2023/08/17 - 2023/08/17
74位(同エリア180件中)
かすぱるさん
コロナ明けの夏休みにイギリス全土を8日間かけて鉄道で巡りました!
今回のテーマは、イギリスの大手鉄道運営会社の一つ「トランスペナイン・エクスプレス(Transpennine Express)」!
主にイングランド中部を運行エリアとしています。
青を基調としたスタイリッシュな見た目ながら、遅延・運休が多発するがっかり運営…
ですが現場の職員さん達はとても親切で、マイナスからの好感度上げで印象深かったので旅行記にまとめることにしました笑
これまでの旅行記はこちら↓
夢のイギリス乗り鉄旅① ~カレドニアンスリーパーからインターシティ125まで~
https://4travel.jp/travelogue/11866608
夢のイギリス乗り鉄旅② ~これが本物のホグワーツ特急だ!~
https://4travel.jp/travelogue/11870083
夢のイギリス乗り鉄旅③~南北アイルランドを鉄道で縦断!~
https://4travel.jp/travelogue/11870121
この後の旅行記はこちら↓
夢のイギリス乗り鉄旅⑤~小さい頃からの憧れ・ヨーク国立鉄道博物館!~
https://4travel.jp/travelogue/11871538
夢のイギリス乗り鉄旅⑥~ハリポタの聖地!イギリス最大の保存鉄道~
https://4travel.jp/travelogue/11871776
夢のイギリス乗り鉄旅⑦~イギリスの一大ジャンクション!ピーターバラ駅~
https://4travel.jp/travelogue/11874107
夢のイギリス乗り鉄旅⑧~ケンブリッジとロンドン近郊の列車たち~
https://4travel.jp/travelogue/11874545
夢のイギリス乗り鉄旅⑨~ユーロスターで "欧州の首都" ブリュッセルへ!~
https://4travel.jp/travelogue/11872855
続・夢のイギリス乗り鉄旅~日立製ジャベリンとロンドン近郊の列車たち~
https://4travel.jp/travelogue/11875097
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道
-
北アイルランドのベルファストから、マンチェスター空港へ到着。
空港駅から市内中心部のピカデリー駅へ向かいます。
~~~~~
イギリスの鉄道は民営化の際に上下分離(列車の運行と路線の保守を別々の事業体が担うこと)され、同じ路線に複数の運営会社の列車が走る形態となっています。
マンチェスター周辺では主にトランスペナイン・エクスプレスとNorthern が運行しており、前者はさらに近郊列車と長距離特急列車があります。
写真(左)が今回乗るトランスペナイン・エクスプレスの近郊型車両、右奥に停車しているのがNorthern の近郊型車両です。マンチェスター国際空港 (MAN) 空港
-
ピカデリー駅に到着。
マンチェスター最大のターミナルだけあって立派な駅舎です。マンチェスターピカデリー駅 駅
-
とはいえ着いたのが24時前だったので、人影はなくがらんとしていました。
この後はピカデリー駅から歩いて10分くらいのホテルに泊まりました。 -
翌朝6時過ぎから移動開始。
早朝のマンチェスター市内を散策しつつ、ビクトリア駅を目指します。
泊まったホテルはピカデリー駅とビクトリア駅の中間地点にあり、丁度いい立地でした -
そしてこちらがビクトリア駅!
歴史を感じさせる堂々とした造りです。 -
大分余裕をもって、発車時刻30分前には到着。
7時発のトランスペナイン・エクスプレスで、ヨークまで向かいます。
が、この7時発の列車はなんと運休!メールやサイトでの事前通知もなし!
ただし7:15の後続列車があったので、これに乗れれば支障ありません。
ひとまず予約したチケットを発券…しようとしたのですが、ここで更に問題発生!
