全国旅行支援で、初めての九州北西部をまわる旅『佐賀、長崎、熊本、福岡』／京急蒲田駅近くで前泊

2023/09/18 - 2023/09/21

「佐賀、長崎、熊本、福岡」の４県をまわるツアーの旅行記です。
今回の旅行で九州全県の塗り潰しがめでたく完了しました。

全国旅行支援もほとんどの県では終了していると思いますが、宿泊ホテルの所在地「熊本県と福岡県」では両県とも全国旅行支援を継続中(９月時点)で、旅行代金の10000円割引とクーポン4000円分付きでした。
さらに佐賀県からも佐賀空港を利用したからでしょうか？助成金が1人4000円分出たそうです。
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9/18(月) 　[前泊]
京急蒲田駅近くの「アイホテル京急蒲田駅前」に宿泊
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9/19(火) [ツアー１日目]
＊第２ターミナル2階のカウンターに6:30集合
＊羽田空港7:20発～佐賀空港9:15着　(ANA451便)
＊祐徳稲荷神社(参拝と昼食)
＊雲仙地獄(散策)
＊口之津(くちのつ)港(長崎県、南島原市)～鬼池(おにいけ)港(熊本県、天草市)・・・フェリーで30分位
＊天草松島温泉　「松島観光ホテル岬亭」に宿泊


9/20(水) 　[ツアー２日目]
＊世界遺産・崎津(さきつ)教会　(潜伏キリシタン関連遺産の一つ)
＊崎津諏訪神社　　(日本の伝統宗教と潜伏キリシタンの共存を表わす神社)
＊世界遺産・三角(みすみ)西港　(明治の時を記憶する港)
＊熊本市内(馬刺しの食べ比べ、辛子蓮根など郷土料理の昼食)
＊熊本城(天守閣も)
＊基山パーキングエリアでトイレ休憩
＊夕食は自由だったので「キャナルシティ」で夕食と買い物
＊「ホテル　モンテエルマーナ福岡」宿泊


　9/21(木) [ツアー３日目]
＊太宰府天満宮(仮殿を参拝)
＊唐津で昼食(「呼子のイカ」活き造り御膳)
＊有田ポーセリンパーク(有田焼の専門店と異国情緒ある庭園)
＊川登サービスエリアでトイレ休憩
＊佐賀空港で夕食
＊佐賀空港19:10発～羽田空港20:45着　 (ANA458便)

エリア 天草諸島(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

明日は早朝便のため、京急蒲田駅近くのホテルに泊まります。

駅ビル内にはスーパーマーケットやお惣菜やお弁当の買える店もあり、駅の並びには大戸屋、近くには日高屋などの飲食店もあります。

京急蒲田駅 駅

京急蒲田駅西口から歩いて3分位の「アイホテル京急蒲田駅前」です。
駅からも「赤と黒の建物」が見えるので、すぐに分かると思います。
ホテルの手前には神社があり、向かい側には公園があります。
商店街もすぐ近くなので、食べるところにも困りません。
ファミマやセブンイレブンもすぐ近くにあり便利でした。

アイホテル京急蒲田駅前 宿・ホテル

客室内は普通のビジネスホテルです。

ベッドも広くて良かったです。

バスタブと洗面台は小さめなので使いにくいですが、一泊なので問題ありません。
ロビーには電子レンジも3台あり、お弁当などを温める事も可能です。
アメニティはロビーに置いてありました。
とにかく駅に近いので、前泊が必要な時にはまた利用したいと思います。

7：20発の便で佐賀空港に向かいます。
バスゲートからの出発です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

9時半前に佐賀空港に到着しました。
初めての佐賀県です。

九州佐賀国際空港 空港

空港の駐車場は無料だそうです。

最初の観光は「祐徳稲荷神社」です。
日本三大稲荷神社の一つで、後の二つは京都の伏見稲荷と茨城の笠間稲荷だそうです。

祐徳稲荷神社 寺・神社・教会

奥の院まで行くつもりでしたが、かなり険しい道のように見えたので、途中で諦めて引き返しました。

御本殿
117段の階段を上った舞台造りの上に建てられた神社の中心の建物で、御本殿までの高さは18メートルあり、京都清水の舞台より高いそうです。

「なで馬」
撫でると悪いところが治ると聞いたので、とりあえず、全身をまんべんなく撫でておきました。

祐徳稲荷神社の参道にはお土産店や飲食店が並んでいますが、連休明けで閉まっているお店も多かったです。
飲食店のメニューはどのお店も同じような感じでしたが、野菜の多そうな「ちゃんぽん」を頂きました。

午後からは長崎県の雲仙地獄の見学です。
雲仙温泉は硫黄泉なので、温泉地らしく硫黄の匂いが漂っています。
連休明けのためか、私達以外の観光客はいないようで空いていました。

雲仙地獄 自然・景勝地

清七地獄

お糸地獄

真知子岩

雲仙地獄案内図

普段はもっと湯煙が出ているそうですが、訪問時はあまり湯煙が出ていなくて、地獄らしい写真は撮れませんでした。
途中には、食べると長生き出来るという黒たまごなども販売されていました。

