全国旅行支援で北海道3泊4日周遊旅行／旭山動物園、富良野・ファーム富田、美瑛・四季彩の丘、小樽など

2023/07/05 - 2023/07/08

全国旅行支援を利用して、23年ぶりに(前回は2000年７月)北海道旅行に行ってきました。


7/5(水) [ツアー１日目]
＊ANA63便(羽田12:00発～新千歳13:35着)
＊占冠(しむかっぷ)PA
＊道の駅　あしょろ銀河ホール21
＊阿寒湖温泉　ニュー阿寒ホテル　　　　(バス走行距離270km)

7/6(木) [ツアー２日目]
＊硫黄山(いおうさん)
＊小清水原生花園(こしみずげんせいかえん)
＊斜里(しゃり) 「鮭のちゃんちゃん焼き」の昼食
＊知床五湖
＊道の駅　シリエトク
＊道の駅　メルヘンの丘
＊道の駅　おんねゆ温泉
＊層雲峡温泉　朝陽リゾートホテル　　　(走行距離412km)

7/7(金) [ツアー３日目]
＊銀河・流星の滝
＊旭山動物園
＊車窓から「ワッチワークの丘めぐり」　ケンとメリーの木など
＊美瑛・四季彩の丘
＊フラワーランドかみふらの「シーフードと豚肉の鉄板焼きの昼食」
＊富良野・ファーム富田
＊岩見沢(いわみざわ)PA
＊定山渓温泉　定山渓ビューホテル　　　(走行距離272km)

7/8(土) [ツアー４日目]
＊小樽で約2時間の自由散策
＊新千歳空港で買い物など
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (走行距離134km)
＊ANA66便(新千歳14:40発～16:15羽田着)


バスの合計走行距離は1088kmで、あらためて北海道の広さを感じました。

エリア 富良野(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今回はANA利用なので羽田空港第二ターミナルからの出発です。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

午後1時半頃、新千歳空港に到着し、添乗員さんや他の方々と合流です。
到着ロビーは大勢の人で混雑していたため写真が撮れず、こちらの写真はバスに乗る前に撮影しました。
関東地方と比べると、空気がさわやかで涼しく感じます。

新千歳空港 空港

バス車内に貼ってあった北海道地図です。
１日目が緑、２日目が赤、３日目が紫、４日目が赤と色分けされています。
距離感が良くわかりませんが、北海道周遊という感じのツアーだと思います。

きょうは阿寒湖温泉まで行きますが、新千歳空港を出発してから1時間10分位の「占冠(しむかっぷ)パーキングエリア」でトイレ休憩です。

自販機とトイレ以外にも小さな売店があり、白いとうもろこし、さくらんぼなどの農産物やお菓子なども売っていました。

占冠パーキングエリア 道の駅

占冠パーキングエリアからさらに1時間40分位のところにある「道の駅あしょろ銀河ホール21」でもトイレ休憩です。

こちらは道の駅ですが、営業時間が終わった後だったので、トイレの利用のみで、店内には入れませんでした。

道の駅 あしょろ銀河ホール２１ (旧足寄駅) 道の駅

「足寄」と言えば松山千春さんの出身地ですが、建物前には歌碑もあり、歌が大音量で流れていました。

こちらの道の駅は廃駅となった旧足寄駅の跡地に建てられたそうで、旧足寄駅舎が残っていました。

午後7時頃、「ニュー阿寒ホテル」(シャングリラ館)に到着です。

ニュー阿寒ホテル 宿・ホテル

客室は和室で、金庫もあります。

阿寒湖に面したレストランでバイキングの夕食です。
つぶ貝などの珍しい料理もあり、料理の品数は多かったと思いますが、YouTubeや他の方の旅行記で見た「カニ」は無かったと思います。

ホテルロビー

大きなホテルで、吹き抜けになっています。

食事の後、「天空ガーデンスパ」という展望大浴場に行ってみるとインフィニティプールのようになっていて面白かったです。
混浴ですが、上下セパレートの湯浴み着を無料で借りられるので、とてもゆっくりと楽しめました。
暗くて外の景色は見えませんでしたが、25メートルプール位の広さがあったように思います。

バイキングの朝食ですが、夕食以上に混んでいて、料理を取りに行くのも大変でした。
大人の団体以外にも、小学生の修学旅行のような団体もいました。
料理の種類は多かったですが、温泉たまごがほとんど生のような状態だったのが残念です。

ホテルの近くには「アイヌコタン」というアイヌ民族が暮らしている集落があって、民芸品店やアイヌ料理の飲食店などもあったようですが、今回は時間がなくて行けなかったので、是非再訪したいと思います。

