なにわ・大阪　第三弾”大阪いらっしゃーいキャンペーン”で新世界から鶴橋界隈を散策ー２

2022/06/27 - 2022/06/27

翌日は若者が多い道頓堀・難波とは違い、年齢層がずっとアップしたおばはん＆おっさんの街・新世界をぶらぶら歩いてみるわ。
戦前から戦後にかけての最も大阪の街らしい庶民的なところやね！～、良い意味でも悪い意味でも凝縮された人間臭いところが魅力的な街。

山王交差点から南へ行けば”あいりん地区”（または釜ヶ崎）というて昔からのドヤ街で、簡易宿泊所が密集する日雇い労働者が多く住む街ですわ。
ちなみに東京の山谷・横浜の寿町と並んで三大ドヤ街と呼ばれてます。
名誉の為に言うとくけどアジアで言われるスラム街とは違いまっせ？、勘違いせんといてや。

その後、家内の要望で鶴橋のコリアン商店街を案内してから帰りました。
暑いんでキムチは次回へお預けとなって機嫌が悪かったようですが…、そんあん知らんがなぁ？…。

撮影使用カメラ　ルミックスＦＸ３３・リコーＲ８

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今朝も好い天気で暑くなりそうやで！～、

朝食は２階レストランで、テラスでもいただけるそうですが止めておきますわ…、

では、自慢のバイキングをいただくことにします！～、

ホテルソビアルなんば大国町 宿・ホテル

メニューは写真よりも少なくて内容も手抜きばかりでがっかりや？…、

木津卸売市場直送の魚と言うてますが、お刺身は鮮度があかん！、切り身も素人が包丁を入れたみたいやしなぁ？、ご飯の炊き方やお味噌汁の味付も素人ぽくってほんまにあかんわ…。

１０時頃にチェックアウトして「通天閣本通商店街」に来ました、

天にも聳える浪花の櫓は灯り眩しや通天閣～と定かではおもへんが昔も今も変わん新世界の景観だっせ。

通天閣本通商店街 市場・商店街

商店街とは別に昭和の名残りが広がる市場は「新世界市場」やで、

子供の頃から既に大勢いの買物客で賑わってた記憶があるんで１００以上の歴史を持つ市場やと思いすわ～。
勿論、各店は代替わりしてたり、潰れたりで大変やなぁ？～。

＊詳細はクチコミでお願いします

新世界市場 名所・史跡

直ぐ脇に在る精肉屋「さかもと」は年季の入った店やなぁ？～、

こうゆう店の揚げ物や総菜は絶対に旨いに決まってそうやけど？…、コロッケにミンチカツにカツサンドとどれも旨そう！。
煮込んだすじこんはもっと旨そうに見えるな！、知らんけど？…。

肉のさかもと グルメ・レストラン

大阪のおばはん御用達の衣料店は「なにわ小町」ってここやてんなぁ？、

動物柄専門というかヒョウ柄やトラ柄のスパッツやダブダブ服を着てショートヘヤーに赤い口紅付けて自転車で颯爽と走り抜ける大阪の元気なおばはんはどこにでも出没するからなぁ？。

誰も歩いてへんでぇ～、客もおらんしなぁ？、

今時、荒物屋もほんまに珍しいわ？、商売に成るんやろかといらん心配をしてしもたわなぁ？、えろうすまんへんでした。

これも渋い店やなぁ！～、和洋菓子「中山菓舗」のご主人は９０才、

ガラスケースのお菓子はプリンや団子みたいやけどみんな安いな？、ほんまに売れてんのやろか？。
売れてへんならずっーとそのまま売り続けるのやろうか？…、新世界やからな。

昔は必ず市場や商店街に写真屋はあったなぁ～、

Ｄ・Ｐ・Ｅの看板は現像・焼き付け・引き伸ばしの略でフイルムカメラの全盛期やったから懐かしいわほんまに！。
で、顔抜きボードは記念写真用やけどなんで浮世絵風やね？…。