いろいろな地獄がありますが、30分位あれば見て回れると思います。

雲仙地獄 自然・景勝地

雲仙地獄の次は「口之津港」(長崎県南島原市)からカーフェリーで「鬼池港」(熊本県天草市)に渡ります。

口之津港フェリーターミナル (島鉄フェリー) 乗り物

口之津港ターミナルビル内に「南島原イルカウォッチング」の受け付けコーナーもあり、高確率でイルカに出会えるそうなので、是非再訪してチャレンジしたいと思いました。

フェリーから見えるキレイな海

今回利用した島鉄フェリーです。
船内もキレイで、乗り心地も良かったです。

鬼池港 乗り物

乗船時間は約30分位でした。

本日の宿泊ホテル「天草松島温泉　松島観光ホテル岬亭」に到着です。

海沿いにあるホテルなので部屋からの眺望も期待していましたが、残念ながら海は全く見えませんでした。(別の部屋からは見えたかもしれません・・・)

客室は普通の和室でしたが、窓にはレースのカーテンがついてなくて、カーテンを開けると別の部屋から丸見えの状態でした。(建物がカーブしているため、よく見えてしまいました)

売店は小さめですが、熊本県の旅行支援電子クーポンは使えました。

松島観光ホテル 岬亭 宿・ホテル

和会席の夕食

後からカブト煮と魚フライ、ご飯、味噌汁が付きました。
美味しく頂きましたが、量はかなり控えめです。

朝食もセットメニューです。

ツアー２日目です。
ホテルを出発して「世界遺産・崎津教会」に向かいます。
こちらは「道の駅　崎津」で「天草市　崎津集落ガイダンスセンター」でもあり、潜伏キリシタンについてのVTRなどが放映されていました。

道の駅 崎津 道の駅

「道の駅　崎津」から歩いて崎津集落を散策します。
まずは「崎津教会」です。
靴を脱いで上がり、内部は撮影禁止だったと思います。

崎津教会から10分位歩くと「海上のマリア像」が見えます。
これより近くには行けません。

海上マリア像 名所・史跡

「海上マリア像」を見るための展望デッキ

海上マリア像展望デッキ 自然・景勝地

道の駅に戻る途中には崎津諏訪神社もありました。

崎津諏訪神社 寺・神社・教会

次は三角西港に向かいます。
途中、バスの窓からは天草四郎像が見えました。

日本一の天草四郎像 名所・史跡

三角西港に到着です。

三角西港は明治三大築港の一つで、オランダ人水理工師ムルドルの設計と、日本人石工の技術が融合した湾岸都市として、明治20年(1887)に開港し、九州有数の貿易港として栄え、平成27年７月に世界遺産に登録されたそうです。(パンフレットより)

三角西港 名所・史跡

三角西港全体図

三角西港 名所・史跡

三角西港築港の歴史

浦島屋
小泉八雲が立ち寄った当時の旅館の写真を元に復元したそうです。
内部の見学も可能でした。

釣りスポットにもなっています。

三角西港からは熊本市内に向かい、熊本城近くの「城見櫓」で馬刺しなどの昼食を頂きました。
馬刺しは赤身、霜降り、タテガミと3種類の食べ比べが出来、他には辛子蓮根などの郷土料理が味わえました。

城見櫓 グルメ・レストラン

レストランの窓からは熊本城が良く見えます。

熊本城 名所・史跡

昼食の後は歩いて熊本城に行きます。
初めての熊本城です。

天正16(1588)年に肥後の北半分の領主として熊本に本拠を置いた加藤清正が慶長12(1607)年に完成させた城。完全復旧した天守閣は、一般公開され、リニューアルした展示を見ることができる。(パンフレットより)

熊本城 名所・史跡

2016年の熊本地震で大きな被害を受け、復旧が進められている熊本城ですが、2021年６月には天守閣が完全復旧し一般公開がスタートしたそうです。

天守閣内は地下1階から地上6階まで7つのフロアがあり、フロアごとにテーマがあり、特色ある展示物を見ることができます。
6階の展望フロアからは熊本市街地を見渡せました。

熊本城の後は福岡市内のホテルへ向かいますが、途中の基山パーキングエリアでトイレ休憩です。

基山パーキングエリア 道の駅

本日の宿泊ホテル「ホテル　モンテエルマーナ福岡」に到着です。
ホテルのロビーは中国語？を話す方々で大混雑していました。

ホテル モンテ エルマーナ福岡 （ホテルモントレグループ） 宿・ホテル

ホテルは新しいようで、客室は広くてキレイです。

ホテル モンテ エルマーナ福岡 （ホテルモントレグループ） 宿・ホテル

自由夕食だったので、ホテルから歩いて15分位のキャナルシティ博多に行ってみました。

キャナルシティ博多 ショッピングモール

キャナルシティの噴水広場

某テレビ番組で密かに応援しているアーティストがこの場所で歌っていたので、いつか行ってみたいと思っていました。
博多と言うと屋台が有名ですが、そちらの方には興味を惹かれませんでした。

