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古き時代の『浪漫』の旅への誘いー <br /><br />昨日は敦賀から今庄までレンタカーで旧北陸本線(杉津駅ルート)を辿った。<br /><br />一旦、彦根に宿をとり、翌日に長浜から、再度敦賀を目指す。<br /><br />敦賀は、三方を山に囲まれ古くから栄える。<br />江戸時代には帆船の中継地として、明治に入ると国際貿易の拠点となる。<br />合わせて、物資輸送の需要も高まり、鉄道も時代と共に進化した。<br />敦賀から国際航路を利用し『東京→パリ』行の切符とカバンを手にする。<br />(なんと夢のあるチケットだろう!)<br />人々は、不安、憧憬、期待、いったいどんな思いを抱いて海を渡ったのだろう。<br /><br />後年、新しいルートの新線やトンネルが出来ると、必然的に廃線が生まれる。<br />近江から越前を抜けるのは、険しい鉄の路。<br />時代の荒波を受け、翻弄された100年前の道。<br /><br />今日も、鉄道の痕跡を追って旅を続ける。<br />

北陸本線、廃線跡を行く(長浜ー敦賀間) その2

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2022/11/12 - 2022/11/12

370位(同エリア474件中)

旅行記グループ 旧北陸本線

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レモンパパ

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古き時代の『浪漫』の旅への誘いー 

昨日は敦賀から今庄までレンタカーで旧北陸本線(杉津駅ルート)を辿った。

一旦、彦根に宿をとり、翌日に長浜から、再度敦賀を目指す。

敦賀は、三方を山に囲まれ古くから栄える。
江戸時代には帆船の中継地として、明治に入ると国際貿易の拠点となる。
合わせて、物資輸送の需要も高まり、鉄道も時代と共に進化した。
敦賀から国際航路を利用し『東京→パリ』行の切符とカバンを手にする。
(なんと夢のあるチケットだろう!)
人々は、不安、憧憬、期待、いったいどんな思いを抱いて海を渡ったのだろう。

後年、新しいルートの新線やトンネルが出来ると、必然的に廃線が生まれる。
近江から越前を抜けるのは、険しい鉄の路。
時代の荒波を受け、翻弄された100年前の道。

今日も、鉄道の痕跡を追って旅を続ける。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
5.0
グルメ
4.5
交通手段
観光バス JRローカル

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  • おはようございます。<br /><br />彦根城の周りを散歩します。<br />

    おはようございます。

    彦根城の周りを散歩します。

    彦根城お堀めぐり 乗り物

  • 朝食も美味しくいただきました。<br />

    朝食も美味しくいただきました。

    彦根キャッスル リゾート&スパ 宿・ホテル

  • 彦根駅まで戻ります。<br />

    彦根駅まで戻ります。

    彦根駅

  • 伊吹山を見ながら北陸本線を北上<br />

    伊吹山を見ながら北陸本線を北上

  • 長浜駅で下車<br />

    長浜駅で下車

    長浜駅

  • 長浜鉄道スクエアに移動。<br /><br />長浜旧駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3施設からなっている。<br />

