2023/10/08 - 2023/10/18
162位(同エリア3080件中)
シマリスさん
コロナで旅の予定が頓挫してしまい計画から足かけ四年、欧州鉄道ひとり旅がようやく叶いました。パリからロンドンへの変更以外、ほぼ計画通りの旅です。イギリス、オランダ、ベルギーと3カ国5都市を鉄道で巡りました。大まかな予定だけを決め、行き先は当日に決める自由なひとり旅です。国際列車が来ないトラブルに遭遇する災難を経験をしたり、旅先で出会った人達の親切が心に染みたドラマチックな11日間でした。
備忘録です。
5日目はアンネ・フランクの家を見学した後にタリス一等車で食事を楽しみながら移動…のはずが、列車が来ないトラブルに遭遇。たくさんの人と出会い、親切に感謝しながら移動する様子をブリュッセル到着まで記します。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝食
頑張って食べましたが、今日はパンのお皿を完食できませんでした。盛り過ぎました… -
今日も曇り空。
-
オランダで1番楽しみにしていたアンネの家に行きます。
-
ホテルから近いので徒歩で向かいます。
-
アンネ・フランクの家、9時予約。
立派な建物ですが隠れ家はそのままの状態で保存されており、当時のままです。館内撮影不可。
日本語イヤホンガイドで丁寧な解説とともに見学でき、所要時間は約1時間でした。
オランダで最も行きたかった場所でアムステルダム滞在最終日の朝に行くと決めていました。
8/29夕方に公式ホームページから予約、16ユーロ。
予約はすぐ一杯になると聞いていたので準備してました。列に並んでると当日に入れなくて残念がっていた人が一定数いました。
子供の頃に読んだアンネの日記を旅の前に再読して準備万端で訪れました。ここはオランダに行かれたら是非訪ねて欲しい場所です。 -
一家が住んでいた事務所奥の回転式本棚、狭い急な階段、トイレ、台所、アンネが日記を書き続けた部屋、ベッドや部屋に貼られた色褪せたポスターや写真、ペーターの屋根裏部屋などがそのまま丸ごと保存されてます。
実際に足を踏み入れると日記ごとそのまま中に、アンネがいた暮らしに飛び込んだような錯覚に陥り胸がいっぱいになりました。そして魂を鷲掴みにされるような息苦しい、形容し難い気持ちになりました。
人種差別の恐ろしさやアンネの過酷な暮らしぶりに思いを馳せると帰り道は暫く気持ちが沈みましたが知ることの尊さ、実在するアンネの家を実際に見ることができたのは本当に貴重な時間でした。
オランダを訪ね、最も心を揺さぶられた見学となりました。 -
夏休みに友達とアンネの家を一足先に訪ねた息子に見学後はブルーになってしまった…と送信。
アンネは夢を果たした
返信がすぐ来ました。
そうだね、アンネは小説家になるのが夢でした。
元気が出ました。 -
この景色ともお別れです。
12時にチェックアウト。
雨が降ったり止んだりで肌寒いです。 -
駅に行く途中、スーパーでお水を購入。
-
自販機の美味しかったコロッケをもう一度味わいたくて店内に入ったのに悩んだ挙句、タリスの一等車の食事が食べられるのだからと自分に言い聞かせて我慢しました。写真撮っただけ。
まさかこの後、夜まで食事ができないなんて1ミリも想像してなかった。あの時にコロッケ食べておけば良かったと後悔することに。 -
アムステルダム中央駅、改札はタリスのモバイルチケットがスマホに入ってるのでかざして入りました。
-
駅構内にも自販機のコロッケ。余程コロッケに未練があったのか写真撮ってました。笑
-
タリスの案内が中々でなくて駅員に聞いたらこのプラットフォームで待つよう言われた。
この時は1等車に乗るワクワク感でいっぱいでした。
THALYS
Amsterdam 13:11発
Bruxelles-Midi 15:08着 -
焦ってブレブレですが、
「この駅からは出発しません。別の列車でロッテルダムまで行くこと」と表示されています。
は?どういう事?
この時、既に12時48分。
ロッテルダムでタリスに乗れって事?
