2024/04/11 - 2024/04/11
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行き当たりばったりさん
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北海道に来たが1泊しかないので、早朝便で来て、着いた初日からあちこち行っています。
ということで、小樽からさらに先の余市にニッカウヰスキーの蒸留所があり、そこが無料で工場見学ツアーをやっているというので、申し込んでみた。
しかし実際に来てみると、超望遠のメインカメラの電池が切れてしまい、さらにiPhoneの電池も少なめ。
見どころたくさんあったのですが、かなり厳選して写真を撮っていました。
まだメインカメラ使いこなせていないな…。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
今回北海道に来るにあたり、観光は基本ゼロの予定だったのですが、かみさんがあまりそういう極端なテーマは好まないので、1つアクティビティを挟みました。
小樽からちょっと先の余市という街にニッカウヰスキーの蒸留所があり、そこの見学ツアーが無料で毎日行っているとのこと。
情報筋では「かなり人気なので早めの予約必須」とあったので、航空券を撮った直後にこの画面を開いた。
北海道でなんの特別なイベントもないこの時期で、札幌から電車で2時間近くかかる上にこれ以外何もないところなのに、この見学ツアーは大人気で、我々が参加できる唯一のチャンスである4月11日午後の予約状況はこんな感じでした。
ここに来る前に小樽で寿司食べる上に小樽からの電車がいつ出るかわからないので、余裕をもって最終の15:00からのツアーに予約しました。 -
小樽から先は関東の人間にとっては秘境と言ってもいい。
小樽から先の函館本線は昼の時間帯は電車が1時間以上来ないときもある。
関東の人間からしたら、5分待てば次の電車が当たり前のように来る生活が当たり前になっているので、1時間以上電車が来ないのは非常に不安。
大みそかの終夜運転だってそれ以上の頻度で来るぞ、とツッコみたくなる。
そういう状況なので、余市蒸留所の予約は余裕をもってしました。
これが余市まで乗っていく電車です。
そこそこ現代的なデザインです。
でも電気で動く車体ではないので正確には電車とは言わない。
鉄ヲタの方、こういう車体は電車ではなくなんと言うのでしょうか? -
小樽から先は交通系ICカードは使えません。
よって券売機で切符を買います。
久しぶりの行為にちょっとドキドキ。 -
小樽を出たらその後記憶がない。
寝てしまっていました。
途中風光明媚な光景があったようですが、なんせこの日は3時に起きて羽田まで運転して飛行機乗ってここまで来ているので、疲労がたまっていたのかもしれません。
でも余市の前で起きられたのは奇跡です。 -
乗ってきた列車はディーゼル車なので、エンジンの音と排気ガスのにおいが漂っています。
個人的にはこのディーゼルの排気ガスのにおい、嫌いじゃないです。
よく考えてみたら、埼玉も3~40年前は川越から大宮にこういうディーゼル車が来ていたんですよね…。
今ではその路線も埼京線が直通しているので、「日本一忙しい単線」と呼ばれていますけど…。 -
乗ってきた列車は倶知安行きでした。
この列車は小樽始発でしたが、小樽から見るとここ余市はまだ走り始めの距離みたいで、終点の倶知安はだいぶ先のようです。 -
非電化区間なので架線がありません。
2両…。
2両だけと言いますが、東京でも意外と2両で走っているところがあるので2両に対するカルチャーショックはあまりありません。
有名な西新井大師に向かう東武大師線、亀戸と曳舟の間を行き来する東武亀戸線は東京23区にありながら今でも2両で運行していますよ。
その代わり、こちらは都内の通勤路線でもあるので、函館本線の10倍以上の運航本数があります。
秘境マニアの方、東京にも秘境がありますので、一度行ってみてはいかがですか? -
さて、駅を出ました。
あらかじめわかっていましたが、目的地がもう見えます。
決して迷うことはないでしょう。 -
予約の時間まで多少時間があるので、駅をウロウロしてみます。
-
さすがニッカの街ですね。
駅の売店にもニッカのグッズが並んでいます。 -
ウイスキーもあります。
工場が目の前にあっても中に入るには事前に予約しないといけないので、予約なしだけど、何か余市に来た証が欲しい方にはこういうのいいですよね。 -
うわ~、まだコーラの瓶の自販機があるんですね。
今どきの子供はこんな自販機があちこちにある時代があったなんて想像できないと思います。
これは25瓶ですが、昔はもっと大きな瓶の自販機もあり、瓶を店の人に返すと10円キャッシュバックが当たり前の時代がありました。 -
余市駅前にこんなフォトスポットがあります。
-
そろそろ行ってみましょう。
駅からも見えるところなので、まだ駅にいるのですが、超望遠で撮ってみたらこんな感じの写真が撮れました。 -
駅前はニッカ一色です。
竹鶴政孝関連の石碑があったり、朝ドラのことに触れた碑もありました。 -
振り返り余市駅を…。
-
徒歩2分弱くらいでしたか、もう着きました。
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守衛のおじさんがいて、予約済みを伝えると中に通されました。
受付で予約のメールを見せると、なんとまだひとつ前のコースが始まっておらず、余裕があるので、そっちでどうぞというので1つ前の組に合流しました。
札幌に戻る時間が早まって時間に余裕ができたのでラッキーでした。 -
まずはブリーフィングということで、ウェイティングルームに向かいますが、中はレトロな雰囲気です。
ここでまだ作っているんですかね?
