2022/11/14 - 2022/11/14
717位(同エリア4228件中)
milkさん
1年近く前になりますが、せっかく写真を撮っておいたのでさくっと旅行記を作成する事にしました。
昨年11月、旧岩崎邸庭園にて仮屋崎省吾さんの「旧岩崎邸庭園にて堪能する美」という企画展が開催されていました。
一度行ってみたかった旧岩崎邸庭園。
この機会に行ってみる事に。
華やかに飾られた邸宅内はとても綺麗でした。
年が明けて今年の2月、すっかり旅友となったるなさんとお茶の水にある山の上のホテルの「ヒルトップ」でランチ&パフェ。
お茶の水界隈のお散歩と共にお届けいたします。
簡単な旅行記になりますが、ご興味ある方はよろしかったらご覧下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
秋晴れのお休みの日。
家にいるのももったいなくなって、出かける事に。
少し前にマリアンヌさんが行っていらして、仮屋崎省吾さんの作品が展示されているのを知り、旧岩崎邸庭園に行ってみる事にしました。
旧岩崎邸庭園、一度行ってみたかったのよね~。
せっかくなので、不忍池を通って行こう。
夏には大きな蓮の花を咲かせる不忍池。
葉も人の背丈ほどの大きさになり、池を覆いつくすのですが...。
この時期は見るも無残な枯れ姿に。
遠くには弁天堂が見えます。不忍池 自然・景勝地
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上野駅から歩いて10分ほどで旧岩崎庭園に到着。
広い敷地なのね。 -
気持ちの良い並木道を歩いていくと...。
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旧岩崎邸が顔を出しました。
★旧岩崎邸庭園(公園へ行こう!)
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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イチオシ
ちょうど銀杏の葉が落ち始めていて、黄色の絨毯が。
旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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旧岩崎邸は明治29(1896)年に岩崎彌太郎の長男で三菱第三代社長の久彌の本邸として造られました。
国の重要文化財に指定されています。
往時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいましたが、現在は3分の1の敷地となり、現存するのは洋館・撞球室・和館大広間の3棟のみだそう。旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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こちらの建物は岩崎家の迎賓館として用いられた西洋館です。
設計は三菱・岩崎家の仕事を数多く手がけたジョサイア・コンドル。
鹿鳴館を手掛けた建築家としても有名な方です。
全体のスタイルや装飾は英国17世紀のジャコビアン様式を基調としているそう。旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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エントランスにはコロニアル様式を思わせるイオニア式の列柱が。
コロニアル様式はコンドルが得意としていたものだそうです。旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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見れば見るほど素敵な建物ですね~( *´艸`)
旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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振り返ると樹齢400年と言われる大きな銀杏が存在感を放っていました。
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この日は『旧岩崎庭園で堪能する「美」』と称した、假屋崎省吾さんの企画展が行われていました。
入場料は400円。
通常料金とはなんて良心的(^o^) -
では、入ってみましょう。
エントランスでは早速假屋崎さんの作品がお出迎え。旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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旧岩崎邸は建物が重要文化財。
この建物を見るの楽しみにしていました。
素敵なエントランス。 -
入り口のドアの上のステンドグラスは色付いた銀杏の色に染まっていました。
玄関のタイルは英国ミントン社製。
美しいですね~。 -
入り口からみえたのはこちらの作品。
恐らくエントランスから美しく見えるよう、計算されてここに飾られたのでしょう。 -
入ってすぐにあるホール。
天井の意匠、床の木組、暖炉のしつらえなど、随所に手の込んだデザインが施されています。 -
暖炉に使われているのも英国ミントン製のタイル。
暖炉のタイルって好き( *´艸`) -
各室に暖炉があり、こうした設備の有無が本格的な洋館の証のひとつとされているそうです。
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まずは大食堂。
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鮮やかなお花は着色パームボートや着色枝垂れクワで作られていました。
ペーパークラフトのようにも見えたのでちょっとびっくり!
斬新なデザインですね。 -
ベランダにも出られるようになっていたようです。
このベランダのタイルもミントン製。 -
お隣のお部屋は客室。
暖炉の上に飾られているのは水玉のお花たち。
こちらは「水玉アートフラワー」となっていました。
生花を使うだけではないのですね。 -
こちらはまた見事な作品!
