また清水寺でこけしが寝てる

2024/03/02 - 2024/03/04

この時期になると京都にやってきて寝ている花子さんが、今年もやってきました。
一昨年が清水寺、昨年が東本願寺、今年はまた清水寺という情報をキャッチ。
『花子』は京都市内の複数の場所で開催されているARTISTS' FAIR KYOTO 2024 の会場の1つである清水寺で展示されている作品で、大阪市在住の男性２人組のアートユニット「Yotta」が制作したものです。

え～、また清水寺ですか？
違うところなかったん？
だけど見に行ってきました。
本来の順番だと野沢温泉の旅行記のPart2をアップするのが先ですが、こちらは速報性重視で先にお届けいたします。

エリア 京都

3月2日
京都市下京区 五条通
こけしの花子ちゃんが今年も清水寺に来ているという情報を得たので、行かなければなりません。
清水寺に行くには東大路通（南北の通り）を通るバスで行くのがメジャーですが、大渋滞もぎゅうぎゅう詰めも避けるために、観光客の人がほぼ乗らない五条通（東西の通り）のバスで行きましょう。
これは五条大橋の西にある牛若丸と弁慶の像ですが、ぽっちゃり体型なことがイメージと違いすぎて、昔から気になっていました。

京都市清水坂観光駐車場
観光バスがびっしり。
花子ちゃんのことがわかったのが土曜日の午後2時すぎなので、すぐに支度をして来ましたがもう3時半で、日が傾いてきています。
なのにこの混雑。
市バスを降りてからここまで歩いて7分くらい。ここから50mくらい坂を登ったところから先は、歩行者専用道路になります。

うわぁ。

清水寺が見えてきました。
2つ前の写真の場所から、普通に歩けたら5分かからないはずですが、8分かかっています。
この時点で人の多さに疲れました。

あ、いた。（右のほう）

一昨年（2022年）に清水寺で寝てた時の写真。
寝てる場所と向きが違うんですね。

昨年（2023年）、東本願寺の前で寝てた時には頭から見えてきましたが

今年は左半身から姿を現します。

ロープやコーンで囲まれていないのはよいのですが、とにかく人が多い。

今年も不気味な声で、好き放題しゃべってました。
「やっぱり、京都はいいところだね」
「インスタ映え、わーい」
そしてなぜか突然ずいずいずっころばしを歌い出す。
（スピーカーから音声を出しています。）

大人気で、ごきげんな花子ちゃん。

清水寺は東山の中腹にあるので、花子ちゃんは寝っ転がって京都市内を見下ろしてます。
ほんまの上から目線。

京都タワーさんが見えました。
調べたところ、一応ここの標高よりも高いようです。
よかったね。
では、今日は帰ります。

東寺南門
帰りも観光客が多いバス路線は避けます。
写真には写っていませんが、すぐ左側に東寺の五重塔があって、東寺に出入りする門は他の場所なので。花子ちゃんはここでもよかったかも。

3月4日　八坂の塔
テレビの京都紹介番組で必ず出てくるアングル。
右側の石垣のあるお屋敷は、元は内科・小児科の医院でした。

八坂の塔の横の道を上っていきます。
ん？こんなにすいてる？

産寧坂も誰もいない。

一昨日の写真と同じ場所
もともと、清水寺のまわりは夜はこのように静かな場所です。
だけど花子ちゃんいるのに？

見えてきました。
あらま、進入禁止。

ライトアップはしてありますが、拝観時間ではないので、ここより先には入れません。

せっかく来てくれたのにね、と言われている気がした。
そやね、昼間は人が多すぎだったし、夜はそっとしてしておいてほしいよね。　
はい、了解です。
さびしいというよりは、私を含めてポツポツだけど花子ちゃんに会いにきている人は何人かいたので、ちょうどいい具合に静かでした。

参道もこんなに静か。
私もそーっと帰ります。

ご覧いただき、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• Tagucyanさん 2024/03/06 21:52:14

  来た～ぁ

  つららさま
  こんばんは～
  
  前回の書き込みで、彼女が京都に来てるので、のひと言があり、なんとなくピンときてましたが、こけしさん寝てるシリーズ来ましたね～（笑）　今度はどこへ、と思えば、また清水寺でしたか。週末の清水寺、想像するだけでも人が多くてめまいしそう(@_@)　普段よりも歩くのに時間がかかったりと･･･ただでさえ坂道なのに。
  
