
2023/07/21 - 2023/08/05
3位(同エリア164件中)
ほいみさん
ジオツーリズムとは単なる美的な鑑賞眼のレベルを超えて、ある場所の地球科学的な現象に対して興味や関心を持ち、知識と理解の獲得を目指す観光である・・・だってさ。
表紙写真はパスー氷河の「ほとりDEキャンプ」 向こう岸から渡って来たんだよ~
- 旅行の満足度
- 5.0
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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9月後半に「最後のパキスタン旅」をアップしたまま放置してあったのは、ちょっと病気をしてしまい「なんかだり~な」って気分が続いたこともある。
その間にモンゴル旅と、過去の旅行記を手直しして再アップしたりして気分を盛り上げようかと努力したが、周囲も優しくしてくれてたので怠惰なだらだら生活に身を置いてしまった。
仕事をしてない(世間様にアテにされてない)って、こういう時に義務も責任もないので、かえって立ち直りが遅いのかもしれない・・・っていうか、これを機会に「大人しくしててくれた方がいい」という家族関係者と、そうはいっても毎日家に居られたんじゃ困る・・・と思ってるだろう○○との狭間に居る。 -
さて、帰国後1編だけアップしてあった2023年のパキスタン編だが、その後半に「ぶっ飛びジオ」の写真をアップして、何時か気が向いた時に詳しく書くと約束したような気がする。これね↓
https://4travel.jp/travelogue/11856032
で、最近ようやく気が向いたので、忘れないうちにアップしておこう。いつもはダラダラと写真や説明が多い私だが、今回はよく言えば「一点豪華主義」正しく言えば手抜き? 何時もは「ラーメン+半チャーハン+餃子」的日記なのに、今回は病み上がり(いつまで言ってんだ?)なので、ラーメンだけにしておく、しかも素ラーメンだ!
写真も解説も面白くないが、今回も最終的には上の写真の様なところまで歩くので、お世辞でもいいから「楽しみ~・・」とか言って欲しいものだ。 -
山に興味がない方でもヒマラヤは知ってると思う。5000万年前、インド亜大陸が流れて来てユーラシア大陸と衝突、その勢いで盛り上がっちゃったのがヒマラヤ山脈だっていうんだけど、誰が見てたんだ~・・?
そのインド亜大陸はまだ飽きずに押し続けていて、ヒマラヤも成長し続けてるんだってよ。だからあの辺りは地震が多いらしい。 -
そう言えば「我が伊豆半島」も、たった100万年くらい前に南から流れて来た島がうちの近所にぶつかったんだってね・・・居合わせたら凄い動画が撮れたのに!
やはりのその勢いで幾つもの山々が形成されたんだけど、流石にヒマラヤには敵わずに、形成されたのは天城山や愛鷹山だったってわけ・・・日守山もそうかもね。だから地震が多いのも同じこと。もしかしたら私はそんな伊豆人だからヒマラヤに惹かれるのかも。 -
ほら、そんな風に書いてある。
ただね~・・wikiさんに言わせると
一方、プレートテクトニクス説が普及する1980年以前は、伊豆半島は現在の位置で形成されたものと考えられていた。プレートテクトニクスに批判的な柴正博は、2016年時点でも半島の移動はなかったと主張している。
な~んだ、やっぱ誰も見てなかったじゃん!
って、ことはインド亜大陸衝突論も本当かどうかは分からない。 -
ここが境目?
