オスロから南イタリア一人旅３泊４日：カターニア＆タオルミーナ編

2024/01/01 - 2024/01/04

今回もノルウェー滞在中に一人離脱して欧州旅行。今回は初シチリア島メインの南イタリアへ、３泊４日の旅。カターニア、タオルミーナ、パレルモ、モンレアーレ、ナポリを巡り、温暖な気候、おいしい食事を楽しんできました。

オスロからナポリ往復をはルフトハンザで手配、2971kr（４万円強）。

日程

Day 1: 08:40 OSL-11:10 ZRH, 16:30 ZRH-18:30 CTA、カターニア泊
Day 2: タオルミーナ観光、バスでパレルモへ、パレルモ泊
Day 3: パレルモ観光、21:00 フェリーでナポリへ
Day 4: 8:30 ナポリ着、18:15 NAP-20:00 MUC, 21:05 MUC-23:25 OSL

8・10歳児連れ、年末年始ノルウェー帰省：出発～イスタンブール乗り継ぎ編
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8・10歳児連れ、年末年始ノルウェー帰省：ノルウェーのクリスマス編
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8・10歳児連れ、年末年始ノルウェー帰省：ノルウェーの年末年始編
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オスロから南イタリア一人旅３泊４日：パレルモ＆ナポリ編
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8・10歳児連れ、年末年始ノルウェー帰省：イスタンブールストップオーバー編
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エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ エーデルワイス航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

元旦の朝、早起きして、一人雪降る中除雪されていない道をスニーカーで歩き、始発に乗って空港へ。今日から３泊４日で南イタリアへ行く。行きはチューリッヒ経由の帰りはミュンヘン経由。昨夜からの大雪で交通の乱れが心配だったけど、とりあえず電車は通常運行で第一関門クリア、と思ったその矢先、途中で電車が止まり、ゲームオーバーかと思う。やはり大雪によるテクニカル問題だという。これが始発だし、これ以外に手段なかった。しかし電車は復活し、何とか20分遅れの、出発1時間前に空港到着。

SASラウンジに行く時間も取れた。

SASラウンジ（オスロ空港） 空港ラウンジ

スタアラ脱退のSASラウンジ、これが最後になるかもと思いつつ食べ収め。

ルフトハンザ手配だけど、運航はスイス航空。初めて乗る。あとはちゃんと飛んで、1時間のチューリッヒ乗り換えをこなせられますように。と思ったらバス搭乗のバスの中で閉じ込められること15分、さらに離陸までも大雪のせいでかなり時間を要し、1時間半の遅延が決定。はい、乗継便乗れません。チーン。間に合わないのものはもうしょうがないので、あきらめて、チューリッヒで交渉だなと覚悟を決める。

隣居なくてラッキー。

ディアイシングで窓がすごいことに。

チューリッヒまでは２時間くらい。結構遠い。チューリッヒは雪もなく緑。あれ、スイスってこんなにあったかいんだっけ。

スイス航空すごい。着陸したらSMS届いてて、ローマ経由ナポリ便にrebookしたと。今日中にナポリつけることはわかったけど、夜行フェリーには間に合わないので、トランスファーデスクに相談したら、なんとここからカターニア直行便があり、それに変更してくれることに！すごく親身になって色々フライト探してくれて素晴らしかった。ナポリ行きをカタニア行きに無償変更してくれるとは。しかも明日朝シチリア予定が、今夜シチリアになった。まさに棚ぼた。やっぱりこういうことあるとレガシーはいいよなと思う。まあそれも見越して少し高くつくけどレガシー、スタアラ縛りで旅程組んだ。最初のレグのキャリアはスイス航空だけど、予約はLH。今となってはワンワールドでも良かったけど。