    長浜鉄道スクエアに移動。

    長浜旧駅舎、長浜鉄道文化館、北陸線電化記念館の3施設からなっている。

    長浜鉄道スクエア 美術館・博物館

  • 大きな動輪があった。<br />

    大きな動輪があった。

  • 旧長浜駅舎<br />

    旧長浜駅舎

  • 「大享貞(だいきょうてい)」<br /><br />旧北陸本線の子不知トンネルにあった石額だそうです。

    「大享貞(だいきょうてい)」

    旧北陸本線の子不知トンネルにあった石額だそうです。

  • 赤錆びた分岐ポイント

    赤錆びた分岐ポイント

  • 待合室は、1等から3等まであった。

    待合室は、1等から3等まであった。

  • 当時は、長浜から琵琶湖を船で渡り大津まで向かった。

    当時は、長浜から琵琶湖を船で渡り大津まで向かった。

  • 明治時代の長浜駅の構内図<br /><br />

    明治時代の長浜駅の構内図

  • 大正時代の京都駅の時間(刻)表

    大正時代の京都駅の時間(刻)表

  • 時間(刻)表と運賃表<br />

    時間(刻)表と運賃表

  • ED70形1号機関車<br />

    ED70形1号機関車

  • D51機関車

    D51機関車

  • 27年間走り続けました。<br />

    27年間走り続けました。

  • 大きな動輪

    大きな動輪

  • 178万kmも走った。<br />

    178万kmも走った。

  • 大きくて迫力あります。<br />

    大きくて迫力あります。

  • 機関車の運転席に入ってみます。<br />

    機関車の運転席に入ってみます。

  • 機関車内<br /><br />

    機関車内

  • 熱い、あつーい、釜を焚いていたんですね。

    熱い、あつーい、釜を焚いていたんですね。

  • 腕木式信号機<br />

    腕木式信号機

  • 鉄道の歴史を感じた時間でした。<br /><br />

    鉄道の歴史を感じた時間でした。

  • 長浜駅まで戻ります。<br /><br />これから乗車するのは、南越前町の『SLバス』

    長浜駅まで戻ります。

    これから乗車するのは、南越前町の『SLバス』

  • 琵琶湖を北上します。<br /><br />

    琵琶湖を北上します。

  • JR木ノ本駅を通り過ぎ、

    JR木ノ本駅を通り過ぎ、

  • 宿場町を散策

    宿場町を散策

  • 宿場町を散策します。

    宿場町を散策します。

  • 木之本札の辻跡<br />

    木之本札の辻跡

  • 木之本地蔵院

    木之本地蔵院

    木之本地蔵院 寺・神社・教会

  • 北國街道の碑<br />

    北國街道の碑

  • 老舗の酒屋に杉玉がありました。<br />

    老舗の酒屋に杉玉がありました。

  • 地酒もたくさんあり、試飲もできるようです。<br />

    地酒もたくさんあり、試飲もできるようです。

  • 北陸本線を越えて山間部へ<br />

    北陸本線を越えて山間部へ

  • 旧中之郷駅跡を通り過ぎる。<br /><br />(ブレブレです・・・)

    旧中之郷駅跡を通り過ぎる。

    (ブレブレです・・・)

  • 小さな小川を渡る。<br />

    小さな小川を渡る。

  • 小刀根トンネルが見えてくる。

    小刀根トンネルが見えてくる。

    小刀根トンネル 名所・史跡

  • 碑があった。

    碑があった。

  • 説明文には「D51機関車は、トンネルのサイズに合わせて造られた」とある。<br />

    説明文には「D51機関車は、トンネルのサイズに合わせて造られた」とある。

  • 小刀根トンネルは、明治14年に完成<br />(全長は56m、高さ6.2m、幅16.7m)<br />

    小刀根トンネルは、明治14年に完成
    (全長は56m、高さ6.2m、幅16.7m)

