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途中までは1日目の続き。建物だとか部屋、調度品といったものを含めてホテル自体が大きい美術館です。何気なく見えるものでもほとんどが美術品なので、どこに何があるか予め知っておかないと見落としてしまいますね。見る所自体はそれほど広くないんですが、有名画家や作家の原画や絵画、陶器類などもたくさん展示されていました。<br /> さて・・2日目は、前日と打って変わって天気が悪く朝から雨が降っています。正面からきれいな円月島が見れずに残念。雨が降るとテンションダダ下がりになるので、ホテルを出てからインドア系の観光スポットを探すことに・・。道中で見つけた貝寺や白浜水族館のほか、南方熊楠記念館などに立ち寄り、最後は帰路阪和道の岸和田サービスエリアで人気のみかんパンを買って帰路につきました。<br />

ふらっと南紀白浜巡り 2日間~ホテル川久に泊まる旅:全室スイート♪~(2日目)1日目の続き&2日目は雨・・でも楽しい水族館。

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2023/09/05 - 2023/09/06

959位(同エリア1991件中)

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美味しいたまご

美味しいたまごさん

途中までは1日目の続き。建物だとか部屋、調度品といったものを含めてホテル自体が大きい美術館です。何気なく見えるものでもほとんどが美術品なので、どこに何があるか予め知っておかないと見落としてしまいますね。見る所自体はそれほど広くないんですが、有名画家や作家の原画や絵画、陶器類などもたくさん展示されていました。
 さて・・2日目は、前日と打って変わって天気が悪く朝から雨が降っています。正面からきれいな円月島が見れずに残念。雨が降るとテンションダダ下がりになるので、ホテルを出てからインドア系の観光スポットを探すことに・・。道中で見つけた貝寺や白浜水族館のほか、南方熊楠記念館などに立ち寄り、最後は帰路阪和道の岸和田サービスエリアで人気のみかんパンを買って帰路につきました。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
自家用車

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  • 1日目の続きです。売店「ショップ白兎」も覗いてみましょう。

    1日目の続きです。売店「ショップ白兎」も覗いてみましょう。

  • 川久ブランドの付いたお酒やお菓子などがたくさん。

    川久ブランドの付いたお酒やお菓子などがたくさん。

  • お菓子にも「Kawakyu」の文字が。和歌山みかんラングドシャ(下)をお土産に買いましたがとても美味しかったです。

    お菓子にも「Kawakyu」の文字が。和歌山みかんラングドシャ(下)をお土産に買いましたがとても美味しかったです。

  • 1階ロビーには創業者が集めた数多くの美術品が展示されています。

    1階ロビーには創業者が集めた数多くの美術品が展示されています。

  • これが老中黄の瓦。きれいな色ですねー。

    これが老中黄の瓦。きれいな色ですねー。

  • 清時代(17~20世紀初頭)の貴重な陶製の骨壺らしいです。

    清時代(17~20世紀初頭)の貴重な陶製の骨壺らしいです。

  • 干支にちなんだ作品が並んでいます(陶芸家・加藤元男作)。皆、可愛らしいですね。

    干支にちなんだ作品が並んでいます(陶芸家・加藤元男作)。皆、可愛らしいですね。

  • 中世騎士の鎧が堂々と。その後ろの壁には壁画のようなものが見えます。これはシリアで2世紀!!に制作されたビザンチンモザイク画とのこと。貴重なモザイク画は計4点あります。

    中世騎士の鎧が堂々と。その後ろの壁には壁画のようなものが見えます。これはシリアで2世紀!!に制作されたビザンチンモザイク画とのこと。貴重なモザイク画は計4点あります。

  • スタウィンウェイ&サンズ社のハンブルグ製特注グランドピアノ。あのスタインウェイピアノです。グランドピアノならモデルによって最低でも1500万円位~3000万円位するのでは。

    スタウィンウェイ&サンズ社のハンブルグ製特注グランドピアノ。あのスタインウェイピアノです。グランドピアノならモデルによって最低でも1500万円位~3000万円位するのでは。

