Uzbekistan モスクワへのまわり道③タシケント　チョルスー・バザール

2023/11/02 - 2023/12/01

モスクワ在住の娘たちに会う用事ができたので唐辛子爺と二人で2週間の旅を計画するも、爺の体調がイマイチなので一人で行くことになり、日程も1週間に変更してバタバタと飛び立ちました。

あ、その前に唐辛子爺と高田馬場のウズベクレストラン、サマルカンド・テラスに行ってみました。
11月2日（木）

東京→モスクワは直行便なら9時間ですけど、今は飛んでないので往復ともウズベキスタンの首都タシケントに1泊して乗り換え。
成田⇔タシケントは9時間、タシケント⇔→モスクワは4時間です。

11月24日（金）11：05成田発　
　　　　　　 　16：10タシケント着
　　　　　　　 Hotel Marwa Tashkent Pool & Spa

11月25日（土）SIMカードの購入
　　　　　　　 チョルスー・バザール見物　←③ここ
　　　　　　　　17：00タシケント発　19：20モスクワ着
　　　　　　　　サービスアパートに滞在

11月26日（日　モスクワ
11月27日（月）モスクワ　
11月28日（火）チャイコフスキーコンサートホールでの演奏会

11月29日（水）11：10モスクワ発　 17：05タシケント着
Safarov’s Family Hostel
11月30日（木）近所のお散歩とモスクとティムール博物館見物
　　　　　　　 22：05タシケント発　　
12月01日（金）09：40成田着


フィーコさん、小心者さん、Mugieさんの旅行記がとても参考になりました。
ありがとうございました！

エセバックパッカーが行くウズベキスタン11日間
①タシケント到着から市内観光（フィーコさん）
https://4travel.jp/travelogue/11854636

【役に立たない】ウズベキスタン01
（出発～タシュケント）（小心者さん）
　https://4travel.jp/travelogue/11855732

シルクロードの浪漫あふれるウズベキスタン女一人旅
⑤なんだかツイてなかった最終日タシケント（Mugieさん）
https://4travel.jp/travelogue/11866766

エリア タシケント(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

SIMカードを買った後、訪れたタシケント最大のチョルスー・バザール。

ここの階段を

降りていきました。

園芸エリアから入ったやうです。ひろ～い！

長い間マンションのランドスケープを美しくするボランティアをしていて、外国に行っても必ず庭園・公園・植物園を訪れて「手をかけずに1年中きれいにする方法」（←ズボラな方法やなと小心者さんにつっこまれさう。）を探してきた唐辛子婆。ワクワクするエリアです。


公共地帯（グリーンベルトや公園など）に適したハイビャクシン類とか

シダ類、下草類、様々な種類のカバープランツ、美しい樅・杉類。

そういう玄人向けのエリアとは別に、畑から掘り出したばかりの泥付き球根とか

素敵に育てられた沢山の種類のガザニアなどをファミリーで少しだけ売ってるところもあり、そのエリアの片隅に「フィーコさんが利用して気絶して出てきた（小心者さん曰く）」というトイレがありましたが、恐ろしくて入れませんでした。

←唐辛子婆の記憶違いをフィーコさんからご指摘いただきました。
「いろいろ悲惨なトイレを使用してきた私が、ちょっと錯乱したトイレはヒヴァの個人宅（レストラン裏）でしたのよ。今は「それも経験値」と思えるようになりました。」

フィーコさん、大変失礼いたしました。
これからもどんどん間違いますので、探してくださいませれ＾＾。

植木屋さんの外側には蒲団屋さん

のやうだけど看板には動物の絵が

獣医さん？
牛から馬からワンちゃんまで診てくださるの？ここで？

ドーム以外の敷地が何倍も何倍も広い。

この緑色のカートに巨大な生肉の塊を乗せて運ぶ人がいました。

ほら。
もっと大きな塊を運んでいた人もいましたけど撮り損ねました。

壺屋さんの

店先にいた楽しさうなおじさん達。着物着てる。

これは何に使うもの？

「あのカーペットに模様をつける時に使うんだよ。」
そうなんだ。
ん？ほんとかなあ？絨毯て模様も織り込んで作るものでせう？
さういへば、説明してくれたおっちゃんはカーペットの方を指さしながら何か言ったんだけどウズベク語かロシア語だったから正確なところはわからない。