さっぱり意味がわからない。
誰かが、ロッテルダム行きは2Bだ!急げ!と叫んでます。 -
慌てて2Bプラットホームへ移動してロッテルダム行きに乗車しました。そして13:09にEurostarからメール受信
『ロッテルダム中央駅の列車の再利用のため、ユーロスターの出発駅が変更になりました。13:11[DEFERRAL_STATION]出発し、15:08にブリュッセル南に到着します。
最新情報については、Eurostar.com または Eurostar アプリをご覧ください。』
出発2分前にこんな内容のメール、遅すぎます。 -
同じタリスに乗車予定だったスペインから来ていた人達が途中下車しました。
どこ行くの?と焦って声かけたら
僕たちは違うルートにするよ
だって… -
タリスに乗るはずだったシドニーから来ていた70代の老夫婦と私は一等車に残りました。聞くとアムステルダムからタリスでパリ北駅まで行くはずだったと教えてくれました。
どうしたらいいのかわからずに困り果て、一等車の乗務員に相談したらロッテルダムのインフォメーションセンターがスタバの近くにあるから相談しなさいと教えてくれました。アムステルダムにタリスが来なくて戸惑っていた私達3人の事を心配して何度も話かけてくれました。英語が流暢ね!と老夫婦が乗務員の英語を褒めると三年間イギリスで英語の勉強した話をしてくれました。老夫婦が日本へ旅した話、私がオーストラリアに行った時の思い出話をして、すっかり仲良くなりました。ここから老夫婦と一緒に行動することにしました。誰かと一緒だと心強いです。 -
1時間かけてようやくロッテルダム中央駅に着きました。
老夫婦の荷物はムッシュが特大スーツケースと私と同じ大サイズのスーツケースにリュック、マダムは大サイズスーツケース2個に機内サイズスーツケース1個にショルダーバッグ。ナント夫婦でスーツケース5個!スーツケース大量持参でビックリ。
特大スーツケースか大スーツケースかでクヨクヨ悩んでいた自分は完全に負けてます。しかも重いスーツケースで移動する不安が払拭できず、いつもの特大サイズを選ばなかった私…
お二人から特大スーツケースで大丈夫なのだと、改めて勇気を貰いました。
ムッシュは足が悪いみたいで片足痛そうにしていてゆっくりしか歩けない。
見かねてムッシュの特大スーツケースを私が持つ事にしました。
初めは遠慮されたけれど手伝う事を喜んでくれました。
左手は自分の大スーツケース、右手はムッシュの特大スーツケース、背中にリュック、ショルダーバッグを斜め掛けの格好で移動しました。
風邪引いて喉が痛くて咳も出て体調悪かったけれど、誰かの為だと思うと不思議と力が湧いてきました。
助け合うことで前向きになれました。 -
写真中央より少し左奥のインフォメーションセンターに行くとアムステルダムでタリスに乗るはずだったスペイン人達と合流しました。怒ってる人に諦め顔の人、冷静な人、国籍もバラバラで色んな人がいました。
-
少し戻り改札出て左手にある窓口に行くよう言われました。
-
窓口にて。
取り敢えず、機械でインターナショナル(国際列車)を選択、操作して番号札を取ります。荷物を持っていたのでシドニー在住のマダムが代わりに番号札を予約してくれました。優しさに感謝です。 -
番号札。
インターナショナルの番号表示が全然進まない。
大声で係員が『オランダ国内列車の人が優先です!』とか言い出して、一緒にいたイタリア人男性が「おかしいだろ!インターナショナルはいつまで待たされるんだよ」と怒りの抗議してました。
インターナショナルは何人いますか?と係員が聞くと皆一斉に手を挙げ、人数の多さに係員が驚いていると、
『私達はワンチームなんだ。私が代表で列車の変更内容を聞く』とフランス人年配のムッシュが言ってくれました。
素敵すぎる、交渉の手間が省けて助かりました。
全員から紙チケットを回収して纏めて係員に渡してくれました。電子チケットの人は別の係員が対応。
皆んなで輪になってお喋りしながら手続きが終わるのを待ちます。アジアの人は私だけでしたが皆んなフレンドリー、ワンチームは不思議な連帯感がありました。 -
タリスのチケットは念のため、モバイルとは別に紙で用意していました。紙にシールが貼られ比較的スムーズ、紙チケットを用意しておいて正解でした。ちなみにモバイルのみの人は係員が違う紙にモバイルから番号を手書きで書き写したりして時間がかかっていました。