  • 川久の歴史資料がいろいろ置いてあり、横には金箔面積世界一のギネス認定書が鎮座しています。

    川久の歴史資料がいろいろ置いてあり、横には金箔面積世界一のギネス認定書が鎮座しています。

  • 1階ロビーの反対側には創業時の従業員の制服がずらり。

    1階ロビーの反対側には創業時の従業員の制服がずらり。

  • 英国のIBSTOCK社製のレンガ。建物には73種類、3500トンものレンガが使用されているそうです。

    英国のIBSTOCK社製のレンガ。建物には73種類、3500トンものレンガが使用されているそうです。

  • ホテル川久のミニチュア模型もあります。やっぱり現代の宮殿だ。

    ホテル川久のミニチュア模型もあります。やっぱり現代の宮殿だ。

  • ワイヤーで吊られた美しいらせん階段で2階に昇ってみましょう。

    ワイヤーで吊られた美しいらせん階段で2階に昇ってみましょう。

  • おおっ、壁にたくさんの絵画がかかっている。<br />

    おおっ、壁にたくさんの絵画がかかっている。

  • 美術に疎い私でもその名を知っている著名画家の絵がたくさん。これはサルバドール・ダリの絵です。

    美術に疎い私でもその名を知っている著名画家の絵がたくさん。これはサルバドール・ダリの絵です。

  • これは横山大観。ダリと大観の絵は他にもいろいろありました。

    これは横山大観。ダリと大観の絵は他にもいろいろありました。

  • シャガールの絵画も。

    シャガールの絵画も。

  • 2階の渡り廊下を歩く時にぼこぼこした天井が見えてきますが、これには透かし天井という技法が使われています。掘られたように見える所は、実は掘れているのではなく茶色に塗ってあるだけらしい。不思議。

    2階の渡り廊下を歩く時にぼこぼこした天井が見えてきますが、これには透かし天井という技法が使われています。掘られたように見える所は、実は掘れているのではなく茶色に塗ってあるだけらしい。不思議。

  • 2階の反対側通路にも絵画がたくさん展示されています。

    2階の反対側通路にも絵画がたくさん展示されています。

  • ベルナール・ビュフェのほか、日本画家の平山郁夫、水野深草、川西道夫、野々内安太郎、松井正、青木大乗といった名前が見られます。

    ベルナール・ビュフェのほか、日本画家の平山郁夫、水野深草、川西道夫、野々内安太郎、松井正、青木大乗といった名前が見られます。

  • 奥にはサラ・チェリベルティ洋宴会場がありました。イタリアのジョルジオ・チェリベルティ画伯が「愛と自由と平和」をテーマに天井画を描いたそうです。声を出すとマイクがないのに大きく響くのでとても面白い。いろんな声を出してみました。

    奥にはサラ・チェリベルティ洋宴会場がありました。イタリアのジョルジオ・チェリベルティ画伯が「愛と自由と平和」をテーマに天井画を描いたそうです。声を出すとマイクがないのに大きく響くのでとても面白い。いろんな声を出してみました。

  • 隣はドイツの照明デザイナーで光の魔術師と呼ばれるインゴマウラーが設計したドロミティルーム。英国の彫刻家ヘンリー・ムーアの「母と子」シリーズが、常設展として壁いっぱいに展示されています。

    隣はドイツの照明デザイナーで光の魔術師と呼ばれるインゴマウラーが設計したドロミティルーム。英国の彫刻家ヘンリー・ムーアの「母と子」シリーズが、常設展として壁いっぱいに展示されています。

  • 2階には斗酒千吟(としゅうせんぎん)という名の和式宴会場もあります。中央の大きなシャンデリアは旅館川久だった頃に使われていたもので、正面奥には日本画家の中尾淳がこの部屋のために書き下ろしたという「六曲一双」が掲げられています。六曲一双は春には桜、秋には紅葉が背景になる舞妓画だそうです。<br /><br />美術品は「川久ミュージアム」として宿泊者でなくても鑑賞できます。<br />一般1000円/人 

    2階には斗酒千吟(としゅうせんぎん)という名の和式宴会場もあります。中央の大きなシャンデリアは旅館川久だった頃に使われていたもので、正面奥には日本画家の中尾淳がこの部屋のために書き下ろしたという「六曲一双」が掲げられています。六曲一双は春には桜、秋には紅葉が背景になる舞妓画だそうです。