キャナルシティ内のマツモトキヨシ(ドラッグストア)では福岡県の旅行支援クーポンが使えたので、生活費の足しにと2000円分のクーポンで日用品を購入しました。

キャナルシティは大きな商業施設で、いろいろなお店があり、見て回るだけでも楽しかったです。

夕食もキャナルシティ内のファミレスで食べ、15分位歩いてホテルに戻りました。

午後8時ごろホテルに戻りルームツアーの続きです。
ペットボトルのミネラルウォーターが２本あります。(無料)
湯呑み茶碗ではなく、マグカップなのも嬉しいです。

大きな掛け時計があるのも便利だし、鏡も使いやすい場所にありました。
アメニティはフロント近くにあり、無料のコーヒーや紅茶もロビーで頂けました。

ツアー3日目の朝食です。
昨日のロビーと同様、朝食レストランでも中国語？を話す方々で混雑しています。
メニュー内容については、ごく一般的な朝食という感じです。
サラダコーナーにトマトが無かったのは残念でしたが、帰宅後トマトの値段がとても高くなっているのに気が付き納得しました。
お皿などは全て紙の使い捨て用でした。

ツアー最終日のきょうは、まず太宰府天満宮に行きます。
駐車場から参道を通って行きますが、途中には太宰府駅がありました。

太宰府駅 駅

隈研吾さん設計のスターバックスコーヒー店

スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店 グルメ・レストラン

駐車場から歩いて10分位で太宰府天満宮に到着です。

「学問の神様」菅原道真公を(天神様)を祀る神社で全国12000社の天満宮の総本宮で、学問、文化、芸術の神様として崇められ、3が日初詣には230万人、年間通しては1000万人、国内外より多くの参拝者が訪れているそうです。(パンフレットより)

太宰府天満宮 寺・神社・教会

御神牛
悪いところを撫でると良くなるとか・・・

御本殿は改修中のため、仮殿を参拝します。
正面からだと大勢の人が写ってしまうので、横から撮影しました。
御本殿改修工事完了予定は2026年だそうです。

あちこちに御神牛があります。
参道や境内に11体あるそうです。

太宰府の次は佐賀県の唐津に移動します。

「海舟」さんというお店で『呼子のイカ活き造り御膳』を頂きます。
透明なイカで、触ると少し動いたような気がしました。
イカの胴体部分は刺身で食べるので別皿に移し、ゲソの部分は一旦回収されて、後ほど天ぷらになって戻ってきました。
イカ活き造り以外にもイカシューマイ、茶碗蒸し、ご飯、味噌汁も付いて美味しく頂きました。

御宿　海舟 宿・ホテル

ツアー最後の観光は「有田ポーセリンパーク」です。

有田ポーセリンパーク テーマパーク

敷地内に入ると立派な宮殿が見えますが、まずは有田焼工房の方へ行ってみます。

工房内では陶芸体験も出来、実際にろくろ体験している方々もいました。

立派な宮殿が青空に映えてキレイです。

こちらの宮殿はドイツ、ドレスデンのツヴィンガー宮殿を模しているそうで、建物内に以前は資料館があったらしいですが、今は外から眺めるだけでした。

中庭のバロック庭園も絵になる風景ですね。

施設案内図は文字が薄くなっていて見づらかったです。
観光客は私達の団体だけで、少しさびれた感じもしました。

お土産店「蔵」もあり、陶器以外にも佐賀や長崎のお土産が売っていました。
日本酒の無料試飲コーナーもあったと思います。

有田ポーセリンパークでツアーの観光は終了です。
これから佐賀空港へ向かいますが、途中の川登サービスエリアでも休憩です。

川登サービスエリア 道の駅

名残惜しいですが、19：10発の便(定刻よりも15分遅れ)で帰ります。

九州佐賀国際空港 空港

羽田到着は21時ごろの予定なので、空港内のレストランで食事をします。
佐賀牛入りちゃんぽん(1300円)を頂きました。

レストランは以前は広かったらしいですが、現在はかなり狭くて、入店するまでしばらく待たされました。
レストランを利用したい場合には、時間に余裕を持って行った方が良いと思いました。

佐賀空港を定刻より15分遅れの19;:10に出発し、羽田空港には21時少し前に到着しました。

到着後は電車を乗り継いで、当日中になんとか帰宅出来ました。

お土産の一部です。くまモンのキャラクターが目立っていますね。

佐賀、長崎、熊本、福岡と４つの県を駆け足でまわるような忙しいツアーでしたが、4県とも初めての訪問だったので、とても新鮮に感じました。
旅行中は真夏のようにとても暑くて、毎日暑さとの戦いでしたが、晴天に恵まれてラッキーでした。

まだまだ行ってないところも多いので、47都道府県制覇を目指して、これからも旅行が出来たら良いなと思っています。

最後までご覧頂きありがとうございました。