秋を感じて憂う　ドイツ　3

2023/10/02 - 2023/10/02

8月に弾丸ウイーン、ペーザロを決行したばかりなのに何故にまた渡欧？

それは「後が無いかも」と思った事が大きな動機です。

ということで、行けるチャンスがあるうちに行ってしまえ！
と、月末、半期末をものともせずに?出かけてまいりました。

目的？？？
そんなものはありません。

帰国直前になって飛び込んできた中東テロのニュースを見聞きし、やっぱり行って(来て)よかったらという状況になってしまったのが残念で仕方がありません。

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☆2023年10月2日(月)

実はこちらも御多分に洩れず暑いです。
本日は大雑把な予定だけ。
夜の切符も未手配?

まずは部屋のあれこれを解決。
スッタッフ常駐じゃないので疑問はメールか電話?
メールは案の定レスポンス悪いがなんとか解決しました。

そんなこんなで出動はお昼過ぎ。
覚悟を決めてApple Shopへ。
こちらも時間はかかったけどなんとかなった??

夜の切符は開演1時間前からでした。

今回はプッチーニ3部作。
かなり楽しめました。

夜食は欲望のままに締めのラーメンまで（笑）

いかんと思いつつ欲望に負けました

エリア ベルリン(ドイツ)

☆2023年10月2日(月)

ベルリンに入って初めての『平日』です。
しかも明日はまた『休日』になってしまうのです。諸々の問題解決は今日しないと。。ね

実は、入居してから部屋のクッキングヒーターの電源が入らないのです。
当然、こっちあるあるでマニュアルなんかついてません。
メールで問い合わせていますが、返事なし。

結局たまたま部屋の外にいたスタッフを捕まえて、しかも丁度エンジニア―マイスターも一緒にいたのであれこれ試してもらって・・

結局ロックがかかってしまっていたようで解除してもららいました。
気長にロック印を押さないとダメみたい。

無人のホテルは聴くひとがいなくて大変です。

朝ご飯はヒーターが使えるようになる前に食べたので。電気ポットのお湯でもどした焼きそばと電磁レンジで温めすぎのチュウリンガ―ソーセージ。。
エアフルトの肉屋でかったやつ。

デリの各種サラダを盛り合わせ。それにしても盛り付けにセンスないですね。

先にも書いた通り、貴重な平日。
google先生にお伺いをたてて、買いもに出かけました。

途中にあった映画館。なんか味がありますね。

たどり着いたのはリンゴの店。
当然予約なんかしていません。

入口で用件を述べると、、「今日はなんだか混んでいて、40分以上待たせちゃうけど・・』とのこと。
構いません。どうせ、夜まで予定という予定はないんだし・・

そこのテーブルで待っていて！と・

ワンコ連れの先客がおりました。
彼らが終わってからも、まだ待たされて…
買い物対応待ち。１時間。

デカい体で伏せをしてるので結構じゃま。みんな跨いでく。
結局、なんだかんだで2時間くらいはかかりましたね。

どうせ待たされるんなら椅子のあるところがよかったな。。。

こちらはお勉強のコーナーです。

まあ、思い通りのものは手に入らなかったけど、何とか解決できたので良しとしましょう。
免税も適応されたし。

新型高機能機種はこの時に1か月町待ちだそうで。
事前に予約してれば手に入ったかもしれないけど、免税の手続きはめんどくさそう。電話で問い合わせて頼むとか言ってたな。

全く目立たないリンゴのお店です。

で、、お次は今晩の切符を・・と思って出かけたのですが、残念ながら、窓口は開演1時間前じゃないと開かないそうです。

出直しですね。

どおりで人がいないわけだ。

でも、斜め前にスーパー発見。
宿の近所とは毛色の違うところなので色々っ目移り。ヤクルトもあります。

卵なんか買っちゃいました。

卵を買うとき、若いお嬢さんがパカっとケースを開けて中身を確認。
そういえば、こちらの卵ケースってプラ製ではないので中身が見えません。

地下鉄で戻って・・・・
地下鉄の有人窓口がゲロ混みです。
初めての平日稼働日だからか？？

いえ、後日もここの窓口は常に混んでました。他の主要駅のカスタマー窓口はガラガラなのに。。

なんででしょうね？

昼間みかけた近所の映画館。
夕方になるとまた雰囲気がガラッと変わりました。

実は出発前に大きな靴擦れをつくってしまい。。
巨大ハンズプラス（バンドエイド）を求めて薬局へ。

ドラッグストアにもあったことはあったのですが・・
こっちの方が値段はちとはりますがデカかった。

心配した窓口混雑はほとんどなく。
実は年寄り割引がつかえちゃった。

窓口で証明書を出すのかな。。と思ったら、『中で、聞かれたら出せばいいから大丈夫』と言われました。

年寄り万歳！

今日の番組というかプログラムはこちらの3本立てです。

プッチーニ、三部作を一挙上演。
珍しいみたい？
ドイツでイタリアものだからね。

年より割引でも結構良いお席でした。

一作目
外套IL Tabarro Reed

２作目
修道女アンジェリカ

最後
ジャンニ・スキッキ

一作目の外套は、なんかパリアッチの焼き直しのような作品だなー

Michele
Misha Kiria
Luigi
Jonathan Tetelman
Il Tinca
Ya-Chung Huang
Il Talpa
Andrew Harris
Giorgetta
Carmen Giannattasio
La Frugola
Annika Schlicht
Un Venditore di Canzonette
Andrei Danilov
Due Amanti
Lilit Davtyan
Andrei Danilov
Buoso Donati
Derrick Amanatidis