（後日談）予約していたナポリ→パレルモのフェリーは飛行機遅延補償で保険で返金予定。

チューリッヒはうん十年ぶりというか、空港は初めてかも。やたらおしゃれ。

そしてリンツですよねー。

思いがけず時間ができたのでPPで入れるAspireラウンジ。空いてていい感じ。

アスパイアラウンジ (チューリッヒ空港) 空港ラウンジ

スイスビールにカレー、パスタ、サラダなど。フードはややしょぼいけど、お酒はいい感じ。

続いてスイス航空のセネターラウンジへ。SAGならこちらも使える。

SWISS ラウンジ チューリッヒセネターラウンジE 空港ラウンジ

こちらもドリンク充実！コーヒーマシーンやお茶の種類も多かった。

スナック、スイーツなど。

個室もあり。元旦だからか空いていたのでここに居座る。

最初サラダ系が品切れで、いきなりジャンクな食事。

ヘルシー系。ポートワインがあるのうれしいなあ。

デザートもいっちゃうよ。

今夜は急遽ホステルに泊まることになり、タオル持ってきていないので、ラウンジでシャワーしてしまう。

ラウンジハシゴできて、さらに20スイスフランバウチャー（3500円くらい？）も出たので、懐かしのPret（前日本にもちらっと進出したイギリスのチェーン）でこれもテイクアウト。カターニア到着後にいただきました。棚ぼたもいいとこ。スイスってユーロじゃなくていまだに独自通貨なのね。ザリガニサラダ。セルツァーはノンアルだけど、甘くなくておいしかった。

16時半発のエーデルワイス航空でカターニアへ。20度って夏かよ！

チューリッヒからカターニアまで2時間。

チューリッヒ市内。

アルプス超えルートで絶景すぎてやばかった。

しかもサンセット時で、夕焼けがとてもきれい。

真下をほかの飛行機が飛んで行った。

エーデルワイス航空ってLCCじゃないのか。無料でサンドウィッチやらドリンクやら出てびっくりした。欧州内はレガシーでも機内食出るところほとんどないのに。

到着前にはクッキーも。

カターニア到着。初めてのシチリア島。Alibusという空港シャトルバスで市内へ。15分くらい。Visaタッチで支払えた。港で降り、宿に行く途中、中心部の広場立ち寄り。

大聖堂前。にぎわっているなあ。

ドゥオーモ広場 (カターニア) 広場・公園

全世界的にはやっている傘。元旦なのでどうかなと思ったけど、飲食店は普通にやっているようで、たくさんの人でにぎわっていた。

急遽手配した今夜のホステルUrban Pop2 BnB。セミダブル？の2段ベッドでゆったり。朝食付き女性ドミで4千円くらい。パイプベッドで、カーテンもなしだけど、今夜乗るはずだったフェリーは椅子だったから、横になれるだけでも幸せ。

少し高めだったからか泊まっている人たちも年齢層高目で落ち着いている感じ。パーティーホステルだったらいやだなと思っていたので良かった。おなかも空いていないし、今朝早起きで寝不足だったので、早めに就寝。