後で調べたら正解は、「ナン（パン）に模様をつけるもの」だったやうです。

このカーペット屋さんでだけ外国人の声（しかも日本語）を聞きました。

思わずついて行ったけどすぐに見失う。何しろ中は広くて三階建て。

どうぞどうぞ見てくださいという店主以外誰もいない。

手の込んだ気の遠くなるやうな工程を経た絨毯がこんなに並べられていてもお客はいない。まるでカーペット博物館のやう。こんなに回転の悪い商品というのもなかなかないかも。1枚買ったら一生もの！

お菓子屋さんには

あ、これこれ、岩砂糖！一個買えばよかったかな？

この赤いのは干し肉だか干し果物だかわかりませんでした。
その向こうのは葡萄？の葉っぱに包んで蒸したやうな何か。
ギリシアのドルマみたいなものかしらん？
左手前はチーズみたい。

干しアンズや干しブドウがとってもおいしさう。

でも、モロッコでデーツを買ったフィーコさんが
「後で食べようと思てたらウジがわいてきた。」と書いていらしたのを読んですぐさま浮かんだのがカラチ（パキスタン）でのひどい思い出「パキ腹」。

唐辛子爺婆ももちろん赴任後すぐにパキ腹になりましたけど、東南アジアでの腹下しなんてもんぢゃない。日本人会で知り合った若い奥様など「お産の時より痛かった！」スーパーで売られてたちゃんと包装されたきれい目のお菓子で当たったこともありまする。
・・・しばらくするとお腹が鍛えられて丈夫になったんですけどね、ライザップ！（って違うか）

そんなこんなで今回の旅行は、はじめ唐辛子爺と2週間の予定だったので行き帰りのウズベキスタンでもサービスアパートを借りようと思っていました。アパートなら市場や道端で買った物なんでも電子レンジでチンできるでしょ？目についた珍しいもの片っ端から食べてみたいぢゃないの。

でも一人旅になったのでサービスアパートをやめてホテルにしたのです。
初めての国でどの程度の治安かが良くわからなかったので。

レモン

パプリカ

米津玄師のことをおばちゃんたちは玄米法師って呼ぶんですって？
それで全然通じちゃってるんですって。

チョルスーバザールは有名な観光地だと聞いていたけど外国人らしき人は見当たらず。団体さんの大声も聞かれず、ゆっくりと見て回ることができました。

被り物をしている女性もマレーシアやインドネシアみたいにほぼ全員というわけではなく、ゆるい。

人々のお顔も平べったいの、彫りの深いの、浅黒いの、色白いの、背の高いの小さいのさまざまで

本当に洋の東西が交じりあってるのを実感しました。

このウリのやうなものは甘いんでせうか？

この一角はあまり人がいなくて

中に入っていくのがためらわれたので遠くから

バスケットを撮る。

ドームの中は

すんごい！
肉肉肉肉肉だらけ。
撮影禁止とかいう情報もありましたけどどこにもそんな張り紙はなく、誰にも咎められず。
こんなに肉だらけなのになま臭い匂いは漂ってこない。
冬だから？（東京より少し暖かいぐらいの気温）新鮮だから？乾燥してるから？真夏（42℃）にはどうなるんだらう？
まったく雨が降らないってわけではないらしいんだけど。

フィーコさんによると9月には肉の匂いが充満してて飛び出しちゃったさうです。

1階が

あらゆる種類の肉の部位と

加工肉と

乳製品売り場。
中東では乳製品の種類が豊富でおいしいんだろうなと思っていたのでゆっくり見たかったし買いたかったんですけどなにせ、まわり中が生肉で圧倒されて長居ができず。

