2023/12/28 - 2023/12/29
265位(同エリア1215件中)
Emmyさん
この旅行記のスケジュール
2023/12/28
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車での移動
自宅からワシントンD.C.へ(約250マイル、400キロ)
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この旅行記スケジュールを元に
12月のとある日。手持ちのクレジットカードに年末で失効するホテルクレジット$200があることが判明。勿体無い精神旺盛な昭和生まれの私たち夫婦は、お手頃な旅行先を検索。そして車で行けるワシントンD.C.に決定。D.C.(普段はこう呼んでいます)はニューヨークから車で約250マイル(400キロ)。渋滞がなければ4時間ほどの距離です。もう在米期間が長いので、すでにD.C.には10回以上行ったことがあります。そんなリピーターでも楽しめるのが、ワシントン D.C.のいいところです。
今回はホテルクレジット$200(ホテル代$200引き)に加えて朝食付き、ホテル内で使える$100のクーポン付き、午後4時までのレイトチェックアウトという特典がありました。それならと今まで泊まったことのないヒルトン系の「コンラッドホテル」にしてみました。
そしてワシントン観光もほとんどのところには行き尽くしているので、今までまだ訪れたことのない「フィリップス・コレクション」というプライベート美術館へ行ってみました。
翌日は「ナショナルギャラリー」へ行きました。ここはやはり外せないです。
のんびり鑑賞後は午後帰路に着きました。
年末の今年最後の旅行の締めくくりには、とてもいい旅行になりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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年末の木曜日。元旦が月曜日なので、金曜日もお休み企業が多いせいか雰囲気的にはもう週末。ワシントンD.C.市内に入ると、まだ1時過ぎなのに渋滞が始まっていました。
やってきたのは初めて滞在する「コンラッドワシントンD.C.」。街の中心地にあり観光は徒歩圏内です。ワシントンD.C.はアメリカの首都なので、景観保護と保安上の都合で高層ビルはありません。このホテルも9階が最上階+ルーフトップでした。車のパーキングはバレットパーキングのみ。($60+tax+チップ)せっかく安上がり旅行に済ませようにも、そうは問屋が卸しません。(笑) -
3階がホテルのレセプションです。吹き抜けのホール。超モダンなホテルです。
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お部屋は8階。ヒルトン系は平会員ですのでアップグレードなし。でも充分に広いですし、文句はありません。
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バーコーナー。ネスプレッソマシーンはもう標準化しつつあるアメリカ。無料お水ボトル2本は嬉しい。
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バスルーム。ダブルシンク。左はトイレ。ちゃんと日本のメーカーでした。
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右側はシャワールーム。最近はどこもエコを意識して、ポンプ式のシャンプー・コンディショナー・ソープ。
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やってきました。「フィリップス・コレクション」。ここはデュポン・サークルという中心地からは少し離れている住宅街にあります。地下鉄で2駅くらい。私たちは時間節約のため、Uber($10、10分)を利用。
ワシントン中心部は、政府系や会社のビルが立ち並んでいてあまり生活感が感じられません。このデュポン・サークル周辺に来ると雰囲気ががらりと変わります。 -
1921年創設のアメリカで最初の現代美術館です。創設者ダンカン・フィリップスの父は南北戦争時中佐だったそうです。当時240点ほどのコレクションだったのが、現在は5,000点以上に増えているそうです。
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入り口のホール。ここはスミソニアンではありませんので、有料です。担当の人があれこれ割引のアイディアを提示してくれるも、私たちはどれにも該当せず正規料金($20)を払います。
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ホールの右側にカフェがありましたので、軽くランチ。
ホテトとリーク(ポロネギ)のスープ。おいしかったです。お値段も良心的。 -
このカフェは美術館に入らなくとも利用できるみたいで、ローカルの人ばかりで人気がありそうでした。中庭もあり暖かくなると気持ちよさそう。
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最上階の3階からスタート。アフリカ系画家の特別展。
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期待以上に見応えがあります。
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この作品、とても素敵です。もうこういうレベルなら、わざわざ民族云々なしで、普通に作品を評価してもいいのではと思いました。
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美術館は自宅の隣りも増築して繋ぎ合わせて拡張してあります。渡り廊下。
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ユトリロ「Place du Tertre」(1911)
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Janice Biala 「Spring Rue de Seine」(1936)
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セザンヌ「Seated Woman in Blue」(1902ー1906)
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ヴァン・ゴッホ「The Road Menders」(1889)
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岡田謙三「無題」(1949ー1950頃)
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Barbara Hepworth「Maquette for Dual Form」(1966)
中庭にもあったオブジェのオリジナルだわ。 -
国吉康雄「Maine Family」(1922ー1923頃)
ここには沢山の日本人画家の作品がありました。なんだか日本人なのに何にも知らなくて恥ずかしくなりました。 -
Joyce Wellman 『The Big 5」(2005)
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クレー「Nach Rechts, Nach Links」(1938)
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ミロ「The Red Sun」(1948)
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Kenneth Noland「In the Garden」(1952)
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階段にも作品が展示されています。
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Victor Ekpuk「Lean on Me」(2000)