朝食が8時からと遅いので、その前にカターニアの街歩きすることに。7時には明るくなるのありがたい。

中心地までは歩いて５分もかからない。昨日歩いた傘のあるエリアは市場らしいけど、まだあまりお店も出ていない。

大聖堂。７時半から開き、入場無料なのであとで戻ってくることにする。

市庁舎と象の噴水のオベリスク。

まだまだクリスマスの飾りつけ。イタリアでは1月6日のエピファニーア（公現祭）まではまだまだクリスマス。

象はカターニアのシンボルなんだそう。

名前失念、外観が素敵だった教会。

絵になる街並み。

市場が開きだした。シチリアらしい野菜やかんきつ類が並ぶ。

広場への門。

魚市場もあるけれどとても小さい。

ホステルに戻って朝ごはん。シンプルだけど、無料なのでありがたい。トースト、ケーキ、ペースト、ジャム類。ケーキは昨日の夜スタッフが作ってたやつかな。自家製ぽい。

なぜか日本語でキッチンと書いてある。

このホステルのバスルームはとても広い。

今日はタオルミーナに行ってみることに。バスで１時間。セントラルバスステーションは鉄道駅の近くで、ホステルから歩いて２０分くらい。写真は鉄道駅。

カターニア中央駅 駅

メトロもあるけど、ホステルからは使い勝手よくない。

９時発のバスに乗る。バスステーションにチケット売り場がなくて、ドライバーから買うのかなと思っていたら、同じホステルの人がいたので、チケットのこと聞いてみたら、ウェブで買ったという。Google mapのリンク先から買えた。みんなそれで買っている感じだった。往復割引があり、8.5ユーロと安い。帰りのバスの時間も決めて買わないといけないのが不便だけど、空きがあれば変更もできるようだった。バスはほぼ満席だったけど、高速に乗り、スムーズ。ところで、イタリアのバス停はfermataということに妙に感動している。なじみのある言葉だけど、考えてみれば日本は音楽用語がイタリア語だよね。あと人々が映画のようなイタリア語を話していることにも感動。イタリア何度かきてるけど久々だしあまり免疫ないんだよね。とても新鮮。

シチリアで一番高い山、エトナ山がきれいに見えた。

タオルミーナ到着。バスターミナル近くの展望台へ。エトナ山が見える。

映画グランブルーの舞台となったイソラベッラが眼下に。海きれい。しかしあそこまで下りて登ってくるのは大変そう。15度くらいだけど、お日様がぽかぽかと暖かく、ジャケットは不要。しかしイタリア人はダウンにマフラー、ニットキャップだったりしてギャップが面白い。ノルウェー人だったらこれ絶対タンクトップの気候。

イソラ ベッラ 自然･景勝地

メッシーナ門をくぐって、目抜き通りへ。タオルミーナはこじんまりとしているので、基本徒歩でどこでも行ける。昔から北ヨーロッパの人のリゾート地として有名らしく、オフシーズンも今も観光客でかなりの賑わい。カターニアの空港から直通バスもあるし、ここに滞在する人も多いみたい。

メッシーナ門 建造物

カンノーリ屋さん発見。シチリア発祥のお菓子、カンノーロに挑戦してみる。Googleでも評価が高かったお店。一個３ユーロ。それなりにするのね。まあ結構大きいけれど。その場でリコッタチーズを詰めてくれる。

実食。生地が揚げてあり、重くて思ってたのと違った。まあおいしいけれど、感動はなし。ヘビーなので、気軽にリピートもする気になれない。ノルウェーのkrumkakeにmultekrem詰めたやつのが好きかなあ。

目抜き通りから一本入った小道が沢山あり、とてもいい雰囲気。

４月９日広場に到着。Nataleはクリスマス。

シチリアらしいものを集めたお土産屋さんとか。かわいいけれど、私の趣味ではないんだな。あと値段もあまり気軽に買える感じではない。ユーロ高辛い。

Money can’t buy happiness but it can buy ice cream.　そうだ、せっかくだからジェラートも食べないとな。

市庁舎？教会？ではミニチュア展をやっていた。無料だったのでのぞいていく。タオルミーナの街を再現。

昨日は能登の震災で、日本のニュースが気になってしょうがなかったけれど、今日は羽田の事故のニュースが入ってきて、気が気じゃない。観光にも専念できず、WiFiあるカフェで休憩して情報収集することに。新年早々悲しいニュースばかり。アランチーニで有名なAntica Rosticceria da Cristina

初アランチーノ。4.5ユーロでデカくて、中ご飯だし、揚げ物だし、もうランチはこれでいいや。トマト味で、外はさっくり、中はもちもちでとてもおいしい。ビールは2ユーロで安くてびっくり。しかもローカルの。

色々ネットで調べて満足したところで、気持ちを切り替え、観光へ。市民公園をお散歩。

街をぐるっと一周し、ギリシア劇場（古代劇場の遺跡）を見に行くか、もっと散歩するか悩み、そんなに前者に興味がないし、入場料も高いので、後者に。イソラベッラの近くまで階段を下りていく。階段を上り下りしていい運動になった。