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この色使い、好きかも( *´艸`)
ブルーの蝶々がまた映えますね。 -
このお部屋の壁紙も素敵でした。
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夫人客室。
設計者コンドルが好んで用いたイスラム風デザインが取り入れられています。 -
こちらにも着色パームボートを使ったお花が。
やっぱりこのブルーの蝶々が素敵。 -
このお部屋はシルクのペルシャ刺繍が施された布張りの天井になっています。
刺繍の解説もありました。 -
美しいバカラコレクション☆
1点のフィンガーボウルには紙製のシールが残っています。
バカラ社のグラスには現在バカラサインが彫られていますが、古い製品には彫られておらず、1862年~1936年まではブランドマークが印刷された紙製のシールが用いられていたそうです。
紙のシールでは洗った際に?がれてしまう事も多かったかもしれないので、残っているのは貴重なのでしょうね。 -
サンルーム。
窓の外には庭園が広がります。 -
岩崎久彌さんの家族写真。
この場所で撮られたもののようです。
当時の生活の様子が良く分かりますね。 -
暖房器具にはラジエーターが使われていたのですね。
美しい装飾が施されていました。
素敵だわ~。 -
広いサンルーム。
開放感があって気持ちがいい。 -
サンルームに飾られているのは生徒さんの作品。
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こちらはまたお見事!
流木を使った大きな作品が多く展示されていますね。 -
ここは書斎だったかな?
旧岩崎邸の模型が飾られていました。 -
ジャコビアン様式の装飾が見事に施された大階段。
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支柱のない構造が特徴。
側壁がない部分で手すりを支えるために段板に立てられる「手摺子」という棒で支えられています。
17世紀初頭になって木彫細工の手摺子が普及したそう。 -
華麗なアカンサス風の花模様がまた美しい。
洋館好きにはたまりませんね( *´艸`) -
その下には地下へと続く螺旋階段が。
旧岩崎邸庭園 公園・植物園
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この階段を降りて左手に進むと、洋館の東側にある撞球室(ビリヤード場)へ移動するための地下道に繋がっているそうです。
地下は洋館地上部分とほぼ同じ面積があり、スチームストーブ用の蒸気を生み出すボイラー室や調理室、倉庫、使用人の水洗トイレなどのバックヤード機能も備えていたそうです。 -
窓の装飾がまた美しい。
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花喰鳥(金唐革紙)
大階段の前に飾られていました。
幸運を運ぶといわれる一対の花喰鳥が象徴的に配された図柄。
現存する版木棒で作った作品だそうです。 -
この窓から眺める銀杏がまた素敵。
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では、2階に上がってみましょう。
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階段の途中にも明かり取りの窓。
ランプもかわいいです。 -
2階のホール。
天井も美しいですね。 -
うわ~、ここから見る姿も素敵☆
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イチオシ
こんなところにひっそりと飾られたお花。
調度品も素敵なデザインです。 -
客室。
まるで額縁から飛び出しているかのような躍動感が印象的。
純白の椿が可愛らしい。 -
それにしても、これだけ大きな生け花を置いてもお部屋が広く見えるのですから、大きなお屋敷ですよね。
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レースのカーテンも素敵。
窓からは大きな銀杏の木も見えますよ。 -
ピンク色のお部屋は婦人客室。
このお部屋、可愛い( *´艸`) -
暖炉も可愛らしいデザイン。
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このお部屋の装飾もイスラム風のデザイン。
壁の角に施されたアーチがイスラム風ですね。
こちらに飾られた作品はお部屋のエレガントさとはちょっと対照的に見えますが、優雅に咲いた百合の花が華を添えていました。 -
このお部屋のカーテンと壁紙も可愛かった~☆
-
こちらの客室はベランダに面していました。
