2023/08/14 - 2023/08/15
27位(同エリア54件中)
こあゆきさん
この旅行記のスケジュール
2023/08/14
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車での移動
富山市内ー石川県白山市
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車での移動
5分
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車での移動
5分
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加賀一宮駅
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車での移動
10分
-
車での移動
10分
2023/08/15
-
徒歩での移動
2分
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岩清水薬師不動尊
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金劔宮不動滝
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小川幸三生居跡
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岩清水公園
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真宗大谷派鶴来別院
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徒歩での移動
2分
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この旅行記スケジュールを元に
2023年の夏旅
毎年、仕事の休みを夏にまとめてとって、夫婦でちょっと長い車旅をする。
今年は結婚30周年ということもあって、行ったことがない地域にも行ってみた。
その1は、栃木県塩原温泉のB級グルメであるスープ入り焼きそばを初めて食べ、大好きなお宿である塩原山荘で、温泉と美味しい料理を楽しんだ。
その2は、福島県の高湯温泉で400年の歴史を持つ老舗旅館、安達屋で濁り湯とクラシックモダンな雰囲気を楽しみ、浄土平で吾妻小富士の火口外輪を歩いた。
その3は、浄土平から会津に抜けて、私たちの定宿である福島県会津湯野上温泉の民宿、蕎宿湯神でのんびり連泊をした。
その4は、会津から新潟に抜け、越後一ノ宮である弥彦神社に初参拝。その後、岩室温泉濱松屋で一泊。黒湯の温泉や上質のお食事を楽しみ、次の日にお詣りした彌彦神社奥宮である御神廟で不思議な出来事に遭遇。
その5は、貯まっていたヒルトンオナーズのポイントを消費しようと富山にできたダブルツリーbyヒルトン富山に泊まり、街中で新鮮な魚介類を堪能しようとしたが夕食難民に。期待していたホテルもダブルツリーらしくなくちょっとがっかり。
今回のその6は、この旅の一番の目的である石川県、白山比咩神社に初参拝、また金劔宮近くの萬寿荘さわだ旅館に泊まって素敵な出会いがあった記録。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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富山駅前のダブルツリーbyヒルトン富山をチェックアウトして、真っ直ぐ向かったのは、石川県にある白山比咩神社。
元々、今回の旅行は白山神社に行きたいから北陸に行かない?と夫が言ったことから、北陸方面に決めたのだ。
私は「白山神社」という名前は知っていたけど、それが本当は「白山比咩神社」というのを、今回初めて知った。 -
白山比咩神社は、全国の白山神社の総本宮で、加賀一ノ宮ということなので、私の勝手なイメージとしては相当に大きな、そして人のたくさんいる神社だと思っていた。
車を進めていくと、小さな田舎の町を通り、こんなひっそりとしたところ?という感じの表参道駐車場に着いた。
写真は一ノ鳥居。白山比咩神社 (白山ひめ神社) 寺・神社・教会
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御由緒。
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表参道はいい雰囲気だった。
静かな杉並木を歩く。
白山比咩神社は厳しいといったことをよく耳にしていたけれど、どこが?というくらい優しい気が溢れている。
ふと茨城県の鹿島神宮の奥参道(拝殿から奥宮への参道)を思い出した。あの優しい気に似ている。 -
杉並木にはこんな木もあった。
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小さな滝もあった。
琵琶滝というらしい。 -
木々の合間に見える空や光が清々しい。
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巨木も。御神木じゃないかな。
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表参道の手水舎。
小さいけれど立派な。
あれ?ご眷属様かな?自然の精霊かな?
見えないけど、いらっしゃるような場所だった。 -
威厳のある龍が。
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二の鳥居。
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可愛い狛犬さん、と言ったら失礼だろうか。
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こちらにも。
長い年月、こちらにいらっしゃるのだろうか。 -
大けやき。
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何故ここにあるのか?手取川の説明。
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三の鳥居を潜った後に、御神門が。
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御神門の傍に荒御前神社。
荒御前神社 寺・神社・教会
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そして御神門をくぐると、立派な狛犬さんが。
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こちらにも。
以前、徳島県の天石門別八倉比賣神社に1人で行った時、狛犬さんに話しかけられたことがあるので、それ以来狛犬さんたちにもご挨拶をすることにしている。 -
外拝殿。
外拝殿、その奥に直会殿、その奥に弊拝殿、その奥が本殿という珍しいつくり。
何だか本殿の神さまをお守りする何重もの垣根みたいに思ってしまうのは私だけ?