最後にジェラートを食べに、メッシーナ門近くにあるDon Diegoへ。

うわー、おいしそう。何にしようかなあ。

３ユーロだったかな？シチリアなので、普段は選ばないリモーネと、タオルミーナという名前の付いたフレーバーがあったのでそれに。どちらも白なので、見た目がさえないけれど、おいしかった。

時間があったらあの山の上にあるカステルモーラにも行ってみたかったな。午後3時ごろのバスでカターニアへ戻る。

カステルモーラ 旧市街・古い町並み

この旅行記へのコメント （4）

• andさん 2024/01/16 21:39:10

  行きたいなー

  wakabunさん
  
  こちらでも今年もよろしくお願いします！
  
  飛行機延滞でどうなるかと思ったら効率良くなりましたねー
  シチリア初なんて意外過ぎです。
  私はマルタから日帰りで行ったのでタオルミーナとエトナ山しか行けなかったのですが、やっぱりシチリアはいろいろ見所がありそうで…思ったより広いですかねー？
  
  とにかく身軽でサクッと一人で行けちゃってうらやましいです！
  私もヨーロッパに行きたくて予算的に一人なら弾丸で行けそうなんですが、子連れの選択肢しかないのでいつになったら行けるのかなぁと…
  それまで参考に覗きに来ますねー！
  
  アルプスの絶景、チューリヒからヴェネツィアに飛んだ時にすごくキレイな記憶だったのですが、この冬の景色素晴らしいですね！
  ぜひ見てみたいです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　and

  wakabunさん からの返信 2024/01/17 07:20:15

  シチリア

  andさん、おはようございます。
  
  さすがシチリアはもう行かれていましたか。エトナ山も行ったんですね。いいなあ。私も行ってみたかったのですが、冬なのと、あと時間もないので無理でした。今まであまり至りに興味なかったのですが、シチリアってものすごく観光地なんですね。見どころもたくさんあってびっくりしました。
  
  飛行機遅延の件は棚ぼたラッキーでした。こういうトラブルも旅の醍醐味ですね。
  
  ヨーロッパ子連れは日数もお金もかかるし、時差ボケもつらいので、一人でサクッと行けるといいですよね。きっと娘さんもあっという間に大きくなって、お兄ちゃんも頼もしそうだから留守番も問題なく、一人でいけるようにすぐなりますよ！
  
  あ、そちらで話していたプールの話題ですが、まだまだうちもプール大好きですが、最近いわゆる観光にも興味を持ちだしてきたので、なるべくそれも盛り込もうと、子供たちの興味のありそうな、勉強になりそうなところを入れるようにしています。
  
  アルプス、きれいすぎました。チューリッヒからイタリアのルートだと通るんですかね。帰りは残念ながら真っ暗で、何も見えずでした。
  
  Wakabun

• gontaraさん 2024/01/12 00:13:04

  絶景のアルプス越え

  この景色、思わず窓から身を乗り出してみたくなりそう。
  時間帯も狙い通りだったのかな？
  ヒヤヒヤした後のお得感満載。
  それにしてもアクティブですね。
  これって、若いってだけじゃ無いですよね。
  
  今年はスーパーフライヤー目指そうと思いますので、またご教授ください。
  GONTARA

  wakabunさん からの返信 2024/01/12 21:25:19

  絶景でした

  gontaraさん、こんばんは。
  
  アルプス絶景すごいですよね。タイミングも、位置も絶妙でした。最初通路側をアサインされていたけど、窓側は空いているかと聞き、右左どちらがいい？と言われたので、どちらでも、と言ったら偶然左で、それがまた正解でした。いやー素晴らしい！テンション上がりまくりでした。ラダックに行った時の眺めもすごかったけれど、こちらのほうがより迫力がありました。
  
  もうアラフィフなんですが、若いと言っていただけでうれしいですｗ改めて、自分もう若くないんですよ。ホステルとかに泊まると浮きます。
  
  SFC修行するんですね。頑張ってください！どこか飛行機やラウンジでお会いする機会もあったりして？
  
  Wakabun