2023/11/06 - 2023/11/07
391位(同エリア486件中)
ふみこさん
木曽路歩きも大詰めの5日目。今日歩く予定の道は”木曽路といえばここ!”という妻籠~馬籠間の峠越え。そもそも私たちが木曽路を歩こうと思ったのはNHKのドキュメント72時間「初夏の木曽路をゆく」を見たからで、その番組で取材していた茶屋跡がその峠にあるっぽい。ということで、今日はこの旅のメインイベント。体はバッキバキだけどがんばってくぞ!・・・と思っていたんですけれども!!
11/1(水) 札幌→羽田→新宿
11/2(木) 新宿→塩尻→桜沢→贄川→奈良井
11/3(金)奈良井→鳥居峠→藪原→宮ノ越→木曽福島
11/4(土) 木曽福島→上松→寝覚の床
11/5(日) 寝覚の床→倉本→須原→野尻
★11/6(月) 野尻→須原→南木曽→妻籠→馬籠
★11/7(火) 中津川→名古屋→中部国際空港
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
-
おはようございます!今日は今回の旅のメインといってもいい妻籠から峠を越えて馬籠までのハイキング。なので朝ご飯はしっかりと食べましょう。
朝食後は準備運動兼ねて部屋でちょっとストレッチ。・・・ああ、前日までの歩きで疲れがたまってる。足の張りもある。あんまりいい状態じゃないなあ。
旦那はというと・・・足の裏の腫れはあまり引いてない。ふみこ家、満身創痍じゃねーか!こんな体で峠越えできるのかな。不安でいっぱいだけど「無事に馬籠に着くこと考えよう」を合言葉にいざ出発! -
こんな体なので三留野宿までの10キロ弱はタクシーで短縮しちゃう☆
昨日のうちに予約したタクシーを待つべくホテル入り口にある下駄箱の前まで行くと、私の靴の隣にあるはずの旦那の靴の場所に、なぜか宿のサンダルが置かれてる。旦那の靴がない。
ウソだろ?
以降のことは箇条書きで。
・下駄箱全部をザーッと見たけどどこにも旦那の靴はない
・とりあえず落ち着け
・宿の人に事情を話す
・チェックアウトした人たちに電話をかけてくれたけどみんな違った
・山に入った人は電波が弱くて電話通じず(3時間は戻らない模様)
・そうこうしているうちにタクシー来ちゃった
・出発できる状態じゃないです
・せっかく来てもらって申し訳ないのでチップを渡して帰って頂く
・宿の責任者ぽい人が出てきた
・下駄箱で無くなった靴については宿で責任取れないそう
・今連絡つかない人には引き続き連絡取ってくれるそう
・車で10分くらいのところに靴を売ってそうなところがあるそう
・そこまでは宿の車で送ってくれるそう
・そんな話を淡々と、でも冷たい感じでもなく話す
・こちらもちょっと冷静になってきた
・ちょっと家族会議する
旦那「今回の旅はここで終わりだな(遠い目)」
ふみこ「ものすごく心残りで残念だね(涙目)」 -
ということで木曽路歩きの旅は何の前ぶれもなく突然終わりを告げることとなってしまったのでした(悲)
終わってしまったことは仕方がない。前を向こう。
さあ、今日はこれからどうしたもんかな。
・一番大事なことは札幌にちゃんと帰ること
・そのために必要なものは歩くための靴
・今日の宿は決まっている
結論:札幌に戻るための靴を買ったら電車で中津川まで行って、そこから今夜の宿へ行こう。
ということで、まずは靴を売ってそうというお店まで宿の方に車で送ってもらうことに。 -
宿の責任者ぽい人に送ってもらったのは須原宿にあるコメリ!確かに昨日須原宿を歩いてた時に遠くコメリがあった気がする。
店内の靴販売コーナーでいくつか試してまあまあ足になじんで普通に歩けそうな靴をお買い上げ。送ってくれた宿の責任者ぽい人へは、
・あとは自分たちで適当にやります
・万が一靴が戻ってくることがあれば連絡ちょうだい
とだけお伝えしてお別れしました。
旦那、早速かかとが踏めるシューズとやらを履く。
それではのんびりと駅へでも行ってから今日の計画立てますかー。
旦那「靴履いたらなんか元気出てきた」
旦那「なんか平地ならそれなりに歩けそうな気がする」
え?じゃあ・・・とりあえず電車使って妻籠まで行ってみる?
