2023/08/16 - 2023/08/17
372位(同エリア583件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2023/08/16
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30分
2023/08/18
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碓氷軽井沢インターー上信越自動車道
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上信越自動車道ー関越自動車道ー圏央道ー東北自動車道ー浦和インターー川口市の自宅
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2023年の夏旅
毎年、仕事の休みを夏にまとめてとって、夫婦でちょっと長い車旅をする。
今年は結婚30周年ということもあって、行ったことがない地域にも行ってみた。
その1は、栃木県塩原温泉のB級グルメであるスープ入り焼きそばを初めて食べ、大好きなお宿である塩原山荘で、温泉と美味しい料理を楽しんだ。
その2は、福島県の高湯温泉で400年の歴史を持つ老舗旅館、安達屋で濁り湯とクラシックモダンな雰囲気を楽しみ、浄土平で吾妻小富士の火口外輪を歩いた。
その3は、浄土平から会津に抜けて、私たちの定宿である福島県会津湯野上温泉の民宿、蕎宿湯神でのんびり連泊をした。
その4は、会津から新潟に抜け、越後一ノ宮である弥彦神社に初参拝。その後、岩室温泉濱松屋で一泊。黒湯の温泉や上質のお食事を楽しみ、次の日にお詣りした彌彦神社奥宮である御神廟で不思議な出来事に遭遇。
その5は、貯まっていたヒルトンオナーズのポイントを消費しようと富山にできたダブルツリーbyヒルトン富山に泊まり、街中で新鮮な魚介類を堪能しようとしたが夕食難民に。期待していたホテルもダブルツリーらしくなくちょっとがっかり。
その6は、この旅の一番の目的である石川県、白山比咩神社に初参拝、また金劔宮近くの萬寿荘さわだ旅館に泊まって素敵な出会いにほっこりした。
その7はいよいよ帰途へ。
道すがらに寄った富山のヒスイ海岸と、意外に面白くて長時間いたフォッサマグナミュージアム。そして駅弁製造で有名なホテルハイマートに泊まったら、やっぱり料理は美味しくて満足した。
今回のその8は旅の最後の1泊2日。嬬恋村の郷土資料館で浅間山噴火やボンペイの資料を見学し、その後バラキ高原のプチホテルマニトゥーで温泉や料理を楽しみ、今年の夏旅を振り返った。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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新潟県の直江津駅前にあるホテルハイマートをチェックアウトして、真っ直ぐ向かったのは群馬県の嬬恋村郷土資料館だった。
嬬恋郷土資料館 美術館・博物館
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長い車旅も最後の一泊。
のんびり最後の宿に向かうだけなのだが、それではチェックインまで時間があるよね?と、プチ観光がてら来てみたのだ。 -
日本のボンペイとも称される浅間山噴火の観音堂石段のそばにあり、その発掘資料なども見てみたいと思ったのだ。
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建物は小さく感じたが、まだまだ新しかった。
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入り口に本家のボンペイ展も企画展としてやっている案内があった。
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嬬恋村郷土資料館は小さいながらも、かなり濃い内容で、浅間山と共に暮らしてきた人たちに焦点を当てるような、そんな感じだった。
もちろん鎌原村の観音堂石段や、埋没家屋やお寺の馬など発掘の様子の展示には言葉もなかった。
またボンペイ展も実際の発掘資料があり、なかなか興味深く、できればイタリアに実際に行って見てみたい衝動にも駆られた。 -
嬬恋村郷土資料館を出て、階段を降りたすぐのところに説明の看板があった。
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これが鎌原観音堂で、浅間山噴火の際に発生した土石流で村は壊滅的被害を被った。その際、この石段を駆け上がった人だけが助かった。
鎌原観音堂 名所・史跡
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実はこの石段はこの赤い橋の下にも続いており、この赤い橋の下に埋没した土石の中から、石段を登ろうとしていた女性2人の遺体が見つかっている。
親子か姉妹か?
