2023/11/13 - 2023/11/13
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フーコック島2泊3日滞在の2日目に現地旅行会社であるJohn's Toursが主催するフーコック島南部1日ツアーに参加。
今回参加したツアーは団体ツアーらしくショッピングタイムが多く、サオビーチでの滞在時間が長過ぎたが、私にとっては興味ある場所を沢山訪問でき、2000円弱という料金を考えても満足のいくツアーだった。
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Duong Đông地区にあるJohn's Toursのオフィス(本店とは別の場所)にて、翌日のSightseeing to the Southの一日ツアーを予約。計画段階では、シュノーケリングと世界最長といわれるロープウェイ乗車がセットになったツアーに参加したかったが、あいにくロープウェイがメンテナンス中で運行していないのが分かり、シュノーケリングも沖縄の海よりは楽しめなさそうなんで、料金も安く文化施設を巡るこのツアーに参加することにした。料金は300000ドン(2000円弱)。支払でクレジットカード(手数料なし)が使えた。
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翌朝8:45、宿でピックアップしてもらい、今回のツアー参加者のホテルを何軒かまわって最初の目的地Pearl Farmへ。
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アコヤ貝?から真珠を取り出すデモンストレーション。英語で色々と説明はしてくれるが英語力が乏しいので、途中で聞くのを諦める。取り出した真珠は貝殻に乗せた状態でみんなに回してくれる。そしてオークションみたいな感じで、希望者に買いたい金額を言わせて売っていた。
フーコック パールファーム 専門店
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真珠とは全く関係ないが、(おそらく)付近で見つかった沈没船から引き上げた数々の品を展示している。
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巨大な貝殻を削って装飾品を製作している。
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貝殻とできあがった装飾品。
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2階に上がると真珠のアクセサリーを製造している工程が公開されている。
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そして、団体ツアーお決まりのショッピングタイム。ショッピングタイムは確か30分くらいあった。ここでの滞在(バスを降りてから出発するまで)は9:20着の10:15発だった。
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続いてPepper Farmへ。想像していたよりも小規模な胡椒畑。ここはツアーガイドが説明してくれるが、やはり途中で聞くのを諦める。
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胡椒の実(ほとんどが収穫されてしまっており数は少ない)。
フーコック島 コショウ畑 観光名所
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マンゴーだったか、熟していない(甘くない)フルーツに様々な種類の胡椒(黒胡椒、白胡椒、唐辛子入り胡椒等)の調味料を付けて試食。もちろん、これら調味料の営業も兼ねた試食になっている。
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試食して気に入ったらお買い上げしていただくといったもの。
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買い物には興味がないので、胡椒畑を散策。背中の毛が逆立っている特徴のあるフーコック犬がいたので観察。島内でフーコック犬はしばしば見かける。
Pepper Farmは10:25着の10:47発。 -
Sim Wine Factory。
シムという名の木の実からワインを作るらしい。厳密にはワインではなく、お米の酒にシムの実を添加してフルーティーなお酒にするようだ。 -
シムの畑。
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敷地にはお城みたいな建物があるが、まだ開業していないのか中に入ることはできなかった。
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試飲コーナーで度数の違う2種類のワイン(度数の高い方は39%)とシムシロップをいただき、買い物タイム。滞在時間は10:50~11:20。
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Ho Quoc Pagoda。できたのは2012年と新しい寺院だが規模が大きく、海に近い高台に建てられているので本堂の前から景色が良く、観光スポットとしてツアーに組み込まれている。
ここではガイドと一緒に行動はせず自由時間。 -
本堂前からの景色。
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本堂の仏像。
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真っ白な大仏の立像が目を引く。
滞在時間は11:45~12:17。 -
サオビーチへ。
ここのレストランでランチタイム。ツアー予約時にランチ付きを選択することもでき、確か日本円で+1000円くらいだったのだが、私はランチ付きを選ばなかった。ランチ付きを選ばなかった人もここで個別にランチを食べれるのだが、観光地で高いことを想定して、前日にスーパーでクラッカーとスナック菓子を買ってそれですますことにしていたので、レストランでは食べなかった。 -
フーコック島の中では綺麗なビーチとして定番なのだが、この年に行った与論島や渡嘉敷島のビーチに比べると感動的な美しさとは言えない。
ここでは2時間弱もの自由時間。私はビーチでのんびりできない性格なので、正直長過ぎるのだが、海水浴をしたい海でもないので(そもそもその準備もしていない)サオビーチを端から端まで散策。 -
撮影スポットとしてブランコや空へと続く階段などもあるが有料。「20K」(20000ドンのこと)と表示がしてあった。
サオ ビーチ / ケム ビーチ ビーチ
