2023/12/28 - 2023/12/29
253位(同エリア1215件中)
Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2023/12/29
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ランチ
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車での移動
ホテルをチェックアウト後、自宅へ(約250マイル、400キロ)
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ワシントンD.C.2日目。
年末で失効するホテルクレジットを消化すべく、急遽決めたワシントン旅行。1日目はフィリップスコレクションへ行きました。
2日目はやはりナショナルギャラリーへ行くことにしました。何度も訪れているナショナルギャラリーですが、広いので毎回全部は見切れません。いつも本館である西館(West Building)からスタートして東館(East Building)へ行くパターンです。東館にたどり着く頃には疲れ切っているか、時間がなくなったりとかでちゃんと見たことがありませんでした。なので今回は東館から回ることにしました。
東館は現代美術が中心です。今回、この東館には屋上があることをもらったマップで発見しました。初めてのルーフトップはなかなか面白い体験でした。
ワシントンD.C.は何度来ても新しい発見があるから、また来てしまいそうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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コンラットホテルで迎えた初めての朝です。今回、クレジットカード特典のホテルクレジット$200(ホテル代$200引き)を利用しての宿泊です。この宿泊プランには朝食付き、ミールクーポン$100付き、アーリーチェックイン(12:00)、レイトチェックアウト(16:00)がありました。なかなかのお得なプランのようです。
が、チェックイン時に渡されたルールには色々書かれてまして、実際には朝食は二人で$60が上限でした。このコンラットで朝食をとると、このアボカドトーストとコーヒーで一人$30越えです。笑 このアボカドトーストば今まで食べた中で一番おしゃれで美味しかったので別にいいんですが、「なんだかね」って感じにはなります。 -
さて、気を取り直してナショナルギャラリーへ歩いて行きます。
このアール・デコ調の美しい建物は地下鉄「Metro Center」の入口です。 -
リンカーン大統領が暗殺された「フォード劇場」
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「FBI本部」
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「議事堂」
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「司法省」
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「ナショナルギャラリー」へやって来ました。アメリカの太っ腹なところは入館無料。
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今回は右の「東館」からスタート。
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本館の西館からは地下の通路で繋がっています。この動く歩道で移動。照明がキラキラしていて未来にタイムスリップしていく感じです。
タルコフスキーの「惑星ソラリス」(1972)を思い出します。あれは東京の首都高がロケ地でした。 -
「東館」は現代美術が中心です。真ん中が吹き抜けています。
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上手く空間を利用しています。
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モンドリアン「Tableau No. IV」(1924/1925)
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ミロ「Head of a Catalan Peasant」(1924)
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カンジンスキー「Improvisation 31 (Sea Battle)」(1913)
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クリムト「Baby(Cradle)」(1917/1918)
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ピカソ「Harlequin Musician」(1924)
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マグリット「The Blank Signature』(1965)
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ポロックの作品。ポロックの抽象表現主義の登場によって、アメリカのアートが注目されるようになりました。この頃から、芸術の中心がパリからニューヨークへ移って行きました。
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ポロック「Number 7, 1951」(1951)
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アンディ・ウォーホル「Green Marilyn」(1962)
やっと見れた、オリジナル。地味に嬉しかったです。 -
ロイ・リキテンスタイン「Painting with Statue of Liberty」(1983)
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マーク・ロスコ特別展
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初期の絵画から晩年の作品までかなりの展示がありました。
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一旦、共有空間へ出ます。繋がってないのでまた違うフロアへ移動です。
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アッパーレベルです。
こちらはピカソの「青の時代」の作品。「The Tragedy」(1903) -
こういう空間がいいですね。人もまばら。
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この鑑賞中の女性は、このあと私たちが屋外へ出て戻ってきても同じ場所にいました。時間が止まっている感じがなんとも素敵でした。
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今まで知らなかったルーフトップへ初めてやって来ました。外の空気が気持ちいい。
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この青いニワトリ。いつからいたんでしょうね。かなりでっかいです。
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議事堂も見えます。ナショナルギャラリーにこんな場所があるなんて知りませんでした。
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John R. Grabach「Waterfront-New York」(1923)
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プレンダーガスト「Salem Cove」(1915/1918)
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これにて「東館」の鑑賞終了です。「西館」に比べるとそんなに広くないです。初めてゆっくり見てまわりました。まだ元気な午前中で記憶が新鮮なので、とても見応えがありました。
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また地下通路を渡って「西館」へ戻ります。噴水アートもいい感じ。
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「西館」の主な展示は2階にあります。大きく分けて4つのセクションに分かれています。
これは「East Garden Court」ここからスタートです。 -