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モンドリアン「Composition No.III」(1925)
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暖炉のある部屋も展示室。
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カンジンスキー 「Succession」(1935)
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プレンダーガスト「Ponte della Paglia」(1922)
ただいま、この人のマイブーム。タッチが可愛い。 -
本宅の玄関ホール。
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立派な柱時計。
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Harold Weston「Plain of Hamadan」(1918)
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プレンダーガスト「Picnic」(1913ー1916頃)
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マチス「Interior with Egyptian Curtain」(1948)
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サロン内の展示室。
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豪華なお宅ですね~。
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音楽ホール。現在も音楽会が催されているようです。
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Marjorie Phillips 「Night Baseball」(1951)
彼女はフィリップスコレクションの共同創始者でダンカン・フィリップスの妻。この絵はエジソンが白熱電球を発明してくれたおかげで、ナイター試合ができるようになった記念すべき試合のシーン。 -
階段を上ります。ステンドグラスの窓が素敵です。
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カンジンスキー「Autumn II」(1912)
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ピカソ『Reclining Figure」(1934)
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ココシュカ「Courmayeur et les Dents Géants」(1927)
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岡田謙三「Footsteps」(1954)
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ヴァン・ゴッホ「Entrance to the Public Gardens in Arles」(1888)
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John Marin「Tunk Mountains, Autumn, Maine」(1945)
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セザンヌ「Fields at Bellevue」(1892ー1895)
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マチス「Studio, Quai Saint Michel」(1916)
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プレンダーガスト「Autumn」(1917ー1918頃)
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ルノアール「船遊びをする人びとの昼食」(1880ー1881)
左下の少女アリーヌ・シャリゴは、のちにルノアールと結婚します。 -
マネ「Spanish Ballet」(1862)
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ドガ「La Repetition au Foyer de la Danse」(1870ー1872頃)
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ゴヤ「The Repentant St. Peter」(1820ー1824頃)
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エル・グレコ「The Repentant St. Peter』(1600ー1605頃)
以上、作品ピックは私の独断です。他にもたくさんの作品がありました。 -
こちらはフィリップス邸の玄関。
個人的に大変いい美術館だと思いました。画家の名前で選り好みするのではなく、作品自体で気が惹かれるものを鑑賞する作品配置です。作品選択のセンスもレベルも高いと思いました。近所に住んでいたら。美術館会員に絶対になっていたと思います。
ワシントンに初めて来た人や時間が限られている人は迷わずスミソニアンに行かれるべきだと思います。でももし時間に余裕がある人、何度もワシントンに来られたことのある人は、お金を払ってもここに是非行かれることをお勧めします。 -
ホテルまでは歩くと結構あるのですが、途中夕飯でも食べてのんびり街歩きすることにしました。
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ここはシーフードのお店。支店もあります。4時過ぎと中途半端な時間にも関わらず、オープンしていたので入店。
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ハッピーアワーのメニューもあるとのことで、尚更良し!
ハッピーアワーのカクテル。お味はまあまあ。 -
生牡蠣ハーフダーズン
バージニア産の牡蠣でしたが、ちっちゃい、ちっちゃい。もう一年くらい待ったほうがいいんじゃないかと思いました。お味はいいです。 -
普通メニューからのカクテル。
つまみは「シシトウの天ぷら」。シシトウはすでにアメリカでは市民権を得ていてそのまま「シシトウ」です。でもこれは天ぷらではなくフライと思って食べたほうがいいです。お味はグッド。 -
夫の「シーフードパスタ」普通メニューから。
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私も普通メニューから「クラブケーキバーガー」
アメリカでバーガーは失敗しません。大変美味しかったです。
以上でお会計チップ込みで$170以上です。全然ハッピーアワーではありませんでした。(笑)アメリカのインフレは何処もひどいものがあります。 -
ホテルに戻ってまだ$100分のミールクーポンがあることを思い出しました。
レストランに寄ってみます。先程の庶民的なレストランであの値段ですから、気を引き締めないといけません。 -
テーブルセッティング。
もう夕飯は済ませましたから、つまみと軽く一杯程度。 -
サラダとチーズとハムの盛り合わせ。
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私はカクテル。夫は白ワイン。
以上、きっかり$100を支払って退場。
あとは途中で買った一本$15の白ワインを部屋のみして就寝です。
長くなったので翌日の分は後半に続けます。ナショナルギャラリーへ行きます。
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