結婚25周年なので、25年ぶりに行ってきました。（その2：長いフライトの中間点。カタール航空 羽田-ドーハ線搭乗記）

2024/02/06 - 2024/02/06

ここのサイトに来る人は皆さんご存知のことですが、日本からヨーロッパに行く時の最短ルートはまず、北に向かい、シベリアからロシア上空、または北極海の上を通ってスカンジナビア半島あたりからパリ、ロンドン、ヘルシンキ、アムステルダム、フランクフルト、ウィーンに向かうルートが一般的なのですが、ご存知の通り、今はロシアは戦争中。

そのためか、日本からヨーロッパに行くにはロシア上空を飛べないので、一部はアラスカ手前まで飛んでそこから北極海の上を通り、ヨーロッパ入りする航空会社もあったり、就航を取りやめる航空会社もあったり‥。

そんな中、今までもう一つのルートとして中東経由でヨーロッパ入りするルートがにわかに注目を浴びて、ドバイ、アブダビ、ドーハ経由でヨーロッパに行く人が増えているようです。

オイラもその一人で、25年ぶりのヨーロッパは中東経由でバルセロナに向かうことになった。

中東経由は直接ヨーロッパ行くより短いんじゃないかと思っていたら、実は中東って以外と遠い。
まさか13時間近くかかるなんて思いもしなかった。
そこからさらに7時間‥。