1人をおぶった状態で石段を上がろうとしたところを、土石流が襲った形になったのだとか。
郷土資料館では、その後生き残った村人たちがどう生きて村を復興させていったか、といったことも伝えていて、何となく東日本大震災を思い出した。
私の福島の実家が被災しているので、より感慨深いものがあった。 -
さて。
嬬恋村郷土資料館を出て、この旅最後のお宿にやってきた。
最後に選んだのは、バラキ高原にあるプチホテル マニトゥー。 -
到着した時は余り天気が良くなく、一面霧がかかっていた。本来なら凄く景色が良いところらしいけれど。
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建物はプチホテルらしい感じ。
ペンションより、やっぱりプチホテルって感じのどっしりとした雰囲気だった。プチホテル マニトゥー 宿・ホテル
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大きな玄関ドアを開けて、さらにドアを開けると玄関フロアに出た。
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玄関フロアの正面にフロント。
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フロント前に飲み物の冷蔵庫。
ここの飲み物を購入できる。 -
フロント脇にフリードリンクが。
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お茶用のお湯のポットなど。
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チェックインをして、フリードリンクをいろいろ見た後、視線をあげたら。
うわ~暖炉⁈薪ストーブ⁈
広いロビーの真ん中に設置されていた。
真夏だったので、もちろん火は入ってなかったけれど、真冬は凄く素敵だろうなぁ。 -
眺望を眺められるようにリクライニングチェアが置いてあった。
霧で残念…。 -
ロビーの一角はカーペットで、寛げるスペース。
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レストランに近いスペースにはソファーとピアノがあった。
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天井が高くて、吹き抜けになってる。
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階段から見たロビー。
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階段の踊り場に貼ってあった嬬恋村のポスター。
「妻との時間をつくる旅」だって。
結婚30周年のお祝い旅行の最後の一泊を嬬恋村にしたのは単なる偶然だけど、このポスターを見て、なんか良かったかも、と思った。 -
さて、今回予約したお部屋。
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ドアを開けると、こんな玄関スペース。
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スリッパを脱いであがると、クローゼットの下が玉砂利で、和風な雰囲気。
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クローゼットの扉の中は浴衣とバスタオルとフェイスタオルと足袋っくす。
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部屋の扉を開けるとシンプルな和室!
モダンで素敵だけど、あれ?
プチホテルというイメージがあったので、ちょっとギャップを感じた。 -
あ、奥にも部屋が続いてる。
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でも、先ずはこの和室内をいろいろ見て回る。
ここは荷物置き?
それとも机?
上にティッシュボックスとテレビのリモコン。
引き出しの中に、爪切りと裁縫セット。
下に金庫。 -
冷蔵庫。
中のお水はサービス。 -
冷蔵庫の上にウェルカムメッセージ。
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水場もあり。
湯沸かしポットとお茶の用意。 -
和室の隣の部屋は寛ぎスペース。
ラグマットも気持ちいいし、ヨギボーがすごく良くて癒された。
オーディオもあり、音も良くて夫はずっとここで寛いでいた。 -
寛ぎスペースから洗面所へ。
可愛い雰囲気の洗面所だった。
壁掛けドライヤーがちょっと残念だったかな。(昔のと違って風量は結構あった) -
基礎化粧品一式。
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アメニティいろいろ。
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お部屋のバスルーム。
カランは一つ。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープあり。 -
そして?
部屋の温泉!
そう。ここは客室に温泉が付いているのだ。
(限られた客室だけだけど)
部屋に温泉が付いているのって凄くありがたい。
いつでも入れちゃうし。 -
因みにトイレも広い。
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中央の和室を挟んで、反対側にベッドルーム。
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部屋からの眺めは生い茂った木と、高原のキャベツ畑…の筈だが、霧なので。
でも霧の中も幻想的で私的には素晴らしかった。 -
さて、こちらはお部屋ではなくて、貸し切りの温泉浴室。
プチホテルマニトゥーは、二つの貸し切り温泉浴室があって、この写真はその一つ。 -
結局、もう一つの方の温泉浴室を借りた。
こちらを最初に利用させてもらって、あとはずっと部屋の温泉に浸かっていた。 -
貸し切り温泉浴室には、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープと、クレンジング、フェイスウォッシュ、石鹸があった。
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貸し切り温泉浴室にはテラスもついている。
天気が良かったら、見晴らしもいいんだろうな。 -
こちらは貸し切り温泉浴室の洗面台。
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貸し切り温泉浴室のアメニティなど。
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脱衣所。
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さて。
温泉に浸かって、部屋で寛いでちょっとお昼寝なんかしていたら、あっという間に夕食の時間になっていた。
一階のレストランに降りると、案内されたテーブルには蝋燭が灯されていた。 -
窓の外は幻想的な風景。
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レストランもちょっとクラシック調で雰囲気が良かった。
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注文した白ワイン。
久しぶりにドイツワインを頼んだ。 -
お料理が運ばれてきた。
アミューズ
鮎のコンフィ
おお!鮎を塩焼き以外で食べるの、四万温泉の長静館みたい!と最初からちょっとはしゃいでしまった一品。
塩焼きももちろん大好きだけど、洋風の鮎も本当に美味しい。 -
前菜
茄子のパプトン
パプトンって何?と思ったら南仏の郷土料理だとか。
うーん、フランスには2度行っていて、パリ以外にも行ってるけど南仏までは行ってなかった。
だから知らないのかも?