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まずは海に向かって一番左側まで行ってみる。
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2つ上の写真で見える半島の序盤で歩ける場所がなくなる。日陰のあるこの辺りでクラッカーとスナック菓子の昼食をとる。
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時間はたっぷりあるので、今度は反対側(海に向かって右側)に行ってみる。この先も歩けなくはないが、この辺りで引き返した。
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サオビーチではバナナボートやパラセーリングといったアクティビティを体験できる(私はやらないが)。
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パラセーリングをやっている人がいたので見学。
滞在時間は12:35~14:30。 -
Fish Sauce Factory。ベトナムではポピュラーな調味料(魚醤)のヌクマム(ニョクマム)の製造所。ベトナムの食堂では、たいてい唐辛子入りのヌクマムが食卓に置いてあったり、料理と一緒に付いてくる。
ヌクマムは小魚を発酵させて作るので、製造中の樽が並ぶ建物の中は臭いがきつい。 -
これは翌朝に食べた食事だが、皿に上に乗っているお椀の中に入っているのが唐辛子入りのヌクマム。
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ヌクマム製造に関する数分間のビデオを上映していた。
ヌックマム工場 建造物
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ヌクマムの試食。係の人によってスポイト状にストローに吸い込ませた極少量のヌクマムの味見をさせてもらった。
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試食(味見)の後は恒例のショッピングタイム。
滞在時間は14:40~14:58。 -
Coconut Prison。1953年に流刑地として建てられ、その後のベトナム戦争時には南ベトナムによって、反南ベトナム政府や北ベトナム軍人捕虜を収容。ベトナム人によるベトナム人の拷問が行われた。
展示室では、展示品の数は多くないが、拷問された方の写真や拷問に使われた道具などが展示されている(右下に見える穴の沢山開いた鉄の板による拷問の様子は、後程目にすることになる)。 -
旧収容所が当時の様子が分かるように公開されている。
フーコック収容所 博物館・美術館・ギャラリー
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「虎の檻」と呼ばれる有刺鉄線で囲まれた立つことのできない拷問施設。
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トタン板でできた収容所の建物が建ち並ぶ。
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それらの一部では、様々な種類の拷問の様子が人形で再現されている。
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さしずめ拷問博物館といった様相。
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先程の展示室にあった拷問道具はこうやって使われていた。
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あまりの過酷さに耐えかねてトンネルを掘って脱走を試みた者もいたそうだ。
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脱走しているところを再現。どれくらいの数の人が脱走できたかは分からなかったが、脱走に失敗すると「虎の檻」に入れられたり、さらなる過酷な拷問(それによって死に至る)が行われたようだ。
過酷な拷問は、当時のフーコック島だけのことではなく、長い歴史の中で、方法は違えど世界の各地でも行われていたことであろう。現在では人権を保護する考えが浸透し、拷問は禁止されている国が増えているはずだが、まだまだ現在進行形で世界の様々な場所で拷問が行われているものと思われる(非戦闘員の住む地域への攻撃=一般住民への大量殺人行為すらなくならない)。広島平和記念資料館や長崎原爆資料館そして後日行くことになるホーチミンのベトナム戦争証跡博物館等は戦争のむごたらしさを(もちろん、広島と長崎は核兵器の恐ろしさも)訴えてくるが、ここは拷問(しかも同じ民族同士の)を切り口として人間の残酷さや負の側面を知らしめる考えさせられる場所だった。
滞在時間は15:00~15:38。 -
気を取り直して、最後の訪問地Sunset Townへ。
ここはフーコック滞在初日に行った島北西部にあるGrand World同様、西洋風の新しい建物が建ち並ぶとても綺麗な街並み。ただこちらの方がマンション(住居)のような建物が多く、観光用のテーマパーク感もあるが、居住地としても開発されている印象。でも、街の規模の割に人が少ないのはGrand Worldと同じ。Th? tr?n Hoàng Hôn Sunset Town 観光名所
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カラフルな建物が海の近くの斜面や高台にひしめき合うように建てられている。
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短い時間だが日が射した。日が射すとなんだか街全体が生気を取り戻したように感じる。
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世界最長といわれるロープウェイの乗り場が近く、メンテナンス中のロープウェイが超低速で動いているのが見られた。
滞在時間は15:45~16:11。西側が海に面しており日の入りが見られるのでSunset Townであろうが、この日の日の入りは17:40頃なので日の入り観賞はできず。 -
帰路の途中の道路沿いにあった看板。ここでも大規模開発が行われるようだ。Grand WorldやSunset Townを見てみると、開発規模に実態が全然付いてきていない印象だが、フーコック島では大規模開発がまだまだ行われるらしい。
ツアー客を乗せたバスは、各人の泊まるホテルをはしごし、私が最後の客だったがDuong Đông地区に到着したのは16:50頃だった。
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