2023/10/11 - 2023/10/12
247位(同エリア425件中)
まつこさん
この旅行記のスケジュール
2023/10/11
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徒歩での移動
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電車での移動
8:23 熊野市発 紀勢本線 新宮行き
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8:54 新宮着 徐福公園など駅前を散策 9:42 新宮発 きのくに線 紀伊田辺行き
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電車での移動
10:44 串本着 レンタカーで潮岬、樫野崎を巡る 14:01 串本発
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電車での移動
15:55 紀伊田辺着 駅前の土産物屋をのぞく。 16:20 紀伊田辺発 きのくに線 御坊行き
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電車での移動
17:11 御坊着 17:40 御坊発 きのくに線 和歌山行き
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電車での移動
18:43 和歌山着
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徒歩での移動
2023/10/12
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電車での移動
9:55 和歌山発 和歌山線 王寺行き
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電車での移動
12:07 高田着 12:25 高田発 大和まほろば線 奈良行き
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電車での移動
12:40 三輪着 駅周辺を散策 昼食 14:40 三輪発 大和まほろば線 奈良行き
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電車での移動
15:05 奈良着 おやつ休憩 15:37 奈良発 みやこ路快速 京都行き
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電車での移動
16:21 京都着
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この旅行記スケジュールを元に
紀伊半島一周旅行の2日目は、熊野市駅を出発して海沿いに和歌山まで行きます。
見所の多い区間なのであちこち観光したいのですが、乗継時間の制約もあり、串本で3時間だけレンタカーを借りて潮岬に行きました。
紀伊田辺では30分だけ時間があったので駅前をスピード探索しました、
この区間は特急の通過待ちと駅での対向列車の待合せが多くて、普通列車の旅は思った以上に効率が悪く、和歌山駅に到着した時はとっぷりと日が暮れていました。
3日目は大阪湾ではなく内陸部に入ります。和歌山線、大和まはろば線、奈良線を乗り継いで、途中三輪駅で昼食をとり、奈良、京都で旅も終了です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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熊野市駅を8:23に乗車して、乗継の新宮に向かいます。この区間は七里御浜という28kmも那智黒石の渚が続き、日本渚百選にも選ばれた海岸線なので、車窓から太平洋の眺めを期待していたのですが、線路と海岸の間に民家が立ち並び、残念ながら海岸は一部しか見られませんでした。
こうして到着した新宮で次の電車まで約1時間の待合せがあったので、駅前を探索することにしました。
まず駅前で目についたのがこの像です。新宮に伝わる火祭り、「お燈まつり」装束を纏った親子の姿を現した像だそうです。 -
駅を出てすぐ左手に中国風の大きな門が色鮮やかに立っています。「徐福公園」とあります。
徐福とは秦の始皇帝から不老不死の薬を求めて中国から日本に流れ着いたという伝説の人。日本各地に渡来伝説が残っています。 -
狛犬が日本の神社に居るものと雰囲気が違います。
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奥は徐福のお墓だそうです。と言っても実際お骨があるわけではなく、1736年に藩主徳川宗直によって建立されたものです。お墓があるのは日本では新宮だけだそうです。
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お墓の前には鯉の泳ぐ「不老の池」と木立があり涼やか。
徐福公園から1本通りを挟んだ所に地方発送もしてくれるミカン専門店があったので、野菜不足解消のためにミカンを2袋購入しました。1袋200円、格安でも甘くておいしかったです。 -
新宮を出ると、トンネルと交互にリアス式海岸の深い入り江があり、最奥に駅がある、といった景色が続きます。
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太平洋に繋がっているとは想像できないような穏やかな海です。
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鯨漁で有名な太地の駅は特に深い入江の奥の高台にあり、地元の子供達が描いた鯨の絵が駅を彩っていました。時間があれば下車したかったなぁ。
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そうこうするうちに串本に到着しました。駅のコインロッカーに荷物を預け、駅から徒歩5分のレンタカー屋さんで車を借りて、本州最南端の潮岬灯台にやってきました。
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灯台から見下ろす太平洋。
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灯台は内部を昇る事ができます。螺旋階段を65段ほど登ったかな?
