2024/03/03 - 2024/03/03
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県立博物館、、市立博物館、有吉佐和子記念館を周りました。
和歌山の歴史、特に、心に残ったのは、徳川家康の教といわれる「かねのなる木」の教です。
現在の自分の生活のなかでも、簡単なようで、守れないことばかり、反省です。
とても大切なことばかりでした。
有吉佐和子記念館は東京の住まいをこちらに再現したもの。
書斎の椅子には自由に座っても良いといわれ、作家気分に浸りました。
岡山の鐘楼も行きました。
古い鐘楼が残っています。
時を知らせる鐘だそうですが、どんな音がしたのでしょう~。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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お城を出て、ちらりとお城を観つつ、
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時鐘堂へいきます。
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お隣に神社もありました。
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5代藩主の徳川吉宗の時にできた鐘楼。
1712年の竣工。
時刻や緊急の時代の時に城下に知らせるための鐘。
大正10年まで時刻を知らせる鐘として使われていたそうです。 -
説明板もあります。
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大阪夏の陣で豊臣方の青銅製の大砲を接収し、それを用いて改鋳したとされる鐘を使っています。
ちゃっかりしてますねぇ~。 -
イチオシ
建物の高さは8mほどあるそうです。
中もみてみたいなぁ~。 -
石段の下のほうに、禁殺生という石碑があるのですが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
小さな石碑ですが、徳川頼宣が儒学者の李梅渓に書かせたものらしいです。 -
木造の建物、破損もせずによく残っています。
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裏側から。
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お隣には神社。
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説明板にもありますが、稲蒼魂命などが主祭神。
徳川頼宣が駿河より国入りしたときに、お城お守り神として祀られるようになり、衣食住、家業繁栄の神として崇められています。 -
小さな神社ですけれど、こちらも江戸時代から続いている神社。
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どんな鐘の音がするのでしょう~。
聞いてみたい。 -
小高い丘にあります。
ここからなら、響き渡ったのでしょうね、鐘の音も。 -
これ、警察のマークがありますけれど、何に使われるものなんだろう~
凝ってますね。 -
和歌山県立博物館へ来ました。
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天守閣からもみえましたが、不思議な形の建物、
美術館と博物館があります。 -
美術館のほうは、お休みでした。
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博物館へ。
大きな建物ですね~。 -
エントランスも広い、高い。
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エントランスに仏像なども展示。
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複製のものかな、、、、本物かな、、、。
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本日は無料DAYでした。
フリーです。
和歌山の歴史がテーマごとに。 -
貝塚の遺跡や
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土器、
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青銅器の時代。
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そして、羽を広げる鳥の埴輪の説明。
風土記の丘でも観ましたけれど、おおらかな埴輪ですねー。 -
風土記の丘にあった岩橋千塚古墳群。
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古代の生活の様子。
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古代の税金も厳しかったでしょう~
兵役もありましたし。 -
仏教も発達、武士団も形成されていきます。
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ところどころにある小さな像、、時代を表して面白いです。
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紀州の荘園について。
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古代の寺院などについて。
大きな曼荼羅もありました。 -
紀三井寺の様子~広いですね~。
奈良時代に唐からの僧 為光上人によって開基された大きなお寺。
歴代の天皇の参詣も多く、後白河法皇は勅願所としたそうで、鎌倉時代には500人を超える僧がいたとのことでした。 -
説明も詳しいです。
次回、行ってみたいです。 -
安珍清姫の道成寺も和歌山ですよね。
道成寺は和歌山県最古のお寺です。
701年に建てられたお寺。 -
安珍清姫の物語は有名ですが、
巻物を見てもおどろおどろしい~。
安珍に恋した清姫、裏切られた怨念で蛇になり、道成寺の鐘に隠れた安珍を焼き殺す、、、
女性の怨念、執念、怖いです。 -
和歌山と言えば、高野山をすぐに連想しますが、
空海と高野山についての展示。
最初の画がとても美しかったです。
空海と丹生高野明神像。
鎌倉時代のものです。
空海が高野山を開くにあたり、高野明神と丹正明神に導かれ、丹生明神は現在の伽藍のある土地を譲ったと伝承があります。
丹生明神を祀る丹生都比売神社も有名です。 -
熊野古道。
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熊野信仰の曼陀羅。。
極楽浄土の様子、地獄の様子が描かれています。 -
惣村も発達していきます。
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根来寺(ねごろじ)のような大きなお寺も発展していきます。
鳥羽上皇の庇護もあり、ルイスフロイスの「日本史」の中にも紹介されるほどの強大な勢力を持つお寺に。
でも、その後、その勢力を恐れた豊臣秀吉に焼き討ちにあいます。 -
戦国時代には、武士団もいくつか形成されますが大名のような大きな勢力には発展しなかったようです。
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やがて、小さな集団、雑賀衆などと織田信長が対立、戦いになりますが、決着もつかず、そののち、豊臣秀吉に紀州は平定されていきます。
三大水攻めといわれる太田城の水攻めなどの攻略。 -
