四国の山旅♪三本杭・篠山・室戸岬・安芸・稲叢山

2023/11/24 - 2023/12/03

2週連続で四国へ。日本三百名山2座（三本杭、篠山）と新日本百名山1座（稲叢山）に登るのがメインですが、ついでに四国の未踏エリアの観光も少ししてきました。

＜1週目の旅程＞
【11/24金】
　名古屋12:49→14:25岡山14:35→17:23松山17:28→宇和島18:55（新幹線＋特急しおかぜ＆宇和海）
【11/25土】
　宇和島6:00→松丸6:44（JR予土線）
　松丸7:55→大高橋8:26（森の国バス）
　大高橋バス停8:29-8:59万年橋-11:08三本杭11:21-11:57八面山-12:05大久保山12:08-12:26鬼ヶ城山-12:50毛山-13:02尻割山13:10-14:23野川登山口14:29-14:36愛宕公園-14:55宇和島城15:20-15:36道の駅うわじま-宇和島駅（徒歩）
　宇和島駅17:15→宿毛駅19:09（宇和島自動車）
【11/26日】
　宿毛駅→篠山自然学習館（レンタサイクル）
　篠山自然学習館10:07-10:34やけ滝登山口-11:48篠山12:04-12:26第1駐車場12:31-13:13篠山自然学習館（徒歩）
　篠山自然学習館→宿毛駅（レンタサイクル）
　宿毛16:11→16:41中村16:48→18:34高知18:36→21:11岡山21:44→名古屋23:20（土佐くろしお鉄道＋特急あしずり＆南風＋新幹線）

＜2週目の旅程＞
【12/2土】
　名古屋駅23:00→徳島駅5:10（JRバス）
　徳島5:31→阿波海南8:03（JR牟岐線）
　阿波海南8:10→海の駅東洋町8:34（阿佐海岸鉄道）
　海の駅東洋町9:33→10:17室戸世界ジオパークセンター10:19→10:28室戸岬/大師像前11:32→奈半利駅12:27（高知東部交通）
　奈半利12:32→12:59安芸14:16→後免15:02（土佐くろしお鉄道）
　後免15:21→大杉15:45（特急南風）
大杉駅15:50→中島16:16（嶺北観光自動車）
【12/3日】
　さめうら荘（自由乗降）6:54→日の浦支所前7:56（嶺北観光自動車）
　日の浦支所前バス停8:02-9:42稲叢トンネル登山口-10:18稲叢山10:23-11:37ダム湖登山口-13:40黒丸バス停（徒歩）
　黒丸13:50→14:55田井15:07→大杉駅15:35（嶺北観光自動車）
　大杉15:45→17:41岡山18:40→名古屋20:19（特急南風+新幹線）

エリア 宇和島(愛媛)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

宇和島で前泊。駅の近くのお店で宇和島名物の「鯛めし」と「さつま」の御膳（2100円）を頂きました。

かどや 駅前本店 グルメ・レストラン

駅の近くのホテルで宿泊。1泊素泊まり6480円。

宇和島オリエンタルホテル 宿・ホテル

翌朝、予土線の始発列車で松丸駅へ。新幹線型の列車で、車内には鉄道模型が展示されていました。鉄道ファンが喜びそう？

JR予土線 乗り物

松丸駅でバスの待ち時間が1時間以上もあったので

松丸駅 駅

すぐ近くの河後森城跡を散策してみました。戦国時代に伊予と土佐の国境の要所として築かれた山城だそうです。

河後森城跡 名所・史跡

本郭からの景色

松野町の「森の国バス」で移動して、バス停から3kmほど歩いて三本杭の登山口へ。登山口からは、尾根伝いのコースもありますが、見所の多そうな「滑床渓谷」沿いのコースを歩いてみました。

滑床渓谷 自然・景勝地

雪輪の滝。日本の滝百選に選ばれているそうです。

雪輪の滝 自然・景勝地

登山口から1時間ちょっとで三本杭（さんぼんぐい）（標高1226m）に登頂。日本三百名山82座目（263/301）。
珍しい山名ですが、江戸時代に宇和島藩、伊予吉田藩、土佐藩の境界を示す杭が山頂近くに立てられていたことに由来するそうです。

西側にはこれから縦走する鬼ヶ城山系の山々

八面山を経て大久保山まで縦走し、東側の景色。右が先ほどの三本杭。

反対側には島々が点在する宇和海が見えました。

更に進んで、尻割山からは宇和海と宇和島市街を見下ろす絶景♪
ちなみに、このすぐ近くまで林道が通っているので、車で来ることもできます。

宇和島城

宇和島市街の片隅の野川登山口に下山し、近くの愛宕公園から宇和島市街を眺めてみました。

愛宕公園展望台 名所・史跡

宇和島城

登山口の近くには宇和津彦神社

宇和津彦神社 寺・神社・教会

11年ぶりの宇和島城にも立ち寄ってみました。現存12天守の一つ。

宇和島城 名所・史跡

先ほど歩いた山々が見えました。

バスに乗る前に道の駅で食事。「ぶっかけ！ひぶりめし」（1000円）を頂きました。鯛めし風の海鮮丼という感じ。
食後は2時間かけてバスで宿毛へ。

道の駅 うわじまきさいや広場 道の駅

宿毛駅の近くのホテルで宿泊。1泊朝食付で9500円。
これで宿泊したことがない都道府県は滋賀県のみとなりました。

ホテルアバン宿毛 宿・ホテル

翌朝、6時半から朝食

観光案内所が開く8時半に宿毛駅へ

宿毛駅 駅

レンタサイクルを借りました。8時間で800円。

電動アシスト自転車で23km走って篠山へ

約1時間20分ほどで篠山自然学習館に到着。登山道が北側と南側にあるので、ここから周回することにしました。

登山口の近くにやけ滝

北側の登山道はやや荒れていてルートが分かりにくい箇所もありました。

それでも登山口からは1時間ちょっとで篠山（ささやま）（標高1065m）に登頂。日本三百名山83座目（264/301）。
高知県と愛媛県の県境に位置しています。

北東方面の景色

帰りは歩きやすい南側の登山道を経て篠山自然学習館に戻りました。そのお隣には「白滝」。紅葉が綺麗でした。

帰り道の道路脇には「虹ヶ滝」

沿道の紅葉

少し時間の余裕があったので、宿毛の中心街（？）にある「林邸」に行ってみました（入場無料）。高知県令、逓信大臣、農商務大臣などを歴任した林有造（北越戦争で知られる岩村高俊の兄）の邸宅だそうです。