須原発の電車の時間まであと10分しかないけども!!
旦那「よし、走って駅まで行くぞ!」
まじか、さっきまでショボンとしてたくせに、まじなのか! -
ということで、駅までの約800メートルを重いリュックを背負ってひたすら走る!!
近道だと思って選んだ途中の小道の階段の急な登りが私たちを阻んだけど、なんとか休まず登りきる。これが火事場のバカ力なのか!?心臓バクバクしながら電車の出発時間と同じ時間に駅に滑り込む!
ふみこ「すみません!!中津川行の電車、もう来ちゃってますかー?」
駅員さん「ああ、今ちょうどホームに入ってくるよ」
あああ、それ、乗りますぅぅぅーー!須原駅 駅
-
・・・そんなわけで、10:05、妻籠宿に一番近い駅の南木曽駅にやってきましたよっと。私たち、がんばった。
ここから妻籠宿までは割と平たんな道で4キロくらい。その先には木曽路歩きのメイン・馬籠峠越えがあるけど、かかとを踏むとサンダルみたいに履ける靴ではとても越えられそうにないので、その部分はバスでも使って行くことにしよう。南木曽駅 駅
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ということで一度は終わりにした木曽路歩き、装いも新たに再開でっす!
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ここで旦那、数日ぶりに一句出た。
「サンダルで 木曽路を歩く 妻籠まで」(季語なし) -
数分てくてく歩くとSL公園に着いた。
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実はわたくし、ここのすぐ近くで買いたいものがある。
旦那よ、歩き始めてすぐで申し訳ないけどこの公園でちょっと待ってておくれ。 -
この細い下り坂を下った先にそれはある。
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じゃーん。五平餅屋さん!やっぱりね、その土地の名物は食べないと!
どうやらここの五平餅がおいしいらしいのよ。そして不定休らしい。しかもまあまあ混んでるらしい。
でも今日は並んでる人いなくて暖簾がかかっております!黒木五平餅店 グルメ・レストラン
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ごめんくださいー。
お、メニューは五平餅のみなんですね。
一人前って何本ですか?
6本かあ。旦那は1本くらいしか食べなさそうだから・・・
よし、一人前くださいー。 -
五平餅は注文してから焼いてくれました。
女将さんとお話しながら待つこと数分、焼きたて五平餅、ゲット☆ -
小道の坂道を登って旦那の待つSL公園へ戻るとしましょ。
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こちらが黒木五平餅屋の五平餅(一人前)です!
ぱくっと2本食べちゃった。旦那は1本だけ。
旦那「けっこう食べれるな」
お、この手の食べ物を好まない旦那が食べられるということはやっぱりおいしいんだな。とりあえず名物五平餅クリア!
さあ、妻籠に向かうとするか! -
SL公園から先を進んで林の中の道を抜けると・・・
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なんだかきれいな集落が現れた!
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こういう街道沿いの集落の中の細い道、好きー。
ところで街道にはみ出してるこの木は何の木なんだろね。 -
集落の中にある神明神社にちょっと立ち寄り。紅葉がきれいだなー。
ベンチがあるけどさっきSL公園でひと休みしたばっかりだから先に進んじゃおう。 -
せん沢橋。
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静かな道をてくてく歩く。
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こんな石畳の道を下ってきました。
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すると、目の前にお久しぶりの一里塚さんが現れた。上久保一里塚というそうです。今日は一里塚さんに会うことはないと思ってたからちょっとうれしいぞ。しかも石碑じゃなくてしっかりとした一里塚!
説明書きを見るとここの一里塚は街道沿いに一対残ってると書いてある。
・・・ってことは。。。 -
道の反対側にも一里塚があった!
今回の旅で見てきた一里塚、どこも昔はこうやって街道の両側にあったんだろうなー。
ここ上久保一里塚の一対は江戸時代の名残としてずーっと残っててほしいなって思う。 -
その後もてくてく歩いて妻籠まで1.8キロのところに来ました!