地場産業も発展していきます。
海と山がありますからね~。
しかも気候も温暖。 -
文芸も発達します。
初代藩主徳川頼宣の時代からも茶の湯を大切にしていました。
焼き物も。 -
参勤交代の様子。
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イチオシ
とても美しい花瓶。
藩主 徳川治宝が造らせた偕楽園焼きという焼き物。
黄色に壽の字をデザインしたおめでたい、吉祥の壺です。 -
紀州藩と紀州徳川家のつながり。
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13代の徳川慶福まで続きます。
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近代産業も発展。
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和歌山出身の南方熊楠、自然保護の先駆者です。
民俗にも、そのほか様々な分野で知識の豊富な人。
お城の自然も守ります。
また、先だってエコロジーも呼びかけていた人です。
昭和天皇にも進講しています。 -
明治時代の兵制について。
ケッペルを招くなどして、近代兵制の確立に努めています。
和歌山出身の陸奥宗光も関わっていました。 -
牛馬童子像。
牛と馬がよこならび、そこに童子がまたがっています。
熊野古道の途中にあるそうです。
明治のころに造られたそう。
どんな意味があるのでしょうね~。不思議な像。 -
熊野古道の様子、参詣の様子などの巻物がありました。
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熊野参詣をする上皇や貴族に対して、地元の住民は労働などの役が課せられていたようです。
そのことに関しての書状。 -
熊野や那智山の様子がよくわかる古図。
参詣のための整備も江戸時代にも行われていました。 -
古い掛け軸、
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屏風など。
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城下で造られた陶器など。
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明治初期の群制がよくわかる地図。
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藩主の描いた画や書もありました。
こちらは第二代藩主 徳川光貞が描いたもの。 -
鯉の乗る仙人、吉祥の図柄と聞きましたが。
こちらは、12代藩主 徳川斉疆の画。
歴代藩主の中でも特に優れた画の名人だったそうです。 -
江戸時代のもの。
高野山の本の挿絵に使われる下絵になったものだそうです。 -
これらは、鎌倉時代から南北朝時代のもので、
鏡に映して、拝んでいたものだそうです。 -
中国からの天目の茶碗。
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京都の陶工が藩主に藩主 徳川治宝に招かれ作製したもの。
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美しい画、
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櫻の季節ものでしょうか~。
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文人のハンコ。
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美しい青磁の器。
城下の鈴丸の窯で焼かれた端芝焼き。 -
そのほかにも多くの焼き物。
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偕楽園焼きも美しいです。
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イチオシ
とてもビビットな色合いで、今風な感じがします。
後に、外国人からも好まれたそうです。 -
ひときわ、凛とした焼き物。
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イチオシ
中国風のグラデーションへのあこがれがあるようで、この桃色は非常に
貴重な色だったそうです。 -
外に出て少し歩くと、徳川吉宗像がありました。
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勇ましい姿です。
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ちょっと順番は違うのですが、
市立博物館へ向かいます。
わかやま歴史館からでした。
お堀が本当にきれい。噴水もあるようでしたよ。 -
歩いて向かいます。
途中、神社?お寺?もみえます。
時間があれば、立ち寄りたかった、、 -
大きなお寺もありました。
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和歌山市立博物館です。
天守閣のチケットを見せると、ここでも割引。
本来100円の安いチケットがさらに80円に。
大きな博物館なのに、申し訳ないような、、、
でもありがたいです。こういう施設もどんどん値上がりしているのに。 -
こちらも古代から。
古墳の出土品などが展示。 -
岩橋千塚古墳群の最高南部にある古墳のひとつです。
再現された石室にはいってみることができます。 -
石室のなか。
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和歌山の遺跡の紹介があります。
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弥生時代~。
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石包丁の使い方などが詳しく説明されていました。
小さい子にも理解できるような案内。
孫も連れてきたい博物館でした。 -
カシの木のクワ、カシの木って強いのですね。
いまだに残っています。 -
馬に関しての出土品。
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土器のパズルもありましたよ。
面白そうです。 -
弥生時代の流れをくむ素焼きの土師器と朝鮮半島の影響を受けた須恵器。
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力士の埴輪。
風土記の丘にもありました。 -
人面のものや家型の大きな埴輪。
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鉄砲は早くから伝わっていたようです。
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お城も模型。
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江戸時代の頃の生活の様子が再現されています。
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使われていた農具など。
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建物のなかは庶民の暮らしがわかるように。
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紀州徳川家。
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かっこよい陣笠がありました。