結局、トラブルがあったら必ず紙になります。モバイルで全て完結したい人はチケット買う時に変更可一等車のチケット(通常料金の3倍)選択すればOKです。インフォメーションセンターに行ったり窓口に並ぶ必要もなく、Eurostarのアプリで完結し便利です。
かなり高額で悩ましい…
皆それぞれ別のプラットフォームを案内されたのでチーム解散、ここでお別れです。
オーストラリア人老夫婦に、一緒にいてくれて心強かったとお礼を伝えて固い握手を交わしました。
さようなら、良い旅の続きを祈ります。 -
ここからは一人きり。
15時11分に出るICD(インターシティダイレクト)に乗るよう言われました。
このチケットでホントに大丈夫なのか? -
無事列車に乗ったけれどガラガラなので適当に座りました。中々発車せず列車は20分遅れで15時35分に出発。
朝食から何も口にしてない。
水とバッグに入っていたお菓子で我慢します。
きっと長丁場になるに違いない。1人だから眠くならないよう気をつけました。 -
車両は一等車です。タリスのチケットが一等車だったので当然のように座っていました。途中アントワープで長く停車、アナウンスもないし不安になりました。その後もノロノロといくつかの駅を過ぎた時、車掌にチケット提示を求められました。
ロッテルダムで新たにシールを貼られたタリス一等車の印刷した紙を見せて経緯を説明しました。説明のやり取りは割愛しますが最終的に
「今回は特別に認めますが…」と前置きした後に
「本来はタリスのチケットでこの列車に乗車はできません。あなたに特別な対応をしますが次からは乗車できませんから気をつけて下さいね」女1人で旅する疲れた顔をした日本人に同情してくれたのでしょうか…
話し方もソフトでとても優しい乗務員さん、親切が染みました。
おかしいなと正直、ずっと思ってました。パリ北駅行きの数人はEurostarのプラットフォームでした。ブリュッセルまでしか行かないので早く辿り着けるようロッテルダムのスタッフはこの列車に乗るよう指示してくれたのかな?でも、このチケットで乗れないなんて聞いてないよ!真偽は分かりませんがこんなことなら皆とEurostarに乗りたかったよ… -
ブリュッセル中央駅から徒歩1分でノボテルが見えます。ホテルの横を下りながら通り過ぎて右に曲がるとエントランスがあります。大きなホテルです。
スタッフはフレンドリーです。 -
やっと部屋に辿り着きホッとしました。もう、クタクタです。
1人利用ですが補助ベッドがありました。
広いです。 -
バスルーム
バスタブが広くて快適でした。 -
トイレ
ヨーロッパ四つ星クラスでトイレ独立タイプは貴重です -
クローゼット
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ポット、セキュリティボックス、コーヒー紅茶等
冷蔵庫の中に無料のお水が一本つきます。 -
部屋で少し休憩してたら気力が復活しました。
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返金手続きを今日どうしてもしたくてもうひと頑張りします。
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南駅まで一駅です。
ブリュッセルはコロナ前に来たことがあり土地勘あるのでスイスイ。 -
ブリュッセル南駅
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窓口を探します。
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別日にブリュッセル南駅で撮影。
左のガラス張りのカウンターがEurostarの窓口です。
事情を説明して全額返金手続きしました。チケットの紙をガラス張りの所に見せたら簡単でした。紙最高!
円安が進んでチケット代が少しでもプラスになって返金されるといいなぁ。海外の人が安いニッポン、喜ぶはずだわ。 -
Make refund用紙を無事受け取りしました。
返金手続きを終えブリュッセル中央駅に戻りました。 -
鉄道トラブルに19時前までかかってしまいました。
ホテル出発してから7時間近く経過しましたが、ヨーロッパ国際列車はトラブルと常に隣合わせ。一等車でランチ食べながら優雅に移動して15時すぎに着くはずだった。
でも、こんな経験なかなか出来ない。たくさんの人達と言葉を交わしながら優しさに触れ、何より出会った皆がとにかく親切だった。無事到着できたから全てOK!