Gilbert Stuart 「George Washington」(1821)
アメリカ初代大統領ワシントンの肖像画です。 -
ターナー「Rotterdam Ferry-Boat」(1833)
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ダヴィッド「The Emperor Napoleon in His Study at the Tuileries」(1812)
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Jean Honore Fragonard「Young Girl Reading」(1769)
子供の頃ビーズ手芸が流行っていた時に、家族みんなで作ったんです。なので初めてこの「読書する娘」を見た時にはちょっと感動しました。初めて見たのに懐かしかったです。 -
ピサロ「Boulevard des Italiens, Morning, Sunlight」(1897)
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モネ「Woman with a Parasol - Madame Monet and Her Son」(1875)
なんだか風を感じる素敵な絵ですよね。 -
モネ「The Japanese Footbridge」(1899)
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モネ「Rouen Cathedral, West Facade」(1894)
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モネ『Waterloo Bridge, Gray Day」(1903)
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ルノアール「Auguste Renoir」(1876)
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ヴァン・ゴッホ「自画像」(1889)
まだ耳がちゃんとあります。 -
ヴァン・ゴッホ「Roses」(1890)
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「West Garden Court」
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フェルメール「天秤を持つ女」(1664)
ワシントンのナショナルギャラリーはフェルメールの絵画を3点所有しています。
よく海外に貸し出しているので、3点揃って見ることができるのは珍しいです。 -
フェルメール「手紙を書く女」(1665頃)
この作品と「赤い帽子の娘」は2018年上野の「フェルメール展」でも見たことがあります。 -
フェルメール「赤い帽子の娘」(1665-1666頃)
アメリカにはフェルメールの作品がかなりあります。ここナショナルギャラリーに3点、ニューヨークのメトロポリタン美術館に5点、同じくニューヨークのフリック・コレクションに3点とフェルメール全作品の約3分の1がこのアメリカ東海岸で見ることができます。 -
レンブラント「自画像」(1659)
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レオナルド・ダ・ヴィンチ「Ginevra de' Benci」(1474/1478)
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作品の裏側
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ジョット「荘厳の聖母」(1310/1315頃)
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ファン・アイク「受胎告知」(1434/1436頃)
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ボッチチェリ「Giuliano de' Medici」(1478/1480)
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ラファエロ「Bindo Altoviti」(1515頃)
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ティツィアーノ「アンドレア・グリッティの肖像」(1540頃)
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フラ・アンジェリコとフィリッポ・リッピ『マギの礼拝』(1440/1460頃)
夢の共作です。
13~16世紀のイタリア絵画のセクションがリノベーション中だったので、一階の特別展の場所に選りすぐりの作品が移動して展示されてました。ここは前回じっくり鑑賞したし、そろそろ疲れてきたのでさっくり回るにはちょうど良かったです。
これにてナショナルギャラリーの鑑賞は終了です。 -
途中、チェーン店のカフェで軽くランチをとりました。ホテルの部屋は4時まで使えたので、荷物をピックしてチェックアウト。車を用意してもらい(パーイングはバレットパークングのみでチップを入れると$70越えでした。)、いざ自宅へ向けて出発です。
思いついたように出かけた小旅行でしたが、新しい場所に出かけたり、発見があったりとなかなか楽しめました。ホテル代は結局安かったのか、高くついたのか深く考えるのはやめときます。笑
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この旅行記へのコメント (4)
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- kawakoさん 2024/02/10 18:45:12
- グリュエッツィ!
- こんにちは、ナショナルギャラリーは憧れの場所の一つなんですよね。でも遠いなぁ。
ところでEmmyさんはスイスでの滞在場所など、計画はもうお決まりですか?
わたくし先日ミューレンに初めて行ってきたのですが、素晴らしい眺めの場所ではあるのですが、長期滞在には向かないなぁと思いました。
というのも交通の便が悪いんですよ。付近のハイキングコースは素晴らしいのですが、他に行きたくなった時が面倒そうです。
あと、そのような場所なので物価が高いです。スイスの他の場所に比べて二割は高いんじゃないかな?
自炊するにしても村には小さなスーパーが一軒きりなので厳しそうです。
旅行記には関係のない事柄をつらつら書き込みまして申し訳ありません。
Emmyさんがスイスに来られる頃には、お天気に恵まれますように。
- Emmyさん からの返信 2024/02/11 03:49:19
- Re: グリュエッツィ!
- kawakoさん、こんにちは!
kawakoさん、絶妙なタイミングでメッセージをいただき大変嬉しいです。今、ちょうどミューレンあたりのハイキングを調べていたところだったのです。
年末にQ&Aで質問し、kawakoさんをはじめ沢山の皆さんのアドバイスをいただきました。その後、こちらも事情が二転三転としまして、とりあえずフライトとホテルの予約をほぼ完了したところです。
結局、ユングフラウ地方ではインターラーケンに4泊することにしました。kawakoさんのお話を読んで、つくづくミューレンにしなくて良かったと思いました。貴重な情報をありがとうございます。
また質問をさせていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。ミューレンの旅行記を楽しみにしていますね。
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- ももであさん 2024/01/27 22:30:13
- ちょっと怖い…
- Emmyさん
キーウエストの鶏との対比で、表紙の鶏が縁日のひよこの親鳥版かとビビりました。
それとも惑星ソラリスのごとく、時が止まったまま鑑賞している女性のイメージが、そのまま具現化されたのでしょうか? なんだかちょっと怖くなりました。
それにしてもアボカドトーストとコーヒーで一人$30とは😱 もはや命がけですね。しかも嫌でもお金を使わせようとするホテルのステルスマーケティング!?
最上級に怖くなりました(*_*)
- Emmyさん からの返信 2024/01/28 06:37:51
- Re: ちょっと怖い…
- ももであさん
鶏。そうなんですよ。私も自分で「これ、被ってるわ」って突っ込んでました。どちらも一番印象的だったもので、そうなっちゃいました。
アメリカのインフレ。怖いですよ~。全然ついていけません。無料朝食代の超過分はもちろん払いました。とほほ。こんな感じで、まんまとホテルのマーケティングに踊らされているカモちゃん夫婦です。
フィリップス・コレクションが思いのほか、良かったのだけが救いです。
Emmy
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