秋の東北はらこ飯ツアー2023　5日目　風のひょっこり大観音

2023/11/16 - 2023/11/16

毎年恒例、この時期になると必ず宮城名物「はらこ飯」を食べに行きます。
今年は少し長めの休暇が取れたので6泊7日で東北を満喫します！

1，2日目はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11868422
3日目はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11868515
4日目はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11869429

エリア 釜石(岩手)

朝起きて道の駅おいすたの売店へ。
「おいすた」と名が付いているので牡蠣がいっぱいかと思いきやそうでもなく。
でも色んな魚介が豊富においてある。
この辺りでは「としろ」と呼ばれている鮑の肝が1パック300円くらいで売ってます。
ものすごーく食べたかったのだけれど、食べ方が分からないのと食べるタイミングが無いのと、お腹壊したら嫌なのでやめておきました。

岩手県沿岸の最大ショッピングセンター、シーサイドタウンマストへ行ってから、ひょっこりひょうたん島のモデルとなった「蓬莱島」へ向かいます。

蓬莱島 自然・景勝地

長い防波堤を歩き近づいてみると、とっても小さい島。
島というより、岩？

島に渡ると社があり、そこには弁財天が祭られています。

ひょっこりひょうたん島のモデルはここ蓬莱島と、広島県にある瓢箪島という説があるそうです。

なんと美しい海の色。

赤い灯台もあります。
灯台と防波堤は東日本大震災の時に壊れてしまったそうですが、お堂は無事だったそうです。
現在の灯台と防波堤は新しく建て直されたものです。

吉里吉里（きりきり）駅。

吉里吉里駅 駅

この日のランチはこちら。「さんずろ家」

さんずろ家 宿・ホテル

席の窓から見える景色。
よく見るとタコ壺が無数に仕掛けてあるのが見えます。

海鮮丼とイカ焼きや海藻などの海の幸が名物のお店。
海鮮丼と迷いましたがちょっと変わり種の「磯丼」。
ご飯の上に大きな海苔。その上に魚介がたっぷりと乗っています。
普通の海鮮丼とはまた少し違った、まるで海を食べてるみたい(笑)な味。
美味しかったです。

夫は磯ラーメン。
あっさりしたスープに魚介の旨味が溶けていて美味しい。
油分がほぼ無いので、ラーメンと言う感じではないかな。

いか焼き。
ぷりっぷりなのに柔らかく、タレの味も美味しい。
イカのメニューは他にもあり、その中で「腑入り定食」っていうのがあるんだけど、イカとイカわたを焼いて食べるらしく、今度行ったらそれ食べたいわ～。

お料理が美味しいのはもちろん、店のおば様がめちゃくちゃオモシロイ方だったので、さらに楽しいひと時が過ごせました。

そしてすぐ近くにあるベルガーディア鯨山へ。
図書館やツリーハウスなどがある私設の庭園です。
その中にある「風の電話」へ。
亡くなってしまった大切な人と話ができるという電話ボックスです。
映画を観てちょっと行ってみたくなりました。
普通のお宅のお庭ですので、短時間でさっと見てきました。

この電話に救われた人がたくさんいるのでしょうか。
高台にありますが、当初見えたはずの海は道路が出来てもう見えませんでした。

途中猫を見つけました。
痩せているのでその場でカリカリを与えましたが、2袋も食べてしまいました。

次の目的地は釜石大観音。
小高い山の上にあります。
体力に自信のない私でも大丈夫、エスカレーターで上まで連れて行ってくれます。

釜石大観音 寺・神社・教会

上まで上がると目の前には釜石の港が見えます。

美しい。
あれから12年。海は美しくも怖くもありますね。

観音様の愛称は「かのっち」だそうです。

ここも恋人の聖地。
全国津々浦々行きましたが割と目にする機会が多いです。
桂由美さんとNPOが始めた企画だそうですが、随分と大きくなりましたねぇ。

さて観音様の中。
御胎内巡りができるのですが、何せ階段だし私は高い場所が苦手なので、私だけ3階にある三十三観音で仏像巡りをすることにしました。
鉈彫り様式という珍しい技法で彫られているんだそうです。

夫は上の展望台まで上っていきました。
釜石大観音は、その手に魚を抱いた「魚籃（ぎょらん）観音」と呼ばれており中国の古いお話に由来しています。
胸に抱いた「魚」の上に展望台があるなんてちょっと変わった観音様ですね。
展望台には柵がありますが下まで柵なので、さすがの夫も少し怖かったみたいです。

夫と電話をしながら私は下から見上げます。

何て綺麗な景色なんでしょう。
とはいえ私は登れません～

鉄の歴史館から見た釜石大観音。
午後の日差しに照らされて神々しいですね。

釜石市立 鉄の歴史館 美術館・博物館

海がまた荒れないように見守ってください。

ちょっと早めの夜ご飯は「よしや」さんへ。

夫は味噌ラーメン。

ジンギスカンが名物のお店。
癖が少なく柔らかいお肉をジュージュー焼きながら食べるのは最高～
ご飯が進みまくりです。

〆の温泉は「夏虫のお湯っこ」へ。
あ、ここ温泉ではありませんでした。
この入口からすると期待してしまうのですが、温泉でもなく露天風呂もなく、しかも地元民で溢れているのでちょっとアウェーな気持ちになりますね。

道の駅高田松原で車中泊。
だんだん疲れてきた(笑)
つづく。

夏虫のお湯っこ 温泉