2023 待ちに待った３年越しのクルーズ　４. ペナン島の憂鬱（３日目）

2023/11/22 - 2023/11/28

旅３日目、クルーズ２日目は午後からマレーシアのペナン島へ寄港。
食事付きペナン観光ツアー（￥15,000）を申し込んでいたけど、催行人数に達せず中止になったので各自散策。
しかし、30℃近い暑さの中で夫は早々とリタイア。
不完全燃焼のペナン島となった。


今回の旅は…（１名；￥501,655）

【阪急交通社トラピックス】
福岡空港発着、未来都市シンガポールと素敵なアジアクルーズ７日間
〈ビジネスクラス利用プラン〉

2023年11月現在；（１シンガポールドル ＝ 約111円）
　　　　　　　　 （１マレーシアリンギット＝ 約32円）
　　　　　　　　 （１ドル ＝ 約150円）
★ 船内はアメリカドル。

エリア ペナン島(マレーシア)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

【11/24】
夜半過ぎから降り出した雨は徐々に激しくなり、夜明けには雷光さえ見えた。
今日の天気は期待できそうにないなぁ～
と、外を眺めていると、ドアをノックする音。
9:00、ハウスキーピングの時間らしい。

ハウスキーピングは予告なしに来られる。
急いで身支度をして朝食会場へ移動する。
デッキ14のビュッフェレストラン「ウィンジャマーカフェ」

入り口には手洗場が備えてあり、スタッフが手を洗うように促す。

コロナ以降、手洗いは必須！

ビュッフェ形式だと手洗いは特に大事。

相変わらず賑わっているビュッフェ。

多国籍料理が所狭しと並んでいる。

凄く大きな豚肉のローストにビックリ。
夫が、美味しいと気に入って何度も食べた。

パンケーキも豊富。

南国なだけあって、いつもフルーツは充実。
りんごやスイカ、パイナップル、柑橘類やメロン等…

麺コーナーはお好みの具材を器に入れ、預けるとスタッフが茹でてくれる。

空いているテーブルを探し、席に着く。

麺は平麺で、優しい味だった。
何処の国の料理かな？

部屋へ戻ると、可愛いタオルアートがベッドに置いてあり、テンションあがる。

メッセージカードには、
「私たちは時間を遡って 旅しています。
今夜は時刻変更がありますので、船の時刻を守るために時計を１時間戻す事を忘れないでください。」

そろそろマレーシアのペナン島に近付いてる。

大海原で久しぶりに遭遇する船。
航海中に見たのはこの一隻だけ…海は広い。

デッキ15をゆっくりと散策。
シープレックス（体育館）では、レーザー銃を使った対戦ゲーム（レーザータグ）の真っ最中。

屋上デッキ15に出ると、まだ雲行きが妖しい…。

朝まで降っていた雨でデッキチェアは濡れているし…。

あちらこちらに居るパンダとツーショット。

ロッククライミングの壁。

船尾にある「フローライダー」ではサーフィンにチャレンジしている人々。

結構なスピードの流水に、流されてしまう女性。
これ難しそう…。

足下がガラス張りの床。

空中ゴンドラ「ノーススター」は有料（＄20）

アームが伸びて、海上約90mまで上がる。

ペナン島が近付いてきた。

海の色が二分している。

雲が上がっていくから、天気は回復しそう。

14:00、ペナン島に着岸。

タラップオープンは、15時頃らしい。
すぐには降りれないので、とりあえずランチタイム。

「TWO70」カフェで…

ケーキが美味しそうだったので、ランチはコレ！

14:50、ペナン島に降りる。
シーパスカードを首に掛けて、あとは念の為にパスポートのコピーと傘や帽子など…

青空がのぞいてる。
天気が回復すると、暑くなりそう…。

降りたら船の全景写真を撮りたかったのだけど、此処からでも全体が画角に入らない巨大さ。

興味深かったのは、この小さな桟橋が、巨大な船を接岸できるほどの深さや強度がある事。
私の住む八代では、総事業費185億円をかけた壮大なプロジェクトによって、水深10m、長さ410mの耐震強化岸壁が整備され「くまモンポート」が完成したので、此処も同じなのか気になった。