でも、外拝殿にお詣りしてから、ずっと本殿の方を見ていたら、空から誰かが降りてきたような。
…男の神さまだと思うんだけど???
そんな気がした。 -
こちらは昭和天皇が杉の種をまいた三本杉。
天皇が種を蒔いた樹木も御神木となるんだ…。 -
白山の伏流水。
一口手ですくって頂いた。 -
何故ここがしめ縄で囲ってあるのかわからなかった。
誰か知っていたら教えてほしい。 -
この細長い石は?
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盤持石だって。
神社の祭礼で、力自慢たちが持ち上げて競った石とのこと。 -
天皇陛下が詠まれた句碑。
昔の天皇陛下?と思ったら、今の天皇陛下が親王時代に白山に登頂されているのだとか。 -
このキノコみたいなの、なんだろう?と思ったら、以前、白山山頂に設置されていた包囲盤なんだとか。
その貴重なもの以上に、説明書きの最後の朱記「注意 上に乗ったり 押したりしないでね」が、なんか可愛くて良かった。 -
霊峰白山の説明。
奥宮はやはり遠い。 -
その為の遥拝所がある。
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大汝峰、御前峰、別山の「白山三山」の形をした大岩が祀られています、とのこと。
この大きな岩がそうなんだろう。
この大きな岩自体に凄く畏れ多いような気を感じる。 -
ふと、空を撮るように言われた気がして撮った写真。
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清め砂。
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神馬社。
神さまが乗る御神馬。 -
欅で作られた御神馬の説明。
こういうの、初めて見た。 -
外拝殿から奥宮遥拝所を通って参集殿を通り過ぎたら、雰囲気の違う場所に出た。
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禊場とある。
進んでみると。 -
なるほど、禊場だ。
しかし白山比咩神社の境内の中にしては、余りにも雰囲気や空気が違う。 -
はっきり言って別世界というか、別次元とかぶっているような。
凄く不思議に感じた。 -
なんじゃもんじゃの木だって。
なんじゃもんじゃの木って何?
奉納された木らしいけど。 -
禊場の一番奥にあるお社。
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神域というのが誰にでも体感できる場所なんじゃないかな。
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禊場の更に先にあった境内末社の住吉社。
誰でも受け入れてくれそうな、明るく温かい雰囲気のお社だった。 -
さて。
私たち夫婦は表参道の一ノ鳥居から登ってきたのだが、実は大きな駐車場からすぐ外拝殿に来られる北参道ルートというのが存在した。
こちらからだと、長い登り坂を登らなくて済む。
私たちは禊場や住吉社をお詣りしてから外拝殿や社務所の方に戻り、その北参道ルートを見に行くことに。
そうしたら、ここを見つけた。
白山霊水を頂けるらしい。 -
ここにきて、手にすくってお水を飲んでいる人がいた。
よくよく看板を見たら、生水だから煮沸して飲用してくださいって書いてあるけど、大丈夫かな…? -
北参道駐車場のところの鳥居。
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北参道の鳥居を出たところにお店もあった。
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大きな建物のお土産物屋さんだったけれど、本当に地元のものが中心に売られているせいか、品数はまばらといった感じだった。
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北参道の大きな駐車場を見て、こちらが表みたいな立派さだな~と思いつつ、戻ることに。
こちらの鳥居の側には、觸穢所があった。
珍しい! -
そして、こちらが北参道ルートの手水舎。
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立派な可愛い?彫刻も。
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でも、私はやっぱり表参道が気に入った。
この雰囲気は神さまを感じる。
何となくまた来るんだろうな。
そんなことを思いながら白山比咩神社を辞した。 -
次に私たちが向かったのは、近くにある白山七社のうちの一つ、金劔宮だった。
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先ず、駐車場がいっぱいで、最初は入れなかった。
無理に今いかなくても…と話しつつ、一度ぐるっと回ってきたら、ちょうど駐車場が空いたところで、車を停められた。 -
車が停められたから、行ってもいいのかな?と思いつつ境内に足を踏み入れると。
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何だか人がいっぱいで。
ガラスに囲まれたお社もたくさんあって。
お詣りの順路もわからず。金劔宮 寺・神社・教会
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いろいろな神さまのお社があちこちに。
何だか神さまのテーマパークみたいだ…。
だから人もこんなにいるの⁈
それにしても、このたくさんの人は何しに来てるの?