修道女アンジェリカは１作目からのつなぎの演出。なかなか面白い。

殺されて倒れた、ルイージを修道女の一人が抱きかかえながら、舞台が回転して、修道女アンジェリカのセットへと移ってゆくという演出。

衣裳がカラフルで可愛い。

このアンジェリカ役のMané Galoyanは最高。アルメニア出身？
その表現力で、クライマックスでは思わず涙が出てきました。

SUOR ANGELICA
Suor Angelica
Mané Galoyan
La Zia Principessa
Violeta Urmana
La Badessa
Lauren Decker
La Suora Zelatrice
Annika Schlicht
La Maestra delle Novizie
Davia Bouley
Suor Genovieffa
Lilit Davtyan
Suor Osmina
Stephanie Lloyd
Suor Dolcina
Gyumi Park
La Suora Infermiera
Arianna Manganello
1. Cercatrice
Rachel Pinevska
2. Cercatrice
Kristina Griep
La Novizia
Maria Motolygina
Le Converse
Julie Wyma
Margarita Greiner

1幕目は終わりがなかったので(続きの演出）だったのでカーテンコールがありませんでした。
で、2幕目の終わりにまとめてカーテンコール。

ここで休憩。
１９:３０から始まって・・・この時点で２１時過ぎ。長丁場です。

最後のジャンニ・スキッキ

超有名な「私のお父さん」O mio babbino caro のところでブラボーの嵐・・・は、いいんだけど、そこじゃないよ。
だって、Babbo, pietà, pietà!と最後に呟くように歌う前にブラボーがきちゃった。
で、会場からは苦笑いも聞こえてきて・・いったん落ち着いてから彼女もオケも「Babbo, pietà, pietà!」と続いけ歌いました。さすが！

コミカルな演出でまるでコミックの世界でした。

ジャンニ・スキッキ
GIANNI SCHICCHI
Gianni Schicchi
Misha Kiria
Lauretta
Mané Galoyan
Zita
Annika Schlicht
Rinuccio
Andrei Danilov
Gherardo
Burkhard Ulrich
Nella
Karola Pavone
Betto di Signa
Michael Bachtadze
Simone
Andrew Harris
Marco
Dean Murphy
La Ciesca
Arianna Manganello
Maestro Spinelloccio
Jörg Schörner
Amantio di Nicolao
Markus Brück
Pinellino
Artur Garbas
Guccio
Gerard Farreras
Buoso Donati
Derrick Amanatidis

最後のカーテンコールでオケピも居残り。
お疲れさまでした。
終演は２３時過ぎ。

おなごり惜しいですが。。そろそろサヨナラですね。

なんと、向かいのスーパーがまだ空いていたのでお買い物。

この時間になるとセルフレジは開いていません。
私の前は若者一団。一人一人飲み物や食べ物をもっていてい、あちゃー個別会計か?と思いきや、会計は一括。
で、レジのおねーさん（おばちゃんに）カードをトランプのように数枚広げて、一枚選んでと・・
まるでロシアンルーレット？当たりの人のカードで一括決済されました。面白ーいとおもいながら見てたおばちゃんです。

こんな時間になっちゃった。こんな時間になっちゃったけど、明日もお休みなのでみんな急いでません。

で、帰って食べなきゃいいのに・・・誘惑に勝てない私。
かといって調理するつもりはまったくない。

〆のラーメンは現地調達。
照り焼きって・・・ビミョーでした。

この旅行記へのコメント （3）

• frau.himmelさん 2023/11/09 00:13:13

  タイトル名書き終わらないうちに飛んで行ってしまいました

  すみませんm(__)m

• frau.himmelさん 2023/11/09 00:11:08

  mou

  kaoluさん、
  もう3作目ですか？早いですね。
  こちらの方は「後が無いかも」なんておっしゃらないでくださいね。
  でも、動機の「後が無いかも」はすごく身に染みてわかります。何が起こるかわからない世界情勢、ほんと行けるうちに行っとかなければ・・ですね。
  
  プッチーニ3部作、3時間半以上ですか、長いですね～。ほんとにお好きなのですね。
  ところであのStaats Ballett Berlinのプログラム看板（黄色い看板）、あの写真は一体何なのか、首をあっちに向けこっちに向けてみたけれど、どうしてもわからん（笑）。人間の身体の一部と言うことは判るのですが。
  
  ベルリンのあちこちの写真、懐かしいです。
  
  himmel

  kaoluさん からの返信 2023/11/10 14:09:33

  Re: mou

  himmelさん
  
  こんな誰も読まないであろう記事にまで目を向けてくださってありがとうございます。（笑）
  
  私の場合、コロナ後の世界観は、「後がないかも」に代ってしまいました。
  直接なにか変化があったかというと、そうでもないんですがね。
  
  旅の仕方も随分変わった気がします。
  予定が立て辛くなってきましたね。まあ、あんまり予定らしい予定がもとから立ててないんですけど。
  
  ＞Staats Ballett Berlinのプログラム看板
  
  そういわれてみればじっくり見なかったか？（笑）
  裸の男性ダンサーの上半身と抱えられる女性ダンサーの足だと思ってるんですけど。
  PREMIEREN（初演）のシリーズ看板のような気がします。
  この画像をつかってるのが、こんな感じです。。
  https://www.staatsballett-berlin.de/spielplan/stueck-detail/stid/overture/89.html#a_181
  
  この前日見た、Staats Ballett Berlinの宣伝をドイツオペラでやってるんですね。よく考えたら。
  
  ベルリン市内は、ドイツ人観光客があふれていました。