ブラチスラバからウィーン、ブダペスト、ブカレストまで列車で行く

2023/10/05 - 2023/10/06

ブラチスラバからウイーン経由でルーマニアのブカレストまで列車で行きます。なぜウイーンへ行ったかと言うとレールジェットと言う特急の機関車のドレミファインバーターの音を聞きたかったのと、レールジェットに乗ってブダペストまで来ることでした。ブダペストからは寝台列車に乗ってブカレストにい来ました。
ルーマニアへ行くにはシュンゲン協定以外の国なのでパスポートチェックがあります。国境の手前と向こう側で40分ほど停車してポリスが乗り込んできてパスポートチェックをします。ドキドキするけど無事通過。またルーマニアを出る時あるんだよね。
それにしてもブラチスラバ、ブダペスト、ブカレストと同じような名前でややこしい。いずれも首都なんだけど。

エリア ブラチスラバ(スロバキア)

ブラチスラバ駅は７:37発車の為7時頃には駅に行く、首都の駅とは言え朝の混雑はあまり無く、5分おきくらいに到着するけれど4両とか6両なので降車客はしれている。

通勤時間帯にスロバキアの首都からオーストリアの首都を結ぶ列車に乗ったが、4両編成がボックス席に二人程度。

車窓は畑ばかり。
たぶん麦を刈った後。

レールジェット。
発車の時を待って動画のスイッチを押す。
日本のように発車ベルがなるわけでも無く、アナウンスも無く、車側灯があるわけでも無く、唯一あるのは車掌の笛。車掌は一番後ろでも無くどこのドアでドアを閉めてもいいので分からん。おまけに定時に発車することはまず無い。

レールジェット同士連結分割も頻繁にある。
日本で言う検査係が中間運転台を接続するカプラーを取り付けている。

車内モニター。
最高速度は160km/hくらい。

一等車は2+1の3列。中央で向き合いになり、椅子の回転及びリクライニングはできない。シートは革張りで豪華。

ブダペスト到着。ここで2時間ほど待ち時間がある。駅すぐ横のスパーで買い物。

正面からの駅舎。
大きくて風格がある。

トラム。

寝台列車の機関車。

二等寝台。
なんと6人コンパートメントで三段寝台。他のコンパートメントは空きがあると言うのに5人で使用。
私は下段だったので良かったが向かいの席は三段のベッド。
おじさんとおばさん二人と若い女の子。
若い女の子は自転車を持って乗って来て、それも錆びている古いママチャリのようなの。フレームが二分割になるのでそれを座席の下に突っ込んでいる。
他のコンパートメントが空いているのに車掌は何も融通してあげない。

コンパートメントの廊下側。
座席車も連結していてそちらは1000円くらいの追加料金だったけど腰を伸ばして寝れた方が楽なので寝台にした。30年くらい前のブルトレのようだった。
ちなみにハンガリーのうちは乗り心地が良かったけれどルーマニアに入ると線路が悪いせいか揺れる。

夕日
広大な農地が広がっている。収穫後なので分からないがたぶん麦畑。

途中ハンガリー国境でポリスが乗って来てパスポートチェック。出国なので何も聞かれない。棒の先に鏡をつけたものを持っていてベッドの下や天井の荷物入れをチェックしていた。
ルーマニア側に入っても長時間停車。ルーマニアのポリスが乗って来てパスポートチェック。英語は話せるか？と聞かれ、ノーと答える。ビジネスかと聞かれ、ノービジネス、と答えてパスポートにスタンプを押してくれた。

ブカレスト駅に近くなる。

駅に到着。
ルーマニアの機関車に変わっている。

ブカレストは客車列車が多い。