ここは神社で神域の筈なんだけど、何か観光地に遊びに来ている気分の人が余りにも多い気がして。
だんだん頭が痛くなってきた。 -
昔からここにいらっしゃるだろう狛犬さん。
相方はどこに? -
もちろん静かにお詣りされている人もいるけれど。
-
大声で笑ったりはしゃいだりして。
それで神さまと対話できるんだろうか?
例大祭とかの時はそれもアリだと思うのだけれど。 -
何か、だんだん悲しくなってきた。
どこにも神さまの気を感じない。 -
やっぱり来るべきじゃなかったかな?
-
それとも、今じゃない方が良かったのかも。
-
何で今、来られたんだろう?
こういう状況を神さまが知って欲しかったのかな? -
ここは金運アップの神社と報道されて、それで全国から金運がほしい人が詰めかけているという。
また、境内内外での迷惑行為を謹んでほしいと看板があちこちにあり、それを見てますます悲しい気持ちになった。 -
なんていうか、境内全体にいろいろ拒絶している雰囲気がある。
なんで私も来ちゃったんだろう?
私たち夫婦は神社で、あまり願い事をしない。
常に生かされていることが素晴らしいので、神恩感謝が基本。
ただお願いごとを全くしない訳でもないけれど、私利私欲のお願いはしない。 -
それなら何故神社に行くのかというと、神さまに会いたいから。
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おこがましいかもしれないけれど、呼ばれている?と思う時もあり。
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気のせいでしょ、と思って動かないと、行かなくてはならないようなことになったり。
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不思議なお導きがあることもあって。
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実際に行って、その辺りの自然や御眷属さまや神さまを感じさせてもらったりする。
私たち夫婦は別に霊感もない、ただの普通の人間で、毎日普通に暮らして、共働きで仕事もしていて、そんな私たちでも八百万の神さまはいるんだなぁと。
神社に行くとそう思うことが多いのだ。
そんな感覚が私たちは好きで、私たちの癒しになっている。(とは言え、昔、夫婦揃って別の次元らしきところに迷い込んだみたいな時もあって凄く怖いという気持ちに苛まれたこともあるのだが…) -
早々に金劔宮を辞して、道の駅にやってきた。
道の駅 しらやまさん 道の駅
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道の駅しらやまさん。
大きな駐車場には車が数台停まっているものの、建物の中には人がいなくて、入ってもいいの?と若干オドオドしてしまった。 -
農産物が少し売られていた。
午後だったせいか、ほとんどなかったけど。 -
隣はレストランだった。
あげあげ、とは油揚げらしい。
うどんとか、そばとか、カレーとかそんな感じのメニューがパネルにあった。 -
早々に道の駅しらやまさんを出、近くの手取川ジオパークの手取川七ケ用水を見たり。
手取川 自然・景勝地
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廃線になった駅を見に行ったりした。
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ここは北陸鉄道、加賀一宮駅の跡。
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ここの道路の白線が線路の跡だという。
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サイクリングルートにもなっているようで、自転車ラックも完備。
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夫はロードバイクが趣味の人なので、サイクリングルートをじっくり眺めていた。
今回の旅はロードバイクを車に積んでないので、残念。 -
駅舎を正面から。
この鉄道が廃線になってなかったら、白山比咩神社に来るのも楽だったろうに。 -
ウォーキングマップもあった。
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駅舎の中は以前の面影を残して雰囲気よく保存されていた。
中は冷房もかかっていて快適。
後からロードバイクに乗った人が来て休憩していた。 -
以前の写真も。
じっくり眺めてしまった。 -
もっと展示してあってもよいのになぁ。
ミニ博物館みたいに。 -
線路が残っていた。
終着点だったところ。 -
この加賀一宮駅の前は古宮公園という。
元々の白山比咩神社があった場所だという。
その一角に、このミニピラミッドみたいなのがあった。
なんでも大量のかわらけが出土したのだとか。 -
古宮公園の中に小さな神社があった。
水の取り入れ口の守護神としてお祀りしているらしい。 -
古宮公園の説明の看板があった。
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次に車を走らせ、やってきたのはここ「パーク獅子吼」。
説明書では獅子吼高原の登り口にあるレジャーエリアとか。
ここにはゴンドラ乗り場があって、すごいスピードで登り降りしていているのが見えた。パーク獅子吼 公園・植物園
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ゴンドラも乗って見たかったけど、時間が読めなかったので、こちらへ。
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獅子ワールド館。
世界中の獅子があるんだって。
因みに獅子ってライオン?