それはいいとして、このケーキみたいな茄子料理、なめらかで凄く美味しかった。
生クリームを入れて焼いてるのかな?もっと食べたい! -
スープ
ヴィシソワーズ
大好きなスープの一つ。夏の冷たいヴィシソワーズは大好き。 -
手作りパン
もっちりしていて、パンも絶品。 -
アンチョビバター
アンチョビバターをパンにたっぷりつけて食べるの、最高だった。 -
お魚料理
イトヨリダイのポワレ
ピーマンみたいなのは福耳唐辛子だとか?
ピリッとした辛さがあった。 -
お肉料理
国産牛イチボのロースト
とにかく美味しい。
イチボ、結構好きで。 -
ライス
五穀米って言ってた気が。
イチボのローストと一緒に出してもらった。
プチプチの雑穀食感が意外に良かった。 -
デザート
ヌガーグラッセ
これまた美味しいやつ! -
コーヒー
ヌガーグラッセと一緒に頂くの、本当によくあってて、素敵な夕食の〆になった。 -
翌朝。
晴れた! -
朝食にレストランに行くと、カトラリーがセッティングされていた。
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高原野菜のサラダ。
野菜はマニトゥーのオーナーの手作り野菜だとか。プチホテル マニトゥー 宿・ホテル
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ヨーグルトにブルーベリーソース。
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オレンジジュース。
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コーンスープ。
甘くて美味しい。 -
スクランブルエッグとウインナーと茄子を焼いたの。
茄子は緑茄子?とか。 -
ふわふわ食パン。
ホイップバター。 -
手作りジャム。
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食事の途中で、ごはんと味噌汁もありますよ~と声をかけてもらった。
思わず興味だけで、じゃあ少しだけ下さい!と言ったら、ごはんとお味噌汁、少しの納豆とお漬物まで持ってきてくれた!
パンの後にごはんって不思議な感じだったけれど、ごはんもおいしくて、ありがたかった。
デザートにスイカも頂いた。 -
〆のコーヒー。
お腹いっぱいすぎ。
ご馳走さまでした!
なかなか素敵なプチホテルでのんびりさせてもらって、チェックアウト。
帰りは広大なバラキ高原のキャベツ畑を見ることができた。 -
帰りは軽井沢を通って(本当に通り過ぎただけ)、碓氷軽井沢インターから上信越自動車道へ。
途中、横川サービスエリアで休憩。横川サービスエリア 道の駅
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中には特急車両もあって、面白かった。
が、流石に人が多い~。 -
おぎのやの釜飯も好きなんだけど、食べた後の釜の処分に困るから今回は買わず。
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何となくぶらぶらしながら、今回の車旅を振り返った。
日本海側ってあまり行ったことがなかったけど、また行きたい!と思うお宿も場所もたくさんあって、凄く楽しかった。 -
また時間を作って、また行こうよ!
2人で同じように考えていることに幸せを感じて、結婚30周年旅行は終わった。
とは言え、周年記念旅行じゃなくても、なんだかんだ一緒にお出かけできること、
一緒じゃなくても夫は趣味のロードバイクのレース等に、私は歴史探訪1人旅に出かけることなど、
お互いやりたいことをやれている環境も、
私たちにとっていいことなんだろう。
これからも元気でやりたいことをやっていこう。
そんなふうに思った。
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