7/6(木)、ツアー２日目です。
ホテルを8時に出発して、まずは硫黄山に行きます。

硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ」と言い、屈斜路湖のカルデラにより隆起した活火山で、川湯温泉の源泉となる山だそうです。

硫黄山 自然・景勝地

硫黄の匂いが強烈ですが、私は好きな匂いです。
トイレは売店内と外と2ヶ所ありました。
売店はお土産の種類が比較的多かったと思いますが、団体のバスがほぼ同時に到着したため、売店内とトイレは行列でした。

次は小清水原生花園(こしみずげんせいかえん)です。
残念ながら、今回はそれほど花が咲いていませんでした。
遊歩道があり、オホーツク海を見ながらの散策が出来ました。

網走国定公園 小清水原生花園 自然・景勝地

原生花園駅(5～10月のみ臨時停車)があり、丁度JRの電車が見られました。

昼食は斜里(しゃり)の「ガーデンハウス藤苑」というお店で「鮭のちゃんちゃん焼き」を頂きます。
鮭のちゃんちゃん焼きは、お店の方が目の前にある大きな鉄板で作ってくれて、キャベツと鮭の味噌炒めという感じで美味しかったです。

こちらのお店にはお土産売り場もあり、クーポンでラベンダーソープを購入しました。

ガーデンハウス藤苑 グルメ・レストラン

次は知床に向かいますが、雨がかなり激しくなってきました。

知床五湖の中の一湖を自由散策の予定でしたが、傘が役に立たない位に雨風がとても強くなり、私は途中まで行って引き返しました。

しばらくして、雨が止んだタイミングで、高架木道をしばらく歩きましたが、吹き飛ばされそうな強風と残り時間も少なくなってきたために、残念ですが再度引き返しました。

ガイドツアーの受付コーナーもありましたが、5～７月はクマの目撃情報もあるらしく、クマの生態についてのレクチャーを受けてから参加するそうです。

お土産売り場やトイレはありました。

知床五湖 自然・景勝地

知床では悪天候のため、満足な散策は出来ませんでしたが、またいつか行ってみたいと思います。

知床の後は、きょうの宿泊地の層雲峡温泉に向かいます。
途中「道の駅　うとろ　シリエトク」で休憩です。
海の近くにある道の駅で、新しい建物のようです。
海産物などのお土産も豊富で、宅配便の受け付けコーナーもあったと思います。

道の駅 うとろ シリエトク 道の駅

「道の駅　メルヘンの丘めまんべつ」でもトイレ休憩です。
お土産売り場以外にもレストランや野菜の直売所もあります。

店内で頂いた小冊子によると、こちらの道の駅は大空町(女満別町と東藻琴村が合併)にあり、女満別空港の近くです。
実際、バスで走っていると、女満別空港が見えました。

空港が近いという事は関東地方からも行きやすいという事で、芝桜で有名な「ひがしもこと芝桜公園」も近く？にありそうだし、夏から秋にかけては、一面のひまわり畑が楽しめるらしいので、女満別空港を利用して是非再訪したいと思います。

道の駅 メルヘンの丘めまんべつ 道の駅

長距離の移動なので、「道の駅　おんねゆ温泉」でも休憩です。
午後5:50頃の到着で道の駅の営業時間は終わっていたので、トイレ休憩のみになりました。
道の駅の建物から遠くの方に「北きつね牧場」も見えます。

道の駅 おんねゆ温泉 道の駅

午後7時頃ようやく「層雲峡温泉　朝陽リゾートホテル」に到着です。

客室はスッキリした感じの和洋室で、窓の外には川が見えます。
部屋には2リットルのペットボトルとお菓子がサービスで置いてありました。
館内着は上下分かれた作務衣風のもので、浴衣よりも着やすくて良かったです。
ドアは手動(オートロックではない)で、金庫もありました。

層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル 宿・ホテル

トイレと洗面所が別なのは嬉しいです。
バスタブはなく、シャワーだけでしたが、大浴場を利用するので問題ありません。

バイキングの夕食です。
北海道とは関係のない料理が多かったように思います。

ホテル入り口近くです。
朝食前に撮影しました。

層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル 宿・ホテル

バイキングの朝食です。
料理は普通ですが、それほどの混雑は無くて良かったです。

きょうは7/7(金)でツアー３日目です。

朝、窓を開けると雨が激しく降っていて驚きましたが、ホテルを出発する頃にはキレイな青空が見えてきました。

まずは、銀河の滝の見学です。

銀河の滝 自然・景勝地

近くに流星の滝も見えます。

ガイドブックによると「約90メートルの落差を太い流れで落ちていく『流星の滝』と、白糸のように繊細な『銀河の滝』。その対象的な姿から『男滝・女滝』と呼ばれる」そうです。

