2023/10/29 - 2023/11/01
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masa8982さん
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青森には今までに何度か足を伸ばしていますが、桜の時期ばかりで紅葉は見たことがありませんでした。
今回、以前から見たいと思っていた奥入瀬渓流の紅葉を見に行きました。
折角十和田湖まで足を伸ばすんだから、ということで、朝焼けで有名な蔦沼にも行ってみました。
後は弘前で紅葉とアップルパイを楽しみ、行ったことの無かった下北半島まで足を伸ばしてみました。
弘前は紅葉には早かったですが、メインである十和田や蔦沼では十分に楽しめました。
あと、下北半島では思いがけずに見事な紅葉を見ることができました。
旅程は以下の通りです。
1日目:自宅から八戸へ向かい、八戸でレンタカーを借りて十和田市へ
2日目:蔦沼に寄ってから弘前へ向かい、また十和田市へ
3日目:蔦沼に再度訪問し、朝焼けを見てから奥入瀬を散策、十和田湖を展望してから十和田市へ
4日目:恐山から薬研渓流、尻屋崎を見てから八戸へ戻り、自宅へ
こちらの旅行記は2日目の猿賀神社から城ヶ倉大橋までの記録になります。
よろしければご覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 自転車 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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弘前昇天教会を出た後は平川市の猿賀公園を目指します。
まずは弘前駅前まで戻って車を回収し、一路猿賀神社へ。
猿賀公園の駐車場に車を停め、大鳥居まできました。
ちなみに、停める駐車場にもよりますが、この大鳥居までは結構距離があります。
写真を撮る場合はご注意を。猿賀神社 寺・神社・教会
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猿賀神社の拝殿です。
阪上田村麿が蝦夷征伐のために建立した神社なので、かなりの歴史があります。
社殿は銅葺きなので、それほど古くは無いと思いますが。
紅葉はまだまだという感じで残念でしたが、ひっそりと木々に囲まれた社殿は厳粛な雰囲気を醸し出しており、これはこれでアリだな、と思いました。猿賀神社 寺・神社・教会
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こちらは本殿です。
板塀に囲まれていて建物があまり見えなかったので、少々残念です。猿賀神社 寺・神社・教会
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猿賀神社で有名なのはこちらの鏡ヶ池だと思います。
蓮に覆われた池に朱塗りの橋が架かり、中央の島まで続いています。
中央の島には胸肩神社と日吉神社が祀られています。猿賀神社 寺・神社・教会
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橋から見た景色です。
池を囲む木々が綺麗に紅葉していて、見応えがありました。
池の周りは遊歩道になっているので、紅葉並木の中を歩くことも出来ますよ。猿賀神社 寺・神社・教会
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島にある胸肩神社です。
朱塗りの綺麗な社殿です。猿賀神社 寺・神社・教会
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神社を出て、橋から見た紅葉の中を歩きます。
多分、こちらは猿賀神社では無くて隣接する猿賀公園だと思いますが、どうなんだろう?猿賀公園 公園・植物園
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猿賀公園には噴水広場があり、噴水越しに岩木山が見える場所があります。
天気が良ければ赤く色づいた生垣と噴水、岩木山がセットで見えるので、そちらを目指して遊歩道を歩いて行きます。
訪問した日は晴れてはいましたが雲が多く、岩木山が見えることを祈りながら歩きました。猿賀公園 公園・植物園
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噴水広場の入り口です。
平日だった所為か、職員の方や職人さんが広場の手入れをされていました。
生垣は綺麗に紅葉していて、周りの木々も最盛期とは言わないまでも、そこそこ色づいていました。猿賀公園 公園・植物園
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噴水広場から岩木山方面をみたところです。
残念ながら霞掛かっていて、岩木山は見えません。猿賀公園 公園・植物園
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噴水広場の噴水です。
噴水の奥に滝があり、その手前に展望スペースがあります。
そちらに向かいます。猿賀公園 公園・植物園
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展望スペースからの眺めです。
青空は見えるのですが、雲と霞で岩木山はシルエットくらいしか見えませんでした。
残念ですが、綺麗な生垣や紅葉が見えたので満足です。猿賀公園 公園・植物園
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駐車場近くに戻ってきました。
ちょうど東屋があったので、紅葉越しの東屋を撮ってみました。
紅葉の最盛期まではもう少し、という感じでしたね。
ですが、十分に綺麗な紅葉を楽しめました。猿賀公園 公園・植物園