    美術品は「川久ミュージアム」として宿泊者でなくても鑑賞できます。
    一般1000円/人 

  • さてここからは2日目のお話。朝、窓から外を見ると天気が悪く雨も降っている。さあ、どうしようかな。

    さてここからは2日目のお話。朝、窓から外を見ると天気が悪く雨も降っている。さあ、どうしようかな。

  • 朝食も王様のバイキングで。炭入りのパンとか珍しい物もありました。炭といえばこの近くの田辺市は備長炭発祥の地です。

    朝食も王様のバイキングで。炭入りのパンとか珍しい物もありました。炭といえばこの近くの田辺市は備長炭発祥の地です。

  • ちょっと玄関口に出ると両端の塔の上に何かある。よく見るとうさぎのようです。これは彫刻家バリー・フラナガン作のブロンズ像で、小さく見えますが幅6m、高さ5mもある世界最大級の特注品だそうな。屋根のひさしには土佐漆喰という塗りが施されています。

    ちょっと玄関口に出ると両端の塔の上に何かある。よく見るとうさぎのようです。これは彫刻家バリー・フラナガン作のブロンズ像で、小さく見えますが幅6m、高さ5mもある世界最大級の特注品だそうな。屋根のひさしには土佐漆喰という塗りが施されています。

  • 建物全部が美術館なので、見落とした物があったかも・・と後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にします。案の定、後で調べたら宿泊者限定エリアという場所があったらしいのですが見逃してしまいました。ガックリ。

    建物全部が美術館なので、見落とした物があったかも・・と後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にします。案の定、後で調べたら宿泊者限定エリアという場所があったらしいのですが見逃してしまいました。ガックリ。

  • 雨の円月島は今一です。残念。

    雨の円月島は今一です。残念。

  • 雨だしどこに行こうか調べていたら、近くの江津良海水浴場辺りに化石漣痕というのがあるらしい。昨日漣痕が波の跡の化石みたいなものと知ったので、興味が湧き見に行くと小雨の中また砂浜をしばらく歩く羽目に。マイナーな場所ですがその先に天然記念物と刻まれた石碑が立っていました。

    雨だしどこに行こうか調べていたら、近くの江津良海水浴場辺りに化石漣痕というのがあるらしい。昨日漣痕が波の跡の化石みたいなものと知ったので、興味が湧き見に行くと小雨の中また砂浜をしばらく歩く羽目に。マイナーな場所ですがその先に天然記念物と刻まれた石碑が立っていました。

    江津良海水浴場 ビーチ

  • 多分これかなあという所をパシャリ。確かに波の跡が残ってしまったような所がたくさんありました。今いち良く分からないまま、砂浜をとぼとぼ車へ戻ります。

    多分これかなあという所をパシャリ。確かに波の跡が残ってしまったような所がたくさんありました。今いち良く分からないまま、砂浜をとぼとぼ車へ戻ります。

  • その後車で走っていると「貝寺」と書いた小さな看板があったので、矢印方向に進んでみると本覚寺というお寺がありました。普通のお寺に見えますが入ってみることにしましょう。境内まで車が入れました。

    その後車で走っていると「貝寺」と書いた小さな看板があったので、矢印方向に進んでみると本覚寺というお寺がありました。普通のお寺に見えますが入ってみることにしましょう。境内まで車が入れました。

    本覚寺 寺・神社・教会

  • 立派な本堂の横の建物に貝類展示室拝観入口という案内板がかかっています。入口ではシャコ貝がお出迎え。インターホンを押して係の人を呼びます。

    立派な本堂の横の建物に貝類展示室拝観入口という案内板がかかっています。入口ではシャコ貝がお出迎え。インターホンを押して係の人を呼びます。

  • 案内されて中に入ると、わあっ、貝の展示室がある。すごい数の貝がきれいに展示されています。

    案内されて中に入ると、わあっ、貝の展示室がある。すごい数の貝がきれいに展示されています。

  • 狭いスペースですが何と3万点もの貝が展示されていて、きれいな貝もいっぱい並んでいます。代々の住職さんが集めたり、地元の漁師さんから寄贈されたりしたもので、元禄時代からの収集物らしいです。すごい!