出港は21時なので、20:30までには必ず船に戻るように、と添乗員さんに念を押された。
遅れたら容赦無く置いていかれるらしい…怖～い。

前方に「スウェッテナム ピア クルーズ ターミナル」

スウェッテナム ピア クルーズ ターミナル 船系

クルーズ ターミナル内を流れに任せて進んで行く。

パスポートも持たずに簡単にマレーシア入国。
両替所で3,000円を、87.00マレーシアリンギットに替える。
為替レートは、34.48円

桟橋に接岸した「スペクトラム オブ ザ シーズ」が巨大なビルに見える。
クルーズ ターミナルを出ると、タクシーの勧誘が凄まじい！

トライショー（自転車タクシー）は早めに下船した人々を乗せて、あっという間に走り去った。
港を出ると目の前には【ビクトリアメモリアル時計塔】

ビクトリア メモリアル時計塔 モニュメント・記念碑

観光ツアーを当てにしてたので、何処に何があるのか分からない。
港の近くに集中しているのは分かっているけど、スマホのナビ操作が上手くいかず…

とにかく、ジョージタウンをやみくもに歩いてみる。

公園に隣接するのは、クリーム色のコロニアル建築【ペナン タウンホール】

ペナン タウンホール 建造物

その隣、白亜の美しい建築物は【ペナン市庁舎】
1903年完成の、エドワーディアン・バロック様式。

ペナン市庁舎 建造物

道路に容赦なく停めてある車は邪魔だし、歩道も無いし、歩き辛い。
セント・ジョージ教会を目指したかったけど、気温30度の暑さで早々に夫リタイア。
暑いから屋内に入ろうと言い出した。

近くにあったカフェ【CONSTANT GARDENER COFFEE】
トイレを借りようとした夫。
しかし店内には無く、マネージャーらしき女性が外の共有トイレへ案内してくれた。
夫を待ってる間に、コーヒーとケーキを注文。

「え～っと、Two coffees」
アイスかホットか訊かれて、ホットをお願いした。
マネージャーらしき女性は、日本語で「どうぞ、どうぞ」と言いながら、店の奥の席へ案内してくれた。
あれ？ 何で日本人って分かったのかな～？

・ブラックコーヒー ×２（11.00 MYR ×２）
・パッションフルーツチーズケーキ（14.00 MYR）
・ラズベリークリームチーズのチョコレートケーキ（16.00 MYR）
合計で、52.00 MYR也（約1,800円 ）
美味しかったし、スタッフも親切で、とても居心地が良かった。

16:30、カフェを出ると、船に戻ってゆっくりしようと言う夫。
ペナン島観光は敢えなく断念。
港では、相変わらず勧誘タクシーの嵐。
私は「No thank you.」と英語で断ったのに、その男性は「Japanese？」と尋ねてきた。
「Yes.」と答えると、突然日本語で「元気ですかぁ～」と言われ笑ってしまった。
でも、何で日本人だと分かるんだろう？

スウェッテナム ピア クルーズ ターミナル 船系

船に戻る前に、残りの35.00 MYRを使い切る必要があった。
でも、ターミナルの売店には欲しい物もなく、再び日本円に換金（￥1,000）
残りで絵葉書 （2.00 MYR） を購入し、1.00 MYR余った。
17時には船に戻り、夕食の為に「メインダイニング」へ…。

ツアーメンバーは、私たち以外に１組と添乗員さんだけ。
あとの方々はペナン島で食べ歩きをする為、夕食はキャンセルされたらしい。
先ずはコロナビールをオーダー（＄7.67）
私の前菜；「Salmon Gravlax」
塩漬けアトランティックサーモン、キュウリ、トマト、玉ねぎ、レモン、ケッパーのハニーマスタード添え

