２週間のトルコ・ギリシア。レンタカーによるドライブとトルコ航空、公共交通機関を併用して、以下の行程で旅行してきました。<br /><br />自分の興味はもちろんですが、トルコ地震被災への支援で少しでもトルコにお金を落としたかったからでもあります。とはいえ被災地には行きませんでしたが。。<br /><br />①トルコ航空利用：羽田空港→イスタンブール空港経由レンタカー<br />→エドレミト空港→アソス遺跡→エドレミト宿泊<br /><br />②レンタカー利用：アイワルク宿泊→レスボス島→ペルガモン遺跡→マニサ<br /><br />③レンタカー利用：クシャダス＆ミレトス遺跡<br /><br />④イスタンブール：ブルーモスク・アヤソフィア・スレイマニエモスク・ドネルバフチェ宮殿、考古学博物館・バザール等<br /><br />⑤アンカラ<br />　アタトゥルク廟・アンカラ城・独立戦争博物館・アナトリア文明博物館等<br /><br />⑥マルマリス＆ロードス島→帰国<br />　トルコ航空：ダラマン空港→マルマリス：ヨットハーバー＆ビーチ＆フェリー利用：ロードス島旧市街→イスタンブール空港経由で帰国<br /><br /><br />のうち、今回は③レンタカー利用：クシャダス＆ミレトス遺跡。

エーゲ海ドライブで「学問」発祥の地を訪れる「クシャダス＆ミレトス」

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2023/07/02 - 2023/07/04

2位(同エリア4件中)

旅行記グループ 2023年夏トルコ・ギリシア旅行

芦花さん

２週間のトルコ・ギリシア。レンタカーによるドライブとトルコ航空、公共交通機関を併用して、以下の行程で旅行してきました。

自分の興味はもちろんですが、トルコ地震被災への支援で少しでもトルコにお金を落としたかったからでもあります。とはいえ被災地には行きませんでしたが。。

①トルコ航空利用：羽田空港→イスタンブール空港経由レンタカー
→エドレミト空港→アソス遺跡→エドレミト宿泊

②レンタカー利用：アイワルク宿泊→レスボス島→ペルガモン遺跡→マニサ

③レンタカー利用：クシャダス＆ミレトス遺跡

④イスタンブール：ブルーモスク・アヤソフィア・スレイマニエモスク・ドネルバフチェ宮殿、考古学博物館・バザール等

⑤アンカラ
　アタトゥルク廟・アンカラ城・独立戦争博物館・アナトリア文明博物館等

⑥マルマリス＆ロードス島→帰国
　トルコ航空：ダラマン空港→マルマリス：ヨットハーバー＆ビーチ＆フェリー利用：ロードス島旧市街→イスタンブール空港経由で帰国

のうち、今回は③レンタカー利用：クシャダス＆ミレトス遺跡。

エリア

ミレト遺跡周辺(トルコ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦

交通手段: レンタカー

航空会社: ターキッシュエアラインズ

旅行の手配内容: 個別手配

今回は、コンドミニアムの滞在。
オーナーとの連絡が困難で、なかなか連絡が取れず目的地に着くまで右往左往。

Googleマップにも場所が載っていないのも、道に迷う原因。

やっぱり自由旅行は、係員が常駐していないコンドミニアムは避けた方がいいのかな、と思ってしまいました。旅行中に不快な思いはできるだけ避けたいので。
とはいえ、このコンドミニアムから眺める景色は最高でした。
各種設備も申し分なし。
ダブルベッドです

クシャダスの街並みを一望。
歩いて海岸沿いを散歩も可能。
夜景も美しい。
マウンテンビューあり。
翌朝、レンタカーで本旅行の最も大切な目的地「ミレトス」へ。
そしてやっと到着。

ここが哲学発祥の地。つまり今私たちが学校で学んでいる西洋学問の発祥の地「ミレトス」
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そこそこ残存しているのが劇場。
劇場もそのまま中に入れます。
劇場裏の構造も面白い。

劇場裏に広がるかつての港の後。

緑の畑の部分は、かつて海だった場所です。
ここでイオニア学派と呼ばれる、タレス・アナクシマンドロス・アナクシメネスなどの哲学者が、哲学という思考方法を誕生させた。
哲学の思考方法は、宗教のように心の安定を求めることが目的ではありません。

心の安定を求める宗教は、宗教ごとにその心の安定の求め方が異なるので、宗教間で共通了解が成り立たないという問題があります。

様々な人が交流する港湾都市、ミレトスでは異なる宗教を抱えた人たちが共通に理解し合える新しい思考方法が必要だったのでしょう。

それが哲学。
遺跡の隣に博物館があります。
ミレトス博物館の地図によると西暦1500年ぐらい、つまりオスマン帝国がロードス島を攻略した時代（1522年）のちょっと前に、湾は土砂で埋まり、港としての機能が失われて衰退。
時代ごとのミレトスの様子が色分けされていてわかりやすい
これが、学問が誕生した古代都市の姿
ミレトスの湾を土砂で埋めた川も残っています。
そしてクシャダスに戻る。
今日のランチはクシャダスのレストランAntepli Et Restaurant

価格はこんな感じです。
EU圏に比べるとだいぶ安いです。
トルコ料理に欠かせない薄焼きパン
羊のグリルプレート
羊のグリルは、骨付きだけあって相当に美味し。
夜のクシャダス湾
夕日もバッチリです。
夕日に染まってちょっとレトロな感じのリゾート
豪華客船も多数。
そしてクシャダスのシンボル「クシャダス城」
ちょっとだけ中を拝見
帰りに夕食でLeon Kuşadasıに立ち寄り
女性に人気のようで、ちょっとトルコっぽくないオシャレなレストランです。
味的には、こんなもんかな、という印象。
翌朝、豪華客船が二隻来航
写真は、イズミール。

クシャダスを後にして、エミレト空港に向かう。

約３００kmの行程です。
途中、ベルガモン遺跡近くのレストランNaz Kır Bahcesi.serpme Kahvaltiにてランチ。

単価60ー80トルコリラ（＝日本円換算３００円ー４００円）

円安の時代でもトルコは更に安くて助かります。
定番の羊のミートボール「ギョフテ」をいただく。
これがジューシーで非常に美味い。
サラダも新鮮でよし。
空港にてレンタカー返却。

レンタカーの窓口にいって車をチェックしてもらい、返却完了。

至って簡単。
そしてイスタンブールに向かいます。

トルコってやっぱり旅行しやすいし、キレイだし、食事美味しいし、安いし、最高の観光地です。