作っているから工場見学をやっているんだろう…。 -
まだ多少時間があるので、部屋までのルート上で見えるところを撮っておきます。
-
ブリーフィングは10分くらいだったでしょうか。
案内係のお姉さんが滑らかに説明してくれました。 -
では工場見学スタート。
一般的な工場見学のように建物の中で完結するようなスタイルではなく、あちこち点在する建物を訪問する形態なので、雨が降ると雨具必要なツアーです。
この日も札幌はいい天気だったのに、ここ余市はだいぶ曇っていました。
雪なら多少降られてもいいですが、この日は雪が降るような気温ではないので、雨が降らないことを祈るばかり。
ちなみにこの建物は乾燥塔と呼ばれ、発芽した大麦をピートでいぶしながら乾燥させ、麦芽をつくる施設だそうです。
国の重要文化財だそうです。 -
途中、スタッフさんが仕事しているところが見えました。
後で見に行くんですが、ここは実際に稼働中の工場のようです。 -
ここは後でじっくり見学します。
-
ここは粉砕・糖化棟の外。
レトロな工場ですが、このような最新鋭(?)の機械が入っています。
パイプが別の棟に延びていました。
独特の発酵のにおいが漂っていました。 -
20人くらいのグループでガイドさんについていきます。
-
ここは蒸留棟内部。
この蒸留塔も重要文化財です。
もろみをポットスチルと呼ばれる単式蒸溜器で蒸溜するところ。
当然現役で稼働中です。
ガイドさん曰く、余市蒸溜所では伝統的な石炭直火蒸溜により、力強く重厚なモルトウイスキーがつくられます。 -
ちょうど石炭をくべるシーンが見られました。
-
年季の入った炉があります。
-
スタッフさんが石炭をくべます。
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寒い北海道で作業するのは大変でしょうが、ここは多少寒さしのげるのかな…?
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石炭をくべては
-
火が均一に回るように石炭の配置を調整します。
このような手作業での行程は熟練の技が必要で、このような昔ながらの方法で蒸留しているところは世界でも数少ないとのこと。
かなり貴重な光景だそうです。 -
この蒸留棟にはポットスチルと呼ばれる蒸溜器が7つあったと思いますが、この写真奥の2つが明治のころからあったポットスチルだそうで、今は稼働していないが、当時のまま残してあるそうです。
また、各ポットスチルにはしめ縄が飾られているのですが、この日は別に記念日でもお正月でもなく、一年中飾られています。
もともとしめ縄を飾る意味は、しめ縄が神の領域と現世を隔てる結界となり、その中に不浄なものが入らないようにする役目も果たしているので、神の領域で最高のウイスキーができることを願って一年中飾っているのではないかと思います。 -
これはニッカウヰスキー創業時の事務所だそうです。
創業者・竹鶴政孝の執務室として1934年7月に建てられたそうです。
建物の角に見にくいですが、柱には旧社名「大日本果汁」と書かれていますが、ニッカの社名の由来だそうで、日と果でニッカとなりました、と豆知識もいただきました。 -
ここは「リタハウス」と呼ばれている施設ですが、1984年までの約50年間、ニッカウヰスキーの研究室として機能していたそうです。
ここも重要文化財指定されているそうです。 -
近年の”研究所”と言えば、無菌状態で白衣来た研究者がたくさんいるところのイメージが強いですが、明治のころはこのような普通の洋館で発酵の実験を行っていたんですね。
-
続いて貯蔵棟へ
一号貯蔵庫と呼ばれる建物ですが、長さ50メートルくらいの施設の中に樽がびっしりと貯蔵されていました。
重要文化財。 -
この貯蔵樽は見学用のモノらしく、実際の貯蔵はなんと千葉県の柏でやっているらしいです。
-
熟成させると、樽の中の量が減っていく様を再現しています。
この現象をキザに言うと「天使の分け前」と言いますが、そもそも天使って成人だったの?
