2024/02/24 - 2024/02/28
301位(同エリア991件中)
アインスさん
この旅行記スケジュールを元に
4日目、いよいよタージマハルの観光です。行った人から「タージマハルは別格」と聞いていましたが、確かに別次元の美しさでした。
2/24(土)NH837 10:35羽田発17:25デリー着 ショッピングモール デリー泊
2/25(日)デリー観光(クトゥブ・ミナール、フマユーン廟、レッドフォート)布・宝石店
ジャイプール泊
2/26(月)ジャイプール観光(シティ・パレス、風の宮殿、ジャンタル・マンタル天文台、アンベール城)ファティプールシクリ観光 バラトプール泊
★2/27(火)アグラ観光(タージマハル、アグラ城)NH838 18:55デリー発
2/28(水)6:00羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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観光最終日の4日目、4時半モーニングコール、5時朝食、6時出発でした。
エジプトといいインドといい朝が早いです。
朝食は夕食と同じレストラン。ラクシミ ビラズ パレス ホテル
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ジュースや
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なんだか辛そうなナンの硬いようなものなど。
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ウインナー、お豆、フレンチトーストとパンケーキ。
パンケーキはもちもちしておいしかったです。
コーヒーはまわってきてカップに淹れてくれました。 -
出発時間の30分前、5時半にwifiを使うためにロビーへ行く途中の空。
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6時に出発して7時ごろ、朝日が昇ってきました。
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7時20分、タージマハルの駐車場に到着。
カートに乗って入口へ。 -
ゲートでいつものセキュリティチェックがありました。
ここは厳しくて、持込もティッシュやハンカチはだめ、お財布、携帯の他は帽子や時計など身に着けるものだけにしてください、とバスの中で再三注意がありました。入口手前でなぜかペットボトルのお水をもらえます。タージ マハル 史跡・遺跡
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期待が高まります。
タージマハルはムガール帝国5代皇帝のシャー・ジャハーンが3人目の妻のムムターズ・マハルのお墓として20年の歳月をかけて1653年に完成されました。 -
残り二人の奥様のお墓も入口の左右に配されています。
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以下、ガイドさんのお話。
ムムターズ・マハルは商人の家に生まれ、市場で売り子として働いていた時に市場に来た皇帝に見初められたそうです。 -
16歳で結婚して14人の子供を出産、最後は産褥熱で亡くなったそうです。14人の子供のうち、育ったのは4人の男子と2人の女子のみ。
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亡くなる前、戦を放り出して駆け付けた皇帝に3つのお願いをしたと言われています。
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1.立派なお墓をつくってください。
2. 私以外に妻を娶らないでください。
3. アグラの街を私たちの息子に治めさせてください。
こうして聞くと奥さんも結構わがままに思えてしまいます^^; -
そして残された皇帝が張り切って作ったのがタージマハルです。
白い大理石はジャイプールから運ばれたそうです。 -
おーーーー。
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今まで、赤砂岩の建物ばかり見てきたので白の美しさが際立ちます。
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人も今までの観光地の中で一番多かったです。
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ガイドさんが「周りの4本の塔を入れて撮ってください」と。
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確かに、塔があるからバランスがとれています。
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塔が入らないとなんとなくバランスがよくありません。
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タージマハルは1cmの狂いもなく、左右対称で作られているそうです。
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唯一非対称なのが二人のお墓の位置で、妃のお墓が中心に、皇帝のお墓がその隣、向かって左に置かれています。
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皇帝は自分のために黒い大理石で別の廟を作ろうとしたのですが国庫を使いすぎ、政治を行わないので息子に幽閉されてしまい、その夢はかないませんでした。愛した女性の近くで眠れたのだからそれはそれでよかったのでは、と思いますが。
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今までのインドの観光地もそれなりに素敵でしたけど、やっぱりタージマハルは別格でした。
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しばらく撮影タイムで、その間各自お手洗いに行きます。
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お手洗いにはペーパーがなく、ティッシュ持込禁止と言われていたので、スタッフの女性に紙頂戴、と言うと紙を差し出してチップチップ、と要求されました。ガイドさんから「ここのトイレは無料、チップ必要ありません」と聞いていたのでスルーしましたけど、どういうことなんでしょう?でも、ティッシュ程度は持込できた気がするので、没収覚悟で持ってきてもよかったかもしれません。
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チケット。
3時間限定なんですね。
入場料は1300ルピー、約2600円。 -
タージマハルに向かいます。
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思っていたよりずっと広いです。
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そして人が多い。
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朝7時半でこの人出です。
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空が青いとより白が映えます。
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手前の人の大きさを見ると大きさがわかると思いますが、すごく大きい!。
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左横から入口に向かいます。
足カバーをつけました。 -
近づくと、細かい細工がよくわかります。
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陽の光を受けてキラキラ輝いている部分もありました。
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この写真だとわかりやすいかな?
