2023/11/09 - 2023/11/14
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tomochanさん
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宮城県に行く用があり、せっかくなので東北観光をすることにしました。出発する数日前までは、全国的に天気が良く、暖かい日が続いていましたが、旅行中に天候が悪化し、一気に寒くなりました。青森県の山間部では積雪となり、運転を心配しましたが、観光に支障はなく、予定通り美しい紅葉や建物を見ることができました。そして、今回の5泊6日の旅行は、宿泊するホテルや旅館に特色があり、良い旅行となりました。
1日目は宮城県泊、2日目は岩手県泊、3日目は青森県泊、4日目は秋田県泊、5日目は山形県泊と、東北地方の5県を観光しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
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11月12日(日) 午前9時、ホテル青森を出発します。朝から雨が降っています。
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10時20分頃に、弘前市立観光駐車場に到着。駐車場を出ると、「旧弘前市立図書館」「山車展示館」「旧東奥義塾(きゅう とうおうぎじゅく)外人教師館」などが建っています。
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「旧弘前市立図書館」です。
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明治39年に建てられ、昭和6年まで市立図書館として利用されていたそうです。
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館内は、資料などが展示されています。
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次に「山車展示館」に入りました。
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中には、弘前市内各町会の山車が展示されています。
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どの山車も、すごい迫力があります。
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この山車は、テーマがよくわかりませんが、目を引きます。
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こちらは、「旧 東奥義塾 外人教師館」です。東奥義塾は、明治5年に県内で最初に開校した私学校であり、この「外人教師館」は、外国人宣教師の住居として明治33年に建てられた洋館とのことです。
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1階は、喫茶店になっています。
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次は、「弘前城」を見学します。弘前城 「三の丸追手門」から場内に入りました。
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「杉の大橋」を渡ります。
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天守が見えてきました。紅葉がきれいです。
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弘前城の本丸を支えていた石垣を修理中です。
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天守は解体せずに、平成27年7月~9月にかけて約70m移動させたそうです。テレビ番組で、天守を引っ張って移動させている作業を見たことがあります。
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石垣の修理工事には約10年間、天守を元の位置に戻すために更に約6年かかるそうです。
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天守の内部は、太い鉄骨で補強されています。
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弘前城を見学した後、「青森銀行記念館」を見に行くことにしました。「弘前市民中央広場」では、雨の中、イベントが開催されていました。
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広場には、森鴎外の「山椒大夫」で有名な、「安寿と厨子王と母」の像があります。
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弘前市民中央広場と道路を挟んで、「青森銀行記念館」があります。
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明治37年(1904年)に、旧第五十九銀行の本店として建てられた立派な洋館です。
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12時過ぎに、弘前市を後にして、秋田県にかほ市象潟(きさかた)に向かいます。途中、秋田県能代市二ツ井町にある、「道の駅ふたつい」で休憩することにしました。
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5年前、ここに立ち寄ったことがあるのを思い出しました。
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道の駅の中に、「歴史民俗資料コーナー」があります。
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ガラス張りの床の下に、樹齢約850年の秋田杉の「埋もれ木」が展示されています。
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こちらは、二ツ井町麻生遺跡から出土した「土面」です。国指定重要有形文化財と説明書きがあります。道の駅に重要文化財が展示されているとは、すごい。
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これは、最初、”なまはげ” だと思っていましたが、違いました。能代市二ツ井町小掛地区で、集落を悪疫から守るとされる ”小掛の鐘馗様” (こがけのしょうきさま)という道祖神でした。
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午後5時30分頃、秋田県にかほ市象潟町にある、「象潟夕日の宿 さんねむ温泉」に到着しました。この日は、雨の一日でした。写真は、翌朝(11月13日)に撮影したものです。
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部屋はひろく、ゆったりとしています。温泉に入って疲れをとり、ぐっすりと眠りました。いいお湯でした。
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翌朝、部屋の窓から見える風景です。曇っています。
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宿をチェックアウトし、車で5分ほどの距離にある、「蚶満寺(かんまんじ)」に来ました。
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蚶満寺の山門です。松尾芭蕉が、” おくのほそ道 ” の旅で訪れた場所です。
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これは、「位牌堂」です。
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位牌堂の奥に、「蚶満寺 本堂」があります。
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蚶満寺には “ 七不思議 ” と呼ばれるものが存在し、この「夜泣きの椿」は、寺の周辺で凶事があるときは、その前後に夜泣きをして知らせたそうです。
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国指定天然記念物「象潟 九十九島」の景色です。松尾芭蕉が訪れた頃(元禄2年:1689年6月頃)、この付近一帯は、無数の小島が浮かぶ入り江でした。しかし、文化元年(1804年)の大地震(象潟地震)で、土地が2m以上隆起して干潟(陸地)となったそうです。
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芭蕉はここで ” 象潟や 雨に西施が ねぶの花 ” (きさかたや あめにせいしが ねぶのはな)と句を詠んでいます。意味は、【 雨にぬれる合歓(ねむ)の花は、眠りについた西施(中国四大美女のひとり)の面影を彷彿(ほうふつ)とさせる 】というものだそうです。
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すぐそばに、西施の像が建っています。
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にかほ市を後にして、山形県に向かうことにします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まーやんさん 2024/02/27 20:50:45
- 懐かしい!
- tomochanさん、はじめまして
私の旅行記を見てくださってありがとうございます!
私も9月に弘前に行きました。
素敵な洋館がたくさんあって良い街ですよね♪
そして、次の宿泊が象潟だったのですね!!
かなり遠いですよねー?!
実は私の祖母が象潟に住んでまして。
子供の頃は毎年夏休みを過ごしていた思い出の地です。
蚶満寺、子供の頃に行きました。
何十年も前の話ですが、、七不思議とか書いてある看板がありましたよ!
九十九島の風景も懐かしく拝見できて嬉しかったです。
ありがとうございました!
まーやん
- tomochanさん からの返信 2024/02/27 22:54:26
- Re: 懐かしい!
- コメントありがとうございます。私は和歌山県に住んでいるので、なかなか東北方面に行く機会がありませんでしたが、2018年8月に、秋田の竿灯まつり、青森のねぶたを見に行き、とても感動した記憶があります。象潟は、テレビの旅行番組を見て、一度は行ってみたいと考えており、今回強行しました。想像した通り、落ち着ける優しい風景の場所でした。まーやんさんの可愛いいメジロの写真を見て、一発で虜になりました。これからもよろしくお願いします。
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