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猿賀公園を出て、盛美園へ向かいます。
盛美園は清藤家の24代目と25代目の当主が作り上げたもので、庭園と館から構成されています。
清藤家は鎌倉から続く名家で、盛美園の南隣には清藤家の書院庭園があり、予約制ですが見学できます。
盛美園は猿賀公園のすぐ隣なので、歩いて行きます。
猿賀公園の東側駐車場に行くと盛美園への看板が出ていますから、迷うことは無いと思います。
看板通りに進めば親水広場や生垣迷路、日本庭園を楽しみながら盛美園の入り口まで行けるのでお勧めです。
こちらが盛美園の入り口です。
ここで入場料を払って入ります。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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盛美園の庭園です。
国の指定名勝になっているだけあり、小ぢんまりとはしていましたが、築山に滝、池に島と日本庭園に必要な要素は一通りは揃っており、綺麗な庭園でした。
ただ、遊歩道は庭園のサイズに合わせて結構細いので、家族や仲間と連れだって行くと結構歩きにくいと思います。
あと、築山への石段は苔に覆われていて滑りやすいので、ご注意ください。
紅葉は弘前やお隣の猿賀公園と同様、もう少し、という感じでした。
ただ、紅葉時期に全体が真っ赤に染まる、という庭園でもないので、これはこれで風情があって良かったです。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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庭園に祀られている盛美神社です。
名前からして清藤氏の氏神様かな?、と思ったんですが普通に稲荷様が祀られていました。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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庭園の石灯籠です。
紅葉と灯篭と苔がイイ感じだったので撮った一枚です。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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築山にある東屋付近からの眺めです。
池越しに盛美館が見えます。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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盛美館のアップです。
明治時代に建てられたもので、1階が純和風、2階が洋風という、結構珍しい建物です。
映像などで見たことがある方も結構多いのでは、と思います。
こちらで見学できるのは1階のみで、2階は現在見学できません。
裏手には御宝殿があり、そちらには豪華絢爛としか言いようのない御廟が置かれています。
ただ、御宝殿は30分に一度、職員の方に案内されての見学になりますから、見学したい場合、見学時間近くになったら御宝殿付近に行かれると良いでしょう。
なお、御宝殿は写真撮影不可です。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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盛美館の縁側です。
障子のガラスに紅葉が映え、美しいリフレクションが見られました。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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1階の部屋です。
部屋の説明はありませんでしたが、いわゆる床の間だと思います。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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縁側から見た庭園の景色です。
毎日こういう景色を見ながら生活してみたいですね。
春夏秋冬の移り変わりを自宅に居ながらにして感じられる、非常に贅沢だと思います。国指定名勝 盛美園 公園・植物園
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さて、盛美園も見学したので十和田市内まで戻るのですが、途中で寄り道をしていきます。
まずは盛美園からも近い、黒石市内のりんご研究所に向かいます。
こちらの正式名称は『青森県産業技術センター りんご研究所』なので、公的な研究機関です。
天皇陛下も訪問されたことのある、由緒ある施設です。
こちらにはりんご資料館が併設されており、ネットで見た赤い蔦に覆われた資料館が強烈で、自分の目で実際に見てみたいと思って訪問しました。青森県りんご史料館とりんご栽培試験圃場(青森県産業技術センターりんご研究所) 美術館・博物館
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りんご研究所内の景色です。
大きな枝垂れ桜でしょうか、オレンジに色づいていました。青森県りんご史料館とりんご栽培試験圃場(青森県産業技術センターりんご研究所) 美術館・博物館
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こちらがりんご資料館です。
蔦の巻きついた洋館で、蔦がちょうど赤くなり始めたところでした。
この蔦全体が真っ赤になった写真がネットにアップされており、是非その光景が見たかったのですが、早かったです。
