1938年11月9日　ポグロム（水晶の夜）（砂布巾のＬＷ　第４章７）

2016/11/05 - 2024/11/08

1938年11月9日　ポグロム（水晶の夜）（ユダヤ人、ドイツ各地）

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　心からの感謝を込めて　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂布巾

2023年「砂布巾のLWほぼ完結の旅」で写真を追加するなどの改訂を行いました

エリア ベルリン(ドイツ)

　　＊グルネヴァルト駅
　この日パリでナチス高官がユダヤ人青年に殺害された事件の報復として、ドイツ国内で大規模なユダヤ人迫害が起こった。砕け散ったガラスが水晶のように輝いたのでかつては「水晶の夜」（Kristallnacht）と呼ばれていた。ナチス側はドイツ人の家屋に延焼しそうな場合にのみ消火活動を行うなど事態を傍観した。

　　＊４番線まであって、いきなり17番線が登場する
　事件の背景にはある意味ドイツ以上に反ユダヤ主義的なポーランドが新旅券法を布告し、施行前にもかかわらず国境を封鎖し、青年の家族を含むポーランド国籍を持つユダヤ人の帰国を認めなかったことにあった。

17番線 モニュメント・記念碑

　　＊17番線
　翌年５月脱出を決意したユダヤ人を乗せた客船セントルイス号が最終的にアメリカに着いたが、入国は認められなかった。入国に消極的だったのは不景気もあったが、翌年イギリス人子弟を受け入れる法案は満場一致で可決した。つまりユダヤ人がドイツに留まることは困難だったが、ドイツから出国するのも困難だった。　　　　　　（後半の参考産経新聞）

*1944年6月15日　ベルリンからアウシュビッツまで29人のユダヤ人が移送される
もくじへ　https://4travel.jp/travelogue/10681693

17番線 モニュメント・記念碑

＊このように日付と人数、移送先が両側のプラットホームにびっしりはめ込まれている　

17番線 モニュメント・記念碑

＊初めて見学したユダヤ人慰霊碑　ブランデンブルク門から近い場所

虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑 (ホロコースト記念碑) モニュメント・記念碑

＊中は迷路のようになっている　設計者の意図はよく分からない

＊地下は見学スペース

＊ポーランドの約300万人は際立つ　「シンドラーのリスト」で言及されている通り、現在ポーランドに住むユダヤ人は僅か6千人と言われる

＊デンマークの数の少なさはデンマーク人のユダヤ人に寛容な態度一因がある「デンマークの正義とテレジン収容所」の項目をどうぞ　フィンランドがないのは凄い

＊家族の肖像が数多く展示されている

＊ひときわ目立つシナゴーグ　再建されたものであることは言うまでもない

新シナゴーグ 寺院・教会

＊ユダヤ人墓地　おじさんの案内でご婦人が見学されていたので、入らせていただこうかと思ったが、おじさんは一言　closed　別の日に出直してみたが、やはり施錠されていた

＊グダニスクの第二次世界大戦博物館に展示されていたポスター
　再現されたものだろうが、ユダヤ人のイメージを歪めている意図が伺える　

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