チケット番号と名前を入力してもチケットのデータが確認できないとの表示が出てきたのです。
複数の券売機で試しても、有人窓口で試しても同じ結果。
さらに運の悪いことに、この駅は自動改札があるためチケットがないことにはホームにすら辿り着けません。
困り果てて、改札付近で立ち話してた係員さんにヘルプを求めました。
するとたまたまトランスペナイン・エクスプレスの駅員さんが通りかかったので、状況説明。
券売機や窓口で発券できないこと、ただしネット上では予約が確認できることなど一通り確認してもらいました。
どうにもおかしい、ということで困惑していると、本部のオペレーターに電話してなんとかできないか相談してくれました。
この時点で7:15発の列車に乗るのは絶望的。ですが駅員さんが真摯に対応してくれているので辛抱強く待ちます。 -
アンサーとしては、発券できない理由は不明なので8時発の列車の空席に乗ってくださいとのこと。結局到着は2時間ほど遅れてしまいますが、仕方ありません。
この駅員さんは空港駅に向かっていたところだそうで、本来業務をさし置いて30分ほどつきっきりで対応してくれました。運営はイマイチですが現場対応はパーフェクトです。
ここから通って!と促されるまま係員用の手動ゲートを通り、ホームへ向かいました。 -
このホームで列車を待ってて!と言われ、駅員さんとはお別れ。とても助かりました。
乗る予定の列車が来るまで更に20分ほど待ちます。
別方面の列車はひっきりなしにやってくるので、早く来ないかな~という待ちくたびれた感じ。
ちなみにビクトリア駅にも、トランスペナイン・エクスプレスの他にNorthern(写真右)が乗り入れています。 -
待つこと20分。
なんやかんやありましたが、結果的には無事乗車できました。
朝からトラブルに巻き込まれて、少々疲れました… -
出発してしばらくすると、1等車専属のアテンダントさんからブレックファストが配られました。
イギリスの高速鉄道では、1等車にこうした軽食サービスがつくことが多いです。 -
マンチェスター~ヨーク間の主要駅リーズに近づくと、ロンドン方面からの路線と合流します。
タイミングよくLNER "Azuma" と並走しました。
今乗っているNova 2と同型の日立製特急車両です。
連結して走っている姿もかっこいい! -
そしてリーズ駅に到着。
Azuma はここが終点なので、ロンドンへの折り返し運用に就きます。リーズ駅 駅
-
先ほどのアテンダントさんにホットスナックはいりますか?と聞かれ、ソーセージパイを貰いました。
イギリスはこういうちょっとしたパンもなかなかの値段なので、ありがたいです笑 -
1等なので座席はゆったり。もちろんコンセント・Wifiもあるので、快適です。
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目的地ヨークに到着!
ここで初めて先頭車の写真を撮れました。
Azuma とは対照的な青とグレーの車体、デザインはとてもクールです!
イギリスの鉄道車両は伝統的に前面が黄色でしたが、最近はそういう規定もなくなったのでしょうか。デザインのバラエティが大幅に広がったような気がします笑ヨーク駅 駅
-
ヨーク駅も歴史あるターミナルです。
駅の細かな装飾まで魅入ってしまいます笑 -
先ほどリーズでも見かけたAzuma
側面の赤は歌舞伎の隈取りをモチーフにしていますが、こうして見ると躍動感のあるうねり方です。
LNERはロンドン~ヨーク~エディンバラ間が本線系統で、リーズ方面はいわば支線に当たります。 -
そして鉄道ファンにとってヨークといえばここ、ヨーク国立鉄道博物館!
鉄道発祥国イギリス最大の鉄道博物館ということで、ファンからは聖地として知られています。
鉄道博物館についてはここでは紹介しきれないほどの見所があるので、別の旅行記でご紹介します!
夢のイギリス乗り鉄旅⑤~小さい頃からの憧れ・ヨーク国立鉄道博物館!~
https://4travel.jp/travelogue/11871538ヨーク国立鉄道博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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またヨーク近郊(といっても結構な時間がかかります)にはハリー・ポッターのロケ地として知られる保存鉄道、ノースヨークシャー・ムーアズ・レールウェイがあります。
こちらも見所一杯なので別の旅行記でご紹介します!
夢のイギリス乗り鉄旅⑥~ハリポタの聖地!イギリス最大の保存鉄道~
https://4travel.jp/travelogue/11871776ノース ヨークシャー ムーアズ鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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保存鉄道からかくかくしかじかあり、北海沿岸のスカボローという町までやって来ました。
昼間だったら海が綺麗だそうですが、着いた頃にはすっかり日も暮れてしまいました。
海が近いからでしょうか、8月ですが肌寒かったです。 -
このスカボロー駅は、トランスペナイン・エクスプレスのネットワークの東の果て。
ここからヨークへと帰ります。 -
終点なので、既に折り返しの車両が停まっていました。
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花々の色も、車体カラーに寄せているような気がします笑
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この機関車は Resolution 号というらしいです。
なんだかすごい名前 -
ヨーク方の先頭客車。
先ほどの機関車が後ろから客車を押して走行するようです。 -
寒い中待っていると、出発分くらい前になってようやく扉が開きました。
夜の上り方面なのでガラガラです。
他の号車にはパーティーにでも行くのかという格好の女子集団がいたのみで、先頭車両はヨークまで貸切でした。 -
2等なのでシンプルな造りですが、特に不便はありません。
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真っ暗闇のヨークシャーを横断し、ヨーク駅に戻ってきました!
ようやく帰ってきた~という感じでした笑 -
この日は駅に隣接するホテル・プリンシパルという高級宿に泊まりました。
古城かと見紛うほど豪華な造り、そして圧倒的に便利な立地。この旅一番の良いお宿でした笑
トランスペナイン・エクスプレスでの乗り鉄旅はトラブルこそあれ、結果としてはそれも含めて良い思い出となりました笑
翌朝はヨーク市内を観光した後、LNER Azumaで南下してイングランドの一大ジャンクション、ピーターバラ駅へ向かいます!
夢のイギリス乗り鉄旅⑦~イギリスの一大ジャンクション!ピーターバラ駅~
https://4travel.jp/travelogue/11874107The Milner York formerly the Principal York ホテル
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