丸一日飛行機に乗り続ける苦行を強いられるとは‥

これからニューヨークよりも長い人生最長フライトを経験してきます。

エリア ドーハ(カタール)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: カタール航空

仕事を終えて空港入りしたかみさんと合流したのですが、シャワー浴びたいと荷物預けたら到着ロビー階のシャワー室に直行。

あ、なんか集まっている。

サッカーの人たちっぽい。

彼らの服に3本足のカラスのエンブレムがついてた。

かみさんがシャワーから戻り、出国します。

これが人生最長フライトのチケットです。

今回もニューカレドニアの苦い記憶を教訓にもっていくものを厳選し、多少緩くてもベルトをせず、なんの懸念もなく出国。


ただ、オイラも晩ごはん食べずに待っていたので二人とも腹ペコ。

機内食出るだろうが、深夜便、いつ出てくるかわからない。
背に腹は変えられず、どこかで食べようと探すが、どこも閉まっている‥。

かろうじて開いていたカフェのカレーで腹を満たす。

免税エリアの物販店はもうほとんどが閉まっている。

シャネルも閉まっている。

エルメスはかろうじて開いていた。

ブルガリは閉店準備。

グッチもしまっていましたね‥。

羽田発ドーハ行に乗る人は麺ぜうぃ店で買い物したい人は「出国早すぎる」と思わず、できるだけ早く出国することをお勧めします。


かろうじてオイラは免税タバコをゲットできました‥。

さて、搭乗ゲートまで来ました。

149番とはいえ、あまり遠いところではなかったのがよかった。

こんな夜中に中東行く人たくさんいます。

でも、よく見たら日本人の半分以上はヨーロッパのガイドブック持っていた。

これに乗っていくわけではないですが、一枚。

日本人は時間通りなので、時間通りに搭乗、出発できました。

これから13時間近く付き合う座席はこんな感じ。

決してゆったりではないが、なんとかなりそうな広さ。

飛び立ちました。

今回はあえて通路側。
かみさんと通路を挟んで隣同士で指定しました。

搭乗率は80%くらいだったかな‥。
中にはラッキーな人がいて、3列一人で占めて横になっている人もいた。

オイラのところは3列とも埋まっていた。

充電関連は、写真ではUSBケーブルが刺さっていますが、暗い機内、これを見つけるのに苦労しました。

マルチプラグのコンセントもあったが、機内に持ち込んでいなかったので、2ついっぺんに充電出来なかった。

13時間あるから、ケータイとカメラはフル充電出来ました。

さてしばし日本とはお別れ。

バルセロナで25年前の記憶をよみがえらせてきます。

カタール航空、機内エンタメは結構充実してたと思います。

日本語吹き替えや、日本語字幕のものは少なかったけど‥。

オイラの楽しみはこれ。

海外ドラマ見ててよかったと思うひととき。


見たことあるドラマ、結構あります。

行きは「リゾーリ&アイルズ」にしました。

どのドラマも全シーズン全話あるわけではないが、寝る時間も考えるとちょうどいいでしょう。

安定飛行状態になり、最初の機内食が出てきました。

さっき空港でカレー食べましたが、機内食は別腹（笑）

メニューはビーフのカレーのようなもの。

さっきカレー食べても日本人は連続で食べられるのでオッケー。

驚いたことにカタール航空エコノミークラスの機内食はカトラリーがプラスチックではなく、JALのように金属でした。

噂ではエミレーツもそうらしい。

なかなかやるな、カタール航空‥

時々立ち上がらないと、エコロジー症候群になってしまう。

ほとんどが夜間飛行なので、立ちたいときに立ち上がれる夜間飛行の場合は通路側がいいです。

キルギス、タジキスタンと中央アジアの国々の上を…。

いいですね…。

一度行ってみたいんですよね…。

そういえば、席にこんなものがありました。


この中はここでは開けなかったのですが、中にはアメニティが入っていたのですが、マスク、手袋、手洗い石鹸、靴下、アイマスクとまだコロナを引きずっていました。

2回目の機内食。

このクロワッサン、まだ暖かかったです。

その後寝てしまい、そうこうしている間に、中東まで来ました。

メインはオムレツにしました。

普通においしい。

これはヨーグルトでした。

カットフルーツ

いろいろ入っていました。

いよいよアラビア半島が見えてきました。

ドバイの上空にまで来ました。

ドバイと言えばこれですよね。

埋立地ももう地図になっているんですね…。

ドバイを越えたらあとは経由地のドーハです。

高度が下がり、室内に灯りが。

カタール航空はこんな色なんですね‥


なんかセクシー‥

カタールの大地が見えてきました。

窓が遠いのでちょっと望遠で撮ってみました


初めて見る中東の大地。

茶色い地面は砂漠でしょうか‥

スタジアムが見えます。

ここでワールドカップやアジアカップサッカーやったのでしょうか？

予定より20分くらい早くつきました。

結局12時間半かかったようです

でも、羽田→JFKより長く、フライト時間は自己記録更新です。

ようやく、乗り継ぎの地、ドーハに着きました。

自社のハブ空港なのに、ターミナルに直結でないんですね。

その理由はバスに乗ったらわかった。

バスに乗る前の本の1～2分、カメラフル稼働。

なんせ初めての中東の地に自分の足で立っているんです。

初めて見る中東の景色を垣間見なければ、ヨーロッパに行くのにこんなところで乗り継ぐ意味がない。

ドーハ市内、すごい栄えてますね。

高層ビル乱立してる‥

羽田からの飛行機がなぜターミナルビルからはるか遠くに停められたか、自社のハブ空港なのになぜこんな遠くに停められたのか、理由がわかりました。

どのビルも光り輝いてます。

どこもかしこもカタール航空の飛行機ばかりですから‥

たまたま1機見かけたフィンエアーが一際目立ちます。

この空港で、カタール以外の国の飛行機、ほとんど見ませんでしたので‥

成田空港でANAのA380は何度か見たけど、ここまで近くで見たのは初めてです。

写真は何かずんぐりむっくりで大きさを感じないですが、ホンモノは写真で見る以上に大迫力です。

機体一つ一つの部位（？）が桁違いにデカいんです。

バスは10分くらい乗りましたでしょうか、やっとターミナルビルに着きました。

これから入国かな？

乗り継ぎは1時間半くらい。
早く到着したアドバンテージがありますが、とてつもなくデカい空港をダッシュしないとならないのか？

いったんここで、人生最長フライト時間更新したので、旅行記も締めます。

次は巨大でキレいなハマド空港の様子を‥