世界遺産『宮島・厳島神社』を訪ねて

2023/12/10 - 2023/12/10

厳島神社(安芸国一宮)の大鳥居は2019年6月からの大規模修繕工事が終了し、2023年1月より完全な姿となったそうです。美しい姿を見せる補修の終了した大鳥居。
アクセスが羽田空港から広島空港+宮島口空港線直通バスで３時間以内と良くなった。
　世界遺産 宮島は神が宿る島として島全体が神聖なので墓場がなく、病院もないため島外の病院に診療を受けているそうです。
『宮島訪問税』がフェリーの往復代に￥100を徴収するようになり、トイレなどの施設整備に使ってもらえるならば、観光客にもメリットがあるし、観光名所の宮島を守るためなら許容範囲と思う。
島内に渡ってみて沢山の観光客が訪れていたにも関わらず、掃除が行き届いており、宮島桟橋から厳島神社に至るまでの道中、ゴミひとつ落ちてないのには驚き、世界遺産を守ろうとされる関係者の心意気に感服しました。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JALグループ ANAグループ

宮島案内図　広島空港から新設されたバス路線2023年12月1日から、宮島口空港線直通バスで約１時間(￥3,500)

宮島口からフェリーチケット 大人片道￥200これに宮島訪問税￥100（令和5年10月改定料金）だそうで、8：00～18：00迄は15分おきに出港

宮島フェリー 乗り物

宮島口からJR西日本宮島フェリーに乗船します。

宮島フェリー 乗り物

桟橋の向こう側に宮島から帰ったもう1社ある宮島松大汽船

穏やかな海の向こうに宮島から帰ってくる宮島松大汽船フェリーが見えます。

厳島神社の大鳥居が見え始めました。ＪRフェリーだと右側のデッキに座ると大鳥居が見えると聞いたので良かったデス

大鳥居は柱の根元を埋め立てているのはなく、海中の砂地に設置されていて、自重で立っているとのことです。

朱色の大鳥居がだんだん大きく見えるようになりました。(◎_◎)

宮島口から宮島桟橋迄フェリーで10分ほどの船旅でした。

宮島桟橋 乗り物

宮島桟橋前広場から厳島神社へ。
広場は掃除が行き届いてゴミひとつない見事な奇麗さです。(◎_◎)

宮島桟橋前広場 公園・植物園

厳島神社へ向かう途中の『石の鳥居』を一礼してくぐります。

トイレ入口にはやんちゃな鹿がいたずらできないように、フェンスを設置してある

御笠浜の鹿出現。現在、島内には約500頭生息

御笠浜 名所・史跡

「神鹿」と呼ばれて住民から大切に扱われてきました。

御笠浜 名所・史跡

厳島神社への撮影スポットには、お約束の『鹿』がいます

御笠浜 名所・史跡

宮島に生息するシカが、ごみ箱からあふれたごみをあさり、散乱させてしまうこと、さらにシカの健康被害につながるといった問題がたびたび指摘されるため、ごみ箱を撤去したそうで確かに少ないですね。

御笠浜 名所・史跡

観光カメラマンに餌をねだってます。このカメラマンは『鹿の落とし物』を掃除してました。

御笠浜 名所・史跡

厳島神社への遊歩道から。穏やかな宮島海岸線が続きます。
この海岸線にすら、ゴミ一つ落ちていない！

厳島神社のシンボル大鳥居は、「両部大鳥居」という本柱に4本の控え柱を持つ形式。高さ、大きさともに木造の鳥居としては日本一だそうな。

御笠浜 名所・史跡

うっ！美しい！まるで気品あふれる『紫式部』の雰囲気(会ったことないけどね) 厳島神社の大鳥居は2019年6月からの大規模修繕工事が終了し、2023年1月に完全な姿となったそうな。イイナ～。できれば経年劣化した身体と頭の中を大規模リニューアルしたい！

