ANAマイルで行く熊本横断旅行（黒川温泉－熊本城－天草）２泊３日の旅　（１）黒川温泉の湯めぐり（2023年11月）

2023/11/02 - 2023/11/03

最近、１１月３日の文化の日の前後で秋の旅を楽しんでおりますが、今年は熊本となりました。
ＡＮＡマイルの有効期限が迫っており、これを使おうということで、８月下旬の秋冬シーズンの一斉発売日を待っておりました。

元々、佐賀の嬉野温泉に行くべく、長崎線を予約したかったのですが、発売時点で満席・・・熊本線なら空いていたので、黒川温泉に行くことにして、ついでに熊本を巡ろうと。

これが大正解。黒川温泉は素晴らしいところでしたし、熊本城にも行けたし、天草でイルカも見れて、しかも全日程が好天でした。

初日は黒川温泉。日本の古来の温泉の姿を保存している、本当に素晴らしい温泉街でした。

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

１日休みを頂戴して、出発は１１月２日。

９時２０分発の熊本行ＡＮＡ５２３便、Ｂ７３７ー８００型機に乗ります。スターアライアンス塗装のものでした。

機内はほぼ満席。１日早く遊びに行く人が多いんですね。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

大阪から熊本までは約１時間。着陸直前には左の機窓から、阿蘇山が本当に近くに見えました。

飛行機はほぼ定刻に到着。
昨年９月に使ったときは、仮設ターミナルでしたが、今年３月に完成し、きれいな空港になっておりました。

熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港

こちら、レンタカーの送迎バス乗り場に行く途中で撮影したもの。
ほんとに新しいターミナルですね。

熊本空港 (阿蘇くまもと空港) 空港

今回は、スカイレンタカーを使いました。車種はヤリス。

さて、黒川温泉に向かいますが、その前に小国に行くことにします。小国の蕎麦が有名らしいので。

その途中、「フォトスポットとるぱ (湯浦パーキング)」というところで車を停めてみました。

眺めはいいのですが、肝心の山は見えないし・・・いい眺めが欲しい人は大観峰がお勧めです（ちなみに、大観峰は今回パス。昨年行っているので・・）。

空港を出て１時間３０分で、小国の蕎麦街道に到着。さっそくお昼にします。
１組くらい並んでいたかな。けど、すぐに入れました。

「吾赤紅」というお店。「われもこう」と読みます。難しい・・
「吾亦紅　はなれ」が有名ですが、この日は休み。よって、母屋の方に入ります。

吾亦紅 グルメ・レストラン

ここでいただいたのは、「あか牛南蛮そば」。

つけ汁の中に赤牛が入っております。珍しい取り合わせですが、意外と合っていて面白かったです。

吾亦紅 グルメ・レストラン

続いて、近くにある鍋ケ滝に行きます。

道中、ちょっとだけ狭いところがありますが、大半は２車線道路。しかも、駐車場が広く、入口も立派。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

入口を入ってすぐに杖置き場が。これに気付いたのが帰りでして・・・

途中、急なところがあるので、使うことをお勧めします。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

２～３分で鍋ケ滝が見えるところに来ました。
少しだけ色づいている紅葉が綺麗です。

ガイドブックの写真よりいい感じかも。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

この鍋ケ滝。実は裏側に回れます。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

裏側から反対側まで行ってみました。

こちらも、紅葉と緑葉と空と水のバランスが絶妙。
手前味噌ですが、うまく撮影できました。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

舞い上がった水しぶきに太陽光が差し込みます。その上の紅葉と合わせると、本当に日本の滝って感じです。

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

太陽も入れてみました。

実はここ、全然注目してませんでした。先ほどの蕎麦屋でガイドブックを見て、行こうと決めたものでして。ただ、予想以上にいい所で、良かったです。

なお、滝の動画はこちら。
https://youtu.be/KRgIOuvEK4c

鍋ヶ滝公園 (ウェブからの事前予約制になっております。) 自然・景勝地

鍋ケ滝を出て、３０分弱で、今日宿泊する黒川温泉の「湯峡の響き　優彩」に着きました。

着いたのが１４時３０分。チェックインが１５時からだったので、フロントに荷物を預けて散策に出発します。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