プライベートな迎賓館として使われていた館なので、どのお部屋もおもてなしをするお部屋ですね。
ここで華やかなパーティーが開催されていたのかな~。 -
イチオシ
アンティークっぽい色合いのお花が素敵。
-
そしてこの壁紙が素敵過ぎる☆
貴重な金唐革紙の壁紙だそうです。
金唐革紙とは、ヨーロッパにおいて動物の革で作られていた金唐革を和紙で再現した物だそう。 -
こちらは明治16年にジョサイア・コンドルによって設計された鹿鳴館に使われていた金唐革紙の図柄だそうです。
鹿鳴館、残っていて欲しかったな~。
見てみたかった..。 -
そのお隣は集会所。
暖炉の上には大きな鏡。
お部屋が映り込んでこれまた美しい。 -
こちらの作品はまた存在感がありますね。
残念ながら私には花道の心得がないので何も分かりませんが、豪快さの中にある絶妙なバランスと躍動感には圧倒されます。 -
この椿はまた綺麗ですね~☆
シンプルに椿だけで作られた作品ですが、空間の使い方がさすがです。 -
イチオシ
コロニアル様式の美しいベランダ。
1階列柱はトスカナ式だったのに対して、2階列柱はイオニア式。 -
列柱上部のイオニア式の装飾が美しいですね。
庭園の先に見えるビルがちょっと残念。
建てられた頃はこんな高い建物はないでしょうから、自然豊かな景色だったでしょうね。 -
洋館の先には瓦屋根は和館。
この後、行ってみましょう。 -
客室と談話室の前に置かれていた作品には孔雀の羽が使われていました。
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1階に降りて来ました。
和館へと続く廊下。
窓から光が注ぎ込みます。 -
廊下の途中にあったこちらのお部屋は公開していないようです。
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気になってちょっと覗いてみた。
いずれ公開予定なのかしら? -
途中、もうひとつ階段を見つけました。
こちらはシンプルだけど美しい。 -
うわ~っ、このステンドグラス綺麗。
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廊下に設置されていたラジエーターがまた素敵でした。
天使ちゃんまでいますよ( *´艸`) -
ここからは和館へ続く渡り廊下。
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イチオシ
和館は書院造りを基調に作られています。
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お庭にも作品が飾られていました。
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やっぱり和室に生け花は落ち着きますね~。
奥の襖には明治期の日本画の巨匠、橋本雅邦のミミズクの板絵があったのですが、作品に目を奪われていたので気付きませんでした。
後で拡大してみると、枝に止まっているかのようなミミズクの姿が...。
この写真では画像がかなり荒くなって良く見えなくなってしまったので、乗せるのは止めましたm(__)m -
完成当時は建坪550坪に及び、洋館を遥かにしのぐ規模を誇っていましたが、現在残されているのは冠婚葬祭などに使われた大広間の1棟だけだそう。
施工は大工棟粱とし、政財界の大立者たちの屋敷を数多く手がけた大河喜十郎と伝えられています。 -
廊下から鑑賞できるように置かれた作品たち。
お庭にも良く馴染んでいますね。 -
イチオシ
広間に飾られた作品の素晴らしい事!
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イチオシ
床の間いっぱいに飾られた作品はまさに圧倒される美しさ☆
空間との調和も素晴らしい...。
華道の心得がまるでないので、見て感じたままの感想しか伝えられないのがお恥ずかしい...。 -
假屋崎省吾さんの世界、堪能させて頂きました。
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サイン会も開催中ですよ~。
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お庭に出てみると、洋館と和館が繋がっている様子が良く分かりました。
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洋館のベランダ側。
なんて美しい建物なのでしょう!
大正時代にはドレスに身を包んだご婦人たちがこのベランダでおしゃべりを楽しんだのかしら? -
大きな窓ガラスが美しいサンルーム側。
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イチオシ
建物だけ見たら、まるでイギリス!