御笠浜 名所・史跡

厳島神社参拝入口　　なんか『紫式部』に合えそうな気配が！

海上に建てられた神秘的な建築物で、満潮時は海に浮いているような幻想的な雰囲気を醸し出します。干潮時には大鳥居まで歩いていけるほど海の水が引き、一日の中で違った顔を見せてくれます。

厳島神社 寺・神社・教会

『鏡の池』清水が湧き出ており潮が引くと手鏡のように見えることから呼ばれる。

遠くに厳島神社の千畳閣に隣接して建っている五重の塔

五重塔 名所・史跡

佐内侍橋から。

本殿から100ｍ先、正面に朱色の大鳥居

推古天皇祭遥拝式 名所・史跡

高舞台から見た、応永14年（1407年）に建立されたといわれ、高さは27.6mの五重の塔

厳島神社 寺・神社・教会

本殿に参拝してから記念に御朱印を￥300でGet

推古天皇祭遥拝式 名所・史跡

社殿群は、安芸守となった平清盛によって平安時代末期に修造されたもの。平家は偉い！

厳島神社 寺・神社・教会

厳島神社の、大鳥居は海上に建てられた世界的にも珍しい建造物。本殿から100ｍ離れているそうです。

『能舞台』
厳島の能の起こりは厳島合戦で陶軍に勝利した毛利元就によって、永禄6年（1563）を始めとされているそうです。

『反橋』この橋は天応の勅使だけが、渡る事が許された事から勅使橋

かなり勾配がきつい橋です。雨の日は滑って転びそう！　多分、言わないけれど絶対滑った人いただろうな。

天皇が派遣される勅使が参拝される際に渡る橋で別名、勅使橋といわれる。

『大願寺』
明治時代の神仏分離令が出されるまで、嚴島神社など宮島島内の神社の修理造営を掌っていた。

大願寺 寺・神社・教会

腹へった～　エネルギーが足らない！　スマホも充電が足らない！

芝居茶屋　水羽へ
瀬戸内海の｢あなごめし｣と迷って『宮島産 牡蠣』に決定

芝居茶寮 水羽 グルメ・レストラン

こちらで宮島産の牡蠣うどんを充填。小粒ながら甘くて４個の牡蠣がつるつるのうどんに乗って、うんまい！

芝居茶寮 水羽 グルメ・レストラン

エネルギー補給完了したので、島内散策中

宮島名物もみじ饅頭のお土産店。試食もできてお茶もあるでよ！

だいこん屋 専門店

帰りもJ Rフェリーで。

宮島定期船フェリー

宮島口へ帰りは『ななうら丸』に乗船

宮島桟橋 乗り物

厳島神社 御朱印

この旅行記へのコメント （2）

• ちいちゃんさん 2023/12/17 19:22:56

  スーツ姿のおじさま

  harusuさん、広島はもう一度行ってみたい場所の一つなんですが、広島空港から遠くて一歩が踏み出せませんでしたが、バスが出ているんですね。知りませんでした。
  
  旅先だと皆さんカジュアルな服装の方が多いのに、スーツ姿のおじさま一行がいらっしゃるのは何か御祈願していただく用意があるのかしら。ミスマープルを自認しているので、こういう小さな違和感が気になってしまいます。
  
  三陸沿岸はカキの養殖が盛んなんですが、牡蠣うどんは食べたことがないですね。ご様子からかなり美味しかったんだと思います。もみじ饅頭は私のマスト、小さいのでカロリーを気にすることなく何か甘いものを食べたいときに重宝しています。
  
  ちいちゃん

  harusuさん からの返信 2023/12/18 12:58:09

  Re: スーツ姿のおじさま

  ちいちゃんさん　
  スーツ姿＋マスクの御一行は高舞台から能舞台方向をしきりに気かけていましたのでヒョットしたら、仕事なのでは？能舞台の後方に足場+シートのかかったような建物がみえていますが、なんだろう？……。それに写真もあまり撮影していなかった気がしました。
  ★牡蠣うどんは絶品です。一口サイズの牡蠣が4個につるつるのうどんがいいんじゃな～い？
  　　by harusu