2023/07/09 - 2023/07/11
35位(同エリア168件中)
芦花さん
2週間のトルコ・ギリシア。レンタカーによるドライブとトルコ航空、公共交通機関を併用して、以下の行程で旅行してきました。
自分の興味はもちろんですが、トルコ地震被災への支援で少しでもトルコにお金を落としたかったからでもあります。とはいえ被災地には行きませんでしたが。。
①トルコ航空利用:羽田空港→イスタンブール空港経由レンタカー
→エドレミト空港→アソス遺跡→エドレミト宿泊
②レンタカー利用:アイワルク宿泊→レスボス島→ペルガモン遺跡→マニサ
③レンタカー利用:クシャダス&ミレトス遺跡
④イスタンブール:ブルーモスク・アヤソフィア・スレイマニエモスク・ドルマバフチェ宮殿、考古学博物館・バザール等
⑤アンカラ
アタトゥルク廟・アンカラ城・独立戦争博物館・アナトリア文明博物館等
⑥マルマリス&ロードス島→帰国
トルコ航空:ダラマン空港→マルマリス:ヨットハーバー&ビーチ&フェリー利用:ロードス島旧市街→イスタンブール空港経由で帰国
のうち、今回は、⑥マルマリス&ロードス島→帰国
トルコ航空:ダラマン空港→マルマリス:ヨットハーバー&ビーチ&フェリー利用:ロードス島旧市街→イスタンブール空港経由で帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
アンカラ→ダルマン空港へ
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窓からの景色はすっかり地中海の真っ青な青。
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ダラマン空港到着。
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空港を降りて、スーツケースを取り、バス乗り場に向かいます。
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そしてマルマリス行きのバスに乗る。
マルマリスまで110TBだから、日本円550円 -
おおよそ1時間半かかり、街並みが見えてくる。
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バスターミナルから、乗合バスに乗り、宿のある港そばの停留所で下ろしてもらう。
この辺りはGoogleマップやネットでもよくわからないので肌感覚で対応。
そして宿へは、旧市街の細い石畳を登る。 -
やってきたのが、Mets Boutique Hotel
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奮発してシービューの部屋にしましたが。。。
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従業員が前のベランダにいて、フレンドリーでいいのですが、プライバシーは確保されず。
休憩する場所がなくて、ここで休憩してるみたい。タバコも吸うし困ったものです。 -
屋上テラスの朝食の場所で景色は抜群です。
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美しいマルマリスの港を望む
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宿を出て食事に向かう。
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近隣のハンバーガー店 REVE food & coffee
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価格はこんな感じ。
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私は100grのステーキバーガー130TRにビールで合計240TR(1200円)でした(だからビールは110TR=550円かな)
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ステーキバーガーはこんな感じ。なかなかのボリュームで、店員さんも親切。
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翌朝、港に流れ込む河口のヨットハーバーを超え
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ロードス島行きフェリー乗り場に向かいます。
ちょうど外国人とトルコ人で行列が分かれていたのですが、おおよそ半々ぐらい。そして東洋人は私だけ。コロナの後遺症でか中国人も皆無。 -
時刻的にはマルマリス9時15分発、ロードス島17時発で戻るスケジュール。
おおよそ片道90分ぐらい。
費用は、往復で一人1547.05 TL(日本円8,736円)でした。 -
そしてフェリー内はこんな感じでオープンエアはありません。
オスマン帝国衰退以降、近代史においてはトルコとギリシャは骨肉の戦いをしてきたし、今でもキプロスを巡って抗争中。このためトルコに施政権のある北キプロスに訪問実績のあるトルコ人はロードス島にはいけない、とマルマリスフェリー予約書に注意書きがありました。
Turkish citizens with Turkish Republic of Northern Cyprus (TRNC) entry-exit stamps in their passports are allowed to enter Greece by the Greek Official Authorities. IS NOT ALLOWED. -
塩野七生の『ロードス島攻防記』を読んで、どうしても行きたかった私の聖地がロードス島です。
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塩野七生の本の通り、風車が見えてきた。
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そして港に到着。
入国審査もあっという間です。 -
ギリシアの旗と噂の聖ヨハネ騎士団の城郭が目の前に飛び込んでくる。