赤い足袋はいてるみたいなこれは誰の足？

2階は干したフルーツ売り場がずっと続く。

砂糖衣がかかったのやカシューナッツやアーモンドや小さいゼリービーンズみたいなのや

それをきれいに並べてお土産用

写真撮って！と言ってきた子から

干しブドウを少し買いました。
いくらかわからないので手持ちのスム紙幣を出したら
「えっ？！2000だって？！このばーちゃんたら何考えてんだ？」
じゃーこれ？5000スム？
「ちゃうちゃう、バカだねえ。」
じゃーこれ？10000スム。
「そうそうこれ。」120円ぐらいでした。
それが高いのか安いのかわからず。
市場での買い物はホテルで相場を聞いてからという原則をすっかり忘れてでかけたもんだから。

もちろん干しブドーはすぐには食べず。

でもね、モスクワで娘曰く
「ドライフルーツは旧ロシア領からどんどん入ってくるけどそんなの熱処理とかしてるわけないじゃん。」
ひょえ～～、んぢゃあ飛行機で出たのもみんなそうなのか。

ドームを出てからもぐるぐる見て回ったので完全に方向がわからなくなり
グーグルマップで調べてこの交差点にたどり着きました。
ここまで来たらホテルはすぐです。

戻ってすぐにタクシーの予約をしてもらいました。来た時の半値ぐらいでした。多分ヤンデックスgo（ウーバータクシーみたいなアプリ）を使ったんでしょう。流しのタクシーのような交渉をしなくてよいので安心です。

タシケントからモスクワまではエコノミークラスで4時間。
フィーコさん情報「横はいりと戦うのが大変やで」にビビって早めに空港に行くことにしました。でも横はいり、あることはありましたけど一族郎党がどんどんと図々しくというほどのことはなく。

飛行機は満席（多分）でウズベキスタンからの出稼ぎ風の人たちがいっぱい。でも搭乗を待ってる列のお隣にいた女性はモスクワからタシケントに働きに来てると言ってました。二人の子供（孫と同じぐらいの年齢）をモスクワに置いて。

どんなお仕事なのかは聞きませんでしたが、タシケントはソ連時代からレニングラード（サンクトペテルブルグ）、キエフ（キーウ）、ノボシビルスク（シベリア）と並んでロシアの主要四大都市だったさうですから、その時代からモスクワ・タシケント間を仕事で行き来している人は多かったのでせうね。

この旅行記へのコメント （7）

• パディントンさん 2024/01/17 22:42:41

  もはや昔、昔のよう！

  唐辛子婆さま、こんばんは！
  
  タシケント、楽しんで拝見しました。
  成田からは直行便が出ているのですね。
  
  関空からは出ていませんので仁川乗り換えでかれこれ１０時間以上かかります。
  チョルス―バザールの近くのホテルに宿泊されて、翌日市場を周られたのですね。
  
  私も最終日に行きましたが、あの大きなカボチャは見覚えがありますが、絨毯屋さんや
  グリーンショップは見かけませんでした。
  私はきっとほんの一部しか行ってないようです。残念！
  
  デーツは２階のドライフルーツを売っているところで買いました。
  ドバイのお土産で頂いて美味しかったのでぜひ買おう！と思っていました。
  
  確かにウズベキスタンはいい意味で「ゆる～い」という感じです。
  心地よいゆるさ？と思いました。
  
  次のモスクワ旅行記も拝見させていただきますね。
  
  パディントン

• トラッキー☆さん 2023/12/25 20:38:17

  唐辛子さんも行かれてたんですね！

  唐辛子さん、ご無沙汰してます。
  
  唐辛子さんもウズベキスタンへ行かれてたんですね！！
  しかもモスクワから１泊２日で？！
  
  チョルス―バザールには最終日に行きましたが、めっちゃ迷いました。
  怖かったけど、デーツとアプリコットを購入、日本に持って帰ってきましたが、家族はおいしかったと喜んでくれました。
  
