2022/10/28 - 2022/10/29
501位(同エリア1284件中)
赤い彗星さん
この旅行記のスケジュール
2022/09/28
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徒歩での移動
1分
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徒歩での移動
30秒
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徒歩での移動
1分
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バスでの移動
6分
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徒歩での移動
15分
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徒歩での移動
3分
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新潟港
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バスでの移動
15分
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この旅行記スケジュールを元に
観光循環バスを利用した新潟市内観光後半戦。
バスの運行ルートでは、恐らく観光の最大の目玉であろう
旧齋藤家別邸で見事な日本庭園を眺めました。
新潟市内には、古くから残る歴史的建造物が多かったのですが、
観光ルートのどの施設も案内板などがきちんと整備されていて、
無料で観光できる施設も多かったのが印象的でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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砂丘館から、それほど離れていない旧齋藤家別邸に向けて、バスには乗らずに歩いて向かう途中に見かけた神社に寄り道。
新潟大神宮 寺・神社・教会
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新潟大神宮は、明治5年に伊勢神宮から分霊され、創建されました。
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御祭神は、天照大御神。
境内は広くはありませんが、緑が多く静かな神社でした。 -
新潟大神宮から、徒歩1分の旧齋藤家別邸に到着。
観光循環バスで巡ることが出来る観光施設の中では、最も観光客が多く、人気のある施設かと思います。旧齋藤家別邸 名所・史跡
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白山公園に邸宅の一部が移築され燕喜館となっていましたが、同じ齋藤喜十郎氏が大正7(1918)年に建てた別荘が、旧齋藤家別邸として公開されています。
入場料は300円。観光循環バスの一日乗車券を提示すると240円に割引されます。 -
旧齋藤家別邸は、庭園を散策する事が出来ます。
庭園を散策する場合は、こちらの門から奥に向かいますが、まずは受付と別邸内の見学を行います。 -
玄関で受付し、そのまま奥に進むと大広間に到着します。
大広間の窓は開け放たれていて、広大な庭園の風景が目に飛び込んできます。 -
秋も深まってきている時期でしたが、庭園の緑はまだ青々としていました。
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襖が全て金色になっている仏間。
右手の棚に仏壇が置かれていましたが、仏壇を隠す襖は上下に動作させる襖となっています。仏壇の横には、神棚も祀られていました。 -
当主の喜十郎氏が、プライベートや迎賓用に使用していた西の間。
二間続きの部屋になっていて、窓からは竹林が見えます。 -
旧○○住宅とかではあまり見かけず、京都の寺院とかで描かれていそうな孔雀絵。
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紅いモミジが浮かべられた手水鉢。
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旧齋藤家別邸のミニチュア。
多くの部屋がある別邸や蔵などの建物群の敷地もかなりのものですが、
庭園スペースがその倍くらいの広さがあります。 -
見るからに重くて頑丈そうな金庫。
開ける事は勿論、持ち運びも難しい造りですね。 -
大正もしくは、昭和初期の芸妓さんの写真が展示されていました。
当時の白黒写真が、カラー化されていますね。 -
小さな物入の襖絵ですが、東山魁夷の絵画のような色遣い。
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主屋の2階にも大広間があり、そこからも庭園を眺める事が出来ます。
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見る角度が違えば、同じ庭園でも違う風景のように見えます。
1階よりも2階の方が人が少ないので、混んでいる時は2階からの方が、落ち着いて庭園を眺める事が出来ると思います。 -
庭園に向かう門の前の燈籠。
西洋鎧やフィッシングのマスクのような造形です。 -
十三重石塔燈籠と田舎家。
燈籠の上に乗る石塔が高すぎて、燈籠であることを見落としてしまいます。 -
庭園奥にある大滝。新潟県で産出された海老ヶ折石という高級石材を使用して、この滝を造り上げているそうです。
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庭園の木々の間から見える主屋。城郭の櫓のようにも見えます。
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庭園の中央には、雪見灯籠と名付けられた大きな灯籠が置かれています。
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主屋と庭園の風景。造園には、3年もの歳月がかけられたそうです。
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旧齋藤家別邸の庭園は、非常に緑の多い回遊式庭園です。
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旧齋藤家別邸の隣に建つ行形亭。
江戸時代中期の元禄時代から、300年も続く料亭です。行形亭 グルメ・レストラン
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旧齋藤家別邸の周囲は、歴史ある建造物が並んでいる歴史的景観地区です。
建物に面している道路は、観光しやすいように整備されています。 -
旧齋藤家別邸から、歩いて1分程のご近所にある北方文化博物館新潟分館を訪れました。入館料は450円ですが、観光循環バスの一日乗車券を提示すると100円割引になります。
北方文化博物館新潟分館 美術館・博物館
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昨日訪れた新潟市郊外の北方文化博物館本館となっている豪農の館と比較すると、普通の邸宅のようにも見えますが、武家や商家の住居のような大きな邸宅です。
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邸内に入ると、手作り感溢れる新潟分館の見取り図で案内してくれます。
研究発表を見ているようでほっこりします。 -
北方文化博物館本館の主であった七代目伊藤文吉が、新潟の別邸として大正初期に購入した邸宅が、現在の北方文化博物館新潟分館です。
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庭園に面した開け放たれた広間に残る障子窓も風情があります。
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本館のような大広間ではありませんが、充分に大きな庭園を擁した邸宅です。
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主屋の2階から眺めた庭園の風景。