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階段を昇りきると、急な梯子が待っていました。上りと下りは別ルートになっているけど、人1人がやっと登れる狭さ。慎重に手すりを掴んで昇りました。
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階段の昇り口横には資料展示室があり、実物大のレンズやライトも見られます、
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このライトが中心で回転するんですね。
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次に潮岬から、隣の大島にある樫野崎灯台に向かいます。ここはァ~串本♪向かいは大島~、て唄、知ってる方はかなりのお歳です。
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大島に架かる橋に上るループを1周します。
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頑丈そうな橋です。
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樫野崎は1890年トルコの艦船エルトゥールル号が座礁して500名もの犠牲者を出した折、地元の日本人が乗組員を救護をした岬です。この遭難をを機にトルコの人たちと日本人の間に友好が高まりました。トルコ記念館は日本とトルコ、互いの敬意が感じられる立派な記念館でした。
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エルトゥールル号の犠牲者の慰霊塔。この搭の大きさから、日本とトルコの親密さがわかりました。
周辺にはトルコ雑貨のお店などもあり、曜日限定で営業しています、 -
慰霊塔を更に進んだ一番奥が樫野崎灯台です。官舎跡や資料館も同敷地内にあります。
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この灯台は外側の階段を上れます。登った正面で灯台の大きなレンズが間近に見られます。
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全体を見るとこんな感じで外階段がつながっています。
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この辺りの海岸でエルトゥールル号は座礁したのかと想像してしばし厳粛な気持ちになりました。
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3時間も時間があったから、串本で海鮮料理を食べるつもりだったのに、潮岬と樫野崎を回っただけで時間切れ。
今日も昼食はお弁当になりました。ほぼ貸切状態の電車の中で、車窓の景色を楽しみながら開くお弁当も格別です。
サンマ寿司と高菜で巻いた巻き寿司、いなり寿司、サバのバッテラの組合せ。スーパーのお弁当ながらとびきりの旅気分が味わえました。 -
途中、待合せで停車した「みろづ駅」。珍しい駅名ですね。
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見老津(みろづ)駅は改札からかなりスロープを上った場所にホームがあります。線路が駅舎の屋根くらいの高さ。津波を避けるためか、この辺りの紀勢本線の線路は例外なく高い所に敷かれています。
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側に津波避難タワーの建っている駅もありました。
御坊を過ぎると次第に昇降客も増え、都会に近づいた感覚があります。社内が満員になってきて、窓の外がとっぷりと暗くなった18:43、和歌山駅に到着しました。 -
和歌山での宿は「東横イン和歌山駅東口」。通常のツイン料金だけど、今日の部屋は特別に、ベッドはキングサイズとクイーンサイズのベッドで広々でした。
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夕食は駅西口にある「多田屋」さんで。タコが地元産らしくシコシコと噛みごたえあり。
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スジどては味噌味。
2泊3日の旅も明日を残すだけとなりました。大阪に近づくと、ほぼ紀伊半島を制覇した達成感が湧いてきます。 -
3日目の朝食。
無料朝食のひじきご飯とじゃこご飯、ロールパンサンドとクロワッサンサンドが食欲をそそる。 -
たま駅長で有名な和歌山電鉄のホームは、JRの和歌山駅とフェンス1枚で隔てられています。たま電車も良いけど、いちご電車もかわいいですね。
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和歌山からは王寺行きの和歌山線で内陸部に入ります。
稲穂の垂れた田んぼや、柿やミカンの成った果樹園が沿線に広がってきます。 -
吉野山の入口、吉野口駅では外国人観光客も結構乗り込んでこられました。
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高田で奈良行きの電車に乗り換え。やがて三輪駅に着きました。
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三輪駅は外から見るとこじんまりした古風な駅です。
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駅を出て大神神社に続く細い商店街には、素麺屋さんや果物屋さんが並んでいます。素麺の節なんかも安く売っている
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大神神社に向かう踏切から駅の方向を眺めると、左手に大神神社の大きな会館がそびえています。
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さらに参道の突き当たり、三輪山に向かい、大きな鳥居が立って参拝者を迎えます。鳥居の中は深い森。
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旅も3日目で、やっとご当地の食堂に入れました。
参道にある「万直し」さんでにゅうめんと柿の葉寿司のセットをいただきました。 -
三輪駅から再度奈良線に乗り込み、奈良に到着。
次の乗継まで30分あったので、駅の建物内にある葛料理専門店の「天極堂」さんで葛ソフトを食べ、暫しの休息をしました。旅もいよいよあと少しとなりました。
葛ソフトは味は普通のバニラとそれほど違わないものの、心なしかぼってりした食感でした。 -
奈良から京都まではみやこ路快速であっという間に移動できました。
これが3日間お世話になった乗り放題パスです。連続した3日間の使用という制約があるのがプレッシャーです。
青春18切符と違い、自動改札機で通り抜けられるのが便利でした。3日間の使用でヨレヨレになったけど、お世話になったね、ありがとう。
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旅行記グループ 秋の乗り放題パスでまわる紀伊半島一周
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