1973/03/31 - 2024/05/27
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呑ん兵衛ヴァガボン(ド)さん
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この旅行記のスケジュール
2024/05/27
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この旅行記スケジュールを元に
いつもの面 白くもない一時帰国時の旅行記を備忘録として作成しているときに、大昔のネガが出てきて、それが場所的に一致したので、回顧として組み込むことにしました。
舞台は、国分寺とその枝。
今を去ること52年前の4月1日、東京都心を避けるようにその外側を囲む路線が開業しました。国鉄の武蔵野線です。
その武蔵野線は、当時の山手(貨物)線が混んできたため、主に東海道本線-東北本線間の貨物列車を、都心を回避して迂回(実は短絡?)させる目的で建設されました。
それはともかく、その新線開業により、姿を消した路線があります。
それは、中央線の支線である国分寺-東京競馬場前間です。
この路線は、途中駅の北府中に隣接する(三億円強奪事件にも因む)東芝府中工場への通勤と、東京競馬開催時の来場者の輸送が主でした。
前半では、その最後の様子をご覧に入れます。
なお、その部分は古い原版をスキャンしてますので、一部キズや取れないホコリがあります。ご了承ください。
また、本来一般には立ち入れないところで撮ったものもありますが、当時は駅員や乗務員から咎めを受けることがなく、暗黙の了解があったものであることを書き添えます。
後半は、「今」の国分寺を -喰探- として少し。2024年5月に一時帰国したときのものです。
いずれにせよ、つまらんもんです。どうぞお許しを。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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中央線国分寺駅の4番線に停車中の、東京競馬場前行き電車です。
この電車は、当時でも「超~古い」部類に入る1935年製です。向こうに見える赤い電車は、中央線(本線)の国電区間用のものですが、たまたまこの(1973)年に初めて新製配置された、ピッカピカの冷房車です。新旧のコントラストが眩しい?!JR中央本線 乗り物
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反対側です。
最終日なので、下り方には装飾が施されていました。
普段は輸送需要が極めて少ないので、この旧型国電が単車で走っていて、ラッシュ時や競馬開催時は、主に5両編成の赤い電車でした。
また特に人出が見込まれる重賞レース開催日には、東京からの臨時直通電車もありました。国分寺駅 駅
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北府中に停車中の電車。
背後に東芝のビルが見えてます。北府中駅 駅
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北府中駅の時刻表。
もともとホームを有する線路は1本しかなく、旅客の乗降を伴う行き違いが出来なかったので、ラッシュ時は運転区間を国分寺-北府中と北府中-東京競馬場前に分け、2本の電車を運行し、運転間隔を短くして多客を捌いていました。ラッシュ時は、ほとんどが東芝への通勤客で、通しの需要はかなり低かったし。 -
国電区間の運賃表。
5kmまで30円、10kmまで40円、....40kmまで160円....と安い!
なお、「国電」とは4扉のロングシート車が運用されていた(旅でない)区間で、それにどういうわけか3扉のセミクロスシート車(旅向き)が使われていた横須賀線と総武本線の東京-錦糸町間が含まれています。(至近の八高線と相模線は、当時「電車」でなかったので記載されていない。東北本線の尾久前後は、細線で取り敢えず記載されている。)今の、他の線区より若干安い運賃が設定されている「電車特定区間」も、これが起源です。
蛇足ですが、根岸線は未だ洋光台止まりです。またこの3年後、運賃は倍になります。賃改前日には、どの駅にも定期乗車券を買い求める旅客の長蛇の列(1~3時間待ち!)ができました。 -
当時の国鉄で、かな文字数が最多な駅、東京競馬場前(とうきょうけいばじょうまえ)駅に到着した電車。
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駅廃止の告知。
なお、書類上は、昭和48年4月1日付けで使用廃止です。 -
(出典を明示すれば二次使用ができる、国土地理院の)周辺の地図です。
東京競馬場前駅は、縦組みの「府中本町駅」の文字の「町」と「駅」の字の間です(二重破線部分が線路跡)。
この図のとおり、200m北には、南武線の府中本町駅があり、武蔵野線開業でそれが府中本町に乗り入れ、国分寺-国立間に西国分寺が新規開業したことにより、この路線は淘汰されたのです。
(https://mapps.gsi.go.jp/maplibSearch.do?&topLat=35.67051069484927&bottomLat=35.656128111323135&leftLon=139.46909666061404&rightLon=139.48950290679934¢erLat=35.66331972693716¢erLon=139.4792997837067&zoomLevel=16&selectedYearEraFrom=1111&selectedYearEraTo=9999&selectedEndScale=99999999&selectedStartScale=0&colorTypeArrStr=2_1&dataTypeId=0&searchType=undefined
をトリム、リサイズ。) -
府中本町の引き上げ線に留置された、開業に向けた武蔵野線電車。
冒頭で記した、中央線に投入した新製冷房車70両で捻出された「お古」66両を、長いトンネルが多い武蔵野線用に難燃化して充当。当初は、6両編成でした。JR武蔵野線 乗り物
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翌日、武蔵野線開業日の府中本町駅時刻表です。
当時の武蔵野線は、(今では信じられない)混雑時でも15~20間隔、日中は40分間隔とでした。
競馬開催日は、南武線も含め臨時列車(馬臨)が多数運転されました。府中本町駅 駅
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この支線は「下河原線」といわれていて、元々は多摩川での砂利採取のためでした。
冒頭で触れた、武蔵野線開業に伴い廃止されたのは、旅客扱いの国分寺-東京競馬場前間のみで、貨物のみを扱った北府中-下河原間は、武蔵野線に移管されて昭和51年9月まで残りました。
この写真は、南武線・府中本町-分倍河原間を跨ぐところを走る貨物列車です。下河原での入れ替え作業を行う駅長(助役または運転主任)と構内係が全部のデッキに便乗していますが、本質的に危なくなければなんでもアリの緩かった良い時代。また、電車が走らなくなって不要な架線がそのまま残っていますね。
超ブレブレ御免!下河原緑道 名所・史跡
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下河原です。
この数日後に、この駅を含む下河原線全体が、その幕を閉じました。 -
これは、「今」の中央線、国分寺北口です。
ずいぶん変わりましたね。 -
駅構内というか、広義の敷地内にある、たこ焼き屋です。
銀だこ酒場 ミーツ国分寺店 グルメ・レストラン
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立て看メニュー。
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スタミナのり天とたこ焼きです。
まぁ、普通。 -
たこの唐揚げもありました。
普通。 -
とんぺい焼。
味は、これまた普通。 -
ねぎだこ。
興味本位で頼んでみたけど、普通のたこ焼きの方が旨い。 -
銀だこ酒場は決して不味くないけど、けっこう値が張るわりに席が貧なので、安い呑み屋に河岸を変えました。
四文屋 国分寺店 グルメ・レストラン
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店内。
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ここも「寛ぐ」ところではないけど、庶民の呑み屋で悪くない。
レバー、とり皮、ネギまなどを注文。 -
この手の呑み屋では、必須のもつ煮。
欧州在住の身として、年に数回の「娑婆」で、こういう(日本での)日常が素敵!
旨かった!! -
最後に、方向幕をひとつ。
上述のごとく、朝夕混雑時や競馬開催時の馬臨や波動対応に使われていた、赤い電車に装備されていたものです。
国鉄でもっとも長い駅名として有名だったこの駅も、消えて半世紀を過ぎています。潰した国鉄を7つ裂きにして作った鉄道会社は、発足して早や38年。日本国有鉄道の歴史を越えてますからねぇ。
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