    狭いスペースですが何と3万点もの貝が展示されていて、きれいな貝もいっぱい並んでいます。代々の住職さんが集めたり、地元の漁師さんから寄贈されたりしたもので、元禄時代からの収集物らしいです。すごい!

  • 「ホンカクジヒガイ」というこのお寺の名前が付いた貝もありました。何でも昭和4年に京都帝大理学部の故・黒田徳米博士が発見・命名したそうです(写真がうまく撮れなかったのでお寺のHPから貝の画像をお借りしました)。由緒あるお寺ですね。

    「ホンカクジヒガイ」というこのお寺の名前が付いた貝もありました。何でも昭和4年に京都帝大理学部の故・黒田徳米博士が発見・命名したそうです(写真がうまく撮れなかったのでお寺のHPから貝の画像をお借りしました)。由緒あるお寺ですね。

  • 貝の次は魚をということで向かった先は京都大学白浜水族館。雨のせいか平日でも駐車場は混んでいました。

    貝の次は魚をということで向かった先は京都大学白浜水族館。雨のせいか平日でも駐車場は混んでいました。

    京大白浜水族館 動物園・水族館

  • 実はここは歴史が長く、増改築をしながら同じ場所で延べ90年以上も営業している日本で3番目に古い水族館なんです。

    実はここは歴史が長く、増改築をしながら同じ場所で延べ90年以上も営業している日本で3番目に古い水族館なんです。

  • 白浜周辺に住む無脊椎動物と魚の展示に力を入れているようです。水族館にいる無脊椎動物は多種多様ですが、身近なものだとイカ、タコ、エビ、ウニ、ヒトデ、カニ、貝、ヤドカリ、サンゴ、イソギンチャクといったところでしょうか。

    白浜周辺に住む無脊椎動物と魚の展示に力を入れているようです。水族館にいる無脊椎動物は多種多様ですが、身近なものだとイカ、タコ、エビ、ウニ、ヒトデ、カニ、貝、ヤドカリ、サンゴ、イソギンチャクといったところでしょうか。

  • 入ってすぐ大きな水槽が目に入ります。この第一水槽室では 中・大型回遊魚とサメ・エイが見られます。種類や環境ごとに分類された四つの水槽室があり多種多様な生物が全部で500種も展示されているので、その中から一部だけご紹介。

    入ってすぐ大きな水槽が目に入ります。この第一水槽室では 中・大型回遊魚とサメ・エイが見られます。種類や環境ごとに分類された四つの水槽室があり多種多様な生物が全部で500種も展示されているので、その中から一部だけご紹介。

  • ロウニンアジやカンパチといった大型のアジがゆっくりと泳いでいます。見ていて飽きません。

    ロウニンアジやカンパチといった大型のアジがゆっくりと泳いでいます。見ていて飽きません。

  • その奥は第二水槽室です。真ん中にマアジやイサキなど群れを作る魚の大きな水槽があって、その周りにいろいろな無脊椎動物の水槽があります。

    その奥は第二水槽室です。真ん中にマアジやイサキなど群れを作る魚の大きな水槽があって、その周りにいろいろな無脊椎動物の水槽があります。

  • イソギンチャクやカイメン、サンゴなど小さな無脊椎動物の展示水槽です。小さくてきれいな生物がたくさんいます。

    イソギンチャクやカイメン、サンゴなど小さな無脊椎動物の展示水槽です。小さくてきれいな生物がたくさんいます。

  • この水槽には磯に住む小さい魚や生物がいっぱい。

    この水槽には磯に住む小さい魚や生物がいっぱい。

  • 大きなサンゴとかいろいろな貝などがたくさん展示されています。壁にへばり付いたマダコは何を想う?

    大きなサンゴとかいろいろな貝などがたくさん展示されています。壁にへばり付いたマダコは何を想う?

  • 大きなヒトデ。人の世とは違いヒトデ不足ではなさそうです。アワビの仲間のトコブシやサンゴの仲間のヤギやトゲトサカ、いろいろなウニも。

    大きなヒトデ。人の世とは違いヒトデ不足ではなさそうです。アワビの仲間のトコブシやサンゴの仲間のヤギやトゲトサカ、いろいろなウニも。

  • ヤドカリです。動きがかわいい。貝にはベニヒモイソギンチャクがくっ付いてます。

    ヤドカリです。動きがかわいい。貝にはベニヒモイソギンチャクがくっ付いてます。

  • 何だこれは?カニでした。面白い動きをするなあ。カラッパというカニらしく、水族館注目のいきものになっています。パンタグラフみたいな長細いヒシガ二というのもいます。水槽の上段には猛毒のスベスベマンジュウガニ(下)もいる!