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ちょっと離れたところにある撞球室(ビリヤード場)
スイスの山小屋風の造りとなっています。
全体は木造建築。
校倉造り風の壁、刻みの入った柱、軒を深く差し出した大屋根などはアメリカの木造ゴシックの流れを汲むデザインだそう。 -
入り口ではキュートな假屋崎省吾さんがお出迎え(≧▽≦)
ここでは假屋崎さんの本やグッズ、華道の道具などが売られていました。
ちょうどご本人がいらっしゃって、お買い上げの方にはサインを差し上げていたようです。
この時はお知り合いの方が次から次へといらっしゃっていて、お忙しそう。
どの方とも気さくにお話されていて、人柄の良さが伝わって来ました。
この後、某ホテルにクリスマスの飾り付けに行くとおっしゃっていたので、イベント開催中でもお忙しい様子。
流石ですね。
特に欲しいものはなかったので、お邪魔にならないように静かに退散...。 -
最後にもう一度正面から眺めて...。
こんな洋館を見ていると、早くイギリスに行きたくなる(≧▽≦)
では、岩崎邸庭園を後にします。 -
帰りも不忍池のまわりを歩いて上野駅へ。
不忍池 自然・景勝地
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秋ですね~。
ここ、不忍池の蓮は夏になると大輪の花を咲かせて、それは見事な姿に。
一度、花の開く早朝に来てみたいと思いながらも、なかなか早起きできずに未だに来たことがありません。
いつか来てみたいな~。 -
イチオシ
でも、秋の公園も綺麗よね( *´艸`)
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せっかくなので、上野公園の中を歩いて行きましょう。
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ついでに国立西洋美術館にあるオーギュスト・ロダンの「考える人」でも見て帰ろうと思ったら...。
まだ改装が終わっていなかった(^▽^;)
仕方がないので、柵の外から後ろ姿だけ眺めて来ました。
※2023年11月現在、もう改装は終わってリニューアルオープンしています。国立西洋美術館 美術館・博物館
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「地獄の門」ものぞき見(笑)
この中にも「考える人」がいるんですよ~。
そもそも、「考える人」はこの「地獄の門」の中にいて、地獄を見下ろしている人の姿。
ここに描かれているひとつひとつが独立した作品としても作られていて、そのひとつが「考える人」なんですよね。
でも、「地獄の門」より「考える人」の方が知名度が高いかも?
はい、私もロダンは「考える人」くらいしか知りませんでした(^▽^;)
改装中は誤算でしたが、上野散策も出来て充実した休日となりました。国立西洋美術館 美術館・博物館
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年が明けて、今年の2月。
すっかり旅友になったるなさんとお茶の水にある山の上ホテルの「コーヒーパーラーヒルトップ」へ行く事に。
ホテルへ向かう途中、ビルの窓ガラスにニコライ堂の頭がちらっと写っていました。 -
早めに着いたのでちょっぴり回り道。
コロナ禍で海外に行かれなくなってから、無性にヨーロッパ風の建物を見たくなる今日この頃...。ニコライ堂 寺・神社・教会
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見学は13時から。
後で時間があったら来てみましょう。ニコライ堂 寺・神社・教会
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山の上ホテルへの入り口。
坂道を少し昇って行くと...。山の上ホテル 宿・ホテル
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山の上ホテルがありました。
この場所は高台になっているので「山の上」なのですね。
早めに来たつもりが、既にるなさんが来ていました。
るなさんもニコライ堂の方を回って来たそう。
考える事は一緒だった(≧▽≦)
★山の上ホテル
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/山の上ホテル 宿・ホテル
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お目当てのコーヒーパーラーヒルトップ。
混むと思ったので、オープン時間の11:30に合わせて待ち合わせしていました。
案の定、もう待っている方がいらっしゃいました(≧▽≦)
床のモザイクが素敵。
https://www.yamanoue-hotel.co.jp/restaurant/hilltop/コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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「ヒルトップ」はピーターラビットの舞台となったニアーソーリー村にある農場。
作者のビアトリクス・ポターが住んでいたところです。
イギリス好きの私としては、このネーミングだけで嬉しくなっちゃう( *´艸`)コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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まずはランチ。
彩り豊かなサラダが付いていました。コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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メインは「文化人に愛されるロングマカロニグラタン」
これを食べてみたかったの♪
名前の通り、長~いマカロニ「ブカティーニ」が入ったグラタンです。
チーズたっぷりでシンプルに美味しかった。コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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食後は紅茶と...。
コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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パティシエ特製ストロベリーパフェ( *´艸`)
実はこっちがメインだったりして(笑)コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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イチオシ
クリームたっぷりの大きなパフェです☆
中には苺のシャーベットも入っていました。
苺が甘くて美味しかった~( *´艸`)コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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るなさんはいちごのミルフィーユ。
ピスタチオのアイスクリームが美味しそう。コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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2つ並べると更に豪華☆
コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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では、頂きま~す♪
赤いクルクルは飴細工。
もりもりのホイップクリームの周りには苺がふんだんに乗っています。
落とさないように気を付けなくちゃ(≧▽≦)
マカロニグラタンでお腹いっぱいになってはいましたが、スイーツは別腹の私。