ホテルの前の道をしばらく進むと、いご坂というところを下ります。

なかなかの急坂でした。ということは、帰りは登らないといけません・・・・・

この坂下に「パティスリー麓」という人気のお店があります。
シュークリームが有名なので、いただきました。

ここの店員さん、なぜか私に英語で話しかけてきました・・・外人に見えたのでしょうね。そういえば、アジア系以外にも欧米人がとても多かったです。

パティスリー 麓 グルメ・レストラン

黒川温泉は、このような小川に沿っていて、昔ながらの日本の街並みが残っています。これが外国人にも人気なのかな。

こちらは、紅葉がとてもきれいですね。
その上の建物も日本家屋風。

丸鈴橋 名所・史跡

さて、１５時３０分ごろに宿に戻ってきました。

こちらのロビーで休憩します。写真にありませんが、ウェルカムドリンクとスナックが置いてあります。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

そしてロビーからは温泉街の全景が見えます。すごくいい景色。
全然高い建物がなく、まさに、山の中の秘境温泉って感じです。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

こちらが部屋。和室なのに、ベッドが置いてあるという、なんとも不思議な部屋でした。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

さて、今回の黒川温泉での楽しみの１つ、入湯手形での旅館巡りに行きます。これで、温泉３か所か、温泉２か所とお土産等になりますが、当然、温泉３か所を巡ります。

どこに行こうかいろいろ検討した結果、１つ目は、新明館へ。
ここ、岩に洞窟を掘って温泉にしているところです。

黒川温泉 山の宿 新明館 宿・ホテル

当然、お風呂の写真はありませんが、まさに洞窟の湯。
全国を見てもオンリーワンのところではないでしょうか。

まさに秘湯そのものでした。

黒川温泉 山の宿 新明館 宿・ホテル

続いて、いこい旅館。
日本の名湯１００選に選ばれたところです。

黒川温泉　いこい旅館 宿・ホテル

ここのお風呂は広かったです。
そして、名湯１００選に選ばれた風呂は、熱めでした。

どちらかといえば、ぬるい湯にゆっくり浸かるのが好きなんですが、たまには熱い湯もいいですね。

黒川温泉　いこい旅館 宿・ホテル

最後は、美里。
外壁工事中のため、館内の写真。

黒川温泉 和風旅館 美里 宿・ホテル

くまもんばかりですなぁ（笑）

ここは乳白色のお湯が特徴。
あまり入浴者はおらず、ずっと一人で入っておりました。

黒川温泉 和風旅館 美里 宿・ホテル

入湯手形を満喫したので、旅館に戻ります。

この黒川温泉、入湯手形で巡らないと損ですね。
温泉だけではなく、このような昔の日本らしい街並みもいいと思います。まさに奥座敷。

戻る途中の１枚。随分と暗くなりました。

優彩は夕食バイキングです。

このようなお寿司もあれば、肉も魚もあります。

お酒も飲み放題。日本酒をワイングラスでいただきました。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

この日は、日本シリーズが甲子園球場で開催されており、部屋で観戦。

試合終了後、入浴しました。もちろん、非常にハッピーな気持ちで！！

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

この優彩は、お風呂後の休憩所があります。

１１月上旬だと本来は少し寒いのでしょうけど、この年は気温が高く、寒くはありませんでした。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

さて、翌朝になりました。同じところから撮影します。
こんな景色だったんですね。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

縁から川を見てみました。逆光ですが、紅葉がとてもきれいです。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

８時頃に朝食をいただきます。朝食もバイキングです。

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル

食事後、部屋に戻って荷物を整理し、その後、朝の散策へ。

洞窟の湯の新明館の近くから。
とても空が青くてきれいです。

黒川温泉 山の宿 新明館 宿・ホテル

新明館の近くの黒川神社の紅葉がとても綺麗でした。

境内のイチョウの木は、まさに見頃ですね。
とても美しい黄色です。

よく見ると、木の左下に何か見えます。

絵馬の代わりに、入湯手形が吊るされておりました。

さて、いご坂を登ります。黒川温泉街ともお別れです。
本当にいい所でした。

優彩をチェックアウト時間の10時に出発します。

これから、熊本城へ向かいます。

（続く）

黒川温泉　湯峡の響き　優彩 宿・ホテル