シェムリアップ2024･･･（1）古代ギリシャ建築風の二階建て遺跡プリアカン

2024/02/08 - 2024/02/15

カンボジア旅行（2月8日～13日　14日帰国・東京着　15日鹿児島自宅に帰宅）の記録です。

訪れたのはアンコールワット遺跡を抱えるシェムリアップ。

カンボジアは4回目で、アンコールワットをはじめとする遺跡など観光スポットはほぼ行ったことがあるので、今回は観光ではなくプライベート活動が目的。

到着日の午後はマーケットで旅行中に必要になるものを購入
翌日午前は、古代ギリシャ建築風の二階建て遺跡プリアカンで活動

撮影した写真のほとんどが活動に関する非公開画像ですが、一部公開可能画像を使用して旅の記録とします。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

2月7日　夕方のフライトで鹿児島から羽田へ。

2月8日　00：20　羽田→05：25　バンコク
　　　　07：45　バンコク→08：45　シェムリアップ

アライバルビザは30ドル　特に問題もありませんでした。写真も不要でした。
ビザと言うより、入国税みたいな感じ。

写真は朝のシェムリアップ空港
新しく開業した空港は遠くて不便　市内までは車で1時間

手配していた車で市内ホテルに向かいます。

6泊したホテルは安宿「Asanak D'Angkor Boutique Hotel」
1泊20ドル程度（6泊しても、“いいホテル”1泊分程度）

私はホテルはWifiさえ使えれば、どこでも構わないというスタイル。

以前はバックパッカーも泊まるようなゲストハウスもよく使いましたが、さすがに最近は多少くつろげるところを選ぶようにはなりました。それでもこの程度。

ホテル経営のコーヒーショップ脇の門をくぐった中がホテル敷地

部屋にはダブルベッドとシングルベッドが

一応小さなプールもあって、たまにゲストが使用しています。

通路に置かれたテーブルで毎朝朝食　前夜に街のスーパーで購入した菓子パン（1ドル）と部屋に置いてある無料のインスタントコーヒー。

ちなみに、食事にもあまりこだわりがないので、お昼はチャーハン・焼きそばの類をテイクアウト（2ドル程度）　夕食は街のお店で4～5ドル程度　3食合わせて1日分の飲食費は8ドル程度でしょうか。お酒は飲みません。

そういう旅行スタイルなので、いたってローコストです。

鳥やサルの鳴き声を聞きながらくつろいでいると頭の中のゼンマイもゆるくほどけていきます･･･と言いたいのですが、今回はシェムリアップの街中なので、さすがに鳥やサルの鳴き声は聞こえません。まあ、頭のゼンマイはすでに日本で緩んでいますので･･･

6日間お世話になった日本語ガイドのラダさん。

写真は13日、アンコール・トムのお濠をゴンドラで遊覧したさいのもの

ガイド料は1日60ドル

ホテルチェックインを済ませ、ラダさんと簡単な打ち合わせ

ラダさんと別れて、ホテル近くで昼食　
気温は連日34～35℃なので、あまり歩かずにすむホテル近場で。

1ドルのヌードルですが、さすがにこれでは量が少ない。

旅の後半では、午前の活動を終えてホテルに戻る際にテイクアウトを買い、ホテルの部屋で食べるようにしました。

昼食を食べた店の向かいの様子

ホテルに戻る際、道端のプルメリアが綺麗だったので

到着日午後はラダさんと合流して、マーケットで買い物

足は6日間、トゥクトゥクをチャーター
1日25ドル　英語が堪能で気が利くドライバーさんでした。

以下、ちょっと差しさわりがあるので不格好な切り抜き写真が多くなりますが、ご容赦ください。

写真が何もないよりはましかな･･･ということで。

全然考えていませんでしたが、ちょうど春節にあたるということで、マーケットには提灯屋さんが。

特に祝日云々はないですが、カンボジアは中国系の方も多いので、関連するお店はお休みになったりもします。

それとアンコールワットなどの観光地は中国系の方などで大変混んでいました。

このマーケットは地元住民用。

ただ、考えていたものが少ないので、観光客用のオールドマーケットに移動することに。

移動途中　中央分離帯のプルメリア並木が綺麗だったので

観光スポットでもあるオールドマーケット

二日目（9日）午前

アンコール遺跡共通チケット（7日有効　72ドル）作成、やってきたのはプリア・カン遺跡

チケットは遺跡エリアに入るたびに2か所ほどでチェックを受けます。

プリア・カンは、ジャヤヴァルマン7世がチャンパ軍（ベトナム方面）に勝利した記念に1191年に創建された仏教寺院です。

ここは当時の戦で主戦場だった場所と言われています。

「プリア・カン」は「聖なる剣」を意味する言葉。

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プリア・カンは僧侶たちが過ごす僧院であっただけでなく、僧侶を養成するための大学のような場所でもありました。

碑文の記録によると、高僧から見習い僧まで含めて1000人以上の僧侶たちがいたそうです。【CANBODIA NOTE】
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壁の巨大なガルーダ

橋は、至るところで見られるように、ヒンドゥー教における天地創造神話である「乳海攪拌」をモチーフにした装飾になっています。

神々チームと阿修羅チームが蛇神ナーガを綱にして互いに引きあう構図です。

境内を奥に進みます

テラス

中央祠堂内部

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プリア・カンには仏像だけでなくヒンドゥー教の神々も祀られていました。本殿の西側にはヴィシュヌ神、北側にはシヴァ神の祠堂があります。

それだけでなく、その土地の守護精霊なども含めて、境内には数百に及ぶ神仏像が祀られていたと考えられています。【CAMBODIA NOTE】
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シバ神の象徴でもあるリンガ（男根）とその台になっているヨニ（女性器）　多産・豊穣の象徴でしょう。

ストゥーパ（お釈迦さまの遺骨を納めた仏塔）

かつては、ジャヤヴァルマン7世の父親を模した姿をした観世音菩薩像が安置されていたそうです。

更に奥へ

ようやくお目当ての遺跡に到着

古代ギリシャ建築風の二階建て遺跡

数あるアンコール遺跡群の中でも、こうした二階建ての構造を持つ建造物はとても珍しいとされています。

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一説によると、図書館のような役割を果たしていたのではないか、という見方もありますが、実際のところ何の目的で使用されていたのかは分かっていません。いまだに謎の多い建造物です。【CAMBODIA NOTE】
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大きな遺跡ですから見どころは他にも多々ありますが、お目当ての遺跡は見たし、プライベート活動も終えたので、撤収。

あまり歩きたくないので、入ってきた方向とは別方向に出ます。

トゥクトゥクを待たせている場所へ

ホテルへの帰路、トゥクトゥクから眺めるアンコール・トムの北（？）大門

アンコール遺跡群、その他スポットに行く際には必ずと言っていいぐらいここを通りますので、午前・午後の1日2往復に4回眺める景色です。