なんか分け前飲みすぎて酔っ払っている天使なんて想像できない‥。 -
工場見学のあとはテイスティングです。
-
今日のテイスティングはこの3つ。
左から
シングルモルト余市
スーパーニッカ
アップルワイン
なぜニッカウヰスキーなのにアップルワインなのかというと、見学時のことを思い出すと、もともと余市近辺はリンゴが特産で、ニッカ前身の大日本果汁時代からリンゴ果汁を作っていたこともあり、ウイスキー製造となった今もアップルワインが作られているらしいです。
創業時の商品を今でも製造しているところは朝日に買収されても作り続けさせるほど、会社の源流樽商品は守っていくという心意気を感じつ商品でもあります。 -
ビンを置いて、好きなだけ飲め、というスタイルではなく、こうやってグラスに分けてのテイスティングです。
-
左から、アップルワイン、スーパーニッカ、余市です。
オイラは実はビール党で、ウィスキーはハイボールすら飲まないので、あまりウィスキーには詳しくありません。
でもせっかく来たのですから、テイスティングします。 -
当初、この中のアップルワインはストレートで飲むつもりでした。
しかし、蒸留所はこのアップルワインを割って飲むことを勧めていた。
ワインを割るなんて聞いたことないが、作った人がそういうなら、と水割りロックにしました。
ハイボールにしろ、水割りにしろ、炭酸水、水の割合は来訪者任せなので、詳しい人は自分の配分で入れられるでしょうが、オイラのようなビール党はどれくらいの配分で入れればいいかわからないので、あらかじめお勧めの配合で出してくれた方がうれしかった。
そういう人はストレートかロックで飲めばいいのかな? -
テイスティングを終えたら下に降ります。
1階はショップになっています。
余市蒸留所オリジナル商品もたくさんあります。 -
コロナ以降、お酒を飲む機会がほとんどなくなり、このテイスティングの前、いつお酒飲んだか遡ると、なんとバルセロナだった。
最近酒飲む機会減ったな…。
お土産の内容ですが、やはり酒造工場なので、お酒、またはお酒がが含まれるものが多く、職場へのばらまきみやげは少ないかな…。
この小さな樽はコーヒー豆のチョコレートコーティングですが、これはお酒は入っていません。
これ、当然買いまして、この樽は今はオイラのデスクのペン立てになっています。 -
最近はあまり名前を聞かなくなったスーパーニッカですが、当然今でも販売しているニッカの主要銘柄ですが、余市蒸留所にはこんな限定ラベルがありました。
かわいいですよね。
お土産に最適ですね。
中に入っているのはおなじみのスーパーニッカなので、価格的に特にプレミアではなく一般的な酒屋さん価格ではないでしょうか。 -
箱もデザインかわいいです。
-
ニッカのウイスキーの主要モデルの製造状況。
ニッカはここ余市蒸留所と仙台の郊外にもう一つ宮城峡蒸留所があり、ここでは竹鶴と余市を作っているとのこと。
余市は余市蒸留所で製造されたものだけを使っていますが、竹鶴は余市蒸留所と宮城峡蒸留所で作られたウイスキーをブレンドしているそうです。
2か所の蒸留所で作られたものは柏でブレンドするそうです。
サッポロビールの方がよかったなと思いながら無料の言葉に誘われて予約したものの、あまり長時間の拘束でもなく、子供でもソフトドリンクのテイスティングがあるので、家族で参加できるみたいです。
ソフトドリンクは親会社のアサヒのドリンクになるようです。
それでは、札幌に戻ります。
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