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とりあえず・・・触っといた。
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伊豆半島側からはブロックもぶつかったらしい。
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ややマニアックな話? 現代人の常識?な話だが、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈とは違う。さらにヒンズークシ山脈も別モノ。
グーグルアースでカラコルム辺りを見るとこんな感じ。この縮尺だと、もしスマホで見てるならヒマラヤ山脈は右腕の肘の方まで続いてる・・・あ、スマホは右手で持ってね。
良識ある日本人がこれを見ても、知ってる地名がほぼ無いんじゃないかな。 -
赤四角は有名な山
黄色四角は最寄りの町
オレンジの丸が今回目指す地域 -
でね、大抵のカラコルムトレッキングでは宿泊することになる「フンザ」、正確にはバルチスタンの中心地のフンザ地方のカリマバードっていう町になるのだが、世界三大長寿村「フンザ」として日本に紹介されたので、一般的にはフンザで通じる・・・特に日本では。
日本からイスラマバードに着くと、バスに揺られて2日目の昼頃に着く。その途中にあるのがこのポイントだ。 -
拡大しても意味が分からない。
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益々分からん。
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過去にはここに何度か来ている。
そのたびに現地ガイドと添乗員の説明があるのだが、今イチよく分からん。なんと、ここでヒマラヤ山脈・カラコルム山脈・ヒンズークシ山脈がぶつかって押し合っているというのだ。
そもそもこの頃、私はヒンズークシもカラコルムもヒマラヤの一部だと思ってたから、「パキスタンの山はヒマラヤじゃないんだぞ」ってパキスタン人が愛国心からテキトーなことを言ってるのかと思ってた。 -
パキスタンまで山歩きに来る連中なのに、みんな「意味分かんね~」ってことなのか、ノリが悪い。で毎回、5分で終了、みたいな・・・トイレも無いし。
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ネット上にあった古い地図だけど、こんなの見たら益々わけが分からん・・・けどね、この地図を描いたヤツも今イチ分かってないんじゃないかと思わせるのが、左に赤字で書いてあるナンガパルバットだ。
明らかにカラコルムの山って感じに描いてるじゃん・・・残念でした! 世界に14座ある8000m峰のひとつナンガパルバットはヒマラヤを代表する山なのです! 「人食い山・ナンガパルバット」
まぁ、見ようによってはヒマラヤの西端とも捉えられるが、じゃあカラコルムは何処行った?みたいな。 -
で、今回、慎重に検討した結果、この様に色分けしたら、まぁ「何となく納得できるんじゃないか」という結論に達し、ここに発表することになったわけです。
ヒマラヤがあまりにもデカいからややこしい・・・お前はウナギか? ナンガパルバットが目。左隣の赤黄星は衝突現場。 -
40年間、私の脳内イメージはこうだった。これ間違いだからね~…脳内削除した方がいいよ。
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今回7年振りでここに来たら、少し高くなったところに展望台が出来ていて、ちょっと分かり易くなっていた。
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お蔭で初めてその重要な意味が分かった。しかし、それは帰国してGアースでネチネチ調べた結果だ。
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こういうことだったのだ。
今までどうにも理解出来ないでいたのは、ナンガパルバットはパキスタン内にあるのに「ヒマラヤの一部」という、え~‥そんなのあり? 的な誤解が原因だったのだ。
4トラメンバーの99.9%は興味ないと思われるが、私にとっては最後のパキスタン旅(8回目)で爽やかに疑問が晴れたのだ。 -
しかも、私が愛する名前が素敵な「カラコルムハイウェー」は、半分以上がインダス川の東側を通ってる・・・それってヒマラヤじゃんね。
写真の、みんな大好きピンクのヒマラヤ岩塩は、な~んとインダス川の西側(カラコルム)で掘られてるんだよ。確かに「カラコルム岩塩」じゃ売り難い? インドやネパールでも微量に採出されるらしいけどね。 -
このさり気なかった「三大山脈衝突現場」には、今ではこんなモニュメントが建てられ駐車場やトイレ・売店まで完備している。
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でもさ、みんな本当に理解してるのかなぁ。
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いずれにしても、ヒマラヤ山脈だけでも日本の本州よりデカいから、全体の規模はぶっ飛んでる。日本でチマチマとしてジオパークを見てるから、そのスケール感の差で理解がし難かったのかもしれない。
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C国だったら、各山肌に山脈名を大きく書いちゃうかもしれない・・・赤ペンキで。
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変な旅日記になってしまったけど、これで調子を付けて?乗って? ぼちぼちアップして行こうかと思ってます。
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