ペロッと完食させて頂きました。
はい、別腹は存在します(≧▽≦)コーヒーパーラー ヒルトップ グルメ・レストラン
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さすがにお腹いっぱい(^▽^;)
少しお散歩して帰りましょう。
違う所から出たら、こっちがヒルトップの入り口だったらしい事に気付く。
サボテンみたいな標識が可愛い。 -
ちょうど良い時間なので、ニコライ堂に寄ってみる事に。
正教を伝道するためにロシアから日本に渡った聖ニコライが建てた大聖堂だそうです。
★東京復活大聖堂(ニコライ堂)
https://nikolaido.org/ニコライ堂 寺・神社・教会
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ドームが美しい建物ですね。
このニコライ堂は関東大震災の際にドームは崩れ落ち、全体が火災に見舞われて、土台と煉瓦壁のみが残されたのだそう。
その後、1929年に復興再建し、第二次世界大戦の空襲被害からは逃れる事が出来たそうです。
1962年国の重要文化財に指定。 -
内部は写真撮影禁止。
入り口側から外を写すのは大丈夫のようだったので、コバルトブルーのステンドグラスが美しい窓だけ撮影。
柱の装飾も綺麗でした。 -
次に訪れたのは湯島聖堂。
江戸幕府5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟です。
孔子廟とは中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟。
この場所は儒教の学校だったそうです。
では、入徳門からお邪魔します。
★湯島聖堂
http://www.seido.or.jp/ -
振り返ると、思いの外登ってた。
太陽の光が眩しいです。 -
次の門までまだあります。
この辺りは起伏が激しい土地のようですね。 -
太陽の光が燦々と降り注ぐ境内。
大きな木は御神木かな?
孔子廟では御神木とは言わない?? -
手水舎の屋根にはひっそりと美しい装飾が。
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杏壇門(きょうだんもん)
杏壇とは、山東省曲阜にある孔子の教授堂の遺址のことだそう。 -
杏壇門をくぐり抜けると大成殿。
大成とは、孔子廟の正殿の名称だそうです。
孔子を初め、孟子や顔子、曾子、孫の子思が祀られています。
建物は関東大震災で焼失してしまったそうですが、1935年に築地本願寺を手掛けた伊藤忠太の設計で再建されました。
シンプルながらも美しい建物ですね。 -
屋根の上には「鬼口頭」と呼ばれる神魚(上部)と「鬼龍子」という想像上の霊獣(下部)
神魚は頭上から潮を吹き上げているんですって。
火災から守り役割があるそうです。
このような装飾が施されているのは、伊藤忠太さんが妖怪好きだったからだとか。 -
お次は神田明神へ。
★神田明神
https://www.kandamyoujin.or.jp/sp/神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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お参りする前に手と口を清めましょう。
神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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手水舎はお花で飾られていました。
最近は花手水がすっかり定着しましたね。
お清めをしてからお邪魔します。京都神田明神 寺・神社・教会
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隨神門
鮮やかな朱塗りの門ですね。
昭和50年に昭和天皇御即位50年の記念事業として新たに再建されたそうです。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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横から。
総檜の入母屋造。
巧みに組まれた屋根が美しい。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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外側正面に隨神像。
隨神とはご社殿や神社社地などを守る神さまの事だそうです。
お寺ではないので仁王像ではないのですね。
右は豊磐間戸神、左は櫛磐間戸神。
この像は熊本城域内の樹齢500年の楠で、加藤清正公お手植えと伝えられているものを使用しているそうです。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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美しい装飾も施されていました。
重要なのはここに写っている獅子のような聖獣ではなく、この左に尾だけ写っている朱雀や白虎・青龍・玄武の四神だったらしいです(^▽^;)神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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石灯籠には鹿さんが。
春日灯籠ですね。
奈良の春日大社に多くある事からそう呼ばれているそうです。
その為、六角形の火袋には神鹿が彫刻されています。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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東京の中心である神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、豊洲魚市場、108町会の氏神様だそう。
2月の平日だというのに、お参りに来ている方が沢山いらっしゃいました。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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勇ましいお顔の狛犬さん。
正面を向いている狛犬って珍しいそうですよ。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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だいこく様
大己貴命(おおなむちのみこと)
国土開発、殖産、医薬・医療に大きな力を発揮され、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されているそう。
また祖霊のいらっしゃる世界・幽冥(かくりよ)を守護する神とも言われています。
大国主命(おおくにぬしのみこと)という別名もお持ちで、島根県の古社・出雲大社のご祭神でもあるそうです。
出雲大社と言えば縁結びで有名ですもんね。
だいこく様の前にも沢山の方が並んでいました。神田神社(神田明神) 寺・神社・教会
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縁結びにちなんでか、おみくじを縛り付けるところはハートになっていました。
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こちらのおみくじかけにはまた凄い量のおみくじが結ばれていますね。
場所柄、商売繁盛を願いに来る方も多いのでしょう。 -
何故かロバさんがいました。
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波の上にちょこんといらっしゃるのは少彦名命(えびす様)
商売繁昌、医薬健康、開運招福の神様です。
日本に最初にお生まれになった神様のひとり、高皇産霊神(たかみむすひのかみ)のお子様だそう。
なんて可愛らしい神様なのでしょう!