  • 見事な馬蹄型ですね。<br />

    見事な馬蹄型ですね。

  • アーチ状のレンガの上にある『石額』

    アーチ状のレンガの上にある『石額』

  • 中へ入ってみる

    中へ入ってみる

  • トンネルの壁には、当時の煤がまだ残っている。<br />

    トンネルの壁には、当時の煤がまだ残っている。

  • 通り抜けて、反対側に出てみる。<br />

    通り抜けて、反対側に出てみる。

  • 県道と併用され、生活道路としても利用されている。<br />

    県道と併用され、生活道路としても利用されている。

  • 国道に出る。<br /><br />向こうには、高速道路の高架が見えてきたら、敦賀の町はもうすぐ。<br />

    国道に出る。

    向こうには、高速道路の高架が見えてきたら、敦賀の町はもうすぐ。

  • 小浜線を渡る。<br />

    小浜線を渡る。

  • 海の近くにある、海鮮『みなと家』さんへ<br />

    海の近くにある、海鮮『みなと家』さんへ

    海鮮 みなと家 グルメ・レストラン

  • 頼んだのは、

    頼んだのは、

  • もちろん、人気の『海鮮丼』 (^^♪

    もちろん、人気の『海鮮丼』 (^^♪

  • 店のすぐ裏手は

    店のすぐ裏手は

  • 敦賀港です。

    敦賀港です。

  • 『敦賀ムゼウム(資料館)』に移動<br />

    『敦賀ムゼウム(資料館)』に移動

    人道の港敦賀ムゼウム 美術館・博物館

  • ヨーロッパへの入り口、当時の建物の様子<br />

    ヨーロッパへの入り口、当時の建物の様子

  • 敦賀港からは、シベリア鉄道を経由

    敦賀港からは、シベリア鉄道を経由

  • 当時の様子<br />

    当時の様子

  • 汽船(満州丸、はるぴん丸、天草丸)<br /><br />杉原千畝氏によって、多くのユダヤ人がこの地を通った。

    汽船(満州丸、はるぴん丸、天草丸)

    杉原千畝氏によって、多くのユダヤ人がこの地を通った。

  • また、ポーランドの子供たちを救った様子も克明に記されている。<br /><br /><br />シベリア横断鉄道の案内やパスポートも<br />

    また、ポーランドの子供たちを救った様子も克明に記されている。


    シベリア横断鉄道の案内やパスポートも

  • 『人道の港』と言われる所以でもある。<br /><br />東京からベルリン行の切符<br />

    『人道の港』と言われる所以でもある。

    東京からベルリン行の切符

  • 海辺をブラブラ移動し、

    海辺をブラブラ移動し、

  • 赤レンガ倉庫へ<br /><br />1905年に建てられた石油倉庫だって。

    赤レンガ倉庫へ

    1905年に建てられた石油倉庫だって。

    敦賀赤レンガ倉庫 名所・史跡

  • 大きなジオラマがあった。<br /><br />昭和20年頃の敦賀の町並み<br /><br />

    大きなジオラマがあった。

    昭和20年頃の敦賀の町並み

  • 駅舎の模型<br />

    駅舎の模型

  • 転車台<br />

    転車台

  • 金ケ崎緑地と時計台<br />

    金ケ崎緑地と時計台

  • 近くには、杉原千畝夫人の記念植樹もあった。<br />

    近くには、杉原千畝夫人の記念植樹もあった。

  • 旧敦賀港駅舎

    旧敦賀港駅舎

    旧敦賀港駅舎(敦賀鉄道資料館) 美術館・博物館

  • 天満桟橋と金ケ崎緑地<br />

    天満桟橋と金ケ崎緑地

  • 明治15年の時刻表<br />

    明治15年の時刻表

  • 東京から敦賀、ウラジオストクを経由してパリまで17日間もかかった。<br />

    東京から敦賀、ウラジオストクを経由してパリまで17日間もかかった。

  • 国際連絡列車の時刻表<br />

    国際連絡列車の時刻表

  • 欧州ルート図<br />

    欧州ルート図

  • 緑の塗装に黄色いラインが懐かしいEF機関車<br />

    緑の塗装に黄色いラインが懐かしいEF機関車

  • 北陸本線の電化への変遷<br />

    北陸本線の電化への変遷

  • 東京ーベルリン間の切符(複製)

    東京ーベルリン間の切符(複製)

  • 昭和49年に開通した湖西線により、京阪神からは利便性が上がった。<br /><br />

    昭和49年に開通した湖西線により、京阪神からは利便性が上がった。

  • 杉津線と北陸トンネル<br />

    杉津線と北陸トンネル

  • 旧線のトンネル群<br />

    旧線のトンネル群

  • 赤レンガ倉庫<br /><br />

    赤レンガ倉庫

  • 隣には、国鉄時代(1968年製造)の急行『わかさ』キハ28が展示されていました。<br /><br />

    隣には、国鉄時代(1968年製造)の急行『わかさ』キハ28が展示されていました。

    急行 わかさ 列車展示 名所・史跡

  • 100年以上前に造られたトンネルなどが、今でも残されている。<br /><br /><br /><br />

    100年以上前に造られたトンネルなどが、今でも残されている。



    金ヶ崎緑地 公園・植物園

  • 地元の人々の「鉄道愛」を感じて、<br />

    地元の人々の「鉄道愛」を感じて、

  •    帰途につく。<br /><br /><br /><br /><br /><br />      ――――― おしまい<br /><br /><br />

       帰途につく。





          ――――― おしまい


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