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カントーはかつてベトナム随一のカイラン水上マーケットの拠点だった町。現在では水上マーケットは廃れてしまった。それでも、ある目的をもってカントーへ。

ベトナム カントー

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2023/11/17 - 2023/11/18

65位(同エリア91件中)

旅行記グループ 2023ベトナム南部

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grasslandさん

この旅行記のスケジュール

2023/11/17

  • チャウドックバスターミナル

  • カントーバスターミナル

2023/11/18

この旅行記スケジュールを元に

カントーはかつてベトナム随一のカイラン水上マーケットの拠点だった町。現在では水上マーケットは廃れてしまった。それでも、ある目的をもってカントーへ。

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  • チャウドックからオレンジ色の車体が特徴のFUTA Busでカントーへ。

    チャウドックからオレンジ色の車体が特徴のFUTA Busでカントーへ。

  • カントーのバスターミナル。FUTA Busは専用の建物があったが、その他バス会社のチケット売場が入っているであろう建物の中は、ほとんど空っぽ。ここで問題発生。翌日に行くヴィンロンへのバスの時刻を調べようと、この写真の左側にも写っている案内所で聞くが(英語はほとんど通じないのでGoogle翻訳アプリを使った)、ここからヴィンロン行きは出ていないことが判明。そこで、どこからヴィンロン行きが出ているのか聞いてみてもはっきりしたことは分からなかった(Googlemapでその場所を示してもらおうとスマホを渡すと、地図を見ながら探してくれたが、結局分からずスマホを返されてしまった)。FUTA Busのチケット売場でも聞いたが、FUTA Busもヴィンロン行きはないし、ヴィンロン行きのバスが出ている場所が分からなかった。

    カントーのバスターミナル。FUTA Busは専用の建物があったが、その他バス会社のチケット売場が入っているであろう建物の中は、ほとんど空っぽ。ここで問題発生。翌日に行くヴィンロンへのバスの時刻を調べようと、この写真の左側にも写っている案内所で聞くが(英語はほとんど通じないのでGoogle翻訳アプリを使った)、ここからヴィンロン行きは出ていないことが判明。そこで、どこからヴィンロン行きが出ているのか聞いてみてもはっきりしたことは分からなかった(Googlemapでその場所を示してもらおうとスマホを渡すと、地図を見ながら探してくれたが、結局分からずスマホを返されてしまった)。FUTA Busのチケット売場でも聞いたが、FUTA Busもヴィンロン行きはないし、ヴィンロン行きのバスが出ている場所が分からなかった。

  • 途方に暮れ、バスターミナルから徒歩10分程度の予約済みの宿にチェックイン。Booking.comで予約済みの明日泊まるヴィンロンの宿に、カントーからヴィンロンへの行き方を教えて欲しい旨のメッセージを送った。併せて、宿の受付係の青年にヴィンロン行きの情報収集(英語はほとんど通じないので、Google翻訳を使って会話)。青年は分からなかったので、知り合いに連絡してくれ、91Bバスターミナルから出ていることが判明。その後、宿からメッセージが届き、同じバスターミナルだったため、これで安心。

    途方に暮れ、バスターミナルから徒歩10分程度の予約済みの宿にチェックイン。Booking.comで予約済みの明日泊まるヴィンロンの宿に、カントーからヴィンロンへの行き方を教えて欲しい旨のメッセージを送った。併せて、宿の受付係の青年にヴィンロン行きの情報収集(英語はほとんど通じないので、Google翻訳を使って会話)。青年は分からなかったので、知り合いに連絡してくれ、91Bバスターミナルから出ていることが判明。その後、宿からメッセージが届き、同じバスターミナルだったため、これで安心。

  • 実は15年前にもカントーを観光しており、今回カントーに来た目的は、ほとんど廃れてしまったというカイランの水上マーケットの状況確認と15年前に会った人達との再会。バスターミナルの近くの宿を予約したのは、バスターミナルから徒歩圏内だったのと(ヴィンロン行きのバスは当てがはずれたが)、彼らと会った場所に近かったから。当時はバスターミナルはなく、そこを通る道路はちょうど工事中だった。周りの雰囲気は激変したが(そこまで鮮明に覚えていないが)、川沿いの小道は記憶にある。

    実は15年前にもカントーを観光しており、今回カントーに来た目的は、ほとんど廃れてしまったというカイランの水上マーケットの状況確認と15年前に会った人達との再会。バスターミナルの近くの宿を予約したのは、バスターミナルから徒歩圏内だったのと(ヴィンロン行きのバスは当てがはずれたが)、彼らと会った場所に近かったから。当時はバスターミナルはなく、そこを通る道路はちょうど工事中だった。周りの雰囲気は激変したが(そこまで鮮明に覚えていないが)、川沿いの小道は記憶にある。