出口に飲食店が２軒並んでますわ！～、

ホルモンうどん屋とイタリアンのようですけど、若い女性客で賑わってます？。
まぁ新世界なら大丈夫と思いますが、あいりんで肉なんぞ食べたら何の肉か判らんから怖いでほんまに？、犬や猫でも潰して食らうと言うから、知らんけど？。

蔦が絡まる喫茶店「ドレミ」はまだ潰れんと頑張ってる！、

老舗の部類に入る”純喫茶”と言う言葉がぴったりやんかほんまに！、
店先の色褪せたサンプルケースが堪らん魅力やった～、子供の頃はこの前で胸がときめいたもんやった、貧乏人の子供ほどプリンやソフトクリームに憧れたわ…。

ドレミ グルメ・レストラン

通天閣側から観た「通天閣本通商店街」ですわ、

アーケードが２００ｍも付いた小綺麗な商店街ですが、所々が歯抜け状態の閉店ガラガラシャッター通りにも成ってまっせ。
コロナ禍だけの影響やおまへん、根本的な原因がおますやろに。

この界隈で唯一の公衆浴場・銭湯の「新世界ラジウム温泉」です、

この地で７０年余りも朝６時から２４時まで営業してる銭湯は凄いやろ！、２度ばかり入りましが昭和レトロな下駄箱や番台に脱衣場はノスタルジックな世界やわ。
また、刺青大歓迎やから数人に囲まれたらビビつくでほんまに？。

新世界ラジウム温泉 温泉

新世界の中心と言えば泣く子も笑う「通天閣」はランドマークでっせ！、

昭和３１年に竣工した２代目通天閣は高さ１０８ｍで天に通じる高い建物と命名したそやで～、その割にはえらい低いけどな？。
パリのエッフェル塔と凱旋門を模したデザインはエスプリの香りとはほんまかいな。

通天閣 名所・史跡

通天閣の真下のこのアングルは意外と知られてへんで～、

そう思ったらＨ/Ｐにちゃんと使われてたので損したわほんまに…、せやけど何で孔雀と花なんやか？、まぁええけど。

通天閣の周りを歩いてみたらこの螺旋状やな？、

ＣＭで”タワースライダー”やゆうて地上２２ｍから傾斜３０度の全長６０ｍの体感系滑り台は…、一層の事てっぺんから傾斜９０度の全長１００ｍの絶叫即死滑り台と笑いでやってほしなぁ？。

袂に在るのは「王将碑」、大阪人の心意気やな！、

大正時代の将棋名人・坂田三吉を偲んで昭和４４年に建てられた顕彰碑は、村田英雄はんの大ヒット曲”王将”のモデル曲やし、坂東妻三郎はんの映画・王将はほんまに泣けましたなぁ～！。

王将碑 名所・史跡

新世界では唯一の映画館として「新世界国際劇場」は健在で在りました、

元は昭和５年竣工した南陽演舞場で大正末期から流行したアールデコ装飾が施されたモダンな意匠が素晴らしいです！。
その後、昭和２５年から映画館として今に至りますが紆余曲折はありましたね～。

＊詳細はクチコミでお願いします

新世界国際劇場 名所・史跡

映画館として洋画名画座として３本立てオールナイト興行で￥１０００はリーズナブルです、
また、手書き看板が観られる数少ない映画館としても希少価値ありです。

昭和５０年頃に２度ばかリ来たことがあり、シェルブール雨傘やひまわりを見た記憶があります。

側面も昭和モダンを感じさせる意匠と凝った装飾が成されてます、

市内で往時の残された建築物が少ないので今後は修理修復に向けて保存が出来ないものでしょうか？。

こちらは「国際地下劇場」と言って成人映画専門で、要はポルノ映画です、

３本立て入れ替えなし￥８００とリーズナブルで年配男性の殿堂です。
また、ここには女装・ゲイ・その他変な奴まで集まる場としても有名で必ずルールを守りましょう！、でないととんでもないことに成りますからね？、ご注意を！。