それとも想像上の動物?
調べると神格化したライオンを模した想像上の生き物、らしい。
中国では犬も獅子というのだとか?
だから狛犬さん、獅子っぽいのかなぁ。 -
中の階段を上がると、途端に大きな獅子が!
日本一の木彫りの夫婦獅子頭だとか。獅子ワールド館 美術館・博物館
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他にもたくさんの種類の獅子が展示されていたけど、やっぱりこの大きな獅子頭がいちばん素晴らしかった。
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さて。
今夜のお宿はここ。 -
鶴来駅から徒歩10分くらいの萬寿荘さわだ旅館にやってきた。
駐車場は道路を挟んだ斜め向い側のコンクリート舗装のところに停めて良いとのこと。 -
白山比咩神社のそばでお宿を探していたのだが、探している時、他にも目をつけていたお宿があったのに、何故か絶対ここ。やっぱりここ。
という感じがあって。
なんで?と自分でも不思議でいろいろ調べていたら、座敷童子さんのお宿という情報があった。
私たち夫婦は、岩手県の緑風荘に昔からご縁があって何度か泊まらせて頂いているのだが、そういった座敷童子さん繋がりで、ここにも呼んでもらえたのかな?と。
本当にそうかどうか電話してみよう。
私たち泊まりたいのはお盆の真っ最中。
そこで、座敷童子さんがいるというお部屋が予約できたら、呼ばれているんだろう。
予約できなかったら、ただの思い違い。
そんなふうに自分で考えて電話してみたら。
ちゃっかり座敷童子さんがいるというお部屋の予約が取れた。
そんな訳でこちらで一泊させてもらうことに。 -
萬寿荘さわだ旅館は古い旅館だったが、中はかなりきれいに整えられていた。
迷路のような館内を歩き、この一番奥の部屋に案内された。 -
泊めていただいた雲井の部屋。
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引き戸を開けて入った後、廊下側を見た写真。
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最初に控えの間みたいな小部屋があり。
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小部屋の奥が居室。
鶴来温泉 萬寿荘さわだ旅館 宿・ホテル
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2方向に窓があって、居心地がいい。
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この襖の奥が、控えの間で、その奥が入り口。
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こちらは広縁。
囲炉裏台?みたいなテーブルがあって、雰囲気もいい。 -
広縁の奥に立派な年代物の茶箪笥みたいなものが。
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広縁からの景色は、あまりはっきり見えないけれど、小さな滝があって、水が流れている。
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この滝の水は、この裏山の上にある金劔宮の方から流れてくるのだとか⁈
時々、野鳥が水を飲みに来ていて、そんな様子が凄く可愛くて癒された。 -
広縁の反対側の端に今時珍しい冷蔵庫があった。
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居室の床の間には瑞龍さんがいらした。
旅館の方の話では、この雲井の部屋に泊まって、その後事業が成功した方が、お礼として下さったものだとか。 -
掛け軸も素晴らしいものだった。
この一角はやはりなんていうか、神聖な感じがした。 -
そういえば面白いものも。
貴重品袋だって。
昔々の客室に金庫がない時代に、この袋に貴重品を入れてフロントに預けるもの。
昔々、私が子どもの頃とかにあったようなものの気がする。 -
お茶の用意。
蓋を開けたらまた蓋⁈とびっくりしたが、お盆になるらしい。 -
お盆になる部分を更に開けたら急須と湯呑み、ティーバッグが入っていた。
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浴衣やタオル、歯磨き、足袋っくすなど。
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館内案内図もあった。
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さて、部屋で一息ついた後は館内見学&お風呂へ。
