2024/02/09 - 2024/02/26
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pippo77さん
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エジプト縦断&パリ・アムステルダム・マドリード美術館巡りの、16泊18日に渡る旅行記です。
エジプト縦断を終えパリへ。
18年前、長蛇の列で入場を断念したオルセー美術館。
今回はそのリベンジと、オルセーから歩いて10分のオランジェリー美術館。
そしてデジタルアート美術館のアトリエ・デ・リュミエールに行きます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
5階に直行。
入り口でまず迎えてくれるのは「医師ガシェの肖像」
チケットは事前に、最初の枠の9時半で取っておいた。
しかしそれでも長蛇の列(皆さんオンラインチケットは持っている)。
入った後も荷物預けるクロークにまた並び、ここに来た時点で10時近く。 -
続いて「ローヌ川の星月夜(通称:星降る夜)」
18年前アルルに行った際、ローヌ川沿いに「ここから書きました」という看板があったのを思い出した。 -
ひとつのタッチの中にも色が混ざっている。
ゴッホは凄く筆が早かったそうなので、早いがゆえにこうなのか、狙ってこうなのか・・・
たぶん両方なのでしょう。 -
オーヴェルの協会。
思ったより大きな絵だった。 -
ゴッホは沢山の自画像を残している。
その最大の理由は、自分ならモデル代無料だから。
いつでも好きな時にモデルが居るわけだから、一石二鳥。 -
どんどん人が増えて来る。
-
モネの「日傘の女」は、展示室の中でもいい場所にありました。
なんだろう、この春風な感じ。 -
ルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
これ、もちろん有名な絵画なので知ってはいたが、特に何とも思っていなかった。
しかし実際見ると、喧騒や木漏れ日の暖かさなどが伝わって来て、何だか楽しくなる作品だった。 -
モネの「国会議事堂、日没」
実際に光っているように見えるので、パッと目につく。
当時これを見た人は、いやーっこうくるか!と驚いたことでしょう。 -
ゴッホと共に、私の中で裏メインだったのがこれ。
随分前に東京のオルセー美術館展でも見た、ルソーの「戦争」
当時ルソーを知らず予備知識ゼロで見て、完全にやられた。
何なのこれ!?
子供みたいな絵だし、平べったいし・・・
でも、妙に惹かれる魔力が。
あーっ、ようやく再開が果たせた。
ただ「蛇使いの女」がこの日は展示していなくて残念。 -
ミレーの「晩鐘」
これも知ってはいても、特に思い入れは無かった作品。
だけど、いい!
静謐な空気の中、今日の糧に感謝する農夫たち。
貧しいながらも、たくましさや品を感じる。
小さな絵なんだけど、ぶわ~っと絵の世界観が広がるようだった。 -
もちろん人に寄るけど、半日あれば魅力を味わえる規模かと。
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フォトスポットになっている巨大な時計。
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ここで写真を撮るため、めっちゃ並んでいます。
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美術館内のカフェ。
のどが渇いたので何か飲み物でもと思ったが、どこかでペットボトルの水を買おうと思いスルー。
これにはちょっとしたオチが。 -
3時間くらいでオルセーを後にした。
のどがカラカラだったので、クーラーボックスに入ったペットボトルを売っていたアンちゃんから、2ユーロで500ccの水を買った。
早速飲もうと思ったらフタが難なく上にパカッと開く・・
んっ?
包装もなくパカッと開き、すぐ飲める状態なのだ。
やられたっ!
使いまわしのペットボトルと、ただの水道水だ!
オルセー入り口付近に居るクーラーボックスの売り子から、ペットボトルを買っちゃいけません。 -
オルセーから徒歩10分くらい、オランジュリー美術館にやってきました。
事前のオンラインチケットは買っていません。
入場まで30分程度並びました。 -
オランジュリーといえば、何といってもこれ。
モネの睡蓮は数が多いので世界中で見れますが、ここのは別格。
元々この建物は、オレンジの温室だったそうな。
だからオランジュリー美術館。
そして1927年に、この大スケールの連作を収めるために整備されたのが始まりというから、元々が「モネの睡蓮ありき」の美術館。
ちなみに徳島県の大塚国際美術館には、こことまったく同じサイズでレプリカが再現されています。 -
天井には天窓が。
自然光で見せるのが、この美術館のこだわり。 -
もちろんモネ以外にも「いいやつ」が有りますよ。
手前はピカソ。 -
そしてオルセー同様、私的な裏メインはルソー。
何この絵。
ふざけてんの?
花嫁空中に浮いてるし。
相変わらず遠近法の欠片もない平べったい絵だし。
でも好きなのだ、これが。 -
もういっちょルソー。
相変わらずふざけた絵。
何だよ馬の前にいるのは、ネズミか?
一番左の女の子、小さすぎるだろ!
人形か!?
でもやっぱり好きなのだ。 -
これもルソー。
この作品は初めて見た。
まるで船の切り絵をペタッと貼ったような平べったさ。
でもやっぱり好きだし、この味わいは出そうと思って出るものではない。 -
オランジュリー美術館の隣にはコンコルド広場。
フランス革命で、ルイ16世とマリー・アントワネットが断頭台の露と消えた場所。 -
コンコルド広場から真っすぐ伸びるシャンゼリゼ通り。
今回は望遠で写真を撮っておわり。 -
コンコルド広場から地下鉄に乗ってアトリエ・デ・リュミエールにやって来ました。
ここはプロジェクションマッピングを駆使した、パリ初のデジタルアートミュージアム。
展示?上映?企画?は時期によって違うのだが、この時は何の因果か前の日までいたエジプトがテーマ。 -
今までゴッホの世界、クリムトの世界、シャガールの世界etc.と様々な企画があったそうな。
従来の美術館だと企画展はあっても、核となる常設作品は同じ。
でもここはハナから全てがバーチャルなので、企画が変わればまったく別の美術館に。
この数日前に行ったカイロ、大エジプト博物館のイマーシブ・エキシビジョンも正にそうだったが、マッピングやCGなどを駆使した美術館は、日本でも増えている。 -
客は何処に居てもいいし、座り込んでもいい。
各々が好きなように楽しんでください、といった感じ。 -
実物だけが持ちうるアートの王道とはまた別に、こうした見せ方で楽しませてくれる美術館も今後注目ですね。
それにこの分野、日本はめっちゃ得意だと思うし。
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