き!ローマからはあらゆる長距離列車も出ているのですが驚きでした。(トレニタニアの列車に乗る時は列車番号と発車時間でホームを確認しないといけません)
そしてトレニタニアの列車は新幹線のようにノンステップではなくかなりの段差があるのですが、まごまごしていたら後ろの女性がスーツケースを持ち上げて下さいました・・・。席は4人掛けでお隣は3人いらっしゃるのに途中から一人乗られたのに対し、私はなんとフィレンツェまで一人!スーツケースを荷物置き場に置くのは不安で、テーブルの下に置いていましたが何の問題もありませんでした。 -
駅から細いガタガタ道を進み10分で着いた、これが私が6泊する ”ALBA PALACE HOTEL” 、Bookingcomで予約しました。修道院だった建物を改築されたというホテルで、去年11月に泊る予定だった時は1年前に予約してシングルルーム6泊で6万円くらいでしたが、11月に今回の予約をしたところ6泊で8万円に上がっていました。でもこれほど駅から近くてリーズナブルなホテルはないので、ここに決めてよかったです。(チェックイン時に去年直前にキャンセルしたことをお詫びしようと思ったのですが、何もご存知ないみたいでした)向かいの建物が工事中で足場があり、ホテルの入り口の写真は撮っていません。
右のテーブルの上にあるのはカプセルを入れるコーヒーマシン。最後まで使い方が分からなかった(笑)
念のために今年の秋と来春の宿泊代を調べてみたら、べらぼうに値上がりしていました。もう6泊なんてできません・・・。 -
洗面所には洗濯物も乾くタオルウオーマー。このおかげで夜干せば朝には乾いていてとても助かりました。
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天井に着いている固定式のシャワーは出方が均一ではなかったですが、シャワールームも大きくて十分でした。
荷物はそのままに16時半過ぎにホテルを出発。 -
ホテルはサンタ・マリア・ノヴェッラ教会の中庭の横付近にあり、お隣は有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でした。ディスプレーも素敵で時間があったら入ろうと思っていたのですが、Gucciなどのブランド店のように入口に体躯の大きなガードマンさんがおられ、また途中で出会った方がハンドクリームが3000円以上したと話しておられたので結局入りませんでした。いつか円高の時にフィレンツェを再訪したらぜひ寄ってみたいですが・・・。
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きっと季節ごとにディスプレーが変わるのでしょうね!
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イチオシ
今日は快晴で、3月中旬はまだお天気が安定していないそうなので、まずはドゥオーモへ!
サンタ・マリア・ノヴェッラ教会も輝くような美しさです!教会前はかなり広くて、平日でしたがたくさんの人。中には音楽を奏でている人もいました。 -
イチオシ
ドゥオーモ広場に着きました!夕方とは言えダントツの美しさです。ツアーで来た時に、ファサード、クーポラ、洗礼堂、鐘楼をいっしょに撮れるポイントを教えてもらっていたので、即実行しました。
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こちらは反対側、少し夕日の色に染まっています。それぞれをゆっくり見たかったのですが、今日のいちばんの目的はウフィツイ美術館でフィレンツェ・カードを買うことなので急ぎます。
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共和国広場
紀元前1世紀に街がローマの植民地になった頃からここが中心地で、東西、南北に道を作りその交差部分の広場に市場や劇場が作られていたそうです。
Antica Giostra Toscana という名のメリーゴーランドは1900年代初期のもので、イタリア中を移動して25年前からここにあるそうでライトアップがきれいでした。1回5ユーロ、乗って見たかったのですが子どもしか乗っていなかった・・。
左手の3人の方、ドイツに留学中の韓国の方で日本語が分かるので少し立ち話をして、写真を撮り合いました。それぞれ別の街に半年間留学しているそうで、初めての旅行がイタリアだということでした。ヨーロッパは遠いのでいろんな街に行ってみて、と話しました。 -
パラッツォ デッラルテ デッラ ラーナ
中世に羊毛市場だった建物。この建物の左手に建っているのはオルサンミケーレ教会なのですが、この2つの建物はなんとつながっているんです。詳しくは後ほど。 -
新市場のロッジア
16世紀にコジモ1世の命で建てられた大きなアーケードで、先ほどの共和国広場にあった市場が旧市場と呼ばれていたため、新市場と呼ばれるようになったそうです。今は革細工のお店が並んでいました。 -
イチオシ
プルチェッリ―の噴水
幸運の子ブタと呼ばれていて鼻先を触ると幸せになれるとかで金ぴかに光っていましたが、今は鼻の上にコインをのせて下の排水溝に落ちればいいみたいです、残念ながら外れました・・・。 -
ジャン・ボローニャ ”コジモ1世の騎馬像”
13~14世紀にかけて自治都市フィレンツェの政治の中心だったシニョーリア広場にたっています。コジモ1世はこれから何度も出てくる初代トスカーナ大公で、ウフィツイ美術館、ヴェッキオ宮殿の改装、ヴァザーリの回廊の建設をしました。 -
アンナンマーティ ”ネプチューンの噴水”
コジモ1世がモデルで海を支配するネプチューンが海馬に乗って凱旋する様子を造った作品で、噴水は大理石とブロンズでできています。フィレンツェは内陸部の街ですが、ピサなど海の街を開き大航海時代に備えたそうです。 -
イチオシ
ヴェッキオ宮殿入口 ミケランジェロ ダヴィデ像のレプリカ
フィレンツェ共和国が周囲の対抗勢力に立ち向かうためのシンボルになった像で、1504年に制作され1873年までは本物が飾られていたそうですよ!