宿毛まちのえき林邸 美術館・博物館

レンタサイクルを借りた際にもらった500円クーポン券を使って、宿毛駅前のお店で食事。焼き肉丼＋ミニうどん。

将元・さぬきうどん グルメ・レストラン

最後に海風公園から海を少し眺めてみました。

宿毛駅から土佐くろしお鉄道で帰途に

土佐くろしお鉄道 四万十くろしおライン (中村線 宿毛線) 乗り物

高知からの特急南風はアンパンマン列車でした。

特急 南風 乗り物

翌週、夜行バスで再び四国へ。翌日の登山のために前泊する土佐町に向かうための移動日ですが、四国の南東部に行ったことがなかったので、徳島駅から室戸岬を経由して向かうことに。「四国みぎした55フリーきっぷ」（5800円）を利用しました。

JR牟岐線 乗り物

途中の日和佐駅で停車時間が20分以上もあったので、駅周辺を少し歩いてみました。ウミガメで有名な町だそうです。山の中腹に見えているのは薬王寺。

日和佐駅 駅

終点の阿波海南駅で阿佐海岸鉄道のDMV（Dual Mode Vehicle）に乗り換え。2021年12月に運行開始した道路と線路の両方を走れる車両です。

阿佐海岸鉄道 乗り物

駅前でバスから鉄道にモードチェンジ。鉄道の区間は短いので、実用性というよりも、観光客誘致が主な目的なのかなという感じがしました。

阿波海南駅 駅

海の駅東洋町で乗り換えのバスの待ち時間が1時間ほどあったので、白浜海岸を少し散歩して

白浜海岸 自然・景勝地

海の駅で朝食を頂きました。朝定食600円。

海の駅 東洋町 グルメ・レストラン

バスを乗り継いで室戸岬へ。バス停前には中岡慎太郎像。

室戸岬 自然・景勝地

次のバスまで1時間ほどあるので、「へんろ道」を登って山の上の灯台まで行ってみました。

灯台には入れませんが、横の展望台からは太平洋を一望

室戸岬灯台 名所・史跡

灯台の近くには最御崎寺。お遍路で巡るお寺だそうで、お遍路さんを何人も見かけました。

最御崎寺(東寺) 寺・神社・教会

下山して室戸岬の遊歩道をしばし散策。エボシ岩、ビシャゴ岩などがありました。

奈半利駅からは土佐くろしお鉄道に乗車

土佐くろしお鉄道 ごめんなはり線 (阿佐線) 乗り物

安芸駅で途中下車して、駅前のお店で安芸名物の「ちりめん丼」（750円）を頂きました。

りすぼん グルメ・レストラン

昼食後は、駅の市場でレンタサイクル（無料）を借りて安芸市内を散策。

安芸駅ぢばさん市場 市場・商店街

まずは岩崎弥太郎の生家に行ってみました。貧乏暮らしのイメージでしたが、意外に立派な邸宅。

岩崎彌太郎生家 名所・史跡

近くには岩崎弥太郎像

少し移動して、安芸市のシンボルだという「野良時計」を見物

野良時計 名所・史跡

その近くには武家屋敷。この近くに安芸城跡もありますが、立ち寄る時間がありませんでした。

土居廓中武家屋敷 名所・史跡

列車とバスを乗り継いで土佐町に移動し、早明浦湖畔のホテルで宿泊。翌日の始発バスに乗るために土佐町の中心地の田井周辺で宿泊する必要がありましたが、ネットで手配できる宿が他になかったので、珍しく豪華なお部屋。1泊素泊まり11,440円。

さめうら荘レイクサイドホテル 宿・ホテル

部屋からは早明浦湖が見えました。

周辺には飲食店など何もないので、宿のレストランで夕食。土佐あかうしローストビーフ丼（1400円）を頂きました。

翌朝は始発バスでいの町の日の浦まで移動し、10kmほど歩いて稲叢山の登山口へ。

登山口からは35分ほどで稲叢山（標高1506m）に登頂。新日本百名山100座目。

あいにく雲が多い天気で、山頂付近では雪が舞っていました。天気がよければ石鎚山などが見えるそうです。

下りは稲村ダム方面へ。途中の「伝説の洞窟」には、かつて平家の落人が立てこもっていたと言われているそうです。

滝もいくつかありました。

稲村ダムに下山すると晴れました。右が稲叢山でしょうか。

稲村ダムから10kmほど歩いて黒丸バス停に向かう途中、瀬戸川渓谷の遊歩道を散策。もう少し早い時期なら、紅葉が綺麗なようです。

瀬戸川渓谷 自然・景勝地

蛇渕の滝

アメガエリの滝

黒丸バス停から田井（嶺北観光自動車の本拠地）でバスを乗り継いで大杉駅へ

大杉駅から特急南風で岡山へ

大杉駅 駅

乗り継ぎの岡山駅で夕食。岡山御膳（2180円）を頂きました。

炉ばた焼 八閣 グルメ・レストラン