シニアの2023 たったANA3000マイルの福岡に誘惑され、ついついキーボードをポチッ②（柳川・福岡の巻）

2023/12/03 - 2023/12/05

毎週火曜日に発表されるANAの得旅マイルをいつも楽しみに待っています。
11月29日からの1週間分では、たった3000マイルで搭乗可能な行先に福岡が出ていたので、これはお得だとついつい思わずキーボードをポチッ！
そこから慌ててバタバタと僅か一日で4Traなどを参考に予定を検討、作成しました。後から振り返るとアッこんな所もあったんだと気づくことが多くあり後悔しまくりです。
結果、１日目は福岡到着後すぐに新幹線を使い門司、下関観光をする。
2日目は柳川日帰り観光（この旅行記です）。夜は毎日当然海鮮が美味しい福岡市内でお店を探して食べることにした。
3日目は福岡の散策で未定？という計画になった。
慌てて検討した割には充実した旅行になったかな？良ければご一読ください。

その他の「ANAたった3000マイルの旅シリーズ」は以下の通りです。
ANAたった3000マイルの旅福岡①（門司・下関・福岡）
https://4travel.jp/travelogue/11871590
ANAたった3000マイルの旅福岡③（福岡散策）
https://4travel.jp/travelogue/11872340
ANAたった3000マイルの旅福島①（岳温泉）
https://4travel.jp/travelogue/11873250
ANAたった3000マイルの旅福島②（野地温泉ホテル）
https://4travel.jp/travelogue/11873683
ANAたった3000マイルの旅福島③（喜多方・天鏡閣）
https://4travel.jp/travelogue/11873822
ANAたった3000マイルの旅札幌（支笏湖・エスコンフィールド・札幌）
https://4travel.jp/travelogue/11875195
ANAたった3000マイルの旅別府①（別府・明礬温泉）
https://4travel.jp/travelogue/11881678
ANAたった3000マイルの旅別府②（別府八湯　御宿野乃別府
https://4travel.jp/travelogue/11881845
ANAたった3000マイルの旅①仙台（秋保温泉　佐勘）
https://4travel.jp/travelogue/11884352
ANAたった3000マイルの旅②仙台（鎌先温泉　湯主一條）
https://4travel.jp/travelogue/11884952
ANAたった3000マイルの旅③仙台（仙台　鎌崎温泉　湯主一條）
https://4travel.jp/travelogue/11885135
ANAたった3000マイルの旅①（宮崎・霧島温泉郷 旅行人山荘）
https://4travel.jp/travelogue/11889024
ANAたった3000マイルの旅②（湯之谷山荘・嘉例川駅・極楽温泉 匠の宿）
https://4travel.jp/travelogue/11889381

エリア 柳川・大川(福岡)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食。卵が大好きで、卵かけごはん、スクランブルエッグ、だし巻き卵と卵ばっかりセレクトしているような感じで恥ずかしいですね。従業員の女性の対応が大変よかったです。

結構色々な料理が並んでいますが、やっぱりブッフェは苦手で、好きになれません。

地下鉄七隈線の天神南駅で下車。西鉄福岡（天神）駅、大変に長細い駅です。

次の特急発車まで少し時間があったので、周辺を散策しました。
朝お参りをしてから出勤する人を多く見かけた「警固神社」。
鳥居奥が御社殿。

時間になったので乗車します。
西鉄福岡（天神）駅発（９時00分 特急）→西鉄柳川着（9時47分）。
途中西鉄はかなりのスピードで飛ばしますねー、まるで京急みたい。

事前に西鉄が発行するお得な切符「大宰府・柳川観光切符」をスマホ版で購入しておきました。西鉄往復切符や柳川の川下りの料金などがすべて入っています。

西鉄柳川駅から下百町の川下り乗船場までバスで送迎してもらいます。

ここから約1時間の川下り開始です。業者によっては時間が短かったり、川下りの場所が異なったりするようです。また態度の悪い船頭がいたりとよーく見極めて決める必要があるようです。

一艘に大体16人が乗船します。12月1日から船には炬燵が用意されていました。僕たちが乗船した船も4人を除き12名が外国の方でした。

船頭さんは時々英語を使いながらの案内で大変です。

今日は天気も良く、のんびりと川下りを楽しめます。

このような狭い橋の下を通過してゆきます。船頭さん、昔若かった時はまだ慣れないのでよくぶつけたそうです。

他の業者の船が追い抜いてゆきました。こちらは約30分の短いコースの様です。

途中このような売店が設けられ、船上から色々と食べ物を購入することができます。

この5人組はハワイからの観光客です。東京、金沢、京都、大阪などをまわってきたそうです。売店で色々購入していましたが、焼餅などあまり口に合わなかったみたいですね。船頭さんの話を伝えてあげたお礼に、下船時にハワイのチョコレートをプレゼントしてくれました。