右はヘラクレスとカークス像、バンディネッリの作品です。 -
ランツィのロッジア(後ろはウフィツイ美術館)
ヴェッキオ宮殿の斜め前にある14世紀後半に公的な式典を催したり市民の集会を行う場所として建てられた回廊で、現在は古代やルネサンス期の彫像が並んでいます。
写真左はチェッリーニの”メデューサの頭を掲げるペルセウス”像。見る人を石に変えてしまうためペルセウスはうつむいてメデューサを見ないようにしているそうなのですが、なんせ着いたばっかりで興奮していてアップで撮るのを忘れていました。大きく見たい方は” Google Earth イタリア マルタ” から検索してみてください。素晴らしい彫像、そして翼のあるサンダルにも注目です。なお台座のオリジナルはバルジェッロ博物館にあります。(写真をクリックすると大きく見えます)
右のライオンはローマのヴィラ・メディチから移されたもの。 -
いよいよウフィツイ美術館です!
長い回廊の壁龕にはフィレンツェを代表する方の彫像があるのですが、フィレンツェ・カード購入のため一番奥、アルノ川側のチケット売り場に急ぎました。手前左手は声楽を勉強されてる方でしょうか?朗々としたオペラが回廊に響き渡っていました。
チケット売り場は5時半までと覚えてはいたのですが途中で時間を確認しなかったため、なんと窓口にたどり着いたら17:32。そして当然のように”クローズド”と告げられてしまったんです・・・。日本から着いたばかりとかいろいろ粘ったんですが、まったく受け付けてくれません。仕方なく近くにあるオルサンミケーレ教会のチケット売り場に行ってみることにしました。 -
オルサンミケーレ教会のチケット売り場でも当然のように、”NO”。オルサンミケーレ教会は教会の四面にたくさんの彫像が飾られていて見るだけでも楽しく裏側へやってきました。
これが羊毛会館と繋がっている裏側。この時は何のための橋か全くわからず、教会の入り口(表側はチケット売り場のみ)を覗いてみたところ”日本人の方ですか?”と流ちょうな日本語で尋ねられたのです。びっくりすると日本の文化が好きで独学で勉強したとか。彼にフィレンツェ・カードが買えなかったことを話すと、どの売り場もコンピューターシステムでつながっているので、残念ながらお売りすることはできませんとていねいに教えてくださいました。
実は帰ってからわかったことですが、羊毛会館の角の上の方にダンテの肖像が浮き彫りになっているそうなんです。かすかには見えますが、肉眼で確認すればよかったです・・・。 -
ドゥオーモ広場を通って中央市場へ向かう途中、今回かなり楽しみにしている”メディチ・リッカルディ宮”が見えてきました。そして右側にT印のタバッキ発見!
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6日間の旅の中で、郊外のレストランへ行ったりトラムでCOOPへ行ったりする予定だったので、Autoline Toscaneの1回券を5枚購入。1枚1.5ユーロでした。
少し行ったところでカウンターにプリントアウトした地図を忘れたのを思い出し戻りました。私はスマホを使いながら街歩きをするほど器用ではないので、その日の行程をGooglemapでプリントしてマーカーで線を引き持ち歩いているのです。Wifiを使うのもホテルのみ。行きの飛行機で知り合った研究者の方が、アマゾンで2000円くらいでSIMカードを買ったと話しておられましたが、たぶんこれからも市中で使うことはないと思います。 -
中央市場入口にある皮細工の屋台
以前ツアーの自由時間に来た時にちらっと見てはいたんですが、品質や値段に不安があり買うことはありませんでした。でもネットで口コミなど読むと、値段は交渉次第で掘り出し物もある、とあるではありませんか!好奇心旺盛の私としては外すわけにはいきません(笑)
屋台通りを入って2番目、左手の屋台のお兄さんはが若くて人柄もよさそう。先に女性のお客さんがおられ仕事で使う大きめのバッグを相談されていて、押しが強くなく応対もいい。ときどき待ってねというように振り向かれ、いよいよ私の番です。
彼は上質なカーフのバッグ(たぶん1万円以上)をすすめるのですが、仕事はもうしていないのでポシェットが欲しいと告げました。すると写真には写ってないのですが左手のフックにかけてあるポシェットを見せてくれて、もうドンピシャ!見るといろんな色があります。自分用と友人用に2つ買いたかったので、濃紺とベージュに決めいくら?と聞くと、1つ35ユーロだけど2つで50ユーロだと。ネットにはディスカウントの方法がいろいろのっていて、高いなあまた明日来ると言ったところ、NoNoと電卓をたたいて45ユーロと出してきました。
もっと安くしてもらえたかもしれませんが、日本人としてあまり恥ずかしいこともできないので、OK!と現金で払いました(現金の方がやすくなるという情報もありましたよ)。 -
日本とは8時間の時差があるため翌朝娘にLINEで写真を送り、ディスカウントの顛末といる?聞いたところ、すぐに欲しい!と返事が来てまた2日後に買いに行くことになりました。
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革製品の屋台の途切れたあたりに中央市場のたぶん裏側の入口が見えてきました。1階の市場はもう閉まっていてエスカレーターで2階のフードコートに上がるとお肉の焼けるいい匂い!La Carne E I Salumi で中央市場で唯一のお肉を焼いてくれるお店です。
中央奥にいる店員さんがグリルしていました。 -
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ!