往時の娯楽の殿堂と言えば芝居小屋、その雰囲気を残す「朝日劇場」です、

新世界では数少ない大衆演劇の殿堂として平成４年に大改装をし最新設備を備えた劇場へ変貌したようですわ。
何と言っても１００年以上も続く老舗劇場なんで精々おきばりやす！。

ここにはこんな路地がいっぱいありまっせ！、

昼間やから静かで落ち着いた雰囲気やけど、明かりが灯る頃にうろつくと既に出来上がったおっさんやおばはんに睨まれたり絡まれてたりで難儀なとこや？…。

立派な赤い茹で蛸かいなと思うほどの立体サインは道頓堀クラスやな？～、

「味の大丸」とありますが串かつ・たこ焼きにこんなデカイ看板いるんやろか？。

それにしてもここの蛸はリアルな作りやな？。

ここはほんまに狭い路地やな？～、

中程に”マッサージ・サウナ和室完備”とは怪しい店が密かに営業してまんな？…。
新世界は飛田と違ってオカマ・ゲイの密集地で年齢層も高いので気を付けんとあかんでほんまに？。

通天閣南本通りと公園本通りの交差する景観スポットや！、

その昔左角に大阪名物・ずぼらやの大提灯がぶら下ってたとこや、閉店してもうて寂しゅう成ったけど、心の中にはいつまでも思い出の提灯が残ってますわ。

やっぱり南本通商店街から観た通天閣が最高やな！、これぞ「新世界」や！、

出来ればもっともっと客がようけ居ったら言うことはないんやけど。
ほんで、ずぼらやの提燈も有ったらもっとええんやけどなぁ？。

＊詳細はクチコミでお願いします

新世界 名所・史跡

さっきから思てるんやけど串かつ屋がやたらに増えてるな？…、

一昔前まで串かつ屋なんて数えるほどしかなかったのになんやこれは？。

日本一の串かつ横綱とはド派手な看板に勝手に日本一とはほんまかいな？。

日本一の串かつ 横綱 新世界本館 グルメ・レストラン

向いにも同じ串かつ屋の店ですがよりド派手に演出してるわ！、

横綱やから”通天閣場所”に見立てた幟や看板を模してるんやろうけど金も掛かってるわ！。
コロナ禍でインバウンドも見込まれへんのに潰れんこっちゃなぁ？～。

日本一の串かつ 横綱 通天閣店 グルメ・レストラン

串かつ屋に挟まれてひっそりと佇む「ビリケン神社」…、

神社ゆえに神様と思われてますが実は米国女性芸術家が生み出したキャラクターで体はアフリカ人で顔は東洋人がモデルとされてますわ。
で明治４２年から日本に輸入され商売繁盛の神として花街で流行した模様です。

ビリケン神社 名所・史跡

ほな天王寺方面へ行くので「ジャンジャン横丁」を抜けていきますわ、

やっぱり新世界と言えばこの商店街が昔も今も代表でおます！、ホルモン焼きに串かつ屋と立ち?み屋が乱立する酔っ払い商店街が浪花にピッタリですわ。
串カツなら八重勝が昔から一番でっせ！！。