川下りも、この御花の下船場でお終いです。

柳川藩主立花邸御花の敷地内に入ると、まず目につくのが西洋館の真っ白な建物です。
入場料1000円を払い西洋館から見学スタートです。

２階の客間です。

天井など様々な意匠が凝らされています。

推定年齢400年以上になると言われる蘇鉄。江戸時代には武家の間で流行したそうです。

雛祭りの「下げもん飾り」。旧柳川藩時代に女の子が生まれた時に、一生幸せでありますようにとの願いを込めて着物の端切れで縁起の良い鶴・兎・宝袋などを作って雛壇の傍に吊るした縁起もの。

立派な雛壇が飾られています。

とっても広い大広間。

トラス構造で大屋根を支えているため非常に明るく開放感のある大きな広間となり雄大な庭を余すところなく見ることができます。

廊下には金箔押桃形兜（きんぱくおしももなりかぶと）がずらりと並んでいます。西洋の甲冑の影響を受けて作られ始めたと言われています。形が桃の実に似ています。

松濤園

邸内には日本人や外国人観光客が一人もおらず、鳥の飛び立つ羽音だけでとっても静かです。広間に座って庭を眺めていると、御花を囲む川から舟をこぐ船頭さんの歌が聞こえてきます。

柳川は鰻が有名です。そのうちの一軒「若松屋」です。

柳川名物鰻の「若松屋」の入口。昼食に食べようかなと考えたのですが、ここに限らずどの店も中国、台湾、韓国の人で満席や貸切で、しかも多くの外国人が外で順番を待っています。こりゃ駄目だなということで諦めました。
このような所もインバウンドの人で一杯なんですねー。見たところ団体客がほとんどで、柳川の観光客の大多数を外国人が占めているようです。

北原白秋の生家に行こうと歩いていると、北原家と大きく書かれたお店があり、ここが生家かなと思いました。看板をよくよく見ると横に小さい字で、北原家の分家と書かれています。なーんだ。

お隣が白秋の生家で、かっては広大な敷地を有し、酒造業を営んでいました。白秋生誕100周年を記念して、敷地跡に白秋記念館が建てられました。

近くの集合場所から川下りの会社の送迎バスで西鉄柳川駅まで送ってもらいました。西鉄柳川発（1時44分）→西鉄福岡（天神）着（14時40分）。

三越の地下で油で揚げない焼ドーナツを実演販売していました。お昼を食べ損ねてお腹が減っていたので買ってみました。あっさりと美味しく結構よく売れていました。

熊本名物サラダちくわを売っていたので夜小腹がすいた時にと購入しました。
ホテルの冷蔵庫で冷やしていたからか、美味しくなかったなー！やっぱりすぐに食べないとダメですね。

夕食の時間、5時になったので予約していたお店にやってきました。
「鮨　枉駕」です。ユーチューブで仕込みの段階からの動画紹介をしていてとても美味しそうだったので訪れてみることにしました。5時からしか席が空いていませんでした。

店内はカウンターのみ約8席。対象は25歳までは大阪で暮らし、こちらに出てきたとのこと。やはり言葉に苦労したようです。

付きだしでナマコの酢の物

クワイの煎餅、むかご、銀杏

あら、鰹の燻製、鯵の熟成

ヒラマサとクジラ。福岡ではクジラがよく食べられます。僕が小さい時住んでいた大阪の旭区の近くにある千林商店街では鯨専門店が営業していました。今のように高級ではありません。

お刺身のしょうゆは3種類

自家製の明太子と数の子。この明太子の味付け凄く美味しかった。

まずはビールの後、超辛口「上喜元」から（山形　酒田酒造）

鱈の白子の茶碗蒸し

鰯のつみれ鍋

太刀魚にからすみのふりかけ

鮪、赤酢のシャリ

金目鯛

次は辛口純米吟醸「日高見（ひたかみ）」（宮城県平考酒造）

鰆のスモーク

ヤリイカ

車海老

煮蛤

王祿（島根県王祿酒造）

鮪のづけ

山芋の赤だし

雲丹

玉

穴子
以上でしたが、ネタによってお米の種類を変えるなど丁寧な仕事で大変美味しかったです。

博多駅まで帰ってきました。

駅前はクリスマスイルミネーション満開で、大変な人出です。

サンタさんに挨拶

ホテルが駅近というのはやっぱり超便利です。今日もなかなか充実した一日でした。