『ロードス島攻防記』文庫版21ページ
「空は指を入れでもしたら染まるような蒼さで、・・・・島に多く産する石材が砂色であるためか。街中のほとんどの建物がやわらかい砂色をしていて、石の面があらわになっているのに、粗野な感じを与えない、南の国であった」 -
まさにその通りの真っ青な青の空と海。
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騎士団の城壁内は、現地では旧市街と呼ばれています。
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ギリシアに来たな、と思わせるギリシア正教のイコン。
偶像崇拝禁止のイスラーム教のトルコでは、あり得ない光景です。 -
旧市街の門も本当に強靭に作られている
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その城壁内にあったフレスコ画のイコン。
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特に体験したかったのは、聖ヨハネ騎士団がベネチアの当時の最新築城技術をお手本にして長年に渡って構築してきた「城壁」。
この城壁はオスマン帝国の大砲に対抗すべく、ちょっと風変わりな城壁となっています。
というのも『ロードス島攻防記』に記す通り、新市街からみるとまったくその城壁が見えないのです。 -
つまり、高さを誇る城壁ではあっても、堀を深くしてその高低差をつけた城壁で、これが二重にもなって旧市街を囲っている。
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この城壁は当時の最先端だったそうで、オスマン帝国の主力武器「大砲」から守るための城壁。
「技師スコラの考えたものは、建てるというよりも、掘ると言ったほうが当たっていた。これまではなるべく高いところから低い地表に布陣する敵に対していたものが、防衛側も攻撃側も、ほぼ同じ高さに対峙するように変る『ロードス島攻防記』95頁」 -
そうしてその城壁の厚みは大砲に耐えるべく、
「世界最強と語り草になっていたコンスタンチノープルの内城壁でさえ、五メートルしかなかったのである。だが、これでもスコラは満足しなかった。十メートル以上もある厚い城壁の内側から城壁を支えるのである(同95ー96頁)」 -
聖ヨハネ騎士団長の宮殿内。
結局オスマン帝国スレイマン一世は、この城壁を崩すべく何度もトライし続け、もう破れるという段階になって相手に最大限の条件を与えて降伏を勧め、聖ヨハネ騎士団をロードス島から追い出すことに成功したのです。 -
宮殿内には見事な彫刻も残存。
これはローマのバチカン美術館にもあったラオコーン像か。 -
宮殿の窓から地中海を望む
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聖ヨハネ騎士団のストリートを下り、
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ロードス考古学博物館へ。
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館内のライオン像
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一歩外に出れば、観光ロードですが、本当に白人と少しの黒人ばかりで東洋人(モンゴロイド)が私だけ、というのも不思議な感覚。
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一応イスラームの施設も残っていました。
スレイマン・モスク。 -
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ギリシア、ロードス島ではマルゲリータピッツア 11ユーロだから日本円換算約1,700円。
やっぱりユーロ圏になると、途端に物価高になります。
イスタンブールの観光地価格でマルゲリータは1,150円だっただから、おおよそトルコの1.5倍ぐらいか。 -
そしてトルコに戻るべく、港に戻る。
こちらの出国審査も至ってスムーズでした。 -
90分かけてトルコ領マルマリスに戻る。
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夕方の海岸道を散歩しつつ宿に戻る。
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翌朝は、徒歩でマルマリスのビーチへ。
イスラームの国にもかかわらず、女性は肌を露出しているし、ほとんどヨーロッパのビーチと変わらないのではないか。
もしかしたら、外国人観光客ばかりなのかもしれません。 -
タトゥーを彫るお店も普通に街中にあり、みなさんいそいそとレーザービームみたいな道具で彫ってもらってました。
この辺りは、日本人の感覚からすると、ちょっとびっくりします。 -
そして夕方、マルマリスのバスターミナルからダラマン空港へ。
日本へは、イスタンブール経由で帰国しました。
念願のロードス島訪問。今思い出しても、行ってよかったです。それにしても塩野七生の著作は正確にロードス島の様子を描写していましたね。
さすがです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Mugieさん 2023/12/23 15:16:30
- はじめまして!
- 私も塩野七生の「ロードス島攻防記」を読んで、いつか行ってみたいと思ってます。
本の描写と写真の風景がぴたりと合っていてすごいですね。
以前、トルコからギリシャへ島をめぐりながら旅したことがありましたが、ロードス島は遠くて、日程に入りませんでした。
トルコから日帰りで行けるというのも驚きでした。
とても参考になりました。
ムギー
- 芦花さん からの返信 2024/01/27 09:14:06
- RE: はじめまして!
- ムギーさん
コメントありがとうございます。
塩野さんファンなら、イスタンブールやロードス島などの観光は、素晴らしい体験になると思います。
ぜひおすすめです。
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