    何だこれは?カニでした。面白い動きをするなあ。カラッパというカニらしく、水族館注目のいきものになっています。パンタグラフみたいな長細いヒシガ二というのもいます。水槽の上段には猛毒のスベスベマンジュウガニ(下)もいる!

  • 世界一長い脚を持つ立派なタカアシガニの堂々とした姿。別の水槽ではおいしそうな、もとい、立派なイセエビがたくさんくつろいでいます。

    世界一長い脚を持つ立派なタカアシガニの堂々とした姿。別の水槽ではおいしそうな、もとい、立派なイセエビがたくさんくつろいでいます。

  • 運営母体の京大瀬戸臨海研究所の研究が紹介されていました。ヤドカリの研究とか面白い。

    運営母体の京大瀬戸臨海研究所の研究が紹介されていました。ヤドカリの研究とか面白い。

  • 第三水槽室にいたのは水族館注目のいきものその二。ヘビみたいなのが顔を出しているぞ。実はヘビではなくモヨウモンガラドオシというウナギやウツボなどの仲間だそうです。普通は水玉模様があるらしいのですが完全に白いアルビノ種は珍しいとのこと。もうちょっと出ておいでー。

    第三水槽室にいたのは水族館注目のいきものその二。ヘビみたいなのが顔を出しているぞ。実はヘビではなくモヨウモンガラドオシというウナギやウツボなどの仲間だそうです。普通は水玉模様があるらしいのですが完全に白いアルビノ種は珍しいとのこと。もうちょっと出ておいでー。

  • オニカサゴ(赤)とオニオコゼのコラボ。オニオコゼは怖い顔してますね。ホネガイもいます。貝殻でなく生きているのは初めて見ました。

    オニカサゴ(赤)とオニオコゼのコラボ。オニオコゼは怖い顔してますね。ホネガイもいます。貝殻でなく生きているのは初めて見ました。

  • ひときわ目立つ水槽がありました。これはオオカワリギンチャクという蛍光色に光るイソギンチャクです。きれいですね。発光するたんぱく質を持っているらしいです。

    ひときわ目立つ水槽がありました。これはオオカワリギンチャクという蛍光色に光るイソギンチャクです。きれいですね。発光するたんぱく質を持っているらしいです。

  • 上はイシガキフグ。ふぐ提灯で有名なハリセンボンの仲間だそうです。動きが早くて撮るのが難しい・・。下の赤いのはモンハナシャコ。寿司ネタのシャコの仲間ですが、貝殻を砕くほど強いパンチ力を持つことで有名だそうです。

    上はイシガキフグ。ふぐ提灯で有名なハリセンボンの仲間だそうです。動きが早くて撮るのが難しい・・。下の赤いのはモンハナシャコ。寿司ネタのシャコの仲間ですが、貝殻を砕くほど強いパンチ力を持つことで有名だそうです。

  • あれっ、またヤドカリがいる。これはムラサキオオヤドカリという大きなヤドカリでした。オオヤドカリは国の天然記念物に指定されている貴重な生物なんです。

    あれっ、またヤドカリがいる。これはムラサキオオヤドカリという大きなヤドカリでした。オオヤドカリは国の天然記念物に指定されている貴重な生物なんです。

  • 最後の第四水槽室に入っていきます。それぞれの生物のすみかごとに水槽が分けられており分かりやすい展示です。干潟に住む生物の所にはトビハゼがいました。ムツゴロウに似てますが斑点の色や食べる物が違うそうです。

    最後の第四水槽室に入っていきます。それぞれの生物のすみかごとに水槽が分けられており分かりやすい展示です。干潟に住む生物の所にはトビハゼがいました。ムツゴロウに似てますが斑点の色や食べる物が違うそうです。

  • ここにも大きな水槽があって、岩礁(水中に隠れている大きな岩や水面上にわずかに出ている岩のこと)に住む魚や生物がたくさん見られます。イシモチやスズメダイの仲間をはじめ、たくさんの魚とヒトデやウニ、ナマコなどがいます。下写真の大きくてきれいな魚はナンヨウツバメウオという魚です。