このトラブルを経験した事でどこへだって行けると更に自信がつき、得たものも大きかったです。 -
明日のお宿を確認してから
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グランプラスを愛でて
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再びブリュッセルに戻ってこれた事に感謝しました。
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夜景は初めて見ました。
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これをどうしても見たくてブリュッセル 再訪を決めました。
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イベントをやっていて賑やかです。
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シェ・レオンでムール貝。
コロナ前にパリで食べて美味しかったから本場ベルギーで食べたくて来ました。
昨日から喉が痛くて抗生剤服用してるのでビールは我慢。
スプライトにしました。 -
体調悪いせいか、ポテトもムール貝の塩味が強く感じて半分も食べられなかった。悲しい。
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お店を出る頃は並んでました。大人気です。
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ピエールマルコリーニでマカロン購入。大好きなお店。
とても美味しかった。甘いものは別腹です。
長い1日を終え静かな部屋でお茶を飲みながら1日を振り返りました。
寝心地の良いベッドで早めに休みます。
明日はホテルを移動して体調と相談しながら観光地を決めるつもりです。
6日目へ続きます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- イタリア大好きさん 2024/10/23 18:10:32
- 大変でしたね。
- 「ヨーロッパの鉄道はトラブルと隣り合わせ」。まさにこれを地で行く移動でしたね。私も去年のドイツでハンブルグからフランクフルトへの便がキャンセルになって別便を取り直して移動したのですが、空港駅までしか行かず、そこからは別切りのチケットを買って中央駅まで移動したの思い出しました。でもそんなトラブルとは段違いのトラブルでこれを乗り切ると言うのはさすがシマリスさんですね。
やはりフランスの国鉄は保険をプラスして買っておきます。でも異国籍の人たちが「ワンチーム」になって動くのはなかなか壮観でしたでしょうね。旅慣れておられるから乗り切られたのではないでしょうか。
- シマリスさん からの返信 2024/10/24 07:41:34
- Re: 大変でしたね。
- イタリア大好きさん
イタリア大好きさんも上手くトラブルを切り抜けて旅をされてるのですね。
この時の経験はまさに一期一会、一生の思い出です。スーツケースを持っていたのでその時は大変でしたが、誰かと一緒に行動できる安心感を再確認した出来事でした。大事なく楽しめる旅が勿論良いのですが、突発的なトラブルを乗り越えた経験はプライスレスです。
返金手続きをしたタリスのチケット代金、いつまでも返金されないので連絡したら「忘れてた」らしいです。3ヶ月後に無事返金されましたが適当すぎて笑えました。
たくさんのいいねとコメントをありがとうございました!イタリア大好きさんの京都の旅行記がとグルメで参考になりました。どれも美味しそうでお腹空いてきました。猫カフェにいたニャンコ達がカワイイ!!朝からとても癒されました。
シマリス
-
- OASISさん 2023/10/28 08:41:34
- 大変~
- シマリスさん
何となく予告されていたのでとっても気になっていましたが、大変な移動となりましたね。具合も良くなかったみたいで、無事生還されて何よりです!
私のアムステルダム計画はパリで娘と合流する予定なので、電車が遅れるのは色々な意味で面倒になりそうです、絶対紙のチケットを持って行こうと思いました。
最近はスマホを頼りにしすぎていたので、改めてプリントアウトの重要性を確認できました、それからアムステルダム駅の朝の様子も参考になりました!ありがとうございます。
OASIS
- シマリスさん からの返信 2023/10/28 13:02:19
- Re: 大変~
- OASISさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます。
遅延でも運休でもなく別の駅(しかも遠い)から発車なんて想定外、常に訳がわからない状態でした! 笑
アムステルダムの電光掲示板を見るとタリスの後の13:47発ロンドン行きEurostarも運休になっています。
この夏、大学生の息子がパリからアムステルダムにタリスで移動した時も列車運休、次のタリスに振替で夜中にアムステルダム到着したそうです。
ロンドンに戻るEurostarは普通に移動できたのでトラブルの確率は低い印象です。でも紙チケットはトラブルの際に威力発揮しますから是非、持参して下さいね!
ヨーロッパ旅行までもうすぐですね。
お嬢さんとパリで待ち合わせ、なんて素敵なんでしょう!羨ましい~。
良い旅になりますように。
シマリス
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