なにわ・大阪　久々に路面電車・阪堺線に揺られながら浜寺公園駅までちょいぶら歩き旅

2024/09/25 - 2024/09/25

本日は野暮用で和泉府中まで行くことに成り天王寺から阪和線で行けば直ぐに着いてしまうのですが、それでは面白くないのでマニアックな鉄っちゃんの行き方で行くことにしました。

大阪メトロ堺筋線・恵美須町駅で下車して、近くの阪堺電気軌道・阪堺線の始発駅・恵美須町停留所からスタートをします。
大阪では唯一の路面電車を運行する歴史ある企業で大阪市から堺市・浜寺公園までを結ぶ南海電鉄の子会社です。

また、ＪＲ天王寺駅前から住吉までを結ぶ上町線もあり、運行は直通運転をしています。
西成区・住吉区・堺市と下町情緒漂う街中を走るチンチン電車の景観は漫画・じゃりン子チエの世界そのものです。

終点・浜寺公園停留所からは徒歩でＪＲ東羽衣駅から一駅支線で鳳駅まで行き、乗り換えて和泉府中まで向かいます。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３３

エリア 住吉・平野(大阪)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩

阪堺電気軌道・阪堺線の始発「恵美須町停留場」に来ました、

年前に旧駅舎は解体され新駅になりましたが何ともつまらない駅に成りましたね？。

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恵美須町駅 駅

真っ赤な車体を揺らしながらモ５０１電車が入線して来ました、

この電車は昭和３２年に帝国車両から導入された当時の最先端技術が盛り込まれた高性能車両で大阪市電モ３００１として多く使用していました。

さて、路面電車を運行する「阪堺電気軌道」ですが？、

南海電車の子会社として大阪では昔から阪堺電車、またはチン電とも呼ばれてます。
なにわ情緒誘う下町をゴトゴト走り停車ボタンを押せばチンチン♪と鳴るのがノスタルジックな世界です。

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阪堺電気軌道 乗り物

運転台をちょっと拝見しました～、

マスコンとブレーキに最小限のメーターが路面電車の証しで懐かしいです！…、当時は車掌さんがいたのでスイッチ類も殆ど付いて無かったですね？。

では、６０年ぶりにかぶりつき席を確保して出発進行！、

しばしノスタルジックな世界を感じながら車内の臭いやモーター音に揺れる振動の全てが懐かしいですね～。

我孫子道が終点なので「我孫子道停留場」で下車しました、

現在の阪堺線は全て恵美須町/我孫子道間で、上町線の天王寺駅前/住吉間が浜寺公園まで直通運転に成ってるようで、どうやら時代と共に天王寺駅前発着がメインのようです。

我孫子道停留場 駅

上町線経由の天王寺駅前行の電車が来ました、

１００１形電車は愛称・堺トラムの超低床型車両は３車体固定編成の今時の路面電車として性能やデザイン共に人気が高い国内シェアナンバーワンのアルナ車両製です

歩いて１０分ほどの「アルヘイム工場直売所」です、

ずっと昔は北欧と言う名のパン屋で高島屋の地下に入ってました、デパ地下なのでちょっと高級なパン屋といった感じでしょうか？。

ノルド バケリ アルヘイム 工場直売店 グルメ・レストラン

名前が変わっても店内は変わりないです？…、

それよりも価格が安くない！、お得感が無く成りましたね…。これでは以前の様に直売所のメリットが全くありません…。

お昼は近くの「住之江洋食 たけ亭」でいただきます、

本格的な洋食をリーズナブルにいただける昔ながらの庶民的な店で、南海グリルもいいですがここも中々の店です。

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住之江洋食 たけ亭 グルメ・レストラン

迷いましたが？…、オムライスハンバーグ￥１４００です、

このボリュームとデミグラソースに生クリームが正統グリルの雰囲気で、決して味も裏切らない手間暇掛けた美味しさは変わりません。

また、「我孫子道停留場」に戻って来ました、

やって来たのはレトロなモ６０１形電車は平成８年から運用した旧東急車輌製です。

乗り換えても運賃は一律なので￥２３０で行けますよ。

我孫子道停留場 駅

約１時間かけて終点の「浜寺駅前停留場」に着きました、

やはり平成の時代に造られた車両は臭い・音・振動が昭和とはその違いが判ります。

でも、やっぱりモ３５１やモ５０１電車の方が実体験として好きですね！。

浜寺駅前停留場 駅

この駅舎は少しも変わっていませんね？…、

昔は駅員さんも居て改札もありましたが、今は無人駅なのでしょうか？。

夏は海水浴客でこの浜寺海岸公園一帯はそれは賑わっていたんですよ。

その後から超低床型車両が入って来ました、

爽やかなブルーの１００１形電車は次回に乗車することをして今回はここまで。

一日掛けて街並みを走る路面電車を撮影したいですね～、お楽しみに！。

また、もう一つの「旧浜寺公園駅」は南海電車本線の駅です、

開業明治３０年ですが平成２８年まで使用され、当時は現役の駅舎としては私鉄最古のものとされていました。

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浜寺公園駅 (南海電鉄 洋風木造駅舎) 名所・史跡

駅舎前の歩道には「浜寺公園駅石碑」が在りました、

駅舎に関する説明が刻まれていますが、辰野金吾設計の木造平屋建ての洋風駅舎は彼が初めて手がけた駅舎であるだけでその価値が十分とも言えますね。

現在は地域交流拠点として「ステーションギャラリー」です、

この日は”浜寺は日本有数のタンカーの町”を題した写真展が開催されてました。

関西のエネルギーロードと呼ばれる沖合埋立地にはエネオスや大阪ガスに三井化学などの工場が密集してますね。

中程は旧改札口が在った空間はオープン「カフェ駅舎」に成ってました、

テーブルと椅子がプラスチック製の安っぽいものは雰囲気を壊してますね？…、もう少し木製の落ち着いたものに出来なかったのでしょうか？。

カフェ駅舎 グルメ・レストラン

支柱の装飾やアーチ状の意匠が素晴らしいです！、

往時の浜寺公園は大阪近郊では遊園地や海水浴場などで最も賑わうレジャースポットだったと聞きますからね。

今日は暑くてお茶を飲む気にも成れず次回にします、

令和の時代にも観てもハイカラで洒落た雰囲気が際立っていますね！。

高架駅に成っても旧駅舎を正面に構えて欲しいです。

５００ｍほど歩いて「ＪＲ東羽衣駅」まで来ました、

阪和線の支線として鳳駅から単線での一駅区間ですが、いつの間にか１０３系３両編成から主力の２２５系に変っていたんですね？。

では、目的地の和泉府中へ行きます。

東羽衣駅 駅