    ここにも大きな水槽があって、岩礁(水中に隠れている大きな岩や水面上にわずかに出ている岩のこと)に住む魚や生物がたくさん見られます。イシモチやスズメダイの仲間をはじめ、たくさんの魚とヒトデやウニ、ナマコなどがいます。下写真の大きくてきれいな魚はナンヨウツバメウオという魚です。

  • 何か標本みたいなものが壁からぶら下がっているなあと思って見ると、それはコバンザメでした。吸盤をどこかに引っ付けないと気が済まない習性なんですね。口をパクパクさせながらずっとこんな姿勢でいるのは辛そうですが、気にしていない様子です。私には真似できません。

    何か標本みたいなものが壁からぶら下がっているなあと思って見ると、それはコバンザメでした。吸盤をどこかに引っ付けないと気が済まない習性なんですね。口をパクパクさせながらずっとこんな姿勢でいるのは辛そうですが、気にしていない様子です。私には真似できません。

  • この水槽にいるのは全部白浜水族館で育てた魚らしいです。

    この水槽にいるのは全部白浜水族館で育てた魚らしいです。

  •  ウナギの仲間の水槽。いろいろな種類のウツボがお休み中です。

    ウナギの仲間の水槽。いろいろな種類のウツボがお休み中です。

  • わーっ、きれいな色の魚です。イットウダイとかエビスダイとかキンメダイの仲間の魚でした。

    わーっ、きれいな色の魚です。イットウダイとかエビスダイとかキンメダイの仲間の魚でした。

  • ミノカサゴとかハナミノカサゴとか、カサゴの仲間の魚です。美しい魚ですがとげには毒があるんですね。刺されると大変ことになるようです。

    ミノカサゴとかハナミノカサゴとか、カサゴの仲間の魚です。美しい魚ですがとげには毒があるんですね。刺されると大変ことになるようです。

  • フグの仲間の水槽です。こちらは本家のハリセンボン。何か怪我をしているようで痛々しい姿。この水槽では他の種類のフグやカワハギ、ウマズラハギといった魚が一緒に過ごしていました。

    フグの仲間の水槽です。こちらは本家のハリセンボン。何か怪我をしているようで痛々しい姿。この水槽では他の種類のフグやカワハギ、ウマズラハギといった魚が一緒に過ごしていました。

  • 魚の中の最大グループ「スズキ目」の仲間たちです。私達が食べる魚はほとんどがスズキ目の魚だそうな。大きなマダイをはじめ、フエダイとかクロダイとか大きめの魚が優雅に泳いでいます。

    魚の中の最大グループ「スズキ目」の仲間たちです。私達が食べる魚はほとんどがスズキ目の魚だそうな。大きなマダイをはじめ、フエダイとかクロダイとか大きめの魚が優雅に泳いでいます。

  • おっ、和歌山の代表的な魚、クエではないですか。お鍋でたまにお世話になっております。大きいですねえ。

    おっ、和歌山の代表的な魚、クエではないですか。お鍋でたまにお世話になっております。大きいですねえ。

  • 最後の水槽に来ました。ヒラスズキやフエダイの仲間、ヤイトハタといったスズキ目の魚がたくさん泳いでいます。皆大きくてきれい。クエとヤイトハタは似てますが、柄とか斑点の有無とかで区別できるそうです。<br /><br />この水族館は研究施設なので定番のイルカや海獣のショー、売店、レストランはありませんが、きれいな施設と身近な魚や生物が分かりやすく分類された見やすい水槽でとても満足感がありました。日ごろ料理でお世話になっている魚や海の生物に「ありがとう」と感謝しつつ、楽しい水族館鑑賞は終わりです。

    最後の水槽に来ました。ヒラスズキやフエダイの仲間、ヤイトハタといったスズキ目の魚がたくさん泳いでいます。皆大きくてきれい。クエとヤイトハタは似てますが、柄とか斑点の有無とかで区別できるそうです。