南木曽駅まで1.9キロって書いてるから約半分来たってことか。
ところで旦那の足というと・・・うん、まだ大丈夫そうなので先に進もう! -
分かれ道はところどころあるけど「中山道」の道しるべがあるので迷わない。
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ここは昔茶屋があった場所だそうです。確かに雰囲気いいなぁ。
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林の中の下り坂。
結構急だー。 -
急坂を下りてきたところに廃屋っぽい家。
10年後には残ってなかったりするのかな。 -
そうして歩いていると街道に宿場町感が出てきた!
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おお、ついに妻籠宿に着いたよー。
足の疲れと痛みのある中、靴の紛失を乗り越えてよくがんばりました!
旦那「おれソフトクリーム食べたい」
あ、いいねいいね!よし、最初にソフトクリームを売ってる店で食べよう!! -
お、早速甘味のお店発見!あんみつもとっても気になるけど・・・
やまぎり食堂 グルメ・レストラン
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今日はやっぱりご褒美のソフトクリームで!
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ソフトクリーム、甘くて冷たくておいしかったー!
ちょっと疲れが取れた気がするなぁ。よし、今のうちに散策しちゃおう。 -
妻籠は江戸時代末期の宿場町の復元と保存を日本で最初に行ったんですって。
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奈良井宿もよかったけど、妻籠宿も雰囲気いいなー。
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実は妻籠には20数年前に一度来ているので、いろいろな観光施設やおみやげ屋さんに入らなくてものんびりと町の中を散策するだけで満足できちゃう。
でも背中のリュックがすこぶる重くて座りたくなってきた。 -
そんな時、いい雰囲気のカフェが目の前にあらわれた。よし、休もう!
お会計はキャッシュレスのみというお店。お客さまはほとんど外国の方。
古い建物にこういう今どきな店が入っていきながら街道の面影が守られていくのは悪くないと思う。
◆好日珈琲
https://kojitsucoffee.jp/好日珈琲 グルメ・レストラン
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お店の前の長椅子に座って街道を歩く人々を眺めながら頂くコーヒー。ほっとする。
ちなみにお隣の旅館だった建物は現在リノベーション中なんだって。
妻籠の街並みに合う素敵なお店?お宿?ができるといいなー。 -
さて、妻籠宿もひととおり歩いたことだし馬籠に向かいますか。
バス停目指して歩き出したところで急に旦那の記憶が戻ってきた。
旦那「ここ、前に来た時に写真撮ったよな?」
確かになんか記憶ある!ということで後日古いアルバムを見てみました。
確かに写真はあった。この階段を下ったあたりで撮ったと思われる三つ編みおさげの私と、体の厚み半分くらいの旦那の写真が。 -
てくてく歩いてバス停に到着。すでに何人も並んでました。
妻籠から馬籠までは歩けば8キロの峠越え。ゆっくり歩いても3時間で行けるらしいけど、満身創痍&サンダル履きもできるような靴じゃあ峠は越えられまい。
ここは無理せずバスで行くよ。 -
本当は歩くはずだった旧中山道とバスが走る道が交差する場所をバスの中からちょいちょい探す。あーあ、歩きたかったなぁー。
そもそも木曽路を歩きに来たのにこの峠を歩かないなんてー。
だけど、疲れがたまっていろいろ痛んでるこの状態で峠越えしてたらケガとかしてたのかもしれない。きっと神さまがストップをかけたんだと思うことにしたよ。 -
ということで、13:10、妻籠宿からバスで20分ほどで馬籠宿に到着です。
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バス亭を降りてすぐにある旧中山道を下から眺める。
あーあ、妻籠から歩いてきてたらこの坂道から下って来るんだなぁ。
仕方がないって頭ではわかっているけど、心は別なんだよ。 -
ま、せっかく来たから馬籠宿も歩きましょ。20数年ぶりだし。
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ん?前に来た時にここのおやき屋さんでおやき買った気がする!