夫の前菜；「Spring Rolls」
春巻き、タイの甘いチリソース添え

夫のもう一品は；「Chilled Shrimp Cocktail」
海老の冷製カクテル

私のメインディッシュ；「Salmon Teriyaki」
アトランティックサーモンの照り焼き、ジャスミンライス、野菜

夫のメインディッシュ；「Kung Pao Chicken」
四川料理 鶏肉とピーナツの炒め物、ジャスミンライス、野菜

私のデザート；「Matcha Passion Fruit Cake」
抹茶パッションフルーツケーキ、フルーツのクーリ添え

夫のデザート；「Mango Tapioca Pearl」
タピオカを使ったデザートにマンゴーコンポート添え
一緒に食事をした大分県のご夫婦は、早めにペナン島を切り上げてプールを楽しんだそう。
あ～、それも良かったかも…。

19:30、今夜もショーを楽しむ。
デッキ４の「ロイヤルシアター」に行くのがギリギリだったので、昨夜のような前列が空いてなかった。

先ずは、中国伝統芸能の変面ショー。

目にも留まらぬ早業で、カラフルな仮面を付け替える。

続いては、台湾のイケメンによるマジックショー。

しなやかな手捌きでリングを繋いだり外したりする度に、客席からは拍手が起こる。
子ども達も多く観覧していて楽しんでいた。
現在シンガポールはスクールホリデーの為、家族連れの旅行者が多いらしい。

20:30、ショーの後に通った「ミュージックホール」ではバンド演奏の真っ最中。

女性バンドの演奏する曲が有名な楽曲だったので、しばらく立ち止まり聴いていた。

21:00、ペナン島を静かに離れる。

プールサイドでは映画上映会。

階下に戻り、次のイベントを探していると…

メインストリート「ロイヤルエスプラネード」では何やらバーゲン中なのか、賑わっている。
でも、物欲は無い。

今夜は、デッキ５の「スクーナーバー」でカクテルでも飲みながら過ごしましょうか…。

私は、ピーチ マルガリータ（＄10.00）
夫は、テキーラ サンライズ（＄10.00）
＄10.00にチップが18%で、$11.80（約￥1,818）

ピアノ演奏を聴きながら、非日常の世界に浸っていた。

やがて23時になろうとする頃、
クリスマスツリーの前で楽しそうに記念撮影をする集団に遭遇。
スタッフかな？と思いながら部屋へ戻った。

船内はエアコンが効いていて、特に部屋は効き過ぎる。
夜中に寒くて目が覚め、何度か温度を上げた。
現地との温度差が気になるところ…
船は次の寄港地、タイのプーケットへ向け静かに進んでいた。

この旅行記へのコメント （2）

• パパさん 2024/01/26 20:17:46

  こんばんは。

  Akemiさん
  
  こんばんは。
  
  旅行記の訪問ありがとうございます。
  
  クルーズの旅行記、楽しく読ませて頂きました。
  プーケット島は、よくダイビングで行きました。
  ペナン島は、一度だけ行きました。
  
  クルーズは、非日常で楽しいですよね。
  でも、忙しいですよね。イベントに参加したり、ジムで運動をしたり、
  ツアーに参加したり
  
  一度、クルーズ船に乗りましたが、中々、次の機会が無いです。
  
  今年は、４年ぶりに海外旅行（ニュージーランド）に行きます。
  
  時々お邪魔します。
  
  パパさん
  

  Akemi さん からの返信 2024/01/27 21:18:26

  Re: こんばんは。

  パパさんへ
  
  初めまして。
  この度は、つたない旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。
  初めてのクルーズはとても楽しくて忙しくて、病み付きになりそうです。
  また機会があればクルーズ旅に行きたいと思っています。
  パパさんは、次回はニュージーランドですか？
  良いですね～（＾＾）
  旅行記を楽しみにしてますね。
  また読ませてください。
  
  　　　Akemi