ツアーの食事で食べたことがあるのですが、フィレンツェ名物のTボーンステーキは厚さが4㎝くらいあり、1切れ1㎏は超えます。でもレストランで注文するともっと高いこともあるので(炭火焼きには勝てませんが)、複数人で行ったらこういうお店で食べてみるのもいい。中がレアでキアニーナ牛の美味しさが際立つ料理方法です。 -
右のショーケースにはステーキ肉やハンバーグ、ソーセージなども並んでいますが、他のお店も見てみたくてぐるっと1周して見ました。ピザのお店や手打ちパスタ店も魅力がありましたが、今日は機内食のペンネを半分とティラミスしか食べていないのでお腹はペコペコ。やっぱりお肉が食べたいと帰ってきました。
ちょうどその時カウンターに焼き上がったトレイを取りに来た男の子がいて、日本人っぽかったので聞いてみたところ卒業旅行中のグループで、私もこれかなと思っていたキアニーナ牛のハンバーグだったんです!迷わず注文しました。 -
待っている間にワイン屋さんへ行きグラスワインも。テイスティングさせてくれましたが、そうわかるほうでもないしCHIANTIだったのでOKしました。
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お肉屋さんに戻ったら焼いてくれた愛嬌のいい男の子がプレートを運んできてくれました。これがキアニーナ牛のハンバーグ、残念ながらポテトはべたっとしていて生野菜も乾いていましたが、ハンバーグは焦げてはいますが塩もきいてしっかりとした味。右向かいで黙々とステーキを食べていた女性がパンの袋を持っていたのでもしやと思いカウンターに行き、Pane?と聞いたらちゃんと袋入りのトスカーナパンを渡してくれました。トスカーナ地方のパンは塩味がないのでお肉にぴったり合いました。
しばらくするとお隣に日本人のカップルが、新婚さんでツアーに参加しているとのこと。お肉屋さんの向かいがフィレンツェ名物のランプレドットのお店で(有名店は別の場所)、お二人はハンバーガーをシェアしていました。味を聞くとふたりとも声を合わせて”普通”と。以前ローマのテスタッチョ市場で挑戦したことがあるのですが、普段もつを食べないこともありそう美味しいとは感じなかったのでやっぱり、と思いました。ハンバーグもプレート全体としてはいい点は付けれませんが、お安いしお肉自体は悪くなかったので焼き方をもっと言えばよかった。
ツアーも後半になっていて特に奥さまはすごく疲れた様子でした。早朝出発があったりホテルに着くのがかなり遅い時間になることもあり大変と話しておられました。 -
帰る途中お水など買うため定番のCONADに寄りましたが、ラインナップを見るとなつかしくて、水、ヨーグルト、洋梨の他、コンソメキューブやアンチョビ、お土産用のチョコレートなども買いました。中央左にあるヨーグルトが私のお気に入りのVipiteno。2つでなんと0.49ユーロ!
実はCONADの果物売り場で素手で洋梨を触っていたところ、後から来られた男性がビニールの手袋を渡してくれたんです。すっかり忘れていましたがこれはコロナ以前にもされていたシステムで、果物や野菜は手袋をしてビニール袋に入れ計らなければいけなかったのです。親切な方がおられて助かりました。 -
チーズ売り場ものぞいて、パスタ用のグラーノ・パダーノにセミハードのペコリーノ・トスカーノも購入。充実のお買い物でした。
帰ったら8時半過ぎ、洋服も出していなかったのでスーツケースから出したりしていると、ワインも飲んだせいで猛烈な眠気が。ヴェネチアでも食事しながら居眠りしたことがありましたが、荷解きは途中にしてやっとのことでシャワーを浴びベッドに倒れ込みました。
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