ということで、あんこと野沢菜を一個ずつ頂きました。
昔買った時はおやきの中にしょっぱいものが入っていることに違和感しかなくておいしいと思えなかったんだけど、大人になってから食べるとその味は体に沁みてく。
同じものを見て食べてるのに年を取って感じ方が変わってるのが面白いな。 -
馬籠は観光客がたっくさんいるんだけど、一瞬人の姿が途切れたので撮ってみる。
今回できれば馬籠宿の中に泊まって人の少ない朝とかに馬籠をゆったり歩きたかったのだけど、宿そのものがとっても少ない。旅の直前まで空き部屋チェックしてたけど結局全然空かなかった。
空き家とがあればリノベーションしてお宿にしていったらいいんじゃないかしら。 -
ということで馬籠宿の一番下まで歩いてきました。
時間は13時半。今日はこの後どうしようかな。今夜の宿にこのまま向かう手もあるけど、この時間でここまで来れてるなら行きたい場所がある。
わたし「この先2キロくらいのところが木曽路の南端だよ」
わたし「明日の午前中に行こうと思ってたけど明日は雨降りそうだから今日行けそうなら行きたいなあ」
旦那「2キロなら歩けると思うけど、そこから宿に行けるのか?」
わたし「ここに戻ってくるとかタクシー呼ぶとか?」(←実は考えてない) -
まあ、時間も早いしなんとかなるっしょ!
ということで、木曽路の南端・新茶屋にある「是より北 木曽路」の碑に向けて木曽路のラストウォーク、スタート! -
馬籠宿から南に歩き始めてすぐに視界が開けた。
ああ、島崎藤村が「木曽路は全て山の中である」と書いた場所はここで終わるんだな。 -
馬籠宿から新茶屋に向かう道はずーっと緩い下り坂。
旦那「足痛くなってきた。この靴、下り坂が続くとツライ・・。」
ここらあたりが旦那×サンダル使いもできる靴の限界か。 -
なだらかな坂道を下る途中の道の脇にちょこんとあった道祖神。
ツライ歩きの中でなんだかちょっとほっとする。もう少しだけ頑張ろう! -
景色のよい公園があったのでちょっと立ち寄り。
わー、眺めがいいなぁ。これが美濃の平野なんだね!!
山の中の木曽路をずっと歩いた後に見るこの景色は感慨深い・・・。
そして・・・ -
あった!!「是より北 木曽路」の碑!
今回の旅のスタートだった「是より南 木曽路」の碑と対をなすこの場所についに着いたどー!!
木曽路85キロをすべて歩いたわけじゃないし、靴がなくなって一度はあきらめたけど、だけど最初にこの旅のゴールに決めてたこの場所に歩いて来られた。達成感でいっぱいだーーー!
旦那、ここで再び詠む。
「中山道 歩いてきたよ サンダルで」(季語ナシ) -
昔はここが信濃と美濃の国境だったそうです。
-
おっと、忘れてた。ここには確か一里塚もあったはず!
周りをぐるっと見渡すとすぐに発見。この旅最後の一里塚、新茶屋一里塚。
今回の木曽路歩きでは一里塚さんにずいぶん力づけられたなぁ。
きっと昔も江戸時代の旅人もそうだったんだろうなー。
何はともあれ、木曽路のゴールに歩いて来れたよー!新茶屋一里塚跡 名所・史跡
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木曽路の南に当たるこの場所は新茶屋という場所。
1件だけ民宿がある。ここに泊まればよかったな、とここにきて思う。
さて、時間は14時過ぎ。どうやって今夜の宿に行くかはこれから考えるとして、まずはちょっと座って休みたい。
周りを見渡すと「ウォーキングの皆様お疲れ様です。休憩できますのでどうぞお立寄り下さい。⇒」と書かれた看板があった。おぉぉ。今の私たちのためにあるような看板。
吸い寄せられるように矢印の方向へ歩く。。。民宿 新茶屋 宿・ホテル
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そこにあったのはマレットゴルフ場。・・・マレットゴルフって何?