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当時の天文学者、建築家、占い師など、あらゆる分野の人を招集して作ったそうです。
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いよいよ入場。
内部は撮影禁止でしたが、中央に妃の棺、隣に皇帝の大きな棺が置かれていました。周りは白い大理石の透かし彫りの衝立で覆われており、中が良く見えるのは入口からだけでした。 -
ぐるっと棺のまわりの衝立の周りを一周して外に出ます。
入場した方向。 -
4本の塔のうちの1本。
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入口まわりにはどんなに妃を愛していたか、が綴られているそうです。
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色々な植物のレリーフ。
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ひとつひとつが細かいので、ずっと見ていられます。
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左右にあるモスク。
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塔の向こう側になります。
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タージマハル、塔、向こう側にモスク。
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目の前をヤムナー川が流れています。
この対岸に黒い廟を作りたかったそうです。 -
帰国してから知ったのですが、この川、世界で一番汚染されている川と呼ばれており、工場からの排気物質や化学物質で魚は住めないそうです。
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柱の細工も繊細です。
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モスク。
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タージマハルの向かって右側に回り込んできました。
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どこを見ても細かい細工。
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そろそろ降りて戻ります。
タージマハル入口で自由行動になっていました。 -
振り返ると高すぎて上のドームが見えません。
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青空に映えます。
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モスク。
中には入れないように見えました。 -
この白さを保つのは大変だと思います。
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1月に行ったパルテノン神殿も出来た当初は真っ白だったという事を思い出しました。
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人々が集うフォトスポット。
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ここのベンチにダイアナ妃が座っていた写真を見た記憶があります。
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私を含め、皆さん撮影に殺到。
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この白い輝きがいつまでも続きますように。
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逆さタージマハルの撮影も人いっぱいで大変でした。
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なかなか中心には行けず
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これが精一杯。
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うん、でもきれい。
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謎の人物が横から登場。
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素敵素敵。
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タージマハルを見たくてインドに来ましたけど
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やっぱり来て、見られて本当に良かったです。
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堪能してそろそろ集合時間なので戻ります。
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こちら側は誰も撮影しておらず(笑)。
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こんなカートに乗って駐車場に戻りました。
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駐車場にはド派手なバスがたくさん。
ガイドさんによると南インドからの観光客だそうです。南の方は原色を好むので服装も違うからすぐわかるそうです。
あと、驚いたのはインドには日本語の標準語のような共通言語がないということ。ガイドさん、標準語のある日本が羨ましいと話していました。
タージマハルは7時半から9時過ぎまでの観光でした。 -
5分ほどバスに乗ってアグラ城へ。
アーグラー城 城・宮殿
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ここは16世紀から300年間ムガール帝国の皇帝が住んだお城です。
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要塞も兼ねているので、現在も75%は軍の施設で非公開、公開されているのは25%の部分だけだそうです。
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細かい細工が残っています。
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現在も使われているというだけあって、大きく広いお城です。
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坂道を登っていきます。
坂道なのは、敵が侵入しづらくするため、上から石など転がせるようにするため、など防衛上の理由だそうです。 -
広い中庭に出てきました。
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アグラ城も世界遺産です。
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遠くから太鼓らしい音が聞こえてきて、軍の訓練だとのことでした。
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井戸。深い!
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謁見室。
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繊細な彫刻。
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暑いから吹き抜けになっています。
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下の台の上に訴える人が立ち、上に皇帝が座って訴えを聞いたそうです。
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皇帝のいらっしゃる場所は格別に美しく作られています。
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ハトさん休憩中。
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奥に進むと遠くにタージマハルが見えました。
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右の建物に息子によって幽閉された皇帝が、毎日タージマハルを眺めていたそうです。
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こちらは二人が出会った市場が開かれていた場所。
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遠くに鉄橋が見えて電車が走っていました。
インドの列車は長く、何十両も連結するそうです。 -
かすむタージマハル。
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皇帝が眺めていた場所。
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遠くからとはいえ、一日中眺めていられるから幸せだったかもしれません。
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皇帝のいた居室。
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植物には宝石が使われていて、
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ダイヤモンドやサファイヤ、ルビーなどの貴重な石は全て持っていかれてしまったそうです。
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残っているのはラピスラズリや
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珊瑚だそうです。
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ガイドさんは「牢屋」と話していましたが、ずいぶんと豪華な牢屋です。
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ここは、この角度からしかタージマハルが見えないそうです。
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少しずれると見えません。
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窓の格子は牢屋っぽい?
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川向こうにタージマハル。
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シャー・ジャハンは晩年らい病になって寝たきりになったので、寝ていてもタージマハルが見えるようにと、二人の娘がダイヤモンドを部屋に置いて鏡のようにそこに映るタージマハルを見ながら74歳で亡くなったそうです。
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奥まで進んできました。
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こちらも素敵なお部屋です。
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細かい!
宝石が残っていたらさぞ豪華だったでしょう。 -
アップ。
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中はこんな感じ。
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お部屋全体。
天井まで全部豪華でした。 -
アングリー庭園というお庭。
ぶどうなどがつくられていたそうです。アングリー庭園 散歩・街歩き
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今も作業している人たちがいました。
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先ほどのお部屋全体の外観。
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通り道で見えたタージマハル。
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どこの小窓からでもよく見えました。
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こちらからも。
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かすんでいるのは遠いからなのか、大気汚染のせいなのか?
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ひとつの岩からできた柱だそうです。
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最初の中庭に戻ってきました。
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リス発見。
トイレを済ませて集合、バスに戻って10時15分に出発しました。
アグラ城は9時20分から小一時間の観光時間でした。
ここからデリーまで200kmほど走ります。 -
走り出して30分ほど、ランチボックスをピックアップして配られました。
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下にあったお弁当はこんな。
チキンは揚げ物だったので控えましたけど、上のチャーハンと野菜は普通においしくて完食しました。 -
11時45分、ガイドさんの会社からお茶のプレゼントです、と止まって
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チャイが出されました。
素焼きの入れ物は持ち帰ってもいいそうです。
こちらのトイレは日本のサービスエリア並みにきれいでした。
12時10分に出発。 -
13時20分、2回目のトイレ休憩。
高速をどんどん走って -
NECなど、日本企業も入っているるような高層ビルやタワーマンションのエリアを走っていきます。これ、インド?と思うような近代的な景色でした。ただ、インドの中流階級の家庭にはまだ冷蔵庫や洗濯機はないそうです。
15時40分、空港に到着しました。インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港
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ラクシミ ビラズ パレス
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