このお宿は昔の造りなので、各客室にトイレや洗面台がない。
トイレは、部屋を出て近くにあった。 -
トイレにキレイな洗面所。
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トイレは新しくとってもきれい。
ウォシュレット。 -
廊下に昔ながらのタイル張りの洗面所。
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自販機は大浴場の隣に。
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大浴場。
入り口にウォーターサーバー。 -
女湯の脱衣所。
フェイスタオルはこちらにもあり。 -
脱衣所の洗面所。ドライヤーあり。
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カランはこの向い側にも2つあるので、計4つ。
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お風呂。
温泉じゃないのに、温泉みたいに気持ちがいいし、あがった後にたくさん汗が噴き出る。
温泉じゃないんだよね⁈ -
お風呂でさっぱりした後に部屋に戻る。
雲井の部屋はこのお花(生花!)と衝立の向こう。 -
お茶菓子は若鮎。
お茶を淹れてのんびり。 -
ゴロゴロしていたら、夕食の時間。
夕食は部屋食。
龍のようじ入れに、昔懐かしいマッチ箱。 -
最初のセッティング。
お品書きはなし。 -
鰻巻き
とうもろこしの真丈
鴨肉
川海老
吾郎じま金時
黄色がキレイ。一品一品が美味しかった。 -
白和えにゴリ
ゴリという小魚だとか。 -
うなぎの柳川風
お鍋に鰻やごぼうと出汁が入っていて、煮えてから卵を流し入れる。
思ったよりおいしくて、食が進んだ。 -
ご飯はお釜で炊き上げる。
火を入れてもらう。 -
日本酒美味しかった!
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お造り
さわら、まぐろ、たい、ぶり -
ごまどうふのお吸い物
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鮎の塩焼き
蕗のとう味噌
これが、今まで食べた鮎とは違うような気がして!
柔らか~い。
繊細な味。
びっくり。 -
銀杏のゆばまんじゅう
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天ぷら
いちじく 鮎
どれも凄く美味しい。いちじく、美味しい! -
酢の物
鮎の南蛮漬け -
炊きたてご飯。
油揚げと生姜が入っている。
生姜ごはんは大好きなので、嬉しい。 -
味噌汁は赤だしかな?と思ったけれど、合わせ味噌かな?というお味だった。
赤だし、ちょっと苦手だから助かった。 -
香の物。
しっかり手作り。 -
デザートはメロンとぶどう。
お腹いっぱい。 -
残してしまったごはんはおにぎりにしてくれた。
静かな夜を過ごした。
私はあまり夜寝つきが良くないのだが、この日はぐっすり眠れて、座敷童子さんがいたのかどうかも全く感じられなかった。笑 -
翌朝。
珍しく早起きした私は旅館の周りを散歩することに。
夫はジョギングに行ってしまったので、1人で歩いてみる。
写真はお宿の駐車場のスペース。
お宿の斜め前にある。 -
さて。
泊まったお宿、萬寿荘さわだ旅館は実は金劔宮の下に位置する。 -
旅館からちょっと歩くとここに着く。
昨日は駐車場から境内に入ったけれど、本当はここからお詣りするべきだったんだ。 -
早朝なので、今から伺えば、昨日のような気持ちにはならないかもしれない。
1人で金劔宮に再び行ってみることに。金劔宮 寺・神社・教会
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鳥居の後の階段を上がっていくと、道路を挟んで次の階段にたどり着いた。
だが、次の階段には三角ポールが置かれていた。 -
注意書きにを読んでなるほど、と。
-
地下道とは、これ。
-
地下道は古くてもゴミが落ちているような場所もなく、明るく怖い雰囲気もなかったけれど、何せ真夏の早朝なので。
何が一番怖いかっていうと、虫と蜘蛛の巣が怖かった。 -
地下道の出口。
ここはそのまま金劔宮の境内に出る。 -
昨日と打って変わって、静かだ。
-
ご由緒。
鶴来町は元々、劔(つるぎ)という文字から来ているということがかかれており、かなり驚いた。
ここ数年、私は阿波古代史に魅せられて徳島に通ったりしているのだが、つるぎ町や剣山、剣神社など古代阿波から全国に繋がりがあり、そういった場所に自然に導かれるように訪れることがあるのだ。
もしかして今回もそうだったのだろうか?
