シェムリアップ2024･･･（5）自然の力、時の移ろい　タ・プローム遺跡

2024/02/08 - 2024/02/15

カンボジア旅行四日目の2月11日午後　アンコール遺跡群の中でもメジャーな存在、タ・プローム遺跡へ。
崩れ行く壁に絡みつく巨木･･･時の移ろいを感じさせて、特に日本人には人気があるスポット。

なお、今回旅行は非公開プライベート活動が目的で、公開できる画像があまりありませんので、塗りつぶし写真なども使用して最低限の記録としています。見苦しい点はご容赦ください。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

2月11日午後　やってきたのは数あるアンコール遺跡群のなかでも、圧倒的な自然の力を感じさせる遺跡として人気が高い「タ・プローム」
　
いつものように日本語ガイドのラダさん同行。ドライバーは期間中チャターしたトゥクトゥクで待機。

長い参道を歩きます。（写っているのは私達ではありません。念のため）

日中は34～35℃の毎日ですが、参道は木々が日差しを遮ってくれますので、比較的しのぎやすい。

ようやく遺跡が見えてきました。

巨木と、背後の遺跡からニュロニュロと伸びているエイリアンの触手みたいな木･･･これがタ・プローム遺跡のキーポイントです。

逆行をものともせず･･･

多分「東門」

タ・プロームは、2001年に公開されたアクション・アドベンチャー映画『トゥームレイダー』（主演　アンジェリーナ・ジョリー）のロケ地として有名です。



門を入ってすぐの、大蛇のようにうねる巨木（スポアン（榕樹／ガジュマルの一種））が回廊を押さえつけるような光景

こうしたメインスポットには撮影順番待ちの列ができています。

（塗り潰しが邪魔で恐縮です。公開できない事情があるものですから･･･）

タ・プロームはアンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世の時代、12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられています。

東西1000ｍ、南北700ｍの大きな遺跡で、建立当時には、僧院に5000人あまりの僧侶と615人の踊り子が住んでいたとも。（僧侶はともかく、踊り子多すぎ）

大蛇のとぐろのようなスポアン

こういう自然に呑み込まれていく遺跡というのは、日本人的な無常観にも合致して、日本人的にはツボですね。

血管のように絡まる木

背景の木は人間のお尻みたい

回廊を押し潰そうとするかのような巨木

こういう崩れ行く遺跡を堪能したければ、少し遠いけど（車でシェムリアップ市街から1時間から1時間半）、ベン・メリア遺跡がお勧めです。

遺跡の一部しか回っていませんが、十分に撮影したので外に出ます。

背後の塔には顔が

こうした「顔」は、翌日行くアンコール・トムのバイヨンでたくさん見られます。

ということで、タ・プローム遺跡でした。