後で調べたらなんか信州で盛んなゴルフ競技らしいです。 -
あ、屋根付きの休憩所発見!お言葉に甘えて休ませていただこう。
休憩所に座ってふぅーっと一呼吸。自販機があったので冷たいスポーツ飲料を買ってのどを潤す。さあ、ここからどうやって宿まで行こうかしら。馬籠まで歩いて戻れば宿の方面に行くバスがあるのは知ってるんだけど。
旦那「また戻るのはいやだ。足も痛いし。」
さすがに戻るのもこの先に行くのも歩きは厳しいかぁ。タクシー呼ぶしかないかな、と思ってたらゴルフ場の常連さんぽいおじちゃんに話しかけられた。 -
おじちゃん「どこから来たの?」
旦那「札幌ですー」
おじちゃん「えー遠くから来たねー。馬籠から歩いてきたのかい?」
わたし「今日は妻籠から来たんですけど、贄川宿から歩いて今日で5日目くらいです」
おじちゃんにすごく驚かれた。
旦那「足が痛くなったので休ませてもらってました」
おじちゃん「今日はどこまで行くの?」
わたし「花更紗を予約してるのでそこまで行こうと思ってます」
おじちゃん「ああ、あそこね。ここからどうやって行くの?」
旦那「実はどうやって行こうかちょうど考え始めたところで」
おじちゃん「そうかあ。俺が車持ってればいいんだけどねー」
ここで別のおじちゃん登場。 -
おじちゃん2「なになにどうしたの?」
おじちゃん「札幌からきたんだって。今日花更紗に泊まるんだけど足が痛くて歩けないんだって。」(←ちょっと話がふくらんでる)
おじちゃん2「えー。誰か送ってあげればいいんじゃないの?もうすぐAさん戻ってくるでしょ。」
あれ、なんかものすごくありがたい流れになってきた。
おじちゃん「そうだね、Aさんの車ならいいね」
おじちゃん2「ほら、ちょうどAさん来た!」
駐車場に入ってきたワゴン車からAさんらしき人が降りてくる。
おじちゃん「Aさん、この人たち足痛いんだって。花更紗まで送ってあげて。」
Aさん「あー、いいよー。」
えぇっ、うそ??そんな幸せなことってある??? -
・・・ということで、落合石畳マレットゴルフ場で地元のおじさんたちとお話したら、なぜか今夜の宿に送って頂くことができました(感動)
朝から旦那の靴が消えて木曽路歩きの旅は台無しだ!とすら思っていたけど、何とか当初予定してたゴールに着くことができた上に、木曽の皆さんのやさしさに触れてとても温かい気持ちで最後の宿に着くことができたしあわせ。終わりよければすべてよしって、きっとこういうことね!!
◆ホテル花更紗
https://nakatsugawaonsen.com/hanasarasa/ホテル花更紗 宿・ホテル
-
ホテルのロビーで少しのんびりして15時になってからチェックイン。
お部屋はきれいな和室。お茶を飲みながら五平餅の残りを食べて、少し落ち着いたら疲れた体を癒すべく温泉へゴー! -
のんびり温泉に浸かったら夕食までお部屋でのんびりー。
数日間歩き続けた最終日に解放感いっぱいで温泉宿でゆったりできて幸せだなぁ。
そうこうしているうちに旦那もお風呂から戻ってきた。
なんでも露天風呂に蛙がいたらしく、それを見て一句浮かんだらしい。
「露天風呂 かわずいるけど 飛び込まず」
今日3つ目かよ。絶好調じゃねーか。
おっと、そろそろ夕ご飯だね。ちょっと缶ビールを飲んでのどの渇きを鎮めてから夕食の場所に行きましょう。(←ふみこ家の宿での生ビール代節約術) -
本日のおしながき。疲れていたのかお料理の写真は撮っておらず・・・
このあと生ビールを1杯ずつと地酒を1本頂いたところで体力の限界。
部屋に戻ったら速攻で眠りについたのでした。
--- 11/6 ----
9:00 お宿発
9:15 須原コメリ着、9:30発
9:40 須原駅着&発
10:05 南木曽駅着
10:25 黒木五平餅着、10:35発
11:40 妻籠着、12:45 妻籠発
13:10 馬籠着、13:30 馬籠発
14:00 新茶屋着
14:10 石畳マレットゴルフ場着、14:30発
14:40 お宿着
-------
◆GARMINスマートウォッチの記録◆
歩数 15,013歩
距離 5.99km -
一夜明けて・・・おはようございます!