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主屋2階の窓越しの風景は、温泉旅館から眺める山々の風景のようにも見えます。
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縁側には履物も用意されていて、庭園を散策できるようになっています。
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昭和3年に主屋の横に建てられた洋館。
新潟出身の文学者である会津八一が、十年間起居した建物です。
1階は書斎と応接間、2階を寝室として利用していました。
伊藤家6代当主の弟たちが、学校の先輩や同級生だった縁で伊藤家と親しく、戦災で東京から新潟に帰京した後、こちらの別邸で暮らすことになったようです。 -
北方文化博物館新潟分館近くの金井写真館と看板の掛かった洋館。
こちらは今でも住宅として利用されていて観光施設ではありません。 -
北方文化博物館新潟分館前バス停から、旧小澤家住宅入口バス亭までバス移動。10分も掛からないくらいの道程です。
道路に面した旧小澤家住宅は、一見普通の商家にも見えますが、この後ろには旧齋藤家別邸に匹敵するような大きな屋敷と庭園を備えています。旧小澤家住宅 名所・史跡
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旧小澤家住宅の入場料は200円。
観光循環バスの一日乗車券を提示すると160円で入場できます。 -
入場後すぐの座敷と仏間。
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囲炉裏の設けられた茶の間。
庭にも面していて、家族団欒の場所だったんでしょうね。 -
邸内には、新潟の工芸品も展示されています。
こちらは和紙を使った工芸品ですね。 -
和紙の装飾に錦鯉をあしらった照明の工芸品。
淡くて優しい灯りです。 -
主屋の通り土間を抜けて、蔵の前の土間を真っ直ぐ進むと庭園に出ます。
庭園には何故か二羽の鶴の人形が。 -
庭園には藤棚もありますね。
暑い時期は、直射日光も遮って涼しく過ごせそうです。 -
小澤家は、江戸時代は米穀商を営んでいましたが、明治に入り回船業に進出した後、運送・倉庫業、回米問屋、石油商と様々な事業に携わり、新潟でも有数の豪商になったそうです。
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時間の合うバスがなかったので、旧小澤家住宅から歩いて旧新潟税関に到着。
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ぱっと見た目、北海道の牧場で見る建物のような外観です。
旧新潟税関庁舎は洋風建築物にしか見えませんが、日本の職人が日本の建築技術で見よう見まねで洋風っぽく造った建造物ということで、擬洋風建築というジャンルだそうです。旧新潟税関庁舎 名所・史跡
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建物内部は、旧新潟税関庁舎の説明や展示と休憩室になっています。
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旧新潟税関庁舎は、幕末に開港した新潟・横浜・函館・長崎・神戸の中で、唯一現存する運上所遺構として重要文化財に指定されています。
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昭和57年に復元された石庫(いしぐら)。
税関で輸出入品を一時的に保管する倉庫として建てられました。
木造建築ですが、防火のために外壁に石を用いている事から、石庫と命名されたそうです。 -
広場を挟んで新潟市歴史博物館みなとぴあの対面に建っている旧第四銀行住吉町支店。昭和初期の建物で正面にイオニア式の列柱を並べたギリシャ風の古典主義様式の建物です。当時は、銀行建築として流行の様式だったそうです。
旧第四銀行住吉町支店 名所・史跡
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平成14年3月まで使用されていた建物は、平成15年12月に現在の場所に移築、復元されました。移築されてからすでに20年近く経っていますが、新築と見紛うほど内装はピカピカでした。
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2階への階段は、レッドカーペットが敷かれています。
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復元された会議室。
議長席もありますし、現在の会議室では見る事のない机や椅子だと思います。
一般社員は使用しない役員会議室といった造形です。 -
天井のステンドグラス。
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旧応接室。洋風の小さな応接室も展示されていましたが、こちらは和室で宴会接待等に用いられたと思われる応接室です。
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和室の窓は直接建物には接しておらず、このようにコンクリート造りの建物の内部に廊下を経て、和室が設けられていました。
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欄間は水墨画のようなデザインでした。
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信濃川河口が新潟港として整備され、北陸や東北沿岸の都市とフェリーで結ばれています。旧第四銀行住吉町支店や歴史博物館みなとぴあは、信濃川に面した場所に立地しています。
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天気も回復して、歩き回っていると汗ばむような陽気。
正面の大きなビルは、信濃川の中州に建っている朱鷺メッセ。
無料で開放されている展望台もあるようなので、新潟市を一望できるかと思います。次回新潟に来る際には訪問してみよう。 -
新潟市の歴史博物館みなとぴあ。
歴史建造物ではありませんが、1911(明治44年)に建造された二代目の新潟市庁舎の外観を取り入れた建物です。二代目新潟市庁舎は、木造建築物でした。新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館
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博物館内部は、常設展示室と企画展示室、体験セミナーなどで構成されています。昭和初期から中期頃の風景ですかね。古い時代のちゃぶ台を囲んだ食卓が再現されています。
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江戸時代の新潟の宴会料理を復元した展示。
鰻に大きな焼き鮭、野菜や酢の物など、今でも充分高級料理として提供されそうな献立です。 -
体験セミナー室。わら打ちや機織りなど実際に歴史を触って学べるコーナーです。
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歴史博物館みなとぴあの入場料は300円です。
観光循環バスの一日乗車券を提示すると240円に割引されます。 -
みなとぴあからバスで新潟駅まで戻ってきました。
新潟から自宅に帰る前に、新潟駅に隣接しているビルのぽんしゅ館に立ち寄り。ぽんしゅ館 (新潟駅前店) 専門店
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店の前に立つ一升瓶を持った店員さん風の人形が目印です。
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テレビで何度も見たことがあったけど、初体験の唎酒番所。
500円で5枚のコインとお猪口を渡されるので、5枚のコインを組み合わせて、好きな日本酒を試飲することが出来ます。まず一杯目は、越後の龍:上杉謙信の名前を冠した日本酒から。計4杯の日本酒を頂き、ほろ酔い気分で無事帰宅の途に就きました。
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