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「かねのなる木」、徳川家康の教の「よろずほどよ木」
「じょうじ木」「じひぶか木」に細川忠興が加えた教え、「あさお木」「いさぎよ木」「しんぼうつよ木」「ゆだんな木」「かせ木」「ついえな木(疲弊して形を崩さない)」「養生よ木」「かないむつまじ木」(家族が仲良くして過ごす)
これらを守ったものは富を得て、末永く繁盛するだろう、、と家康が言ったとか。
家臣にも、また家臣から家の人にも伝えるようにと。
かねのなる木、、簡単なようで、全部を守るのが結構難しいようですが、どれもわかりやすくて、生活の基本を述べているようにも感じました。
細川忠興は細川ガラシャの夫でもあった人。
短期なことでも有名な人物のようですが、「しんぼうつよ木」は自分にも
諫めていた言葉なのでしょうか~。 -
子供の頃にあった洗濯機がありました。
脱水はハンドルで挟んで水を取っていきます。
よくお手伝いしたなぁ~←半世紀以上前の話です。 -
お城の修復のようすでしょうか、、、
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人力車。
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民芸の人形など。
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こちらの市立博物館も大きなたてもの。
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見晴らしの良い場所。
休憩もできます。 -
遺跡から発掘された橋脚。
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特別展は二階で。
暮らしの道具を展示していました。 -
懐かしく、子供時代には見かけたものが多いです。
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レトロなランプたち。
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お洒落ですねぇ~。
ヒロシのキャンプにも出てきそう。 -
時代劇でも良く見かける、灯り。
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お米を計ったりするもの、、以前、我が家にもアンティークでありました。
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こんな手提げの重箱でお花見してみたい。
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懐かしい火鉢。
よくおばあちゃんがお餅を焼いてくれました。 -
学校の机。
小学校のときは、まさに、こんな机と椅子。
机がでこぼこで、字が書きにくかった~。←下敷き必須。笑 -
博物館、二つ周って、ちょっと疲れましたが、もうひとつ、有吉佐和子記念館が近くと聞いて歩きます。
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こちらが記念館。
民家のようです。 -
ベストセラーになった書を書いた東京の家を、出身地の和歌山に移し、
復元した建物だそうです。 -
有吉佐和子の小説「紀の川」の紀の川もすぐちかく。
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ニューギニアから連れて帰ってきた、木彫りのゾウ。
玄関の中に置かれていたそうですが、娘さんが乗って危ないので外に出されたそうです。
「女二人のニューギニア」という本、読んだような記憶、、、 -
二階は書斎。
椅子は自由に座ってみてください~と受付の方にいわれて、
座らさせていただきました。
スマイルの懐かしいシールがありましたよ。
娘さんとのエピソードがあるようです。
こちらの部屋は寝室兼仕事場であったようで、「恍惚の人」や「花岡青洲の妻」などの作品も生まれました。 -
窓も広く明るい部屋でした。
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可愛い調度品などが並んでいました。
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茶室。茶道を学んだ茶人でもあった人だそうです。
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青磁のお茶碗などが展示されていました。
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1階にはピアノも。
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1階には書庫も。
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若いころの写真など。
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1階は奥がカフェになってました。
ワッフルが美味しいそうです。
手前のほうには、展示室があります。
著書に関しての資料や海外から連れて帰ってきたもの、資料などが展示されていました。
こちらは撮影が禁止でした。 -
お庭の説明。
著書にゆかりのある、「芝桜」や「木瓜の花」なども植えられています。
茶会も催され、蹲(つくばい)もあります。
無農薬の野菜も栽培されていたようで、趣味の範囲も広く、行動的な人だなぁ~と感じました。 -
和風の庭園。
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小さい庭ですが、端正に手入れがされていました。
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石塔や石灯籠もありましたよ。
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外から。
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和歌山って、多くの人物を輩出している土地なのですね~。
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和歌山市駅まで歩いてきました。
相当歩きました。
本日の万歩計、2万を超えてました。 -
和歌山市駅。
JRに乗りますが、お隣には、可愛い電車。
めでたい、、色も可愛いです。 -
和歌山ラーメンを食べて帰ろう~とPAに立ち寄りました。
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夫は和歌山ラーメン+しらすご飯です。
しらすがこれでもか、、ってくらい、のってました。 -
私はタンタン辛麺。
香辛料が沢山入ってました。 -
お土産もあちこちに寄るごとに買ってしまいました。
五色揚げという魚のすり身の天ぷらも美味しかった。
蜜柑のポン酢もお味噌も美味しいです。
井出商店の和歌山ラーメンも忘れず。 -
梅が練りこんであるうどん、とても美味しかったです。
コシのある麺、香りも十分でした。 -
こちらのジュースは和歌山に来たら絶対に買っておこうと思っていたので、
味まろしぼりと二種類あるのですが、大量に購入しました。
美味しいです!!
旅もお土産も楽しみました。
またまた長い旅日記、
最後までお読みいただいてありがとうございます。^^
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