おー、予報通り雨じゃないかー。
昨日新茶屋まで行っておいてよかったー。 -
ということで、朝ご飯はゆっくりと。
あれ、昨夜のお味噌汁は赤みそだったのに今朝は白みそなんだ。
この場所もまだ赤みそと白みその交わる場所なのね。 -
今日は中部国際空港(セントレア)から札幌に戻るので、まずは中津川駅へ行かないと。
実はここのお宿、中津川駅まで無料送迎してくれる。ステキ!
無料送迎バスの時間までロビーで待つ。
ちなみにこちらの靴が昨日コメリで買ったかかとを踏めばサンダルみたいに履ける靴。おかげさまで昨日何とかゴールに到着できたよ。コメリの靴さん、ありがとう!! -
無料送迎バスで中津川駅到着。駅の売店で名物の栗きんとんをゲット。中津川の栗きんとん、大好き!
ついでに駅弁を買って名古屋までの特急で食べようと思ったら、松本から来る特急が倒木かなんかで何時間も遅れるらしい。
うーむ、仕方がない。特急の中で駅弁食べる計画はあきらめて普通列車でのんびり行くか。中津川駅 駅
-
その後は勝手知ったる名古屋駅でスカイミューに乗り換えてセントレアになんなく到着。天気がよかったのでデッキに出ようとしたら、出口のすぐそばでビール売ってる!解放感いっぱいの我ら、ビール買っちゃう☆
この旅最後の旦那の一句。
「旅終えて ビール片手に セントレア」(←季語ナシ)
木曽路を歩く旅は江戸時代の日本を感じたり、文化の変わり目を見つけたり、人のやさしさに触れたり、自分たちの体力のなさを感じたり・・・と日常生活の中では得られない経験ができたなーと思います。
でも・・・やっぱり馬籠峠は歩きたかったし、木曽路11宿のうち三留野宿だけ行けなかったし、せっかくなら外国人に人気だという中山道のまわり道・与川道も歩いてみたい!!
なので、きっと心残りの場所を見に、歩きに、もう一度木曽路に来ちゃう気がする今日この頃です。
** 秋の木曽路を歩く旅、おしまい **
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2023年11月 秋の木曽路をゆく
この旅行記へのコメント (2)
-
- ゆんこさん 2024/03/17 17:45:52
- 終わり良ければ全て良し!?
- ふみこさん、こんばんは。
なんというゴールなんでしょう!
道中も結構波乱万丈だと思ってたけど(笑)、最後に来てのこの展開は予想もしてないええ~っ!な展開でしたね。
かかとの踏めるサンダルシューズで、街道歩き。
根性なのか、意地なのか、導かれてるのか(笑)
読んでいる分には楽しかったけど。
本当にお疲れさまでした~。
我が家も今年の秋、奈良井宿近くに行くけど、我が家はお城巡りがメインなので、きっといかないで終わっちゃうな~。
その代わり、霧ヶ峰を歩く予定ですよ。
さて、ふみこ家の次回作は何処でしょうか。
また楽しみに、長い目で待っております。(笑)
★ゆんこ★
- ふみこさん からの返信 2024/03/27 14:05:11
- RE: 終わり良ければ全て良し!?
- ゆんこさん、こんにちは!
返信がすっかり遅くなってしまってスミマセン。
そして、木曽路の旅の最終日も見ていただいてありがとうございます!!
いろいろあった木曽路でしたが、いい旅だったと思って終われたのでよかったです(^^)
ちなみに旅のあと体にダメージが残ってしまって元に戻るのに1か月くらいかかっちゃいましたー。
ゆんこさんは今年の秋は長野方面でしたね!お城巡りなら・・・目的は松本城かしら?
霧ヶ峰行くんですね。といっても名前は知ってますが、行ったことはないです。
ゆんこさんの旅行記で行った気にさせて頂こうと思ってます!
私の次の旅は・・・短めなのを少し検討しているので体力つけなくては。(←また体力系)
海外は来年あたりから再開したいです。
ゆんこさんの新作にまだお邪魔できてないですが、近日お邪魔しますね!
** ふみこ **
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