海の仲間に守られて大海原を渡るお姿だそうです。 -
さて、最後にお茶でもしましょうかね。
るなさんがチェックしていた素敵なカフェがあるというので、行ってみる事に。
とても古そうな日本家屋が見えて来ました。 -
千代田区有形文化財に登録されている「井政」です。
★井政ーIMASA
https://www.kanda-imasa.co.jp/ -
入り口にあったランプが美しい。
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この建物は江戸時代より続く材木商の遠藤家旧店舗・住宅主屋。
移築や改修を経て、現在の姿になってここに落ち着いたそうです。
庭には見事な枝垂れ柳。
春になったら豪快に咲くのかな~。
さぞかし美しいでしょうね。 -
小さなスペースですが素敵なお庭です。
亀さんもいますよ~。 -
節分の時期だったので、縁側には可愛らしい鬼さんが。
-
内部には昔の調度品や美しいガラスの照明などがセンス良く飾られ、とっても素敵な空間だったのですが残念ながら写真撮影は禁止。
窓越しに内部の雰囲気だけチラ見せ?
季節ごとに企画展が開催され、その時にはカフェスペースだけでなく、他のお部屋も見ることが出来るそうですよ。 -
ちょっと年配の女性がおひとりで切り盛りされていたのですが、とっても感じの良い方でした。
ケーキのセットもあるのですが、既にデザートも食べているのでここはお抹茶だけ頂きました。
昔懐かしい感じのお茶菓子と一緒に。
それにしても、流石はリサーチるなさん!
素敵なお店を本当に良く見つけますよね~。
貴重な体験をさせて頂きました。
るなさん、1日お付き合いありがとうございましたm(__)m
仕事先が都内なので旅行ではないのですが、東京に遊びに来られる方の参考になれば幸いです☆
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この旅行記へのコメント (1)
-
- るなさん 2023/10/21 08:46:59
- 懐かしすぎる...
- milkちゃん、おはよう~
旅友るなです(笑)
ホントだよね~すっかり旅友になりましたね!!現地集合現地解散が多くなるかと思いますが、これからもよろしくね♪
随分前に岩崎邸に行ったけど、撮影不可だったような???
4トラ魂的には撮影不可だと一気にテンション下がります(;_:)
ラジエーターは芸術的だよねぇ。
コッツウォルズのマナーハウスのお部屋にもすごく綺麗なラジエーターがあって感動した。暖房器具というよりオブジェ♪
洋館には必須の階段シーン、まずは目につくゴージャスな空間ですね。こんな空間で生活するなんて一生ご縁がないけどね(笑)
假屋崎さんの作品がとても映えます!!
懐かしい旅行記って言うから何かと思いきやこれか!私も近郊編として作るかな?と思いつつもPCに残ったままです。暇になったら記憶として残すためにも作るかなぁ?でも、ホント旅行記作成も面倒くさいんだわよ(;^ω^)
「るなさんもニコライ堂の方を回って来たそう。
考える事は一緒だった(≧▽≦)」
爆笑!!そうね、この頃はまだヨーロッパ感が恋しくて恋しくてって時だったもんね。からの~本場ヨーロッパにご一緒出来たのは光栄でございます(笑)
もうなかなかひょいと一緒にお出かけ出来なくなっちゃうのは淋しいね。
今度は遠征してスイーツ食べに来てね~もちろんもう既にたくさんリサーチしてますから(笑)
るな
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