    この水族館は研究施設なので定番のイルカや海獣のショー、売店、レストランはありませんが、きれいな施設と身近な魚や生物が分かりやすく分類された見やすい水槽でとても満足感がありました。日ごろ料理でお世話になっている魚や海の生物に「ありがとう」と感謝しつつ、楽しい水族館鑑賞は終わりです。

  • 水族館のすぐ近く、番所山公園の中には粘菌の研究で有名な南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館があります。

    水族館のすぐ近く、番所山公園の中には粘菌の研究で有名な南方熊楠(みなかたくまぐす)記念館があります。

    南方熊楠記念館 美術館・博物館

  • 公園の中の第2駐車場に車を停め石段を登っていくと真っ白で上品な建物が見えてきました。

    公園の中の第2駐車場に車を停め石段を登っていくと真っ白で上品な建物が見えてきました。

  • 知の巨人と評された熊楠25歳、62歳の時の肖像写真。

    知の巨人と評された熊楠25歳、62歳の時の肖像写真。

  • 1階受付で600円/人を支払い2階の展示室に上がって行きましょう。土産コーナーにはTシャツや本など熊楠関連グッズがたくさん置いてあります。

    1階受付で600円/人を支払い2階の展示室に上がって行きましょう。土産コーナーにはTシャツや本など熊楠関連グッズがたくさん置いてあります。

  • 2階では常設展と特別展が開かれていて、常設展は撮影禁止です。熊楠の生い立ちからその生涯についてのパネルがたくさんありました。もちろん粘菌についての解説も。熊楠の脳は今でも大阪大学の医学部に保管されているとのこと!

    2階では常設展と特別展が開かれていて、常設展は撮影禁止です。熊楠の生い立ちからその生涯についてのパネルがたくさんありました。もちろん粘菌についての解説も。熊楠の脳は今でも大阪大学の医学部に保管されているとのこと!

  • 展示場の横では熊楠についてのビデオ上映もありました。交通が発達していない時代に海外に飛び出し、粘菌だけでなく生態学全般を探求した行動力とか好奇心、情熱には感心します。

    展示場の横では熊楠についてのビデオ上映もありました。交通が発達していない時代に海外に飛び出し、粘菌だけでなく生態学全般を探求した行動力とか好奇心、情熱には感心します。

  • 特別展では朝ドラ「らんまん」のモデルになった牧野富太郎と熊楠の交流についての展示が行われていました。二人の違いとかが分かって面白い。

    特別展では朝ドラ「らんまん」のモデルになった牧野富太郎と熊楠の交流についての展示が行われていました。二人の違いとかが分かって面白い。

  • 帰り道にアドベンチャーワールドの前を通ると今日は休園日。次はまたパンダを見に来ますね。よろしく。

    帰り道にアドベンチャーワールドの前を通ると今日は休園日。次はまたパンダを見に来ますね。よろしく。

    アドベンチャーワールド テーマパーク

  • なぜかここに寄ってしまうとれとれ市場。全体的な値段は観光地なんでそれなり。近くに大きなスーパー銭湯も出来ています。オリジナルのイカとかタコ足のクッションはちょっと欲しくなりました。

    なぜかここに寄ってしまうとれとれ市場。全体的な値段は観光地なんでそれなり。近くに大きなスーパー銭湯も出来ています。オリジナルのイカとかタコ足のクッションはちょっと欲しくなりました。

    とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街

  • 阪和自動車道に乗って最後の立ち寄り地、上り線の岸和田サービスエリアです。ここのみかんパンはすぐ売切れ御免になる人気商品ですが、下り線の売店とは経営元が違うらしく上り線にしか売っていません。

    阪和自動車道に乗って最後の立ち寄り地、上り線の岸和田サービスエリアです。ここのみかんパンはすぐ売切れ御免になる人気商品ですが、下り線の売店とは経営元が違うらしく上り線にしか売っていません。

    岸和田サービスエリア 道の駅

  • 久しぶりに買えたみかんパン、おいしいー。ということで今回の旅は終了です。<br /><br />旅行記をご覧いただき大変有難うございました。<br />(→1日目はこちら https://4travel.jp/travelogue/11855904)

    久しぶりに買えたみかんパン、おいしいー。ということで今回の旅は終了です。

    旅行記をご覧いただき大変有難うございました。
    (→1日目はこちら https://4travel.jp/travelogue/11855904

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