  最近、昭和記念公園のオフ会にも参加できず、忘れられてしまってるのでは？と危惧しています。
  会食解禁になったので、春にはお会いできるといいなー。
  
  トラッキー☆

  唐辛子婆さん からの返信 2023/12/25 20:43:21

  Re: 唐辛子さんも行かれてたんですね！

  トラッキー☆さん
  
  お久しぶりですねっ！
  トラッキー☆さんもいらしてたと行く直前になって知りました。
  ウズベキスタンはモスクワに行くときと帰るときに1泊ずつしました。
  
  トラッキー☆さんのことを忘れてる人は一人もいませんよ。
  この間のコスモスオフ会の時もぬいぬいさんが近況を知らせてくれましたよ。チューリップオフ会は開催されると思うので、空けておいてくださいね♪
  
  唐辛子婆

• durianさん 2023/12/23 23:39:16

  42度は分かりませんが

  唐辛子婆さん
  
  こんばんは、タシケントは行ったことありませんが、肉肉のマーケットで真夏は？
  どうなるんだろう。とありましたが実はインド、コルカタに旅に行った時41度
  あったのですが魚市場に行きました。勿論市場の中はエヤコン無し冷蔵庫や氷な
  どはありませんでしたが市場の中は勿論無茶暑かったのですが、それほど匂いは
  なかったのです。これ不思議でしたよ。この暑さで魚腐らないのか？と思いまし
  たが、地元の皆さんで賑わっていました。不思議ですね。
  
  durian
  

  唐辛子婆さん からの返信 2023/12/24 19:24:12

  Re: 42度は分かりませんが

  durianさん
  
  ご訪問ありがとうございます。
  肉と魚でこうも違うんですかね？
  ↓
  フィー子さんは9月に行って
  「内に入ったとたん肉臭がすごくてすっとんで出ました(≧∀≦)ﾄﾃﾓﾀｴﾗﾚﾅｲ」
  
  私も40年ぐらい前住んでたジャカルタで時々海辺の魚市場に買い出しに行ってましたが、そんなに臭かったという記憶がありません。
  もっとも、言い値の1/3からはじめて半値で折り合う真剣勝負をしなければならないので、そっちに気をとられて臭みどころではなかったのかも。
  
  こういう話ができるdurianさんと知り合えてうれしいです。
  
  唐辛子婆

• フィーコさん 2023/12/20 23:03:36

  デーツ

  唐辛子婆さま　こんばんは♪
  
  無事モスクワ往復されて、お疲れさまでした。
  唐辛子爺さまの体調はいかがですか？
  
  モロッコから買って帰り、ウジがわいたのはデーツです。
  焼き菓子等のデーツが練り込まれているもの（マルタのお菓子）はなんとか食べれますが、干しデーツはトラウマです。
  
  いろいろ悲惨なトイレを使用してきた私が、ちょっと錯乱したトイレはヒヴァの個人宅（レストラン裏）でしたのよ。
  今は「それも経験値」と思えるようになりました。
  
  チョスルー・バザール、11月は
  外国人あまりいなかったのですね。
  私の行った9月、欧米系も中国、韓国いっぱいいましたし、野外のもっと細い通路はむちゃくちゃ混んでて満員電車並みでした。
  別モンのバザールみたいに見えます。
  屋内に入ったとたん肉臭がすごくてすっとんで出ました(≧∀≦)ﾄﾃﾓﾀｴﾗﾚﾅｲ
  
  タシケント空港、遅延が当たり前のようですが　両替所もSIMカード屋さんも閉まっていたのですか。
  お迎えの車が遅れるとか不安でしたでしょう。
  ウズの人、親切ですよね。
  
  続きを楽しみにしています♪
  
  フィーコ

  唐辛子婆さん からの返信 2023/12/20 23:22:38

  Re: デーツ

  フィーコさん
  
  見てくださってありがとうございます。
  曖昧な記憶を書き連ねて失礼いたしました。さっそく修正いたします。
  9月は混んでるんですね。避けなければメモメモ。
  それにやっぱり暑い時期は肉臭がすごいんですね。
  主人はだいぶ良くなって来月からはテニスも再開するみたいです。
  
  ウズベキスタン、次回は主人と一緒に回りたいです。
  
  唐辛子婆