駐車場近くには売店やトイレもありました。

流星の滝 自然・景勝地

滝を見た後はは旭川市にある「旭山動物園」に行きます。

旭山動物園は日本最北の動物園で、昭和42年の開園だそうですが、閉園の危機などもあり、平成9年に動物の行動展示を始めてから、全国的に有名になったそうです。

旭山動物園は初めての訪問で、ホッキョクグマ、アザラシ、ペンギンなどは絶対見たいと思ってきました。

団体の入り口は東門なのですが、人気の動物は西口近くにいるので、まずは西口近くまで歩きます。

旭山動物園 動物園・水族館

最初に「ホッキョクグマ館」へ行きます。

ホッキョクグマのアップ

泳いでいるホッキョクグマを撮影するのは難しいです。
水中へダイブする姿を撮影したかったのですが、待っていてもダイブせず・・・。

外のホッキョクグマは暑そう？でした。

次は「あざらし館」

アザラシが円柱形の水槽を垂直に泳ぐ写真が撮りたかったのですが、しばらく待っていても円柱形水槽には入ってくれません。

「ぺんぎん館」

かなり近くで見られます。

天気が良い日だったので、見ている人間も暑いですが、ペンギンも暑そうですね。

外のペンギンをずっと見ていて、泳いでいるのを見るのは忘れてしまいました。

きりん舎

キリンの周りには誰もいません。

かば館

カバは「排泄物を飛ばす事があるので注意」と書いてありました。

さる山
猿が人間を見ているようにも見えます。

ワオキツネザル

旭山動物園は人気のある動物園なのでかなり混雑していましたが、90分という短時間でしたが一通りまわれて良かったです。

お土産売り場も何ヶ所かあり、電子クーポンでホッキョクグマ模様の可愛いエコバッグを記念に購入しました。

お土産店の中には全国旅行支援のクーポンが使えないお店もあったので、使いたい場合には買い物前に確認した方が良いと思います。

旭山動物園を堪能した後は、車窓から「パッチワークの丘めぐり」です。
昔、何かのコマーシャルで見たような「ケンとメリーの木」もありました。

次は美瑛にある「四季彩の丘」に行きます。
とても天気が良く、大勢のお客さんで混み合っています。

足の悪い方や歩くのが面倒な方には、園内を周遊する乗り物もありました。(有料)

四季彩の丘 公園・植物園

ラベンダーがキレイです。

紫色が濃いです。

小さめの向日葵も咲いています。

色とりどりの花々が見事です。

四季彩の丘 公園・植物園

四季彩の丘の出入り口です。
大勢のお客さんが写らないように屋根の部分だけ撮影しました。

四季彩の丘について、今まで全く知りませんでしたが、とてもキレイで見応えがありました

四季彩の丘 公園・植物園

きょうの昼食は「フラワーランド　かみふらの」です。
「シーフードと豚肉の鉄板焼き」で自分で焼いて食べるスタイルです。
デザートのメロンは350円で追加注文して美味しく頂きました。

フラワーランドかみふらの テーマパーク

昼食後は花畑の見学も出来ました。

午後からはラベンダーで超有名な「ファーム富田」さんへ行きます。
23年前(2000年)の７月にも来たのですが、その時はほとんど咲いてなくて、ガッカリした記憶があります。

ファーム富田 公園・植物園

きょうはバスを降りた瞬間からキレイなラベンダーが見られて嬉しいです。
こちらはバス駐車場のすぐ側のラベンダーです。

ガイドブックには、見頃は７月中旬～と書いてありましたが、きょう(7/7)でも満開と言える位キレイです。

ラベンダー以外のお花もキレイです。

どの写真を旅行記の表紙にしようか迷いましたが、ラベンダー色が一番濃く見えるのでこの写真に決めました。

ファーム富田 公園・植物園

ラベンダーは素晴らしく大満足でしたが、トイレも売店もかなり混んでいました。
駐車場近くのトイレは大行列だったので、別の場所のトイレを使用した方がいいかもしれません。
駐車場も激混みで、自分の乗るべき観光バスを探すのも大変でした。

キレイなラベンダーを堪能した後はホテルに向かいます。
途中、岩見沢サービスエリアでトイレ休憩です。

観光バスが何台も停まっていて、トイレも大行列です。
トイレの空き情報が分かる電光掲示板が入り口にあり、これは便利だと思いました。

岩見沢サービスエリア 道の駅

本日の宿泊ホテル「定山渓ビューホテル」です。

特にきょうは週末の金曜日なので、ホテル中が混んでいるような状態です。
エレベーターも順番待ちで、温泉やレストランの混み具合も心配になります。
当然ですが団体客も多く、韓国人らしき方々が多かったように思います。