  • 小道のそばにある川。

    小道のそばにある川。

  • この橋は自分が持参した写真データ(当時撮った写真をスマホで撮影し保存)と似ている。

    この橋は自分が持参した写真データ(当時撮った写真をスマホで撮影し保存)と似ている。

  • 15年前、子供達と仲良くなり、この辺りのお宅に入れてもらったのだが、確信はない。近くの住民にGoogle翻訳アプリを使い、当時撮った子供達の写真データを見せて「これは15年前の写真ですが彼らを知りませんか」と尋ねるも、突然現れたベトナム語の話せない訪問者に警戒している様子で、すげなく知らないという素振りをされた。<br />諦めて元来た道を戻るが、しばらく歩いた後、別の住民に聞くと、その内の数人を知っているとのこと。するとバイクでその人が住んでいるであろう家に連れて行ってくれた。実は、今回持参した写真データは先程の場所で会った子供達の他に、対岸で会った青年と母親の写真データを持ってきており、対岸の家に連れていってくれた。Google翻訳と片言英語と現地でのやりとりで分かったのは、その家には青年と母親は現在はおらず、父親と兄弟(弟か)家族が住んでおり、母親は既に亡くなっており、家にある母親の白黒写真が飾られている簡素な仏壇のような場所へ案内された。そして青年は別の場所に住んでいるそうで、スマホのビデオ通話で連絡してくれ、ビデオ通話越しに再会を果たせた。言葉が通じないので会話はできなかったが、事の経緯は私をここに連れてきてくれた人がベトナム語で話してくれたものと思われ、私はスマホ画面の彼と母親の写真を見せて短い時間だったがコミュニケーションをとることができた。

    15年前、子供達と仲良くなり、この辺りのお宅に入れてもらったのだが、確信はない。近くの住民にGoogle翻訳アプリを使い、当時撮った子供達の写真データを見せて「これは15年前の写真ですが彼らを知りませんか」と尋ねるも、突然現れたベトナム語の話せない訪問者に警戒している様子で、すげなく知らないという素振りをされた。
    諦めて元来た道を戻るが、しばらく歩いた後、別の住民に聞くと、その内の数人を知っているとのこと。するとバイクでその人が住んでいるであろう家に連れて行ってくれた。実は、今回持参した写真データは先程の場所で会った子供達の他に、対岸で会った青年と母親の写真データを持ってきており、対岸の家に連れていってくれた。Google翻訳と片言英語と現地でのやりとりで分かったのは、その家には青年と母親は現在はおらず、父親と兄弟(弟か)家族が住んでおり、母親は既に亡くなっており、家にある母親の白黒写真が飾られている簡素な仏壇のような場所へ案内された。そして青年は別の場所に住んでいるそうで、スマホのビデオ通話で連絡してくれ、ビデオ通話越しに再会を果たせた。言葉が通じないので会話はできなかったが、事の経緯は私をここに連れてきてくれた人がベトナム語で話してくれたものと思われ、私はスマホ画面の彼と母親の写真を見せて短い時間だったがコミュニケーションをとることができた。

  • バイクで連れてもらった人には、お礼も兼ねて一緒に食事に誘い、食べる場所はお任せで着いたのは大衆的なお粥の食堂。ドリンク(7upの缶をシェア)入れて2人で52000ドンといたってリーズナブル。何とも欲の少ない好人物だった。

    バイクで連れてもらった人には、お礼も兼ねて一緒に食事に誘い、食べる場所はお任せで着いたのは大衆的なお粥の食堂。ドリンク(7upの缶をシェア)入れて2人で52000ドンといたってリーズナブル。何とも欲の少ない好人物だった。

  • 翌朝、カイランの水上マーケットへ。15年前にも訪問。当時はボートツアーとその翌日にも川岸から観光。売り買いする船が密集する程数が多く、とても刺激的だった。しかし、現在ではほとんど壊滅的な状態であることは事前情報で知っていた。でも、どのようになっているのか自分の目でも確かめてみたいと思い、当時歩いた道も辿りながら(その帰路に寄ったのが前日行った場所)行ってみた。カイランへ向かうカントー川沿いの道は15年前はなかったはずの遊歩道が整備されていた。

    翌朝、カイランの水上マーケットへ。15年前にも訪問。当時はボートツアーとその翌日にも川岸から観光。売り買いする船が密集する程数が多く、とても刺激的だった。しかし、現在ではほとんど壊滅的な状態であることは事前情報で知っていた。でも、どのようになっているのか自分の目でも確かめてみたいと思い、当時歩いた道も辿りながら(その帰路に寄ったのが前日行った場所)行ってみた。カイランへ向かうカントー川沿いの道は15年前はなかったはずの遊歩道が整備されていた。

  • そしてカイランの水上マーケットには7:00頃に着いたが、船はあるものの商売をしている船はほとんどなく、浮かんでいる船はボートハウスばかりだった。

    そしてカイランの水上マーケットには7:00頃に着いたが、船はあるものの商売をしている船はほとんどなく、浮かんでいる船はボートハウスばかりだった。

  • 数少ない商売をしている船。目立たないが(右上の白い家の2階部分手前に)、竿を建ててその船が扱う商品(カボチャ)を掲げている。

    数少ない商売をしている船。目立たないが(右上の白い家の2階部分手前に)、竿を建ててその船が扱う商品(カボチャ)を掲げている。

  • そして川沿いでは大規模に道路を工事中。

    そして川沿いでは大規模に道路を工事中。

  • この辺りには水上家屋もあり、ボートハウスや水上家屋を見ることはできる。

    この辺りには水上家屋もあり、ボートハウスや水上家屋を見ることはできる。

  • こちらはトラックから搬出した商品(芋類か)をボートに乗せている。これから川で商売をするのか?、それともここから別の場所へ水路で運ぶのか?