  相変わらず登場の仕方がシュールですねえ。人混みの間からあのお姿がニューッと現れる。正面からのお姿も、斜め後ろからのお姿もシュール。なるほど、高台から京都の町を見下ろしているんですね。でも、京都タワーさんの方が高いようで。タワーさん頑張りました（笑）
  
  月曜の夜にまた行かれたんですね。一転して人がいなくて、京都らしい情緒があっていいですね。そこに半身の彼女がニュッと現れる。やっぱりシュールだ。近寄れないのが残念でした。
  
  それにしても京都市内のバス事情はひどそうですね。苦労してる様子がよく分かりました。
  
  ---
  Tagucyan

  つららさん からの返信 2024/03/10 09:07:36

  今年も来ました～ぁ

  Tagucyanさま
  こんにちは
  
  花子ちゃんは2年前はたまたま見つけたTwitterでは偶然に、昨年は京都タワーさんがあわあわしていたので（本当はニュースで）というふうに受動的に知りました。ついに今年はそろそろ来るかなと、2月初旬からイベント情報をこちらから探すようになってしまいました。
  また清水寺かと少しがっかりしたのですが、さすがに花子ちゃんは、よく考えています。場所を少し移動しただけなのに見え方が異なって、横半分から登場したり、背後から京都市内が見えたり、そうきたかと感じました。腹黒そうなのにかわいくて、ちやほやされていましたが、あまり図にのるといけないので、京都タワーさんが花子ちゃんに見下ろされないよう20mほど高くてほっとしました。
  
  夜のほうは、人のいない八坂の塔やそこからつづく石畳の道、産寧坂は、うわあ、京都っぽいと思いました。（笑）　　空気も澄んでいて、静かで、落ち着いていて、いらないものがなくて。
  その先にいた花子ちゃんの周りも人がいなくてすっきりしていたのと、ライトアップが上手できれい。でも近寄れないので絶対に半身しか見えず、暗いところで花子ちゃんだけが浮かび上がっている不気味さもあり、夜のほうが美しさとシュールさの両方とも際立っているように感じました。
  
  バスは観光地路線と京都駅発着路線以外は大丈夫なんですけどね。
  これからの観光シーズンはそれらに近寄らないように、身を慎み？ます。
  
  つらら

• 毛利慎太朗さん 2024/03/06 17:05:14

  こけし氏　再々登場

  つららさん、京都のこけし氏（アート作品）再々登場ですね！
  前回は東本願寺（お東）だったということで、過去旅行記を見返してみたり…
  しかしながら、夜の顔半分のこけし氏、若干不気味な感じですが、家政婦は見た！の市原悦子さん風とおもえば、なんか愛嬌を感じます。
  
  ところで、このこけし氏、どの地方をモチーフにしてるか調べましたが、特定の地方に偏ってないみたいで…
  上部のボーダーは福島の土湯っぽいし、菊模様は鳴子、下部のマトリョーシカっぽさは青森の温湯っぽいなあ…と。
  数年前に鳴子のこけし資料館で色々見て、興味が湧いて、どんどん喋りたくなります。
  
  最後に、京都のバスの混雑具合お察し申し上げます…
  なんか札幌なんかもそうみたいで、2024年問題を実感してるところです。
  
  毛利慎太朗

  つららさん からの返信 2024/03/07 19:59:24

  再再登場でも新鮮でした

  毛利慎太朗さま
  こんばんは
  
  東本願寺のも見てくださったということで、ありがとうございます。
  花子ちゃんは、不気味な声で喋ってるし、かなり大きいし、シュールなのはそうなのですが、実際に見ると、やっぱりとてもかわいらしいんです。こけしのことを初めて見たであろう外国人観光客も、みなさん笑顔になっていました。
  夜に半身だけ見えたのは「家政婦は見た」みたいと毛利さまが言われたのは笑ってしまいました。仕事先で寝転がってのぞき見している家政婦さん、勤務態度にかなり問題がありますね。（笑）
  
  花子ちゃんがどこの系統か調べてくださったのですね。私もちょっと調べようとしたのですが、わからず、「ま、かわいいし、アートやし、ええか。」と簡単にあきらめてしまったのでした。(^^;
  
  札幌で市民の方が路線バスに乗れない事象が発生しているのは、私もニュースで見ました。札幌も地下鉄は2路線だけで市民の足はバス中心というのは京都と同じです。
  ホテルがどんどん建つ以上、観光客は増える一方です。
  
  つらら