こちらのホテルにはプールもあるので、子供連れの方も多かったです。

定山渓ビューホテル 宿・ホテル

客室は和室で、金庫もあり、ドアの開閉は手動です。
こちらのホテルでも2リットルのペットボトルがサービスで置いてありました。

バイキングの夕食です。
大勢のお客さんでレストランは激混みで、とにかく取れそうな料理を手当たり次第取ってきました。

きょうは7/8(土)で、ツアー４日目で最終日です。

バイキングの朝食です。
夕食時以上に大混雑です。
ご飯の上にいくらや鮪やサーモンなどを好きなだけ乗せて食べられる「勝手丼」のコーナーもありました。

ホテルチェックアウト後は小樽で約2時間の自由散策です。
こちらはガイドブックなどで良く見る「小樽運河」です。

小樽運河 名所・史跡

小樽では「運河クルーズ」の船に乗りたいと思っていたのですが、やはり満席で乗れませんでした。
もちろん事前に予約すれば良かったのですが、小樽到着の正確な時間が分からなかったため予約が出来ませんでした。
時間に余裕があれば、次の便には乗れたかもしれませんが、ツアーは集合時間厳守なので諦めました。

運河クルーズは諦め、普通に小樽の散策です。
この日はとても良い天気で、温度は26度位という事ですが、熱中症が心配になるぐらいの暑さで、あちこちのお店で涼みながらの散策になりました。

小樽と言えば「ルタオ」と言うぐらい有名な洋菓子店「ルタオ」のお店にも行ってみます。
入り口では試食のチーズクッキーを配っていたり、店内ではケーキの試食も出来ました。
もちろん、とても美味しくて買いたくなりますが、常温での持ち運びが出来ない商品が多かったです。

小樽での散策の後は新千歳空港へと向かいます。

バス車内で帰りの航空券を受け取り、2階のセンタープラザで添乗員さんや他の方々とお別れです。

今回のツアーは全国規模でのツアーで、添乗員さんのお話によると、新千歳空港から国内13の空港に別れてそれぞれ別の飛行機で帰るようでした。
それにしても、13もの空港へと帰るというのは驚きです。

新千歳空港 空港

名残惜しいですが、新千歳14:40発ANA66便で帰ります。

出発ロビーや搭乗手続きカウンターは大勢のお客さんで混雑し、どこに並べば良いのかわからない位でした。

搭乗手続きが済んだ後は、お土産売り場などを見てまわりましたが、人気のお店ではレジ待ちの行列も凄かったです。

最後にロイズのラスクを2種類購入し、これで買いたい物も全て買って、もちろん全国旅行支援の電子クーポンも使い切りました。

昼食用には空港内のローソンで北海道らしいおにぎり(甘い煮豆入りのお赤飯など)を購入し、搭乗ゲート近くで頂きました。
時間があれば、レストランでゆっくりと食事をしたかったですが、そこまでの時間はありませんでした。

あっと言う間の４日間でしたが、知床以外は良い天気で、特に富良野ではとてもキレイなラベンダーに感動し、さらに初めての旭山動物園では、可愛い動物達を間近で見られて癒されました。

４日間のツアー中には鹿を目撃した事も数回ありました。
ガイドさんが「シカ」と教えてくれるのですが、残念ながら写真は撮れませんでした。

移動距離が長いため、ホテルでの滞在時間はやや短めで、ホテル周辺の散策などは出来ませんでしたが、短期間でいろいろなところに行けて楽しい旅行になりました。


最後までご覧頂きありがとうございました。

[オマケ]
今回購入したお土産などです。(食べてしまってパッケージのみの物もあります)

この旅行記へのコメント （2）

• マプトさん 2023/09/04 06:17:45

  凄い移動

  おはようございます。
  はじめまして。道北に住んでいます。
  道内バスツアー、読みました。しかし、新千歳を軸に凄い移動ですね。ただ、雨で知床は残念でしたね。道内広しです。また来てくださいね

  fuhchibahさん からの返信 2023/09/17 16:27:46

  RE: 凄い移動

  初めまして。こんにちは。
  
  コメント頂いたのに気が付かず、返信が大変遅くなって申し訳ありません。
  本当に北海道は広いですね。とても個人では移動出来ない距離だったと思います。
  今回は忙しいツアーだったので、次回の北海道旅行はもう少しゆっくりしたいとも感じました。
  知床では残念ながら大雨だったので、是非またチャレンジしたいと思います。