    こちらはトラックから搬出した商品(芋類か)をボートに乗せている。これから川で商売をするのか?、それともここから別の場所へ水路で運ぶのか?

  • 数少ない農作物を運ぶ船。

    数少ない農作物を運ぶ船。

  • ここも工事現場。私がカメラを持ってぶらついている姿を見て、俺らの写真を撮ってくれと催促された。

    ここも工事現場。私がカメラを持ってぶらついている姿を見て、俺らの写真を撮ってくれと催促された。

  • この写真の左上に写っているように、ツアーはまだ健在。

    この写真の左上に写っているように、ツアーはまだ健在。

  • 15年前に岸辺から水上マーケットを見学していると、おばさんに声を掛けられ、おばさんの住むボートハウスに小舟で連れて行ってもらったのだが(お金は請求されず)、その辺りに行ってみると、雰囲気はガラッと変わり、案の定、ボートハウスもなくなっていた。

    15年前に岸辺から水上マーケットを見学していると、おばさんに声を掛けられ、おばさんの住むボートハウスに小舟で連れて行ってもらったのだが(お金は請求されず)、その辺りに行ってみると、雰囲気はガラッと変わり、案の定、ボートハウスもなくなっていた。

  • 15年前との変わりようにノスタルジーに浸ることはできず、15年という短いようで長い歳月の経過を認識させられた。

    15年前との変わりようにノスタルジーに浸ることはできず、15年という短いようで長い歳月の経過を認識させられた。

  • カイランの路上市場。15年前はここでフランスパンのサンドイッチ、バインミーを食べた。市場の雰囲気は15年前より栄えている印象。

    カイランの路上市場。15年前はここでフランスパンのサンドイッチ、バインミーを食べた。市場の雰囲気は15年前より栄えている印象。

  • 前回同様バインミーを食べるこだわりはなく、今回はここでBun Rieuという米麺料理を食べた。

    前回同様バインミーを食べるこだわりはなく、今回はここでBun Rieuという米麺料理を食べた。

  • Bun Rieu(25000ドン)。後程、ネットで調べるとトマトベースのスープらしいが(確かにちょっと赤みがかっている)、食べた時は分からなかった。

    Bun Rieu(25000ドン)。後程、ネットで調べるとトマトベースのスープらしいが(確かにちょっと赤みがかっている)、食べた時は分からなかった。

  • そして、スイーツを売る店で、見かけはチーズケーキのようなクリームやデコレーションのされていないケーキらしきものを買った。でもチーズケーキではなく、甘さ控えめで決してまた食べたいと思うものではなかった。

    そして、スイーツを売る店で、見かけはチーズケーキのようなクリームやデコレーションのされていないケーキらしきものを買った。でもチーズケーキではなく、甘さ控えめで決してまた食べたいと思うものではなかった。

  • 15年前には工事中だった道路(途中で歩道がなくなる)を歩き宿へ戻る。

    15年前には工事中だった道路(途中で歩道がなくなる)を歩き宿へ戻る。

  • 宿へ戻る前に、昨日、15年前に会った青年と母親の家に連れて行ってくれた方のお宅へ、再度お礼を伝えに行く。しかし、バイクで連れて行ってくれたご本人は外出中で、その母親と弟に挨拶(英語が通じないのでGoogle翻訳で確認)。改めて、お礼の現金を渡そうとすると、やんわりと断られ、丁重にお礼を言って、新たな思い出を築いたこの場所を後にした。

    宿へ戻る前に、昨日、15年前に会った青年と母親の家に連れて行ってくれた方のお宅へ、再度お礼を伝えに行く。しかし、バイクで連れて行ってくれたご本人は外出中で、その母親と弟に挨拶(英語が通じないのでGoogle翻訳で確認)。改めて、お礼の現金を渡そうとすると、やんわりと断られ、丁重にお礼を言って、新たな思い出を築いたこの場所を後にした。

  • 宿をチェックアウトし、宿の青年にGrabでバイクタクシーを呼んでもらい(私のスマホにはGrabをダウンロードしていない)、91Bバスターミナルへ。ヴィンロン行きのバスはすぐに見つかった。

    宿をチェックアウトし、宿の青年にGrabでバイクタクシーを呼んでもらい(私のスマホにはGrabをダウンロードしていない)、91Bバスターミナルへ。ヴィンロン行きのバスはすぐに見つかった。

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