もう少し紅葉が早く進んでいれば…
無い物ねだりですね。青森県りんご史料館とりんご栽培試験圃場(青森県産業技術センターりんご研究所) 美術館・博物館
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りんご資料館にはりんごの研究資料が展示されています。
様々な品種や栽培方法、りんごの効能など、りんごについての研究成果が展示されています。
アトラクション的なものはほとんどないので、興味が無いと退屈かもしれません。
こちらの見学は無料ですが、研究所の窓口で申請と住所氏名の記帳が必要になります。
ご注意ください。青森県りんご史料館とりんご栽培試験圃場(青森県産業技術センターりんご研究所) 美術館・博物館
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りんご研究所を出て、次は浄仙寺に向かいます。
浄仙寺に向かう途中には紅葉で有名な中野もみじ山がありますが、恐らく弘前市内や猿賀公園と紅葉の進み具合は変わらないだろう、と判断してスルーしました。
実際に目の前を通ってみたらかなりの人出だったので、ゆっくりと景色を見られないだろうと判断して見送った、というのもあります。
中野もみじ山をスルーし、そのまま394号線を山に入っていき、途中の分岐を曲がって浄仙寺に向かいます。
分岐から先は道が細くなるので、運転が苦手な方は注意した方が良いでしょう。
細い道を進んでいくと、こちらの浄仙寺の山門前に辿り着きます。
駐車場は山門付近に自由に停めて良いようです。
また、山門脇から境内に車で入れるようにもなっています。 -
浄仙寺の山門です。
茅葺の屋根に草が生えており、いかにも山寺、という雰囲気ですね。 -
浄仙寺の境内の風景です。
浄仙寺は江戸の文政年間に創建された寺院なので、そこまで古い訳ではありません。
ですが、山深い中に佇む様子はいかにも名刹・古刹の風格を湛えているように感じられました。 -
鐘楼です。
背後の紅葉と相俟って、美しい景色を作り出していました。 -
こちらは本堂裏の池と庭園です。
ただ残念ながら草が生い茂っていて、庭園自体を楽しむことはできませんでした。 -
奥ノ院です。
十分に綺麗な景色ですが、もう少し紅葉が進んでいれば見事だったろうな、と思いましたね。
結構石段の段差が大きく、ぐらついている個所も多かったので上る際には注意が必要です。 -
こちらは境内にある松楓亭です。
住職さんがご家族や修行僧の方と営んでいる土産物店兼喫茶室です。
こちらでは簡単な軽食やコーヒーを頂くことができます。
なお、店内は撮影禁止です。 -
松楓亭ではドーナツとりんごジュースを頂きました。
こちらではドーナツを頼むと揚げ立てを出してくれるんです。
結構、このドーナツが目当てで参拝に来られる方も多いようです。
飲み物は折角弘前に来たので、りんごジュースにしました。
甘さ控えめのアツアツのドーナツと、冷たく酸味を抑えたりんごジュースの組み合わせは最高でした。
なお、食べ物の写真を撮って良いか住職さんに確認しましたが、そちらは問題無いと快く許可してくださいました。 -
最後は城ケ倉大橋です。
本当は浄仙寺から真っ直ぐ十和田市内のホテルに戻るつもりだったんですが、途中こちらに通りかかり、時間的にまだ行けるな、と思って立ち寄りました。
橋の両端に駐車場が整備されているので、津軽から十和田方面へ橋を渡りきった場所の駐車場に車を停めて歩いて行きます。
もうかなり日も傾いていましたし、落葉も始まっていましたが、それでも結構な数の観光客の方が訪れていました。城ケ倉大橋 名所・史跡
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城ケ倉大橋からの眺めです。
大分雲が掛かってきていて光も弱かったんですが、それが良かったのか、鮮やかな紅葉を見ることができました。
本当に一面の紅葉を見ることができるので、紅葉名所として紹介されるのも当然ですね。
車が無いと中々来られない場所だとは思いますが、一度は見て欲しい絶景です。城ケ倉大橋 名所・史跡
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美しい紅葉です。
城ケ倉大橋 名所・史跡
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本当に、溜め息が出るほど美しい景色を堪能できました。
知っていれば、時期も時間ももっと早く来たんですが…
ままならないもんです。城ケ倉大橋 名所・史跡
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橋から見下ろすと微かに城ケ倉渓流が見えたので撮ってみました。
城ケ倉大橋 名所・史跡
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渓流をアップにしてみましたが、落葉も目立つし、寂しい写真になってしまいました。
きっと、最盛期なら見事な絶景が見られるんでしょうね。城ケ倉大橋 名所・史跡
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ようやく十和田市内に戻ってきました。
2日目はルートイン十和田に宿泊します。
本当はずっと同じホテルに泊まりたかったのですが、宿泊費が安いところを、と探していたら結局毎日違うホテルになりました。
全部十和田市内なんですけどね。ホテルルートイン十和田 宿・ホテル
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ルートインのシングルルームです。
照明が明るくて助かりました。
部屋も広くて、居心地も良かったです。
まぁ、翌日も早いので長居はできないんですが。ホテルルートイン十和田 宿・ホテル
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