実際この地は、古代阿波とどう繋がるのかはわからないけれど、なんだかそれを考えただけでわくわくした。 -
毎日の生活の中で、非常に興味を持ってわくわくすることって意外に少なく、ましてこの年齢になると殆どないといっていい。
それが突然、降ってきた感じで。
金劔宮の神さまからのプレゼントだったのかも。 -
昨日、あんなに拒絶の雰囲気が漂っていた境内も、早朝は非常に清々しかった。
-
浄化されている感じで。
-
本殿の神さま、早朝にこちらに来させて頂けて感謝です。
昨日の悲しい気持ちが霧散していった。 -
金劔宮の帰りは南参道から旅館にもどる。
大体、南参道があるなんて、歩いて来なければ知らなかった。 -
南参道の階段を降りてきたら、お宮があった。
岩清水薬師不動尊。 -
金劍宮の不動滝などの説明。
今、気づいたのだけれど、この場所も金劔宮の境内なんだ。
道路ができて分断されたんだろうな。 -
金劔宮の不動滝。
この滝や岩清水薬師不動尊の湧水のように、萬寿荘さわだ旅館の雲井の部屋から見える滝も金劔宮からの湧水なんだろうか? -
滝の下に鯉が。
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不動滝の説明
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近くに加賀藩士で尊皇攘夷を唱えた為に処刑されたという小川幸三の生居跡が。
先祖は会津藩という私が言うのもなんだが、自分の思いや意見を伝え続けることで殺されてしまう時代ってどうなんだろう? -
南参道(女段)はキレイに整備されて歩きやすかった。
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何の石碑かよくわからなかったが、立派なものが。
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百合が咲いていた。
美しくて、これが見られただけで得した気分。 -
金劔宮の南参道の鳥居。
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金劔宮の鳥居の隣に広場があった。
岩清水公園というらしい。 -
水飲み場に仮面が⁈
何これ?
それにしてもシュールな…。 -
歩いていたら立派なお寺があった。
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鶴来別院?
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すご~く立派な大きなお寺。
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真宗大谷派の道場?なんだとか?
私の実家は曹洞宗だったけど、嫁いだ先は浄土真宗本願寺派なので、真宗大谷派も宗祖が同じ…。
でも何が違うのかは詳しくないのでわからない…。 -
とりあえずご本尊さまにご挨拶をした。
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鐘撞堂もあり。
隣に大きな駐車場と、これまた立派な建物があり、早朝なのに人が集まっていた。 -
お宿に戻ると、夫もジョギングから帰っていた。
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夫は白山比咩神社まで走ってきたとか。
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朝ごはんは、お宿のお食事処で。
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焼き鮭、ハムサラダ、油揚げと蕗と蕨の煮物。
鶴来温泉 萬寿荘さわだ旅館 宿・ホテル
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わら納豆、佃煮
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朴葉味噌
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生卵、イカ刺し、ヨーグルトにブルーベリージャム
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香の物、味海苔
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ごはんと味噌汁
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食後にコーヒー
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この日、泊まっていたのは、我が家の他には若いご夫婦だけで、朝食が終わった後、いろいろお話させて頂いた。
なんとこのご夫婦は、座敷童子さんのお宿ということで泊まったとのことで、昨夜撮ったというお部屋の動画には飛び交うオーブがたくさん!
こんなにたくさんオーブが写っているなんて!
お宿の皆さんとみんなで盛り上がった。
よくよく聞けば岩手県の緑風荘にも何度か行かれているそうで、そちらの話でも盛り上がり、楽しい時間となった。 -
一方、座敷童子さんがいるというお部屋に泊まった私たち夫婦は全くそれが感じられず、お宿のスタッフさんからは、すみません…と。
いやいや、見えたり感じたりしなくても、私がすぐ寝ついてぐっすり眠れたことが、座敷童子さんの恩恵だったのかも、と話をした。
実は昨年、緑風荘に行った時にもそうで、緑風荘の女将さんに聞いたのだ。
普段なかなか眠れないという人や、病気がある人だと、座敷童子さんがわざと眠らせるのだそう。
私も若い時は、緑風荘で座敷童子さんにイタズラされたり不思議なことがあったけれど、どちらかというと今は体調に不安を抱えていたりするので、眠らされちゃうのかもしれない。
いずれにせよ、今回初めて泊まった萬寿荘さわだ旅館は居心地よく過ごさせてもらえたし、食事も凄く美味しかったし、ここに泊まったおかげで早朝の金劔宮にも行けて鶴来という名前に興味も持てたし、素敵な若いご夫婦にも会えたし、なんだか本当にいいことづくめの時間となった。
感謝!
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