ジャンジャン横丁 (南陽通商店街) 名所・史跡

家内の要望で環状線に乗って鶴橋駅下車、そのまま「鶴橋商店街」ですわ！、

大阪でこれほど迷宮的な商店はどこにもおまへんと言えるほどラビリンスなアーケード街やし、カオスと言う言葉が似合うのもここだけですわほんまに！。

＊詳細はクチコミでお願いします

鶴橋商店街 市場・商店街

ＪＲ環状線と地下鉄と近鉄電車の３つの鶴橋駅に挟まれた狭い一角です、

戦後の間もない昭和２０年から広まった闇市が始りですわ～、昔から鶴橋へ行けば何でも揃うと言われるほど種々多様な店が並んでいたたことも要因の一つです。

その鶴橋と言えば焼き肉店や韓国料理の店が多いのも有名です、

周辺の東成区や生野区は在日朝鮮人の方々が多く住んでる関係上、コリアンタウンとしての機能が既に出来上がっていたことも大きな要因です。
歩いてるだけで既に韓国のようにハングルが飛び交ってますからね～。

空き地のように広場に成った空間でホッとするわ！、

４０年ぶりに来たけどオールコリアンタウン化になってしもうた…、チャイナタウン化もいややけどコリアンタウン化もどうかと思うわ？…。何事も偏るのは気を付けんとなぁ？～。

この通りはファッション関係ばかりが続きますわ～、

コスメも含めてコリアン化して新大久保の様な雰囲気です…、外国人観光客がいないんで在日の方ばかりなんでしょうか？。

「鶴橋本通商店街」は雰囲気ががらりと変わってノスタルジックです…、

コリアン色が消えて昭和の商店街がそのまま残ってる雰囲気です。
私らの子供の頃の商店街そのもので心が和みますわほんまに！。

＊詳細はクチコミでお願いします

鶴橋本通商店街 市場・商店街

鮮魚店ですが「海老専門店」で一盛￥２０００までと安いわ！、

一盛１０尾はあるんで４人家族ならお父ちゃんは３尾エビフライが当たるな！。

直ぐ鶴橋卸売市場が在るんで安く仕入れることが出来るんやなぁ。

どの店も卸しと小売りの両方してますわ、

だから安く何でも買えるんですね！、もっと朝早くくれば良い商品に当たります。

観光客がいない地元の買物客で賑わう商店街であることが判ります。

お菓子屋とキムチ屋が対面してるわ～、

昔懐かしい駄菓子の雰囲気を思い出すなぁ～ほんまに！、ここに来ればまだ残ってるんやな…、嬉しくなるわ。

この辺りは食品と衣類が混在してますわ！、

業務スーパーほどではないにしろ、ええもんがこの値段で買えるんなら毎日がたのしいやろなぁ？、買い貯めもせんでええしなぁ～めっちゃ羨ましいわ。

この通りも業種が混在してるとこやわ！、

海産物に乾物と衣類にバッグ屋とおもろいなぁ～、歩いて気が付きましたがシャッターが下りてまへんわ？、定休日は別でっせ。
これだけ店が在っても商売をやっていけるだけ客が付いてることなんやなぁ？…。

この通りの２階が住居に成ってるのを発見！、

やっぱり昭和の商店はこの手が多かったんですわ？、風情のある手摺迄残ってます。

やがて改築されるか全てを建て直しに成るか時間の問題やわなぁ？。

近鉄電車のガード下にはコリアンのキムチ屋ばっかりや！～、

しかも値段が高いなぁ？…、ぼったくりかと思うほどええ値段が付いとるわ？。
日本人や素人や思うて足元見てるかも知れんなぁ？…、そういゆことがあるから。

ほな、今回はここまでにしとくわ、ぼつぼつ我が家へ帰りますよって。

夕食は天丼チェーンの「さん天茨 木鮎川店」でいただきます、

応援クーポンが￥２０００もあるので使い切ってしまします、但し、利用出来る店舗が限られてしまうのが難点ですが？…。

＊詳細はクチコミでお願いします

天丼・天ぷら本舗 さん天 茨木鮎川店 グルメ・レストラン

グランドスラム天ぷら定食＋オクラ天・とり天などを追加です！、

揚げ立てなので普通に美味しいですが、価格が安い分食材もしょぼいです？…、まきのとは違いましたね。

以上　第三弾・大阪いらっしゃいキャンペーンもこれで終了です。